2:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 22:34:54.27 ID:jrWi41vc0
杏子「うー寒っ、そういや公園で野宿したんだっけ」
杏子「あ痛たたた、背中痛え……この前さやかんちに泊まってフカフカの布団で寝たからかなあ、慣れてるはずなのに」
杏子「ん……げ、ヨダレで顎がパリパリじゃねーか! 顔洗わねーと」
ザーッ バシャバシャバシャ
杏子「ふいーっ、目が覚めた」
杏子「う……」グーッ キュルルルル…
杏子「あんな夢見たもんだから腹減っちまったな……いや、腹減ってるからあんな夢見るのか」
8:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 22:39:57.57 ID:jrWi41vc0
杏子「朝飯朝飯、何残ってたかなあ」ガサゴソ
杏子「げっ……うんまい棒一本しか残ってねえ」
杏子「まあ仕方ない、あるだけマシか。いただきまーす」サクサク
杏子「うんまい! チーズ味!」
杏子「うんまい棒はうんまいからうんまい棒なんだよなー」サクサク
杏子「……」グギュルルルルル…
杏子「やべ、中途半端に食ったら余計に腹減ってきたぞ……」
10:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 22:44:47.60 ID:jrWi41vc0
ほむら「それで、どうして私の家なの」
杏子「仕方ねーじゃんか、さやかんちは昨日の今日だし。それに、まどかやさやかんちだと親御さんがいるから気が引けるんだよ」
ほむら「巴マミの家に行けばいいじゃない……大歓迎されるだろうし、きっと食べるものにも困らないわよ」
杏子「あいつんち行くとやたら世話焼いてくるから苦手なんだよ……」
杏子「それにマミはパン派だし」
ほむら「?」
ほむら「まあいいわ……仕方ない、私の朝食を分けてあげるから待ってなさい」
杏子「やりぃっ、そうこなくっちゃ!」ワクワク
13:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 22:49:32.60 ID:jrWi41vc0
ほむら「はい、召し上がれ」
杏子「……」
ほむら「どうしたのよ」
杏子「何だよこれ……」
ほむら「見ての通り、カロリーメイトよ」
杏子「何でだよ! 朝飯じゃねーのかよ!」
ほむら「立派な朝食じゃない……フルーツ味は嫌いだったかしら? チーズ味の方がよかった?」
杏子「あ、いや、チーズはもういい」
14:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 22:53:35.50 ID:jrWi41vc0
杏子「じゃなくって! そんな朝飯じゃ力出ねーじゃねーかよ!」
ほむら「大塚製薬を甘く見ない方がいいわ。バランス食品なのよ。私は毎朝これだし」
杏子「違う! あたしが求めてすのはこれじゃねえ!」
杏子「あたしはほっかほかのご飯が食いたいんだよー!」ジタバタ
ほむら「そんなこと言われても……お米なんて買ってないわよ」
杏子「えっ」
杏子「……」シューン…
18:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 22:59:19.84 ID:jrWi41vc0
ほむら「そこまで落ち込むことないじゃない……」
杏子「しばらくそっとしといてくれ……今あたしのハートは粉みじんなんだ……」
ピンポーン ゴメンクダサーイ
ほむら「あら……?」
ピンポーン ピンポーン ゴメンクダサイマシー
ほむら「誰かしら、こんな朝早くから……今日は来客が多いわね」
19:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 23:04:57.02 ID:jrWi41vc0
ガチャ
仁美「ああよかった、おはようございますー」
ほむら「志筑仁美? あなた、私の家の住所知ってたかしら?」
仁美「まどかさんに教えていただきましたの。今日はちょっとおすそ分けに」
ほむら「あら……お米じゃない」
<コ、コメダッテー!!? ドタドタドタ
杏子「お……」
杏子「おおおっ! 本当に米じゃねーか!」
21:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 23:09:33.67 ID:jrWi41vc0
まどか『あ、仁美ちゃんおはよー』
仁美『おはようございます。この間お話した通り、うちのグループの田んぼで新米がとれましたのでおすそ分けに参りました』
まどか『うわあ! ありがとう、パパも喜ぶよ!』
まどか『ねえ、仁美ちゃん……もし。もし迷惑じゃなかったらなんだけどね?』
まどか『ほむらちゃんにも新米、分けてあげてくれないかな?』
仁美『暁美さんですか?』
まどか『うん。ほむらちゃん、家庭の事情で一人暮らししてるんだけど、ちゃんと食べてるか不安で……ほっとくとカロリーメイトばっかり食べてるから』
仁美『なるほど……ええ、構いませんよ。たくさんありますし』
まどか『本当? ありがとう! えっと、住所はね……』
仁美「……というわけですの」
ほむら「カロリーメイトは優秀な食品なのに……」
23:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 23:14:23.40 ID:jrWi41vc0
杏子「まぶしい……どこの誰かは知らないが、あたしにはあんたが神様か仏様に見えるぜ……!」
仁美「あの……さっきから気になってたんですが、そちらの方はどちら様ですか?」
ほむら「……」
ほむら「近所に住んでるホームレスの子よ」
杏子「ちょっ……オイ!」
ほむら「嘘は言っていないつもりだけど」
杏子「言い方ってもんがあるだろーが!」
24:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 23:17:31.87 ID:jrWi41vc0
ほむら「……この子は佐倉杏子。えーと、親戚の子なの」
ほむら「まどかやさやかとも仲がいいのよ」
仁美「まあ、そうでしたか」
仁美「志筑仁美と申します。暁美さんたちとは一緒のクラスですの。よろしくお願いしますね」
杏子「おう! それよりあんた、早く上がってってくれよ! 狭いことだけどさ」
ほむら「誰の家だと思ってるのよ……」
25:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 23:21:14.68 ID:jrWi41vc0
杏子「こ、これが新米……すげえ、炊いてないのにつやつや透き通ってやがる……!」
仁美「杏子さんはお米が好きですの?」
杏子「大好きだ! ほむら、早く炊こう! すぐに炊こうぜ!」
ほむら「ああもう、勝手に開けて……わかったわよ」
ほむら「それにしても志筑仁美……あなた一人で持ってきたの?」
仁美「ええ、お友達の家を訪ねるんですもの。せっかくですから」
ほむら「……意外と体力あるのね」
26:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 23:26:00.19 ID:jrWi41vc0
ほむら「炊飯器を使うのも久しぶりね……」ザザーッ
仁美「新米は水分が多いですから、お水は少なめでいいんですよ」
仁美「本当は炊く前に少し水につけておくといいんですけど……」
杏子「……」ワクワク
仁美「杏子さんは待ち切れなさそうですね」クスッ
28:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 23:31:17.09 ID:jrWi41vc0
炊飯器「……」
杏子「……」ジー
ほむら「べったり張り付いちゃって……」
仁美「本当にお米が好きなんですね。持ってきた甲斐がありましたわ」
炊飯器「……」シュウウ…
杏子「おおっ……甘い匂いがする……」クンクン
30:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 23:37:57.13 ID:jrWi41vc0
ピーッ
杏子「鳴った! ほむら、炊けたぞ!」
ほむら「はいはい、少し落ち着きなさい」カパッ
フワア…
杏子「お」
杏子「おおおおおっ! つやっつや! ほっかほかのご飯だあ……!」
ほむら「しゃもじで軽く掘り返して、と」
杏子「うおお、この湯気だけでメシが食える……あ、これがメシだっけ」
32:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 23:42:52.38 ID:jrWi41vc0
ほむら「お茶碗に軽く一盛り、と」
杏子「うっはあ……」
杏子「ほ、ほむら。食っていい? 食っていいか?」
ほむら「まだ何の準備もしてないけれど……そのままでいいなら、はい」
杏子「おおお……」
杏子「いただきまーす!」パクッ
杏子「んむ、ほふっ」ハフホフ
杏子「くおおおっ! 米一粒一粒がしっかりしてて、甘くって……! 幸せ~~っ!」ジーン…
34:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 23:45:54.73 ID:jrWi41vc0
ほむら「えーと、何かおかずになりそうなものあったかしら……」ゴソゴソ
杏子「……」ハフハフ カカカッ
杏子「おかわり!」
仁美「食欲旺盛ですわね、見ていて気持ちがいいですわ」
ほむら「放っておくと一人でジャーを空にしかねない勢いね……」
ほむら「とりあえず漬け物と、缶詰めがいくつか出てきたわ」ゴトッ
36:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 23:50:55.87 ID:jrWi41vc0
仁美「白菜の浅漬けですね」
杏子「米は食わないのになんで漬け物があるんだ?」
ほむら「お茶に合うのよ」
杏子「……変なところで渋い趣味してるな」
杏子「まあそれはいいとして、ご飯の上に白菜を乗せて……」
杏子「よーし、巻いて食っちまうぞ……!」ハムッ ザクッ
杏子「……!」
杏子「くあっ、塩気がきいて……! さっすが漬け物、ご飯との相性抜群だぜ!」
仁美「本当に美味しそうに食べてくれますのね」
ほむら「私たちも食べましょうか……はい、志筑仁美」
39:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/23(木) 23:56:19.92 ID:jrWi41vc0
杏子「この缶詰めは……イワシの蒲焼きか!」
ほむら「好きに開けていいわよ」
杏子「よ、よーし」ペコッ カパッ
杏子「おお……甘辛のタレがご飯に染みる……!」
杏子「……」ハグ…
杏子「んん~~っ、ご飯の熱でイワシもあったまって……たまんねえ!」
43:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:01:54.74 ID:hYUTLgWb0
ほむら「あとはツナ缶ね」
杏子「ん……ツナかあ」
ほむら「あら、どうしたの?」
杏子「うーん……ツナってあんまりご飯に合わなくないか?」
ほむら「ツナマヨのおにぎりだってあるわよ……まあ、私もおかずにはしないわね」
仁美「それでしたら、私が少し手を加えましょうか?」
仁美「暁美さん、キッチンお借りしますね」スッ
46:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:06:30.47 ID:hYUTLgWb0
仁美「ツナ缶の油はよく切って」
仁美「フライパンでくっつかないように炒めます」ジジジ…
仁美「醤油を鍋肌に回しいれて焦がし、手早く全体に」ジュジューッ ザッザッ
仁美「はい、どうぞ召し上がれ」
杏子「んー? これだけでそんなに変わるのか?」パク
杏子「お……おおっ! あっさりしてて焦がし香ばしくって……こ、こいつはご飯が欲しくなる味だっ!」ガバッ ガツガツ
ほむら「あら本当……志筑仁美、意外と庶民的なこともするのね」
仁美「ええと……褒められてるんでしょうか? でしたら、そこは家庭的の方でお願いしたいのですけど」
45:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:05:43.35 ID:p98anaSN0
こんな時間に見るんじゃなかった…腹減ってきたあああ
47:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:10:54.22 ID:FOj8DC/g0
なにこの米食啓発スレ
49:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:14:25.30 ID:hYUTLgWb0
杏子「ふはーっ、だいぶ落ち着いてきたな!」
ほむら「3合炊いたのにもう半分もないわよ……これで落ち着いたって、まだ食べるつもりでいるの?」
杏子「おいおい、これからじゃねーか!」
杏子「それにしても、これだけ美味いご飯なんだ……もっと米に合うもの色々用意して食いてーな!」
仁美「あら、面白そうですわね」
杏子「よっしゃ! ほむら、今のうちにもう一回炊いておこう! 今度はちゃんと水につけるとこからやるぞ!」
仁美「ジャーの残りは一旦移しておかないといけませんね」
ほむら「家主の私に決定権は……はあ、わかったわよ。もう」
50:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:15:05.72 ID:FHWTrcxa0
あんこちゃんいじめスレかと思ったら読者いじめスレだった
51:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:15:13.51 ID:FOj8DC/g0
腹減るなぁ
53:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:20:18.49 ID:hYUTLgWb0
杏子「ただいまっと」
ほむら「買い込んだわね……」
仁美「もうお昼ですね。セットして出かけた分も炊けたみたいですわ」
杏子「よーし、並べてくぞ」
杏子「納豆に卵、なめたけ……」トンッ ドサッ ガサッ
ほむら「本当に生き生きしてるわね……朝からずっとそのテンションなんだから感心するわ」
56:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:27:07.84 ID:hYUTLgWb0
杏子「まずは王道、納豆だな!」ペリペリ
仁美「あら、じゃあネギ刻んできますわね」
杏子「カラシのたっぷり入れて、醤油入れて」
杏子「そらっ粘れ! どんどん糸引けえっ」クルクル ネバネバ
仁美「はい、ネギどうぞ」スッ
杏子「さんきゅーっ! ネギもたっぷりに限るぜ……!」
杏子「そしてご飯にかけて一気に……食うべし! 食うべし!」カカカカッ ガツガツ
杏子「くう~~っ! この国に生まれてよかったあ!」
仁美「暁美さん、どうしましたの?」
ほむら「その、私……納豆だけはどうにも」
杏子「えー、美味いのに……」
59:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:33:06.80 ID:hYUTLgWb0
ほむら「私はそれよりもこれにするわ」コトッ
仁美「そ、それは……!」
杏子「リンゴ屋の『ごはんですわ』……! 海苔の佃煮じゃねーか!」
ほむら「そうね……納豆を王道とするなら、こちらは覇道といったところかしら」フフン
仁美(暁美さんも意外とノリがよろしいですわね……)
ほむら「たっぷりご飯の上に乗せて……」ハムッ
ほむら「うーん……さすが。いいものね」ハフゥ…
杏子「ぐぬぬ……」
63:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:38:50.91 ID:hYUTLgWb0
仁美「この『なめたけ』というのも美味しいですわね、甘辛くってキノコがシャキシャキして」
ほむら「確かに捨てがたい味ね……」
杏子「くっ……ほむらも仁美もなかなかやるじゃねーか」
杏子「よーし、それならここで最終兵器のお出ましだ!」コンッ
ほむら「た、卵……! 佐倉杏子、あれをやるつもりなのね……!」
仁美(暁美さんもすっかりテンション上がってますわね)クスッ
67:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:43:09.84 ID:hYUTLgWb0
杏子「ほかほかご飯の真ん中に穴を開けて」グリグリ
杏子「真ん中目がけて卵をカパッ!」
杏子「醤油を一垂らしして」
杏子「混ぜて……そして、食うっ!」ズズッ ズルッ モグッ
杏子「ああ~~っ! 卵がふわっふわ! これこそ最終兵器だぜ……!」
ほむら「私は一度器にあけて、しっかり黄身を白身をしっかり混ぜるわね」カチャカチャ
仁美「醤油の代わりにめんつゆを使ったり、ネギを散らすのもなかなかですよ」モグモグ
71:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:48:47.90 ID:hYUTLgWb0
杏子「ふひーっ、やっぱり米は最高だあ……」
ほむら「う……いつの間にこんなに食べたのかしら。認めざるをえないわね……」
杏子「ん? 仁美はさっきからなにやってんだ?」
仁美「ふふ、少し趣向を変えてみようかと」ギュッギュッ
仁美「はい、どうぞ」コトッ
杏ほむ「し、塩むすび……っ!」
72:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:54:16.32 ID:hYUTLgWb0
アムッ ホクッ
杏子「うお……塩使って握っただけなのに、なんでこんなに美味くなるんだよ……!?」
ほむら「口に入れるとサッとほぐれる……絶妙な握り具合ね」
杏子「仁美……これからあんたをおにぎりマスターと呼ばせてもらうぜ!」
仁美「あら、照れますわね……お口にあってよかったですわ」
74:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:54:48.46 ID:FOj8DC/g0
なにこのわかめできる
73:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 00:54:47.21 ID:fwAKaEWE0
もうだめだ食ってくる
77:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:00:07.08 ID:hYUTLgWb0
ほむら「……結局、あれだけ炊いたご飯を全部食べ尽くしてしまったわ」
仁美「お腹がぽんぽんですわぁ」
杏子「ああ、なんて幸せなんだ……あたし、今なら米に溺れて死んでもいい……」
杏子「……」
杏子「いや、まだだ!」ガバッ
ほむら「な、何よいきなり」
杏子「一人ぼっちは寂しい……一人より二人、二人より三人だ」
杏子「あたしたちだけ味わってるのもったいない! まどかもさやかもマミも呼ぶんだ!」
杏子「ご飯パーティーだー!」
仁美「あら……素敵な響きですわね」
ほむら「あなたたち、まさか夕食まで……拒否権はないのね。ええ、わかってるわよ、もう」ハア
79:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:05:08.36 ID:hYUTLgWb0
ピンポーン
ほむら「はいはい」ガチャ
まどか「ほむらちゃん、こんばんは!」
さやか「なかなか面白いことしてるらしいじゃない……それにしても杏子と仁美なんて珍しい組み合わせだね」
マミ「みんなで夕食パーティーだなんて……今日は最高の日だわ……!」
仁美「みなさん、いらっしゃいませ」
杏子「みんな、約束のものは持ってきたんだろうな……!?」
81:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:12:09.96 ID:hYUTLgWb0
まどか「うん、ご飯に合うものを何かひとつだったよね」
まどか「私からはこれ!」カパッ
杏子「な、何ぃ……っ!?」
仁美「あら、豚の角煮じゃありませんか」
まどか「うん、パパ特製の角煮だよ!」
さやか「ああ、まどかんちの料理は美味しいんだよねー。角煮も一回分けてもらったけど、箸で簡単に切れるくらい柔らかくって……」ジュルリ
82:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:18:00.91 ID:hYUTLgWb0
さやか「さて、まどか和食で攻めてくるなら……さやかちゃんはこれですよ!」パカッ
杏子「このスパイシーな香りは……!」
ほむら「麻婆豆腐……! ご飯に合うおかずとしては、中華は強烈だわ……!」
さやか「美樹家特製の甘辛~いマーボーですよっ!」
さやか「正直他ではまどかんちに勝てる気がしないけど、中華は自信あるんだよねー」
まどか「うん、さやかちゃんの家の中華はすごいよ! パパも絶賛してたもん!」
仁美「これは期待が膨らみますわね」
83:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:22:29.78 ID:hYUTLgWb0
杏子「いやー、どっちから食おうかな……目移りしちゃうな」
ほむら「私はやっぱりまどかの家の角煮からいただこうかしら」
まどか「はいどうそ! カラシはたっぷりつけるのが鹿目流だよ!」
仁美「私はさやかさんの麻婆豆腐が気になりますわね」
さやか「ほほう、仁美はなかなかお目が高いね……よろしい、がっつりいっちゃいなさい!」
マミ「ちょっとちょっとちょっと! 誰か忘れてない!? 忘れてませんか!?」
89:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:27:43.48 ID:hYUTLgWb0
ほむら「いやね巴マミ、ちょっとした冗談よ」
仁美「すみません巴先輩、みなさんあまりに息が合っていたもので」
マミ「ほとんど初対面の志筑さんまでひどいわ……」
杏子「つーかマミ……米に合う料理なんかできたのか?」
マミ「失礼ね! 料理の腕にはそれなりに自信があるわよ!」
さやか「マミさんは何作ってきたんですか?」
マミ「ふふ……ご飯といったらこれ! 巴マミ特製カレーよ!」
91:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:30:22.87 ID:uvdIvCNR0
さすが黄色
92:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:31:50.85 ID:FHWTrcxa0
おいどんにとってカレーはのみも(ry
94:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:32:16.42 ID:hYUTLgWb0
杏子「ああ、うん」
ほむら「カレーねえ……なるほど」
マミ「ちょっと! 何なのよ、その「やっぱりな」みたいな反応は!?」
ほむら「それはまあ、なんというか」
杏子「イメージカラー的に、なあ」
マミ「何年前の話よ! 今の黄色はピンクと並んで女性ポジションなんですー!」
99:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:37:59.27 ID:hYUTLgWb0
まどか「いいじゃない、カレー。私好きだよ?」
杏子「まあな……でもこんなツヤツヤのご飯にカレーって、ちょっともったいないくらいだ」
ほむら「そうね。カレーには固めのご飯が合うって言われてるわね」
仁美「お二人とも、本当にその辺りで……」
マミ「二人とも言いたい放題言ってくれちゃって……いいわ」
マミ「これを見ても、まだそんなことが言えるかしら!?」カパッ
102:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:41:40.97 ID:hYUTLgWb0
杏子「なっ……!?」
ほむら「これは……!?」
マミ「驚いたかしら……新米に水分が多いことくらい百も承知!」
マミ「これが巴マミ特製、キーマ風ドライカレーよ!」
仁美「うーん……スパイシーな香りが食欲をそそりますわ」
さやか「すごいなー。和食、中華、カレーと綺麗に分かれたね」
まどか「ほら二人とも、冷めないうちに始めようよ」
杏子「ああ、そうだな……せーの!」
「「「「「「いただきまーす!!!」」」」」」
103:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:42:10.25 ID:2has1vrQ0
どうして深夜に書き始めたの・・・
105:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:46:30.43 ID:HAIP5KL30
この時間のこういうスレはマジで凶悪
107:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:46:43.36 ID:hYUTLgWb0
杏子「おおう……熱々のご飯の上でプルプルの角煮がとろけて……!」
ほむら「処理がしっかりしてるんでしょうね……これだけの脂なのに後味がすっきりしてるわ」ハムハム
仁美「んんっ……ピリ辛でご飯が進みますわ! でも後味は甘い……」
さやか「えっと、豆板醤だけじゃなくてテンメンジャン? も使ってるからって言ってたかなあ」
まどか「マミさんのカレー、なんだか優しい味ですね。ほんのり甘くって」
マミ「ふふ、タマネギをペースト状になるまで炒めてベースにしてあるからね。昔、お母さんが作ってくれたっけ……」
113:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 01:55:19.49 ID:hYUTLgWb0
杏子「いやー幸せ……って、もうご飯がねえじゃねーか!」
ほむら「あら……」
杏子「だいたい6人で3合ってのが無理があったんだ! こうしちゃいられない、すぐに炊くぞ!」
仁美「はいはい、準備しますわね」
さやか「じゃあおかず摘みながら、ゲームでもして待ってようか」
マミ「みんなでゲーム……いいわね!」
まどか「あ、wiiがある。4人対戦できるね……じゃあ負けた人は交代ね!」
119:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 02:01:22.14 ID:hYUTLgWb0
仁美「今日は本当に楽しかったですわ」
まどか「仁美ちゃん、帰っちゃうの?」
仁美「ええ。朝からここにいますし、両親が心配しますので」
マミ「楽しい時間はすぐ過ぎるわね……あら、そういえば暁美さんと佐倉さんは?」
まどか「あれ? そういえばどこいったんだろ……あ、さやかちゃん?」
さやか「しーっ」
121:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 02:06:46.99 ID:hYUTLgWb0
杏子「むにゃ……」クカー…
ほむら「……」スー…スー…
マミ「あら……」
仁美「二人とも朝から動きっぱなしでしたものね」
まどか「起こしちゃうのも悪いし、今日はこの辺りで解散にしよっか」
さやか「そうだね……それにしても仲のいい。羨ましいですなー」
仁美「そうですわ、帰る前に……」
杏子「むにゃ……みんなでごはん……おいしいもんなー……」ムニャ…クゥ…
122:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 02:12:06.51 ID:hYUTLgWb0
ほむら「ん……」
ほむら「ふあ……あら、もう朝……? いつの間にか寝ちゃったのね」
杏子「んにゃむにゃむ……」スピー…
ほむら「……」
ほむら「カーペットにたっぷりヨダレ垂らして……この子は……」
ほむら「……」ゴソゴソ カチッ コトッ
目覚まし時計「……」
杏子「んむー……」スヤスヤ
カチッ ジリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!
杏子「うおあっ!? 何だ何だ!?」ガバッ
125:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 02:17:02.64 ID:hYUTLgWb0
杏子「ひどい起こし方するなあ……ったく」
ほむら「あなたの寝方に比べれば百倍マシよ……ヨダレで顎はカピカピだし、髪もボサボサじゃない」
杏子「そういうほむらもかなり跳ねてるぞ」
ほむら「いいのよ、今日も休日だし……お風呂沸かしてあげるから、その顔どうにかしなさい」
杏子「んー……」
杏子「それじゃお湯も時間ももったいねーよ。一緒入ろうぜ」
ほむら「……」
127:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 02:22:25.83 ID:hYUTLgWb0
カポーン
ほむら「断りきれなかった……」
杏子「……」ガシガシガシ ジャバーッ
杏子「ふいーっ、さっぱりしたー!」
ほむら「ちょっと……何よ、そのいい加減な髪の洗い方は」
杏子「ん? いつもこんなもんだけど」
ほむら「まったく、それだけ伸ばしておきながら……ちょっとそこに座ってなさい」ザバー
128:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 02:27:48.78 ID:hYUTLgWb0
ワシャワシャワシャ
杏子「うおお……気持ちいいな、これ……」
ほむら「本当に……ただシャンプーつけてかき回せばいいってものじゃないのよ?」
ほむら「これだけ長いんだから部分ごとに揉むようにして洗わないと……トリートメントもしおてないでしょう。ゴワゴワじゃないの」
杏子「そりゃまあ、野宿の時はシャンプーも使えなかったりするしなー……」
ほむら「まったく世話の焼ける……この分だと背中も上手く洗えてないわね。流してあげるからじっとしてなさい」
杏子「あーい……」
131:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 02:31:17.30 ID:hYUTLgWb0
ブオーーーッ
杏子「あー……ドライヤーって気持ちいいのな……」
ほむら「ふう……はい、おしまい。少しくらいは自分の体にも気を使いなさい」
杏子「おお……あたしの髪ってこんなサラサラになるんだ……」
杏子「……」
杏子「美樹さやか、あなたは実に愚かね」ファサア
ほむら「……」イラッ
134:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 02:36:35.89 ID:hYUTLgWb0
杏子「殴るこたないじゃんかー!」
ほむら「昨日からの図々しさを少し振り返りなさい……あら?」
杏子「ひでーなあ……ん? なんだよ、どうした?」
ほむら「これ……」
杏子「あ……塩むすび。こんなにたくさん……」
『今日は素敵な一日でした。余ったご飯で作りましたので、お夜食にでも召し上がってください。
仁美』
139:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 02:42:20.28 ID:hYUTLgWb0
ほむら「志筑仁美……」
杏子「くうう……あいつ、本当に神様なんじゃなかろうか……!」
ほむら「そこまでは大袈裟だと思うけど……今度会ったらしっかりお礼を言わないといけないわね」
杏子「うん……よし、朝飯だ! 食うぞ!」
ほむら「昨日の今日で飽きもせず……まあ、私も早くもお腹が空いてるけれど」
杏子「いただきまーす!」アムッ
141:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 02:46:44.97 ID:hYUTLgWb0
杏子「……」ムグ…
ほむら「ん、これは……」
杏子「表面が乾いちまって、かなり固くなってる……」
杏子「せっかくの美味い仁美のおにぎりだったのに……悪いことしちまったな」モグ…
ほむら「……」
ほむら「私に考えがあるわ」パア
143:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 02:50:30.48 ID:hYUTLgWb0
杏子「わっ、なんだよ急に変身して」
ほむら「ええと、確か盾の中のこの辺りに……」ガサゴソ
ほむら「あったわ」サッ
杏子「何だそりゃ……網?」
ほむら「ええ。固くなったおにぎり、そして手元には網。その意味するところは?」
杏子「ん……ああっ! まさか!」
ほむら「そう……焼きおにぎりよ」
144:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 02:51:32.41 ID:FOj8DC/g0
焼きおにぎり……だと……?
145:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 02:54:36.98 ID:hYUTLgWb0
ほむら「くっつかないように網によく油を塗って」ヌリヌリ
ほむら「コンロの上に設置したらおにぎりを置いていきましょう」
ほむら「……そろそろいいかしら?」ジジジ…
ほむら「ひっくり返して」ヒョイ
杏子「おおっ! 焦げ目が……パリパリしてそうだな……!」
ほむら「刷毛で醤油を塗っていくわよ。普通の醤油に、砂糖入りの甘辛、塩だけのものも作りましょう」ジューッ
杏子「うひいいっ、この匂いは殺人級だろおっ!」
149:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:00:40.39 ID:hYUTLgWb0
ほむら「出来上がりね……」
杏子「……」ゴクッ
ほむら「熱々だから気をつけて……箸で割ってみましょうか」
ザクッ パリッ… ホワアッ
杏子「すげえ……湯気が閉じ込められてたみたいに、一気に……!」
ほむら「さあ、冷めないうちに食べましょう……!」
152:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:04:20.70 ID:hYUTLgWb0
パリッ!! サクッ!!
杏子「あふっ、んむっ」ハフホフ
杏子「おおう……! 香ばしくってパリパリのおこげに、ホクホクの中身……!」
ほむら「甘辛醤油は焦げやすくて難しいけど、なかなか合うわね」
杏子「んんっ、塩もいいな! その分中身の甘さがわかるっていうか……!」
158:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:09:13.37 ID:hYUTLgWb0
杏子「ふい……でも、なんつーかさ」
杏子「贅沢な話だけど、焼きおにぎりってあんまり量は食えないな。美味いんだけど、熱くて固くて食うのがたいへんっていうか……」
ほむら「ふふ……そうくると思っていたわ」
杏子「何……?」
ほむら「お茶碗に焼きおにぎりを入れて、昨日の白菜の浅漬けを刻んだものを乗せる」
ほむら「そして、これをかければ……!」トポポ…
杏子「昆布茶……だと……!?」
160:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:10:33.60 ID:ixdWLxt60
お茶漬けキター!
161:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:11:21.86 ID:cL4JwUdEO
来たぜ…アルティメットなやつだ…お茶漬けだ…
165:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:14:27.68 ID:hYUTLgWb0
ほむら「焼きおにぎり茶漬けの出来上がりよ……!」
杏子「い、いただきます……」ズズ パリ シャク
杏子「あ……ああ……」
杏子「おこげが香ばしいのに食べやすくって、漬け物のパリパリと塩気がまた……」
杏子「しかも、ご飯と一緒にすする昆布茶って何でこんなに……!」
ほむら「ま、待ちなさい……私も自分の分を作るわ!」
ほむら「……」トポポ… ズズ シャク
ほむら「ふああ……」
167:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:18:26.93 ID:hYUTLgWb0
ほむら「……ごちそうさま」
杏子「朝からなんつー幸せを噛み締めちまったんだ……」
ほむら「……もう大袈裟とは言わないわ、同感よ」
杏子「こんな幸せ、あたしたちだけで独占していいもんなのか……?」
ほむら「……」
ほむら「あなたの考えてることがわかってしまう自分が嫌だわ」
ほむら「……仕方ないわね」
ピンポーン ピンポーン
杏ほむ「……!」
171:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:22:59.64 ID:hYUTLgWb0
ガチャ
まどか「えへ……ほむらちゃん、杏子ちゃんもおはよう!」
マミ「これでも全員別々に来たのよ? そこの角でばったり会っちゃって……」
さやか「んふふ、二人とも昨日はお楽しみでしたかなー?」
仁美「ふふ、つい足がこちらに向いてしまいまして」
ほむら「はあ、まったく……また新しくご飯を炊かないといけないわね」
杏子「まあまあ、仕方ないって。みんなで食うご飯は美味しいもんな!」
≪おしまい≫
172:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:24:08.49 ID:Tkmeku880
良かった
おつ
173:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:24:39.38 ID:57+8k74z0
最初から見てたけど楽しかった
さて飯炊くか・・・
176:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:25:40.66 ID:cL4JwUdEO
よい夜食タイムを過ごせました、ありがとう
177:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:25:52.45 ID:hYUTLgWb0
≪おまけ≫
QB「……」
QB「……僕には感情がないんだ。仲間外れにされたからって何も感じることはない」
QB「どれだけ美味しそうなものを僕のいない所で食べられたからって、羨ましいなんて思うはずがないのさ」
QB「……」グーキュルルルルップイ
QB「……羨ましくなんかないさ」
QB「……」
>タダイマー キュゥベエ、オミヤゲモッテカエッテキタワヨー
QB「本当かいっ!? 待ってたよ、マミ!」ダッ
≪おしまい≫
180:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:29:37.17 ID:hYUTLgWb0
赤信号 みんなで渡れば もう何も恐くない
朝まであと3時間弱くらいでしょうか。いただきます。
仁美ちゃんはもっと活躍していいと思います。
ありがとうございました、おやすみなさいー
182:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:30:16.10 ID:fwAKaEWE0
>>1乙!
さあもっかい飯だ!wwww
183:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:31:09.04 ID:FOj8DC/g0
いちおつ
素晴らしかったぞ
184:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:32:58.63 ID:k5KfObOu0
1乙
QBかわええ
186:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:36:12.55 ID:Cp14Z3WN0
乙グーキュルルルルップイ
188:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:37:02.35 ID:j2Zj/hYvQ
食べ物系SSにハズレなし
乙っした!
191:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 03:49:23.33 ID:JLBCTADY0
腹減った乙
そして何故ちりめん山椒が出てこない
192:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/24(金) 04:19:53.45 ID:jlMHgEmD0
なんてスレを開いてしまったんだ
ああ……腹減った……
【 関 連 記 事 】