2: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 19:41:54.33 ID:LYnr9K4x0
どちらも売れてないという設定です!
3: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 19:43:55.60 ID:LYnr9K4x0
春日「若林君、新しい仕事が入ったのだよ!」
若林「へぇ、何の」
春日「聞いてくれまえ、聞いてくれたまえよ」
若林「だから何だよ」
春日「アイドルのプロデュースに決まってるじゃないか!」
若林「いや、知らねーよ」
春日「売れなければ芸人引退らしいぞ!」
若林「普通にヤベーじゃねーか」
春日「その分ギャラは出るぞ!」
若林「まぁいーや、頑張れ」
4: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 19:47:48.52 ID:LYnr9K4x0
@CGプロ
ちひろ「と言うわけで、新しいプロデューサーの春日さんです!」
春日「トゥース!」
三人「.........」
春日「おっと、その目は何かな?アニョハセヨー!」
三人「(何この人........)」
5: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 19:57:55.72 ID:LYnr9K4x0
ちひろ「お互い自己紹介をした方がいいですね」
春日「うぃ」
春日「みなさん、本物の春日ですよ」
春日「へっ!!」
奈緒「誰だよ.........」
春日「春日を知らない?鬼瓦!!」
凛「(..........うるさい)」
6: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 20:11:02.56 ID:LYnr9K4x0
春日「とりあえず!春日はみんなのことが知りたいなぁ」
春日「教えてくれるかい?」
凛「えっと........渋谷凛、高校1年」
春日「うぃ」
凛「実家は花屋をやってるよ」
春日「春日も花は大好きだぞ!なんせ食べられるからな!」
凛「食べちゃダメだよ!」
凛「......プロデューサーは、何でここ」
春日「春日クーイズ!」
凛「!?」
8: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 20:14:33.70 ID:LYnr9K4x0
春日「第一問バーバン!」
春日「来年、春日がしようと思っていることは何!」
凛「えぇ!?急に」
春日「ぶー!!正解は気になるオデコのシワにヒアルロン酸を注入する、です!」
凛「..................」
春日「第二問バーバン!」
春日「最近春日がハマっている夜の遊び方は?」
凛「..........................中野のキャバクラ?」
春日「ですが~」
9: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 20:16:10.29 ID:LYnr9K4x0
春日「いきつけの店で付けられているあだ名は何!」
凛「あだ名なんか知らないよ」
春日「ぶー!正解は『おさわり大王』です」
凛「何やってんの!」バシィ!
春日「いいビンタだな、若林君より痛いぞ~!」
凛「あ、ごめん」
春日「いや、春日はドMだからな!もっと強くしていいぞ!」
凛「..................」スッバシィィ!!
春日「アーウチッ!!」
11: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 20:44:50.43 ID:LYnr9K4x0
春日「いいだろう!」
春日「次の子は誰かな?」
加蓮「北条かれ」
春日「あばー!!」
加蓮「.................」
加蓮「北条加蓮、16歳。えっと、体力には自信がない......かな」
春日「オレは大得意だぞ!なんせ潜水じゃ普通にブラックアウトしたからな!」
加蓮「ダメだよねそれ!?」
12: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 20:53:38.52 ID:LYnr9K4x0
春日「そうだな、体力がないならつけるしかないな!」
加蓮「でも、簡単じゃないよ」
春日「大丈夫だ!一か月部族と戦えば次第につく!」
加蓮「部族!?」
春日「まずはバカ族と対戦だな、アイツらは強いぞ~」
春日「春日は速攻負けたからな!」
加蓮「ダメじゃん!」
春日「うぃ」
14: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 20:57:22.82 ID:LYnr9K4x0
加蓮「多分、一番迷惑かけるのは私だと思う......」
春日「春日は面倒見がいいから、介護してやるぞ!」
加蓮「プロデューサーが介護?想像できない」クスッ
春日「春日で妄想するのはやめてくださーい」
15: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 20:58:35.50 ID:LYnr9K4x0
春日「さて、最後の君はジョッキー志望かな?」
奈緒「ちげぇーよ!目指してねーよ!」
春日「うぃ」
春日「安心してください、春日に彼女はいませんよ」
奈緒「知らねぇーよ!どうでもいいよ!」
春日「くっ~!!」
16: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 21:05:11.25 ID:LYnr9K4x0
奈緒「調子狂うなぁ~!とりあえず、神谷奈緒だ」
春日「嘘をつくなよ!」バン
奈緒「何で叩くんだよ!?」バチン!
春日「\奈緒~!/ \奈緒~!/ \ガンバレー!/」
奈緒「何だよソレ!客いねーよ!」
春日「\奈緒~!/ \カワイイぞ~!/」
奈緒「え!?///」
春日「ありがトゥース!!」
奈緒「うるせぇーよ!」バチン!
17: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 21:08:28.34 ID:LYnr9K4x0
春日「...............」バン
奈緒「何で叩いたんだよ!」バチン!
奈緒「もうなんなんだよ!アタシはこんなプロデューサーいやだからな!」
春日「お前それ本気で言ってるのか?」
奈緒「嫌だったらこんなに話さねーよ」
春日奈緒「「へへへへへへへぇ~!」」
奈緒「やらせんな!///」バチン!
18: ◆9G12fmecqU:2014/07/25(金) 21:10:22.21 ID:LYnr9K4x0
ちひろ「はい!自己紹介終わりです!プロデューサーさん、やってくれますか?」
春日「安心してください、春日はヤる時はヤる男ですよ」ニヤッ
奈緒「気持ち悪いよ!」バチン!
ちひろ「ではこれから宜しくお願いしますね、プロデューサーさん!」
春日「うぃ」
春日「みなさん、アイドルになりますか?それとも人間やめますか?」
凛奈緒「「やめないよ!!」」バシィィィィ!!
春日「ヒィィン!!」
加蓮「大丈夫かな.............」
35: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 13:32:55.39 ID:sbZGFugY0
春日「まずはそれぞれの力が見たいなぁ~」
加蓮「う~ん」
凛「じゃあ、レッスンでも見る?」
春日「お!いいね~」
春日「見させていただきやす!」
38: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 14:00:38.94 ID:sbZGFugY0
@レッスン
春日「ほうほう」
奈緒「どうよ?」
春日「問題はないな。だがパッションが足りない!パッション!」
奈緒「一回一回うるさいなぁ~」
加蓮「どうすればいいかな?プロデューサー」
春日「そうだな~、困ったときは....」
39: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 14:02:25.54 ID:sbZGFugY0
凛「困ったときは......?」
春日「こりゃ部族訪問だな」
三人「え!?」
加蓮「本当にやるの!?」
@若林宅
若林「あ、なんかスゲー嫌な予感するわ。まいーや」
40: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 14:04:16.42 ID:sbZGFugY0
@空港
春日「という訳でやってきやした!」
凛「来ちゃったよ.........本当に......」
奈緒「暑っちぃ~.......」
加蓮「部族って怖くないの?」
春日「全然怖くないぞ!慣れれば家族!」
加蓮「慣れれば家族.........」
41: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 14:05:34.07 ID:sbZGFugY0
春日「まずは、道を聞こう!」
凛「えぇ!知らないの!?」
春日「あぁ!いつもはスタッフがついてるが今回は完全にプライベートで来ちゃったからな!」
奈緒「大丈夫なのかよ!?」
春日「安心してください、春日は役に立ちませんよ」
奈緒「安心できねーよ!」バチン!
42: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 14:10:13.38 ID:sbZGFugY0
春日「よぉーし!道を聞こうじゃないか!」
春日「うぉーい!そこの人ー!」
町人「?」
春日「モバ族の場所知ってますか?」
町人A『モバ族の村?あぁ、それだったらこの町の北にあるよ!』
春日「北!」
加蓮「わかるの?」
春日「感覚なのだよ感覚」
43: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 14:18:35.90 ID:sbZGFugY0
町人B『こっから二時間くらいかかるよ』
春日「遠いざんすな~」
町人C『道が作られてないから、徒歩で行った方がいいね』
春日「か~!徒歩!」
奈緒「徒歩!?」
加蓮「えぇ!?」
春日「わっかりやした!ありがトゥース!」
町人B「トゥー......?」
44: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 14:19:28.18 ID:sbZGFugY0
春日「トゥース!」
町人ABC「トゥース!」
町人ABC「トゥース!」「トゥース!」「トゥース!」
春日「ハッハッハッハ!いいねぇ~!」
奈緒「.............大丈夫かよ.......」
凛「...................トゥース......」
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/27(日) 14:23:21.67 ID:ec09bppKO
凛……
46: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 14:51:47.83 ID:sbZGFugY0
@道ならぬ道
春日「ふっふっ」
奈緒「ちょ、ちょっと早いぞ春日ー!」
春日「おぉ!?いきなり呼び捨てかねアンタ!」
春日「まぁいいでしょう、アタシは寛大だからねぇ」
凛「ふぅ~.......結構かかるね」
春日「いつもよりは短いぞ」
加蓮「ハァ.........ハァ.......」
春日「おぉっと、大丈夫か加蓮ちゃん!」
47: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 15:09:26.07 ID:sbZGFugY0
加蓮「だい............大丈夫......」ヨロヨロ
春日「仕方がないなぁ」シャガミ
加蓮「.............?」
春日「ホラ、おぶられたまえよ」
加蓮「え........いいの?」
春日「春日の背中、空いてますよ」ニカッ
加蓮「もう........ばか........」トサッ
奈緒「ずーりぃー......」
春日「よいしょっと」クン
奈緒「あぁ!胸を張るな!加蓮が落ちる!」
春日「春日はアメフトやっていたからな」
奈緒「聞いてねぇし」
48: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 15:16:22.51 ID:sbZGFugY0
@村 到着
春日「おっ、なんか見えてきたぞ!
春日「あれモバ族の方々じゃないか?」
奈緒「やっとか!?」
凛「部族.........何か怖そう......」
加蓮「慣れれば家族、だよね?」
春日「あら、加蓮ちゃん起きてたのかい?」
加蓮「うん」
春日「ほら、もう着いたから降りたまえよ」
加蓮「はいは~い」ピョン
49: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 15:26:14.93 ID:sbZGFugY0
春日「いやぁ~、部族の割には中々いい家だな~!」
奈緒「そうなんだ。やっぱ木とか草なのか?」
春日「そうでござんすな」
凛「ふ~ん」
春日「よぉし、まずは村長さんに挨拶だ!」
春日「おぅい!モバ族~!」
モバ族『!』
50: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 15:28:37.78 ID:sbZGFugY0
春日「あの、村長さんに会いたいんすけど」
モバ族『村長なら、あっちにいるよ』
凛「何かあんまり怖くないね」
奈緒「思ってたより、な」
加蓮「てっきりすぐ矢とか投げられるかと思ったよ」
春日「春日は危険を無意識に回避することが出来るからな!」
凛「へぇ」
春日「信じてない!信じてないぞ~!」
51: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 15:29:57.17 ID:sbZGFugY0
春日「おっとぉ~?あれが村長かな?」
奈緒「意外と若いな」
春日「村長さん、わたくし日本から来た春日でございます」
村長「モバ村へようこソ!歓迎するヨ!名前はナターリア言うヨ!」
春日「ナターリア!ありがトゥース!!」
凛「(何故だろう)」
奈緒「(言ってることが)」
加蓮「(わかる.........)」
54: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 15:40:47.22 ID:sbZGFugY0
ナターリア「その後ろの子たちハ?」
春日「春日のお友達です」
奈緒「友達て」
ナターリア「そうかそうか、どうして来たんダ?」
春日「それがでございましてね、この春日達、モバ族の一員になりたいなぁ~と」
加蓮「え!?どういうこと!?」
春日「そう焦りなさんな」
55: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 15:42:16.60 ID:sbZGFugY0
春日「3日ほど一緒に過ごさせてくれますか?」
ナターリア「うん!いいヨ!」
春日「ありがとうございやす!」
春日「ホラ、君たちも頭を下げたまえ」
三人「お願いしまーす...?」
ナターリア「何がしたイ?」
春日「そうだなぁ~、さすがに戦いは辛いだろうから、狩りの手伝いとか出来ます?」
ナターリア「わかったヨ!」
56: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 15:43:54.89 ID:sbZGFugY0
奈緒「えぇ!?狩りって!」
加蓮「ちょ、ちょっと怖いんだけど!」
春日「心配ない心配ない、狩りと言ってもマジにはやらんからね」
凛「村周辺ってこと?」
春日「もちろんそうです」
ナターリア「それじゃ、仲間を紹介するネ!」
加蓮「あ、はい、お願いします」
春日「いー村だ」
57: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 15:45:34.33 ID:sbZGFugY0
ナターリア「狩りが上手なクラリス、ライラ、イヴだゾ!」
クラリス「あなた方との出会いに感謝致します」
ライラ「ライラと申しますです」
イヴ「宜しくお願いしますねぇ~☆」
凛「モバ族、肌の色統一されてない」
奈緒「どういうことだよ」
加蓮「もう考えるのはやめよう。キリがない」
凛「そうだね、プロデューサーも気にしてな」
春日「.....................」
奈緒「アンタは気にすんなよ」バチン!
58: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 15:47:14.05 ID:sbZGFugY0
春日「早速狩りを教えてもらいましょうか!」
ナターリア「いいゾ!じゃ」
ナターリア「とその前に、ナターリア達と同じ服、着てもらうヨ!」
加蓮「えぇ!?」
春日「おわぁ、なかなか過激ですな!」
奈緒「こ、これ着るのかよ~!!」
凛「嫌だよ私は!」
加蓮「恥ずかしいよ!」
春日「そう言いなさんなお三方」
59: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 15:48:54.38 ID:sbZGFugY0
春日「カメラはないのだよカメラは」
奈緒「そ、そうだけどさ~!」
春日「ちなみに春日はもう着てるがな」
凛「早ぁ!?」
加蓮「いつ着替えたの!?」
春日「ホラ君たちも着たまえよ」
奈緒「え~!!」
春日「パッションを感じるためだ!得るためだ!」
60: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 15:50:09.35 ID:sbZGFugY0
春日「それには部族と一体化することが大切なのだよ!」
奈緒「~~~~!わかったよ!着ればいいんだろ着れば!///」
加蓮「うぅ~///」
凛「......///」
春日「その意気だぞカーミヤ!」
奈緒「変な言い方すんな!」
61: ◆9G12fmecqU:2014/07/27(日) 15:52:00.99 ID:sbZGFugY0
奈緒「と、とりあえず!絶対覗くなよな!///」
春日「春日は熟女好きだからな、若いおなごには興味がない!」
奈緒「それはそれでムカつくな」
@10分後
春日「おぉ!いいじゃないかよ!」
凛「布薄い///」
加蓮「ちょ、見えるよこれ///」
奈緒「恥ずかしい~///」
春日「熟女好きの春日が魅かれるとは、大したモンだよアンタ達!」
ナターリア「よシ!着替えたら行くゾ!」
68: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 18:16:59.02 ID:Ioc3SVP60
春日「よし!いくぞー!」
三人「お、おー......」
@探索中
ナターリア「ン~、いないナ~」
春日「おらんな~」
加蓮「プロデューサーって元々は芸人なんだっけ?」
春日「そうでございます!若林君の仕事がないから頑張ってるのだぞ!」
@若林宅
若林「あっ、なんかスゲェムカつく事あった気がする。後で春日でも叩いておくか」
69: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 19:31:53.57 ID:Ioc3SVP60
奈緒「でも部族滞在記の仕事はあるんだな」
春日「まぁな」
ナターリア「カスガ、獲物いないヨ」
春日「困ったもんですなぁー」
凛「手分けして探してみる?」
ナターリア「お!それイイナ!」
70: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 19:33:58.63 ID:Ioc3SVP60
春日「それぞれペアに分かれて技を習得するのもいいな」
加蓮「一人ひとり、狩りの仕方が違うの?」
ナターリア「うん!違うヨ!」
ナターリア「じゃ、別れるゾ!」
春日「別れたまえよっ!!」
奈緒「うっさいなー」
71: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 19:40:24.05 ID:Ioc3SVP60
@凛&ライラ ペア
凛「......その、ライラさんはどうやって狩るの?」
ライラ「いたって簡単なのでございますよ」
ライラ「えーっと...あそこに鹿がおりますね」
凛「........あっ、うん」
ライラ「ここから石油を流しますですよ」ドロドロドロ
凛「もうわかりません」
アルパカ<!? ツルッ ツルツルッ ウズキィェェェェ
ライラ「見てください、アルパカが転んでますね」
凛「...........そうだね」
ライラ「では捕まえに行きますですよ」
凛「はい」
72: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 19:44:16.50 ID:Ioc3SVP60
@加蓮&イヴ ペア
イヴ「狩りは、逃げるものを追うだけの簡単な作業ですよ~」
加蓮「でも私、足早くないし.........全部逃がしちゃうかも」
イヴ「それは心配いりませんよ~」
加蓮「そうなの?」
イヴ「はい~、私流ですけど、このトナカイに乗るんですよ~」
加蓮「.........................へ?」
イヴ「紹介しますね~、トナカイのブリッツェンです~」
ブリッツェン「ブモッ!」
加蓮「そ、それに乗って狩るんですか......?」
イヴ「はい~、でもブリッツェンは私との経験が長いですから、別に呼びました~☆」
イヴ「こちらが、加蓮さん用のドンダー(Donder)です!」
ドンダー「バシッフ、ブルル」
73: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 19:57:06.96 ID:Ioc3SVP60
加蓮「ド、ドンダー........」
ドンダー「ブルルフッ」
加蓮「よ、よろしく.........ね?」
イヴ「それでは乗ってみましょう~☆」
加蓮「えっと、よいしょ」スッ
ドンダー「フボッフ!!」
加蓮「えぇ!?どどうしたの!?」
イヴ「緊張してるんですよぉ~、加蓮さん女の子ですし、可愛いですから~」
加蓮「えっ....っと~......そうなの?」
ダンサー「ブフォン!」
加蓮「もう..............ばか.......」
イヴ「それでは行きましょう~」
イヴ「乗って狩りをしてれば、次第に体力もつきますよぉ~」
74: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 20:04:54.77 ID:Ioc3SVP60
@奈緒&クラリス ペア
クラリス「それでは改めまして、クラリスと申します」ペコ
奈緒「あぁ、アタシは神谷奈緒、です」ペコ
クラリス「それでは早速、狩りに行きましょう」
奈緒「あ、あの、クラリスさんの狩りってどんなのなんだ?」
クラリス「はい、見ていればわかりますよ」
奈緒「?」
イグアナ<ヒョウクゥン
奈緒「わっ!」
クラリス「おや、イグアナがいますね、アレにしましょう」
奈緒「イグアナって食べれるのか?」
クラリス「毒さえなければ食べれるものですよ」
奈緒「そういう問題なのかな~......」
75: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 20:07:32.29 ID:Ioc3SVP60
@春日&ナターリア ペア
ナターリア「カスガ、他の部族と会ったりしたのカ?」
春日「会ったとも!」
ナターリア「そうカ~、じゃあ狩りは心配ないナ!」
春日「おぉおぉ!任せたまえよ!」
ナターリア「この時期になると、フラミンゴの群れがあるから、それを狙おうナ!」
春日「フラミンゴ!食べたことがないなぁ、楽しみだねこれは」
ナターリア「噂をすれバ、いっぱい来たゾ!」
フラミンゴ ババババババババ!!!
春日「多すぎじゃないかよ!」
ナターリア「狩るゾ~!いっぱい狩るゾ~!」
春日「これは春日の腕が鳴りますなぁ!」
76: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 20:09:07.97 ID:Ioc3SVP60
@凛&ライラ ペア
凛「....................」ドクドクドクドクドク
アルパカ<ウズキィィィィェェェェ
ライラ ガッ
凛「あ、もう一匹」ドクドクドクドク
ライラ ガッ
凛「....................」
凛「そういえば私、アイドルだっけ」
ライラ「獲物大量でございますですよ」
77: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 20:14:35.87 ID:Ioc3SVP60
@加蓮&イヴ ペア
加蓮「ふっふっ!」
ドンダー「ブルッ!ブルッ!」タッタッタッタ!
イヴ「大分慣れてきましたね~」
イヴ「息もピッタリですよぉ~♪」
加蓮「私に合わせてくれてありがとね、ドンダー」
ドンダー「.......ブフフ」
イヴ「あっ、あそこにウサギがいますね~」
加蓮「本当だ」
イヴ「あれはウサミンといって、長寿な生き物で有名なんですよ~」
加蓮「...................」
加蓮「あれ獲るの?ちょっと可哀想かも.........」
イヴ「でも、生きるためには必要な事なんですよ~」
加蓮「....................そうだね」
イヴ「では、弓を引きましょう」
加蓮「は、はい!」ググッ
イヴ「そこで..........放って!」
加蓮 ビュン!!
ウサミン< ジュウナナサーイ!!
加蓮「変な鳴き方するんだね」
イヴ「はい~」
イヴ「この調子でドンドン狩っていきますよ~」
加蓮 ググッ ビュン!
ウサミン< メルヘンチェーーンジ!!!
78: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 20:18:48.53 ID:Ioc3SVP60
@奈緒&クラリス ペア
クラリス「この世に生きとし生けるもの、食べることはとても大事なものです。
食べなければ生きていけません。貴方もそうでしょう。しかし、食べるという
ことは簡単な事ではございません。それは何かの“死”を伴わなければダメなのです」
奈緒「..................................」
クラリス「なので貴方は、私の生に協力していただけますか?」
イグアナ コクッ
奈緒「えぇぇぇ!?いいのかよイグアナ!?」
クラリス「ありがとうございます」ガッ
クラリス「それでは神谷様、あなたの番ですよ」
奈緒「.......................気にしたら負けだな」
クラリス「このお隣のイグアナ様で」
奈緒「はい.......えーっと、本日はお日柄もよく.........?」
イグアナ「...............」
79: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 20:22:33.49 ID:Ioc3SVP60
@春日&ナターリア ペア
春日「おらっ!」
フラミンゴ ヒョイ
春日「捕まらんな~」
ナターリア「もっとガンバレ!カスガ!」
春日「そう言われてもなんだな~これが」
ナターリア「部族と会って技は習わなかったカ?」
春日「!」
春日「忘れていたよ、この春日が」
春日「習ったじゃないかよ!セレール族に教わった技!ンブフが!」
ンブフとは!相手の懐に飛び込み両足を抱え込んで倒す大技である!
春日「ンブフ!」ガシィ
ナターリア「いいゾ!カスガ!」
春日「ンブフ!」ガシィ!
フラミンゴ< ミカァァァァァァ!
ナターリア「大量大量♪」
80: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 20:33:26.50 ID:Ioc3SVP60
@夜
ナターリア「おぉ!みんなよく頑張ったナ!」
春日「獲物多すぎじゃないかよ、これ」
凛「..............あれ?石油って結構売れるんじゃ......」
ライラ「売れますですよ」
加蓮「疲れた~......」
イヴ「とっても上手でしたよ~」
加蓮「奈緒はどうやって狩りした?」
奈緒「私は獲物の方々とお話をする方法でした」
加蓮「どうしたの奈緒!?」
クラリス「染み付いてしまいましたね」
81: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 20:35:12.80 ID:Ioc3SVP60
春日「ぃよし!メシだ!」
凛「お腹減ったね」
ナターリア「それじゃ、作ってくゾー」
春日「これは焼くだけか?」
ナターリア「コメと一緒に焼いて食べるゾ!」
春日「それは楽しみだな!」
82: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 20:39:21.56 ID:Ioc3SVP60
春日「みんなは何か習ったのかい?」
凛「私は『大胆に使う』っていう事を教わったよ」
加蓮「うーん、『コンビネーション』かな」
奈緒「『丁寧さ』を身に着けました」
春日「うぉ!奈緒ちゃんどうしたんだよ君は!」
クラリス「私の教えのせいでしょうか」
春日「............」バンッ
奈緒「ハッ!」
奈緒「あ、あれ!?ここは..........」
イヴ「意識なかったんですね~」
凛「さっきまで誰だったの......」
春日「とりあえずみんな、勉強になったみたいだな!」
凛「..........まぁ」
加蓮「私はとっても」
奈緒「うん」
春日「いいことだね~」
83: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 20:45:02.89 ID:Ioc3SVP60
ナターリア「できたゾ」
春日「おぉ!」
加蓮「お腹ペコペコだよ~」
奈緒「加蓮は特にだろうな」
凛「獲物はアレなのに結構おいしそう」
奈緒「えっと、なんだっけ?材料」
凛「変な鳴き声のアルパカ」
加蓮「変な鳴き声のウサギ」
奈緒「変な鳴き声のイグアナ」
春日「変な鳴き声のフラミンゴ」
凛「それぞれ声帯が特殊すぎるよ......」
84: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 20:46:47.65 ID:Ioc3SVP60
ライラ「ほら、食べますですよ」
凛「あ、はい」
春日「どれ、お味の方は......」パクッ
春日「ん~!うまし!出ました、拍手お願いします」
パチパチパチパチ
奈緒「何だよソレ......」
春日「うましはうましだぞ!」
ナターリア「ウマシ!」
凛「真似しなくていいから」
加蓮「うん!うまし!」
凛「加蓮も」
85: ◆9G12fmecqU:2014/08/01(金) 20:49:48.03 ID:Ioc3SVP60
奈緒「食べ物が一番心配だったけど、大丈夫だな」
クラリス「ここの動物はどれも美味ですよ」
加蓮「全部食べたの!?」
クラリス「はい」
ナターリア「クラリスは大食いだからナ」
奈緒「へ~」
春日「春日も面白すぎて“芸人喰い”って呼ばれたからなぁ」
凛「黙って」
春日「手厳しいィィ~!」
90: ◆9G12fmecqU:2014/08/07(木) 09:47:46.42 ID:e6LKSCFG0
奈緒「イグアナも結構イケるもんだな」
凛「食わず嫌いは良くないね」
加蓮「ま、食べなくてもいいけどね......今後.......」
春日「うまし!」
イヴ「うまし☆」
クラリス「うまし」
凛「あなたはブレないで」
91: ◆9G12fmecqU:2014/08/07(木) 09:58:41.71 ID:e6LKSCFG0
春日「はぁ~!腹パンパンだ!」
加蓮「部族滞在記っていつもこんなに豪勢なの?」
春日「いや、飯はいたって少ないぞ。人数が多いから、一人分も少ないしな」
奈緒「じゃあ楽しいわけじゃないのか」
春日「食えなくとも楽しいぞ!それに色々勉強になるからな!」
凛「なるほど」
ナターリア「イイことだナ!」
92: ◆9G12fmecqU:2014/08/07(木) 10:02:01.70 ID:e6LKSCFG0
ナターリア「よし!ご飯も終わったし、おフロ入るゾ!」
加蓮「え?あるの?」
イヴ「ありますよぉ―、いつしかの女性が掘ってくれたんですよ~♪」
奈緒「そしたら温泉が出たと」
イヴ「はい~」
93: ◆9G12fmecqU:2014/08/07(木) 10:09:17.07 ID:e6LKSCFG0
春日「よし!じゃあ一緒に入るぞ!」
奈緒「入らねーよ」バチィ!
春日「ぅぷす!」
春日「じゃあ加蓮ちゃんと!」
加蓮「嫌だよ」パシィ!
春日「おっぷす!」
春日「凛ちゃ」
凛 バチィィィィン!
春日「あぱす!!」
94: ◆9G12fmecqU:2014/08/07(木) 10:14:04.39 ID:e6LKSCFG0
@風呂
凛「結構広いね」
奈緒「ほげ~......」
加蓮「本物の天然温泉!」
\オォ!オユジャナイカヨ!/
奈緒「一人でもうるせー」
イヴ「温まりましょう~」
ライラ「入るですよ~」
クラリス「今日も良い湯加減です」
ナターリア「ふ~」
95: ◆9G12fmecqU:2014/08/07(木) 10:20:22.06 ID:e6LKSCFG0
加蓮「えっと、その掘ってくれた女性って誰なの?」
クラリス「確か.......萩原......」
凛「萩原流行?」
\ナァンダヨ!/
凛「塀越しで真似しなくていいから。似てないし」
ナターリア「凛達はどうしてアイドルなんダ?」
凛「えっと私は、このまま普通に終わるのもどうかなって思って」
奈緒「アタシもそんな感じかな~」
\カスガハ/
奈緒「聞いてないから」
96: ◆9G12fmecqU:2014/08/07(木) 10:27:22.98 ID:e6LKSCFG0
ナターリア「加蓮ハ?」
加蓮「私は............」
加蓮「私はね、昔から病弱で入院生活が長かったんだ。
入院中って暇なんだよね。それこそ読書かTV見るくらいしかないの」
クラリス「........................」
加蓮「それでさ、TVに映ってるアイドルを見て、
とっても羨ましいっていうか、元気を貰ったというか、
それで私もこうなってみたいなって、思ったんだ」
ナターリア「そうなのカ........」
98: ◆9G12fmecqU:2014/08/07(木) 10:36:37.00 ID:e6LKSCFG0
加蓮「うん、だから私もいつかアイドルになって、皆に元気をあげたいんだ」
奈緒「ホント、加蓮っていい奴だよな」
凛「頑張ろうね、これからも」
加蓮「うん!」
\ウゥ......カレンチャーン......../
イヴ「泣いてますねぇ」
加蓮「も~、泣かないでよプロデューサー」
\カレンチャン!トップアイドルニシテアゲルカラネ!/
加蓮「ふふっ、頼んだよプロデューサー」
\ヨォーシ!ユビキリシヨウネ!イマソッチニ/
加蓮「そういうのいいから」
99: ◆9G12fmecqU:2014/08/07(木) 10:45:02.00 ID:e6LKSCFG0
@就寝
ナターリア「ごめんな狭くテ~」
奈緒「いやいや、元は4人しかいないんだし仕方ないよ」
凛「大丈夫、気にしてないから」
イヴ「ぎゅうぎゅうですね~」
奈緒「もうちょっと移動すっか」
加蓮「コッチ?」
奈緒「え~っと」
春日「奈緒ちゃん」
奈緒「...................何だよ」
春日「春日のここ、空いてますよ」
奈緒 バチィィィン!!
春日「ポマード!」
凛「はいはい、もう寝るよ」
ライラ「おやすみなさいですよ」
100: ◆9G12fmecqU:2014/08/07(木) 11:13:55.37 ID:e6LKSCFG0
...........................................................
........................................
.........................
..............
.......
....
春日「.............」プルルルルル
ピッ
若林『はい、もしもーし』
春日「おっ!その声は若林君だね!?」
若林『当たり前じゃねーか、オメーがかけてきたんじゃねーか』
若林『それで何だよ』
春日「いやぁ、そっちはどうかなって」
若林『コッチが聞きてーよ。俺は今日映画しか見てねーぞ」
春日「お、ちなみに何を見たんだね?」
若林『シティ』
春日「それでなんだがね若林君」
若林『いや聞けよ。.............で、なんだよ」
春日「女の子の扱い方がわからんのだよ」
若林『俺に聞くんじゃねーよ。一番わからない奴に聞くなよ』
春日「う~む...................」
若林『まぁ、いつものお前でいいと思うぜ』
春日「そうかね?」
若林『何だかんだ言って、お前は何でも出来るからな』
春日「そうだろうそうだろう!春日は天才」
ピッ
春日「切られた」
101: ◆9G12fmecqU:2014/08/07(木) 11:28:38.82 ID:e6LKSCFG0
@翌日
加蓮「ふぁ......ん、ん~っ」ググッ
凛「おはよう加蓮」
加蓮「あっ、おはよ~、もう起きてたんだ」
奈緒「.................」
加蓮「奈緒はまだ寝てるんだね~」ツンツン
奈緒「んに~.......」
凛加蓮「かわいい」
奈緒「............んっ......?ぅあ、もう朝か~」
凛加蓮「おはよ」
奈緒「おう」
奈緒「あれ、ナターリアさん達は?」
凛「あっちで火起こししてるよ」
102: ◆9G12fmecqU:2014/08/07(木) 11:42:06.75 ID:e6LKSCFG0
奈緒「........で、プロデューサーは」
春日 ングー ングー
加蓮「爆睡だね」
奈緒「ま、早起きそうには見えないしな」
デーン デーン デデデデデー♪
加蓮「プロデューサーの携帯かな」
奈緒「着メロ、ゲゲゲの鬼太郎かよ」
春日「ん~..........」スチャ
春日「......................はい」
春日母『もしもーし、朝ですよー』
凛「モーニングコール母親!?」
加蓮「うわっ」
奈緒「普通にキモいな」
103: ◆9G12fmecqU:2014/08/07(木) 12:01:31.98 ID:e6LKSCFG0
春日母『朝ですよー、起きてくださーい』
春日「はい........はいはい.......」
春日母『お仕事頑張ってくださーい』
春日「はーい......ありがとねー.......」ピッ
春日「...........ふーっ、おはようお三方」
凛「う、うん、今日一日頑張ろうね」
春日「そうだな、朝メシ食って狩るぞ~!!」
奈緒「朝でもうるせー」
104: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 10:00:30.56 ID:lCPMPNYH0
@狩り中
凛「..............................」ドクドクドクドク
アルパカ<ウズキィィェェェ
加蓮「ふっふっ!」ググ ヒュン
ウサミン<ジュウナナサーイ
奈緒「というわけで、あなたも生について...」
イグアナ<.........................
クラリス「皆さん、大分良くなってきましたね」
ライラ「そうでございますね」
イヴ「素質があるんですよぉ~」
ナタ「それに比べテ」
春日「おぉ!痛ぇ!イッテェ!」
フラミンゴ<ミカァァァァァ!
ナターリア「春日は進歩してないナ」
105: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 10:05:35.20 ID:lCPMPNYH0
@狩り終了
加蓮「今日もいっぱい獲れたね」
凛「うん」
奈緒「夕食が待ち遠しいですね」
春日「おっと」バン!
奈緒「ハッ!私は!」
クラリス「毎度意識が.......」
ナターリア「みんな!この二日間でよく成長したナ!」
ナターリア「このステップアップ力を日々のレッスンに活かすんだゾ!」
加蓮「うん、頑張るよ」
凛「私も」
奈緒「ア、アタシも」
春日「アタシも」
106: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 11:43:24.32 ID:lCPMPNYH0
@夜
凛「すごい星だね」
加蓮「すっごい綺麗...........」
春日「加蓮ちゃんの方がキレイだぞ?」
加蓮「あ!あれ北斗七星じゃない!?」
奈緒「うお!すげぇ........」
春日「................................」
凛「本当に七つあるんだね」
春日「北斗七星.........春日の胸にも七つの」
奈緒「もう遅いし寝るか」
凛「うん」
加蓮「ふぁ~ぁ、今日もぐっすり寝れそ~」
春日「無視じゃないかよ!」
107: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 12:05:26.29 ID:lCPMPNYH0
@翌日
ナターリア「もう行っちゃうのカ?」
春日「こっちも予定があるからな!」
凛「そうなの?」
春日「そうだぞ?」
イヴ「さみしくなりますねぇ~」
加蓮「忘れないからね」
クラリス「またいらしてくださいね」
奈緒「あぁ!また今度な!」
ライラ「あっちでも石油流すですよ」
凛「それは出来ないかな」
春日「それじゃあな!モバ族!」
108: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 12:09:01.13 ID:lCPMPNYH0
春日「おぉっと!大事なコトを忘れていたよ!」
ナターリア「なんダ?」
春日「コレだよコレ」
ババーン
春日「春日のピンクベストです!」
春日「これを、はい着て」
イヴ「こうですか~?」
春日「そう」
春日「春日は毎回、お礼にこのベストをプレゼントしているんだぞ!」
凛「へぇ」
春日「凛ちゃんも欲しい?」
凛「いらない」
春日「手厳しいなこりゃ」
109: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 12:13:28.35 ID:lCPMPNYH0
春日「よーし!みんな着たな!」
ライラ「着ましたですよ」
クラリス「はい」
イヴ「着ました~」
ナターリア「着たゾ」
春日「はい!それじゃあアッチのカメラを見ろ!」
春日「トゥース!!」
モバ族「「「トゥース!」」」
春日「ありがとう!じゃあなモバ族!」
奈緒「カメラあったのかよ」
110: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 12:34:47.83 ID:lCPMPNYH0
春日「いやぁ、勉強になったな」
凛「まぁ...........」
加蓮「私は体力も少しついたし」
奈緒「言葉使いがキレイになったかな」
春日「ちょっとしたキャラ崩壊だな」
春日「よっし!このまま歩いて東京に帰るか!」
奈緒「帰れるわけぇーだろ!何日かかるんだよ!」バチィン!
加蓮「冗談やめてよ.......................」
奈緒「ほら、加蓮がビックリしちゃったじゃないか!謝りなさいよ」
春日「ゴメンね」
奈緒「謝ったんでね、許してやってほしいんですけども」
春日「...だが凛ちゃんだけは徒歩で帰れ!」
凛「!?」
奈緒「やめろ!徒歩聞こえたぞお前!」
奈緒「凛はちゃんと飛行機で帰るんだよ」
春日「うぃ」
111: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 12:43:12.34 ID:lCPMPNYH0
春日「それにしても、奈緒ちゃんのツッコミは若林君に似てきたな~」
奈緒「若林って、相方だっけ?」
春日「いや、春日の下僕だ」
凛「嘘だね」
春日「まぁいいだろういいだろう、空港の時間がもうすぐだから、ちょっと急ぐぞ!」
奈緒「走るのか?」
春日「あぁ!」
加蓮「ん」
春日「ん?なんだね加蓮ちゃん、その手は」
加蓮「ん~!」
春日「................仕方がないなぁ~!」
春日「加蓮ちゃんも春日のピンクベストが欲しいのか!」
加蓮「いらないよ」
加蓮「そうじゃなくてっ」
春日「...............?」
春日「あー、はいはい」シャガミ
春日「おぶられたまえよ」キリッ
加蓮「わーい♪」
奈緒「過保護だよな~」
凛「過保護。ズルい」
春日「過保護じゃないぞ~!断じて!」
奈緒「過保護!過保護!」
加蓮「違うも~ん」
カホゴダ! チガウ! カホゴー オニガワラ! カレンガオチル!
?「..........................ふっふっふ~」
112: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 12:59:34.47 ID:lCPMPNYH0
@機内
凛「ねぇ、プロデューサー」
春日「なんだい」
凛「さっき話してた予定って何?」
奈緒「あぁそういや、言ってたな」
加蓮「聞きたい」
春日「うむ、一か月後にライヴバトルがあるぞ」
凛「あ、そうなんだ」
奈緒「ライヴバトルか、じゃいいや。寝よ」
加蓮「なんだ、期待して損した」
三人「................................」
三人「ライヴバトル!?」
春日「こ、こら!機内は静かにだぞ!お三方よ!」
凛「それ、どういうこと!?」
春日「売れるまで、といってもずっとじゃないからな、ライヴを成功させて仕事終了なのだよ」
奈緒「そうだったのか.........」
加蓮「ライヴバトル...........か」
凛「..............................」
春日「そう心配しなさんな、アンタ達なら勝てる」
奈緒「...........................」
加蓮「一か月............」
春日「残された時間で、どれだけのことが出来るか、どれだけの人を魅了で」
凛「とりあえず頑張ろう、奈緒、加蓮」
奈緒「あぁ、もう決まった事だからな!」
加蓮「弱音なんて吐いてられないね!」
春日「春日が今いい話をしようと!!!」
CA「お客様、機内ではお静かに」
春日「うぃ」
113: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 13:41:50.33 ID:lCPMPNYH0
@東京
春日「ビバ!東京!」
凛「たったの二日間なのに、結構いた気がするね」
加蓮「飛行機って乗るだけでも疲れるね」
奈緒「降りる瞬間揺れるしな」
春日「よし、今日明日はゆっくり家に帰って休みたまえ!」
加蓮「帰ろ~」
凛「家帰って寝よ.......」
奈緒「ふぁ~あ、時差ボケ~」
春日「それじゃ、明後日!」
三人「は~い」
114: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 14:16:31.57 ID:lCPMPNYH0
@明後日
春日「よし集まったな!それじゃ、本格的なレッスンを始めるぞ!」
凛「あと一か月............」
奈緒「早いな」
加蓮「頑張ろ.................」
春日「まずは、カスカスダンスだ!」
三人「「「カスカスダンス!?」」」
春日「そうだ、まず手本をみせるからな」
春日「よーく見ておけよ!」
奈緒「はよやれ」
春日「カッス!カスガカス!カスガカス!カスガクーイズ!」
奈緒「最後のクイズはなんだよ!」
春日「おっと、若林君とのクセが出てしまった」
春日「これを1日150回!」
加蓮「150!?」
春日「これは背筋と肺を鍛えるトレーニングだ!」
奈緒「やりたくねー........ダサイし.........」
加蓮「私も..........................」
凛「.....................................」
凛「.............みっともなくてやりたくないけど」
凛「やってみることが、大事だよね」
115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/19(火) 14:49:19.66 ID:nhd7tEpJ0
やるのかよww
116: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 15:02:57.71 ID:lCPMPNYH0
凛「カッス!カスガカス!カスガカス!」
春日「カッス!カスガカス!カスガカス!カスガクーイズ!」
加蓮「.............................」
加蓮「カッス!カスガカス!カスガカス!カスガクーイズ!」
奈緒「加蓮まで!」
奈緒「くっそー!やるしかないのか!」
奈緒「カッス!カスガカス!カスガカス!カスガクーイズ!」
春日「カッス!カスガカス!カスガカス!カスガクーイズ!」
117: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 15:07:08.94 ID:lCPMPNYH0
凛「はぁはぁ、これ結構疲れるね.........」
加蓮「で、でも......効いてる気がする.............」
春日「よぉーし次だ!」
春日「鬼瓦!」
奈緒「それはなんだよ!」
春日「これは表情筋と腹筋を鍛えるぞ!」
春日「鬼瓦!」
加蓮「よ、よぉ~し」
加蓮「鬼瓦!」
凛「鬼瓦!」
奈緒「鬼瓦!」
118: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 16:09:45.45 ID:lCPMPNYH0
春日「みんなうまいじゃないかよ!」
春日「よぉーし次もいくぞ!」
春日「アパー!」
凛「アパー!」
加蓮「アパー!」
奈緒「ア、アパー!」
奈緒「これはどこを鍛えるんだ!?」
春日「春日にもわからん」
奈緒「必要ねェじゃねぇか!!」バチィン!
春日「あぱす!」
春日Pのレッスンは続いた
意味があるのかないのか、わからないレッスン
しかし、彼女達のハートには春日の一生懸命さが伝わっていた
故に、彼女達もそれに応えたいと思っていた
119: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 18:41:06.31 ID:lCPMPNYH0
@15日目
凛「あと半分だね........................」
加蓮「もう歌えるし、踊れるけど..........」
奈緒「これじゃ普通だな..............」
春日「でもそれぞれに魅力があるぞ」
凛「う~ん......」
春日「こういう時は若林君に相談だな」
プルルルルル プルルルルル
若林『はい』
春日「あー、わたくし春日と言う者なんですけどね」
若林『わかってるよ、画面に名前出てるわ』
春日「いやぁ、キッポじゃわからんと思ってね」
若林『キッポは俺のことだろうが』
若林『なんだよ』
春日「あら、なんだっけかな」
若林『お前相方にイタ電すんなよ』
120: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 19:01:21.61 ID:lCPMPNYH0
春日「あぁ!そうだったそうだった、今プロデュースをしているんだけどね」
若林『言ってたな』
春日「それがね、歌やダンスは完璧なんだけどね、なんか足りないな~って」
春日「どうしたらいいかな~って」
若林『そうだなぁ、別にそれでいいんじゃねぇか?』
春日「そうかい?」
若林『歌やダンスと.......あと容姿、それ3つが揃ってる人なんてそうそういねぇーぞ』
春日「うむ」
若林『ほら、SMAPだって』
春日「おいおい、中居君の悪口はやめたまえよ」
若林『ましてや高校生だろ?』
春日「そうだとも」
若林『高校生でその3つが揃ってりゃあ十分だよ。他に無理して加えることもねーよ』
春日「なんか面白いことあった方が良くないかい?」
若林『笑わせるだけのアイドルなんて、アイドルじゃねーよ』
若林『魅了してなんぼだろ』
春日「ほう!さすがアイドルオタク!」
若林『アイドルオタクじゃねーよ』
春日「そうか、まぁ礼を言うよ若林君!」
若林『あぁ、またなんかあったら電話しろよな』
春日「じゃあモーニングコールを」
若林『それおめぇの母親の仕事だろーが』
春日「それじゃあな若林君」
若林『はいはい』
ピッ
121: ◆9G12fmecqU:2014/08/19(火) 19:58:51.36 ID:lCPMPNYH0
凛「今の相方さん?」
春日「そうとも、下僕の大林君だ」
奈緒「若林じゃねぇーのかよ」バチン
加蓮「なんかアドバイスくれた?」
春日「『アイドルは歌とダンスで魅了するもの、その他に余計なものなんていらない』」
春日「ま、要約するとこんな感じだな」
凛「そっか.........................」
奈緒「全部揃ってるアタシ達って、結構スゴイのかもな!」
加蓮「奈緒には素直力が足りないよ」
奈緒「素直力って何!?」
凛「変に飾らなくていいってことだね」
加蓮「今のままで十分!」
春日「今が一番!」
奈緒「よっしゃあ!燃えてきた!」
加蓮「じゃあ、この3つが衰えないように一日一日を大事に使おうね!」
凛「そうだね」
春日「ライヴバトルに向けて、頑張るぞー!」
三人「「「おー!」」」
春日「人を魅了するぞー!」
三人「「「おー!!」」」
春日「負けないようゴッホゴホッ!」
奈緒「最後まで喋れよ!」バチィン!
モー!シマラナイナー!シッカリシテヨー スマンスマン アハハハハハ
?「......................ふふふ、笑っていられるのも今のうち☆」
124: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 09:43:52.49 ID:PzLbIzaF0
春日「歌やダンスもいいが、トーク力も鍛えないとな!」
凛「トーク.........難しいよね」
春日「難しくなんかないぞ!」
奈緒「やっぱり春日は得意なのか?」
春日「当ったり前だよ!春日のトークは最高に面白いからな!」
加蓮「絶対嘘だね」
春日「嘘じゃないぞ!」
春日「まぁ、トークの練習をしようじゃないの!」
春日「ホレ、やってみなさい奈緒ちゃん」
奈緒「あ、あたし!?......何を話せばいいんだ?」
春日「なんでもいいのだよ。身近に起こった事でもなんでも」
奈緒「そ、そうだな、えーっと」
125: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 10:18:23.40 ID:PzLbIzaF0
奈緒「どうも~、トライアドプリムスの神谷奈緒で~す」
春日「みなさん、一富士、二鷹、三春日ですよ」
奈緒「......................」
春日「へっ!」
奈緒「今日も口から屁こいてますけども」
奈緒「最近、アイドルをしてまして」
春日「そんなわけねーだろ!」バン!
奈緒「......ね、今なんで叩かれたかわかりませんけども」
奈緒「アイドルだとね、色々な事を気にしなくちゃいけないんですよね」
春日「そうだな、春日の家計とか春日の食生活についてだな」
奈緒「なんでアンタの管理しなきゃならないんだよ!」バチン!
奈緒「でね、この髪とか乱れてるとあれでしょ?」
春日「お前は長い髪だな!」バン!
奈緒「..........普通の言葉ならツッコまないでほしいんですけども」
奈緒「余計な事をしてくれてね、正直ブチ切れそうなんですけど」
春日「キャー!!」
奈緒「......................................」
奈緒「まぁね、髪が長いとね乱れやすいんで、短くてねオススメの髪はないかなって」
春日「テクノカットにしろよ!」バン!
奈緒「やんねーよ!そんなヤベー奴アンタだけだよ!」バチン!
春日「柳沢慎吾もだよ!」バン!
奈緒「どっちもヤベー奴じゃねぇか!」バチン!
奈緒「でね、見た目もそうですけど、あと大事なのはトーク力なんすよね」
春日「春日のトークは客が引くくらい面白いぞ?」
奈緒「つまんなくて引いてんだよ」
春日「うぃ」
奈緒「それでね、トーク力を鍛え」
春日「春日はつまらないのか!?」
奈緒「気にしてんじゃねーよ!うるせぇよ」
奈緒「それでね、この場をお借りしてトークを鍛えたいと思います」
奈緒「え~みなさんこんにちは!あたし、神谷奈緒と申します」
春日「\奈緒~!/ \奈緒~!/」
奈緒「ちょ、何だよソレ」
春日「声援だねぇ、温泉が湧いてるわけではないぞ?」
奈緒「奈緒ーって温泉わかねぇだろ」
126: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 10:20:41.54 ID:PzLbIzaF0
奈緒「今や日本はアイドル戦争時代!\奈緒~!/」
奈緒「たくさん\奈緒~!/イドルが\奈緒~!/歌やダンス\奈緒~!/」
奈緒「ね、もうちょっと声援のタイミングがいいと話しやすいんですが」
春日「\うぃ/」
奈緒「あ、春日もね、見に来てくれてるみたいですけれども」
奈緒「やっぱりねアイドルだとライバル心が強くなるんですね」
春日「\その前に服を着ろよ!/」
奈緒「..................着ているつもりなのですが.....」
奈緒「素直な奈緒、なんて意味じゃあ裸なのかもしれません!」
春日「シーーーーーーーーン!!」
奈緒「............ね、お客さんのテンションが低いみたいですけれども」
春日「 \うぃ/ 」
奈緒「春日がね、ちょっと移動しましたけどね。何があったんでしょうか」
春日「\春日おもしろ~い!/ \春日ー!/ \春日ー!/」
春日「ハッ!!」
奈緒「うるせぇよ!」バチィン!
奈緒「うるさ過ぎてあたしのトーク聞こえないじゃないかよ!」
春日「はははっww確かにそうだなwwははははwwww」
奈緒「そうだよw会場鶏小屋かよw」
春日「....................................」(真顔)
奈緒「鶏小屋ハマらなかったみたいですけれども」
奈緒「あたし思うんですよ、アイドルはもっと個」
春日「......................」バン!
奈緒「なんで叩いたんだよ!」バチィン!
奈緒「もういいよ!アンタ、あたしの邪魔ばっかしてくるじゃないか!やってらんねーよ!」
春日「お前それ本気で言ってるのか?」
奈緒「本気で言ってたらこんな楽しくやってねーよ」
春日奈緒「「へへへへへへ」」
春日「バーイ」
凛 パチパチパチパチ
加蓮 パチパチパチパチ
奈緒「へへ、どうだったよ、あたしたちの漫才!」
凛「奈緒は漫才やるんだね」
奈緒「......................あっ」
奈緒「ちっがーーーーーーーーーーう!!!!!」バチィン!!
春日「あぱす!!!」
128: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 10:42:45.16 ID:PzLbIzaF0
@ライヴバトル一週間前
春日「よぉーし!今日のレッスンはここまでだ!」
凛「お疲れー」
加蓮「奈緒、カスカスダンスうまくなったね」
奈緒「上手い下手関係ないだろ!」
奈緒「加蓮こそ鬼瓦めっちゃ上手いじゃん」
加蓮「全然嬉しくない!」
春日「はーっ、今日も一日疲れ」ガチャ
ザァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!
春日「なんつー雨だよ!!」
奈緒「なんだこの雨は!」
加蓮「やばいやばい!」
凛「帰れない!」
春日「テレビ!テレビ!」ポチ
TV<台風は920hPaと測定され........
加蓮「強い」
奈緒「べらぼーに強い」
凛「どうする?事務所に泊まる?」
奈緒「うーん、でも何もないしなー.........」
春日「...........よし!春日の家に泊まろう!」
三人「えぇぇ!!」
春日「春日の家はこっから近いからな!」
奈緒「めっちゃ抵抗あるけど..........」
凛「行くしかない......」
春日「行くぞ!」
131: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 11:05:26.29 ID:PzLbIzaF0
@春日宅
春日「ここが春日の家、むつみ荘だ!」
奈緒「ボロッ!」
凛「帰りたい」
春日「よぉーし入るぞ!」
ガチャ
加蓮「微妙に臭うし」
奈緒「狭い」
春日「一人暮らしには最高だろ!」
凛「どこが.............」
加蓮「まいいや、お邪魔しまーす」ドテドテ
奈緒「やっぱ狭いな~」ドテドテ
凛「生活感ありすぎ」ドテドテ
春日「おぉぉぉい!!お三方!土足だよ土足!!」
凛「あ、ごめん」ポイ
春日「あぁ!布団の上に靴を置くんじゃあないよ!」
春日「外道だよ君たち!」
奈緒「腹減ったー」
春日「おぉっと、そうだったな。あらかじめ牛丼を買っておいたからな」
奈緒「おぉ」
春日「えーっと、はい」ガサガサ
凛「あれ、ひとつ?」
春日「ちょっと待ちたまえよ」
凛「.......................?」
春日「ほいほい」サッサッサ
奈緒「??」
春日「はい」トン トン トン
加蓮「???」
凛「なに、これ」
春日「何って、その通りだよ」
132: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 11:17:28.72 ID:PzLbIzaF0
奈緒「玉ねぎ」
加蓮「つゆ」
凛「紅しょうが」
春日「牛肉と米」
春日「いただきやす!」
凛「待って!」
奈緒「これをあたしたちに食べろと?」
春日「当たり前だ!」
三人「............................」
三人 サッサッサッサッサ
春日「おぉぉ!?春日の牛肉と米を奪うんじゃないよ!」
春日「おあ!春日の分が!」
春日「若林くーん!この娘たち!飛んだ悪魔だよー!」
133: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 11:42:36.09 ID:PzLbIzaF0
凛「お風呂は?」
春日「あるわけねーだろ!」バン!
奈緒「なんでないんだよ!」バチィン!
加蓮「どーすんの!?」
春日「近くに100円でシャワー出るコインロッカーがあるのだよ」
奈緒「面倒だなー」
凛「しかもこんな雨に」
加蓮「行こう、このまま寝るよりマシ」
凛「うん」
春日「待ちたまえお三方!」
凛「何?」
春日「行く前にシャンプーしていきなさいよ」
奈緒「はぁ!?」
春日「そっちのほうが時間短縮、節約出来るからねェ」
加蓮「うっそー!!」
春日「春日は嘘をつきませんよ」
@自転車
加蓮「もー!信じらんなーい!あのアホプロデューサー!」アワアワ
凛「結局シャンプーつけたまま」アワアワ
奈緒「本当にあたしたちアイドルなのか...........?」アワアワ
加蓮「誰かに見られたら死にそー!」アワアワ
134: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 12:00:44.89 ID:PzLbIzaF0
凛「もう寝る?」
春日「あぁ、もう12時過ぎてるか。寝ようじゃないか」
奈緒「それにしても三人とも、理解のいい親で良かったよな」
加蓮「ホント、プロデューサーなら安心とか言っちゃって」
凛「『紳士だから大丈夫よ』って言われた」
奈緒「挨拶した程度で、紳士ってわかるのか?」
春日「春日は熟女好きだからな」
三人「.........................」バチィン!!
春日「痛い!!!」
春日「何するんだよ!」
凛「もしかして、お母さんに手つけた?」
春日「さすがに!さすがの春日でも人の親には手をつけないぞ!」
奈緒「あっぶねー、もう少しで原型なくすほど殴るところだった」
春日「そこは安心したまえ」
春日「でも、三人とも、魅力的だったぞ!」
三人「...........................」バチィィィィィィ!!!
春日「あっぽぉぉぉぉす!!!」
春日「冗談だよ!冗談!面白いジョークじゃないか!」
凛「わかってるよ、なんだかんだ言ってプロデューサーはそんなことしないってわかってるから」
春日「じゃなんで殴ったんだよ!」
加蓮「もう寝よー、今日は色々と疲れたよ」
奈緒「寝よ寝よ」
凛「おやすみ」
春日「......................................」
春日「...........................春日の寝る場所がない」
135: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 13:37:47.83 ID:PzLbIzaF0
.................................................
........................
.............
......
加蓮「...................................プロデューサー、起きてる?」
春日「ん?」
加蓮「..................ありがとね」
春日「...........ふふっ、どうしたよ加蓮ちゃん」
加蓮「私ね、今とっても楽しいよ」
加蓮「まだお仕事とかないけど、こうやってみんなで練習して、目標目指して頑張って.......」
加蓮「それだけでも十分幸せ」
春日「....................................そうかい?」
加蓮「うんっ、プロデューサーが応援してくれるおかげ。感謝してるんだよ?」
春日「さすが春日だな、ははっ」
加蓮「さすが春日だね、ふふっ」
凛「私も感謝してるよ」
加蓮「起きてたの?」
凛「うん」
春日「それは本当かい?凛ちゃん」
凛「うん。プロデューサーと会って、色々経験できた」
凛「モバ族なんて一生会わなかっただろうし........」
凛「目指すものも見えてきた」
凛「ありがと、プロデューサー」
春日「そうかい..........こちらこそだよ、凛ちゃん」
凛「奈緒もお礼くらい言ったら?」
奈緒「!」
加蓮「なーんだ、奈緒も起きてたんだ」
奈緒「.................................................」
奈緒「.............ありがと」ボソッ
奈緒「おやすみ!///」
春日「可愛いなぁ奈緒ちゃんは」
加蓮「だから、ライヴ、頑張ろうね」
春日「あぁ」
凛「そうだね」
春日「よし!寝るぞ」
凛加蓮「「はーい」」
136: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 13:58:19.27 ID:PzLbIzaF0
オードリー春日は、がむしゃらに頑張った
アイドル三人も頑張った
共に汗を流し、涙、は流さないが、日々成長していった
春日も、凛も加蓮も奈緒も
お互いがお互いを信頼し合っていた
時は、ライヴ当日であるッ!!!
137: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 14:11:25.51 ID:PzLbIzaF0
@当日
凛「き、緊張するね」
加蓮「で、でもやるべきことはやってきたから!」
奈緒「う、うん」
春日「大丈夫かよ君たち!」
凛「深呼吸、深呼吸」
凛「スー.......ハー........」
凛「トゥース!!」
凛「................落ち着いた」
加蓮「そんなんで!?」
加蓮「え、えーっと」
加蓮「カッス!カスガカス!カスカスカッス!カスガクーイズ!」
加蓮「...........................よし!」
奈緒「よ、よーし、あたしも」
奈緒「鬼瓦!」
奈緒「気合入ったー!」
春日「よぉーっし!頑張るぞ凛ちゃん!加蓮ちゃん!えーっと」
奈緒「奈緒だよ!忘れんな!」バチィン!
奈緒「..........................ふふっ」
春日「ははっ!ははははは!」
三人「アハハハハハハ!!!」
138: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 14:27:18.00 ID:PzLbIzaF0
春日「頑張るぞ!三人とも!」
三人「はい!!」
?「いつまで笑っていられるかな!?」
四人「!!?」
春日「お、お前は!!」
春日「ゴー☆ジャス!!!」
ゴー☆ジャス「ウォンチュー!君のハートに、レボリューション!」
139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/22(金) 14:38:18.52 ID:9NyyaB+F0
なんでゴー☆ジャスwwww
140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/22(金) 15:00:54.41 ID:gck4+AYk0
不意打ちはあかんて
141: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 15:03:41.49 ID:PzLbIzaF0
春日「一体何しに!」
凛「てか誰」
春日「コイツの名はゴー☆ジャス!」
春日「この春日と同じ芸人だ!」
ゴー☆ジャス「今日でこの企画も終わりだ春日ァ!」
奈緒「ライバルなのか!?」
春日「とくに面識はない」
春日「ゴー☆ジャス!お前の目的はなんだ!」
ゴー☆ジャス「私はァ!お前のライヴバトルの相手だ!」
加蓮「..............あの人がライヴの相手?」
ゴー☆ジャス「おぉっと!ライヴの相手はオレじゃないぞぉ!」
ゴー☆ジャス「私が事前にスカウトしたアイドルがいる!」
ゴー☆ジャス「その娘たちが、貴様らの相手だ☆☆☆」
春日「クッソー!最初から仕組まれていたという事か!」
ゴー☆ジャス「いいや!この対抗企画は最近決まったものだ!」
ゴー☆ジャス「春日ァ!お前に負けるくらいなら!」
ゴー☆ジャス「負けるクライなら?」
ゴー☆ジャス「まけるゥクライナら?」
ゴー☆ジャス「ウクライナ!」
ゴー☆ジャス「ソーレッ!☆」ダダダダダダダダダダダダ
ゴー☆ジャス「ここ!ウクライナ!」
142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/22(金) 15:09:16.05 ID:7JqTHuoro
なぜゴー☆ジャスも高クオリティなのか
143: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 15:13:00.63 ID:PzLbIzaF0
春日「あれが奴の芸風だ」
凛「面白い..........かな?」
奈緒「あたしは結構好きだけどな」
ゴー☆ジャス「ではまた会おう諸君!」
ゴー☆ジャス「今度は私のアイドル達が貴様らの前に立ちふさがる!」
ゴー☆ジャス「覚悟をしておけ!」
ゴー☆ジャス「ハーッハッハッハッハ!!」
ゴー☆ジャス「こんな展開ファンタスティック☆!」
ゴー☆ジャス「じゃあなァ☆!」スタスタスタスタ
144: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 15:19:14.15 ID:PzLbIzaF0
春日「うぉぉぉ!ライヴバトルがアイツか!」
加蓮「厳しいの?」
春日「奴は面白くないかと思いきや、最高に面白い奴だ!」
春日「油断できんのだよ!」
凛「でも、どんな相手でも」
奈緒「どんな敵でも」
加蓮「倒さなくちゃ!ねっ!」
春日「よぉーっし!気合十分!」
春日「張り切っていくぞ!」
三人「おー!!!」
145: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 15:51:24.60 ID:PzLbIzaF0
@舞台袖
ワー ワー
春日「いよいよだな..........」
奈緒「お?緊張してんのか?」
春日「春日は緊張などせんよ」
加蓮「そのわりには胸張ってないね」
春日「...............................」
凛「お客さん、いっぱいだね」
奈緒「ぎっしりだな」
加蓮「でも、不思議と緊張しないね」
凛「自信があるからね」
春日「そうだな!」
ゴー☆ジャス「まーた会ったな!オードリー諸君☆」
凛「なんかコンビにされてるし」
ゴー☆ジャス「いよいよだなぁ!」
春日「絶対に負けんからな!」
ゴー☆ジャス「コッチこそ負けるわけにはいかん!」
ゴー☆ジャス「よく見たらどいつもこいつも、魅力がないなぁ」
ゴー☆ジャス「どいつもこいつもぉ?」
ゴー☆ジャス「どいつもぉ?」
ゴー☆ジャス「そんなバハマ!」
ゴー☆ジャス「ソーレッ☆」ダダダダダダダダ
ゴー☆ジャス「ここ!ドイツ!」
ゴー☆ジャス「ドイツだと、思ったろぉ!?」
ゴー☆ジャス「冗談だ!三人とも可愛いし魅力がある!」
ゴー☆ジャス「いい対戦相手だ!」
146: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 15:56:35.02 ID:PzLbIzaF0
春日「このように、どうしても憎めない奴なのだよ」
ゴー☆ジャス「よろしくなぁ!凛ちゃん、加蓮ちゃん、奈緒ちゃん!」アクシュ
凛「よろしく!」ガッ
加蓮「負けないから!」ガッ
奈緒「全力でいこうぜ」ガッ
≪それでは、ライヴバトルを開催いたします≫
ワー! ワー! ワー!
春日「幕が開いたな.........よし!行け!」
三人「はい!」
ワーワー! ワァァァァァァァァァァ!!
147: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 16:09:27.96 ID:PzLbIzaF0
奈緒「みんなーっ!今日は見に来てくれてありがとー!!」
ワァァァァァァ!!
凛「渋谷凛!」トゥース!
加蓮「北条加蓮!」カスカス!
奈緒「神谷奈緒!」オニガワラ!
凛「三人合わせて!」
三人「トライアドプリムスです!へっ!」
ワァァァァ!リンチャーン!カワイイー!カレンー!ナオー!
加蓮「私達の歌を聞いてー!!」
ワァァァァァァァァァァァァ!!!
148: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 16:15:22.79 ID:PzLbIzaF0
~~~♪
ワァァァァァァ!!
~♪
ワァァァァァァァァァ!!
@袖
ゴー☆ジャス「ほう、歌もダンスも完璧だな」
春日「春日の指導のもとだからな、完璧に決まっているぞ!」
ゴー☆ジャス「それに、魅力が十分にあるな☆」
春日「そうだろうそうだろう」
ゴー☆ジャス「だがしかーっし!この宇宙海賊ゴー☆ジャスが率いるアイドルに勝てるかな!?」
149: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 16:43:20.35 ID:PzLbIzaF0
奈緒「盛り上がってるか~!?」
ワァァァァァァ!
≪続いて対戦者の入場です!≫
凛「(来る!)」
奈緒「(対戦相手!)」
加蓮「(...................負けない!)」
プシュー!!
凛「え!?」
奈緒「ま、まさか!?」
加蓮「嘘!?」
春日「あ、あれは!!!!」
ナターリア「盛り上がってるナー!!」
ライラ「緊張するですよー」
イヴ「張り切っていきますよ~♪」
クラリス「宜しくお願い致します」
四人「モバ族!!??」
150: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 16:56:21.75 ID:PzLbIzaF0
春日「どういうことだよ!ゴー☆ジャス!」
ゴー☆ジャス「お前らがモバ族を訪問している時、オレはついてきていたのだ!」
ゴー☆ジャス「そして!お前らが帰った後にスカウト!」
春日「きっさま~!」
春日「ん~~~~!面白い!」
ゴー☆ジャス「ものわかりがイイじゃーないか!」
春日「己の力を最大限にまで発揮させるために必要なことは!師と戦う事!」
春日「だから春日は、必死に三人を応援するまで!」
ゴー☆ジャス「ほう!オレも応援するぞ!」
ゴー☆ジャス「どっちもなァ!」
151: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 17:16:22.60 ID:PzLbIzaF0
ナターリア「ナターリア達!」
イヴ「四人合わせて!」
ライラ「『ゴージャスワールドツアー』」
クラリス「でございます」
ワァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!
凛「負けてられない!」
奈緒「おうよ!」
加蓮「うん!」
152: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 17:23:23.60 ID:PzLbIzaF0
凛「ライラさん!私はあなたに色々教えてもらったよ!」
ライラ「そうなんでございますか~?」
凛「あなたに『大胆に使う』ってことだよ!」
凛「だから!このステージの端から端まで!大胆に使うよ!」
ライラ「!」
凛「~♪」ダダダダダ!
ワァァァァァァァ! ハイ! ハイ! ハイ!
ライラ「やるでございますね~」
ライラ「ライラさんも頑張るですよぉ~!」
ライラ「~♪」ダダダダダ!
ワァァァァァァァァ!ワァァァァァ!
153: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 17:35:14.01 ID:PzLbIzaF0
イヴ「さ、私達も勝負ですよ~♪」
加蓮「う~ん.......私もイヴさんに習ったけど.........」
加蓮「『コンビネーション』...............」
イヴ「加蓮さん~」
加蓮「?」
イヴ「後ろを見てください♪」
加蓮「え?......................あっ!」
加蓮「ド、ドンダー!!」
ドンダー「ブフォーン!!」ババーン!
イヴ「連れてきましたよ~、私にはブリッツェンがいますから~」
ブリッツェン「ブルル!」
イヴ「正々堂々!闘いましょう~!」
加蓮「また宜しくね、ドンダー」
ドンダー「バシッフ!」
イヴ「いきますよぉ~☆」
154: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 17:41:01.54 ID:PzLbIzaF0
クラリス「奈緒さん、私達も」
奈緒「あぁ!」
奈緒「クラリスさんのおかげで、あたしも成長したんだ!」
クラリス「それは真、喜ばしいことです」
奈緒「アンタに『丁寧さ』を教わったよ!」
奈緒「あたしはガサツな部分があったから、これで改善された!」
奈緒「礼を言うよ!」
クラリス「いえいえ」
奈緒「だけど今は」
クラリス「敵同士、ですね」
奈緒「容赦しないぜ!」
クラリス「承知の上です!」
ワァァァァァァァァァァァァァ!!!
ワァァァァァッァァァァァァァァァァ!!!
155: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 18:14:00.31 ID:PzLbIzaF0
ナターリア「よシ!今度は全員で踊って対決ダ!」
イヴ「いきますよぉ~♪」
ライラ「思いっきりやりますですよ~」
クラリス「では!」
凛「全力で!」
奈緒「かかって来い!」
加蓮「言い過ぎ!」
ワァァァァーーーーーーーー!!!
ワァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!
156: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 18:15:08.43 ID:PzLbIzaF0
時は流れた
彼女達の笑顔と汗、そして涙と
今までに学んだこと、教わったことを最大限にまで発揮した
師と闘おうとも、彼女達は苦しくなかった
何故ならば、師を倒すというよりも
『私はあなたのおかげでこんなにも成長しました』
という姿を見せたかったのだ
故に彼女達は全力なのだ
157: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 19:47:23.64 ID:PzLbIzaF0
ワアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!
ゴー☆ジャス「そろそろ結果だな、オードリー春日よ」
春日「あぁ、もうすぐ俺たちの決着が着くな」
ゴー☆ジャス「これは楽しみだな!」
春日「ゴー☆ジャス」
ゴー☆ジャス「ん?」
春日「春日はあの娘たちに一生懸命になった。アンタはどうだね」
ゴー☆ジャス「...............オレも真剣に向き合ったさ」
ゴー☆ジャス「彼女達はオレより総合的な能力は上だ」
ゴー☆ジャス「だから、そのレベルじゃないと、わからないことがたくさんあった」
ゴー☆ジャス「そのために毎日鍛えたさ!」
春日「.............................そうか」
春日「これはますます、負けたくありませんな!」
ゴー☆ジャス「少し負け気味だが、まだ助かる」
ゴー☆ジャス「まだたすかる?」
ゴー☆ジャス「マダタスカル?」
ゴー☆ジャス「マダガスカル!」
ゴー☆ジャス「ソーレッ!☆」ダダダダダダダダダダ
ゴー☆ジャス「ここ!マダガスカル!」
158: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 20:11:05.78 ID:PzLbIzaF0
ワーーーーーーー!!!!
ワァァァァァァァァァ!!!
凛「はぁ.....はぁ.....」
奈緒「つ、疲れた...............」
加蓮「やっぱり....レッスンと違うね.............」
≪結果発表に移ります≫
≪投票が多かったチームが勝者となります≫
凛「つ、ついに!!」
奈緒「来るぞ..........!」
加蓮「私達の、私達の成果が!」
ライラ「ドキドキでございますよ...........」
イヴ「は、はい~」
クラリス「緊張いたします」
ナターリア ドキドキ
春日「............................」
ゴー☆ジャス「.............................」
159: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 20:22:13.03 ID:PzLbIzaF0
≪投票結果の発表です≫
≪ゴージャスワールドツアーチーム 13280票≫
奈緒「お、多い!」
凛「くっ!」
≪トライアドプリムスチーム≫
加蓮 ゴクッ
春日「いけ!いきたまえよ!!」
凛「.......................!!!」
≪14765票≫
160: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 20:29:04.52 ID:PzLbIzaF0
奈緒「か、勝ったのか..............?あたしたち、勝ったのか!?」
凛「勝った.......勝ったよ!」
加蓮「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
奈緒「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
凛「やった!!」グッ
春日「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
ゴー☆ジャス「勝者に拍手!」パチパチパチパチ
ワァァァァァァァァァァァァァァ!!!!
奈緒「うぅ.......勝った......勝ったよぉ.......グスッ.........」
加蓮「ふぇぇぇぇん!!」
凛「加蓮.....泣きす.........ぎ........グスッ..........」
イヴ「負けてしまいましたね~」
ライラ「でも悔しくないですよ」
クラリス「なんせ、私達が魅了されてしまいましたからね」
ナターリア「本当にすごかったゾ!」
凛「ありがとう.....みんな..................」
奈緒「うぇぇぇぇぇ!」
≪両チームに大きな拍手を!≫
ワァァァァァァァァァ!!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
ワァァァァァァァァァワァァァァァァァァァ!!!!!!!
ワァァァァァァ........
..........................................................................
...................................................
...................................
...........................
...................
............
.....
161: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 20:42:45.29 ID:PzLbIzaF0
春日「よくやったな三人とも!」
奈緒「春日!あたしたちやったよ!」
凛「ありがとうプロデューサー!」
加蓮「ありがとぉ!」
春日「おぉおぉ!春日はスゴイだろう!」
奈緒「まースゴいっちゃすごいけどね」
ゴー☆ジャス「素晴らしいステージだったじゃーないかぁ!」
凛「ゴー☆ジャスさん.......」
ゴー☆ジャス「負けたのは悔しいが、オレはこれからもトライアドプリムスを応援するぞ!」
イヴ「私たちは褒めてくれないんですか~?」
ナターリア「そうだゾ!」
クラリス「どうなのでしょうか?」
ライラ「ございます~」
ゴー☆ジャス「何を言ってる!お前たちも最高だったぞ!」
ゴー☆ジャス「だが、負けてしまったな!」
イヴ「こんな展開~?」
五人「ファンタスティック!!」
ゴー☆ジャス「さらばだ!トライアドプリムス!」
ゴー☆ジャス「そしてそのプロデューサー!オードリー春日よ!」
ゴー☆ジャス「また会おう!」
ライラ「また村に集まるですよ~」
イヴ「ドンダーにも会いに来てくださいね~」
ナターリア「また一緒に狩ろうナ!」
クラリス「お待ちしております」
162: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 20:57:08.54 ID:PzLbIzaF0
奈緒「またな!モバ族!」
凛「今日はありがとう!」
加蓮「また会おうね!!」
奈緒「プロデューサー!今までありがとうな!」
凛「奈緒が真っ先にお礼言うなんて」
加蓮「でも、これでお別れなんだよね........?」
春日「あぁ、そうだな」
春日「これで目標達成!もうアンタ達はアンタ達だけで大丈夫だ」
奈緒「寂しいな..............」
凛「プロデューサーも、これが本職なわけではないんだよ」
加蓮「わがまま............言えないね.........グスッ」
春日「おぉ泣くな加蓮ちゃん!」
奈緒「ありがどなぁ.....!ヒック......!本当にありがどなぁ!」
凛「もう.....二人して泣かないでよ..........!」
凛「私まで.......泣い..............うぅ...」
春日「お礼を言うのは、春日の方だぞ!」
春日「今まで楽しかった!ありがとうな!」
春日「また機会があれば、プロデュースさせてくれるかな?」
奈緒「私は.........」
奈緒「嫌だね!こんな気持ち悪いプロデューサーなんて!」」
加蓮「私も!」
凛「私も」
春日「お前らそれ、本気で言ってるのか?」
凛「本気で............」
奈緒「言ってたらなぁ.........!」
奈緒「ふふっ」
凛奈緒加蓮「こんなに感謝してないよ!!」
四人「へへへへへへ~!!」
163: ◆9G12fmecqU:2014/08/22(金) 21:04:39.95 ID:PzLbIzaF0
この話は春日が一世を風靡し、人気者になるまでの
本当の物語
トライアドプリムスが、トップアイドルになるまでの
真実のストーリーである
後に春日はこう語る
『彼女たちあっての春日』だと................
そしてトライアドプリムスはこう語る
『春日?....................誰?』
春日「おぉぉぉぉぉい!!!忘れてんじゃあないよアンタ達!!」
167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/22(金) 21:15:48.55 ID:7JqTHuoro
面白かった
168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/22(金) 23:02:29.57 ID:Z3fJgafao
乙です
169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/23(土) 13:33:44.55 ID:Xm+4M6jAO
乙
166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/22(金) 21:12:06.41 ID:9NyyaB+F0
ギャグだけかと思ったら良い話だった
乙
元スレ:オードリー春日「春日がトライアドプリムスのプロデューサー?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406284871
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