*・゜゚・*:.。..。.:*・゜ SS 総評 ・*:.。. .。.:*・゜゚・*
【まおゆー@管理人】
我が子が生まれたなら、素直に育って欲しいという想いは確かにあったりしますが、ここまでとは・・・。
親の姿を見て子は育つ、といいますが、見せなかったばっかりにこんな事態に発展するとは乙!
1: ◆nmAvZeW.uA:2014/08/27(水) 23:49:52.53 ID:NUKkwmqM0
シンジ「特務機関ネルフ?」
ミサト「そう、国連直属の非公開組織」
シンジ「これから父のところへ行くんですね」
ミサト「そうよ」
シンジ「……父さん」
ミサト「手紙にはなんて?」
シンジ「ただ、来い、と」
ミサト「……そう、お父さんのこと苦手?」
シンジ「は? 何言ってるんです?」
ミサト「え? だって手紙にそれだけしか書いてなかったんでしょ?」
シンジ「ああ、これですか? あはは、これは違いますよ」
ミサト「違うって、何が?」
シンジ「これは本当は
『拝啓
愛する息子シンジへ
シンジ、久しぶりだな。元気にしているか? 風邪などは引いていないか? もし私がいない間に何かあったらと思うと夜も眠れない。仕事が忙しいせいで中々会う機会のない不甲斐ない父を許してくれ。本当ならお前と一緒に暮らしたいとは思っているがそうなった場合仕事に身が入らなくなってしまうのはお前も分かっているだろう。私としても断腸の思いではあるが今は仕方ないのだ。さて、そろそろ本題に入ろう。実は今、とある問題を抱えているためお前の力が必要になった。それは手紙では到底語る事が出来ない内容のため会って直接話すとしよう。とにかくお前の力が必要だシンジ。勿論、そんなのは建前で本音はお前に会いたいのが1番なのは分かってくれるな? では待っているぞシンジ。愛しているぞシンジ。一分一秒でも早くお前に会いたい。だから早く』
『来い』
という内容だったのを恥ずかしくなって黒く塗りつぶしただけですよ。ふふふ、父さんたら照れ屋なんだから。まあそんなところも僕は大好きだけど」
ミサト「あ、うん」