3:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 20:40:41.99 ID:AELM7Cs30
杏子「そのうえ二人とも血まみれ……いったい何が……」
さやか「あけろーあけろーあけろー」
杏子「へ?」
さやか「あけろー、あけてーーーーーお願いあけてーーーーー」
杏子「外から声が? さやか?」
さやか「お願いだからあーけーてー!!!!!」
6:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 20:42:46.75 ID:AELM7Cs30
杏子「ドアの向こう……って、ここ何処だっけ?」
杏子「えっと、ドアはこっち……」
さやか「早く早く早く早く!!!!!」
杏子「五月蠅いな」
さやか「クル!! 来る!!! きたーーーー!!! 早く!!!」
杏子「わかんない奴だな」
さやか「はーーーーやーーーーくーーーー!!!!!」
7:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 20:45:24.75 ID:AELM7Cs30
杏子「なんだかわかんねーけど、こっから除いて見るか」
杏子「叫ぶなよ、さやか」
さやか「あばばばばばばばばばば」
杏子「なんか慌ててるな」
さやか「お願い、開けて。なんでもするから」
杏子「はいはい、今……ん? さやかの後ろになんかいる」
ゾンビ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
杏子「」
さやか「あけてあけてあけてあけて!!!!」
9:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 20:47:09.53 ID:VY4QNHDu0
お仲間やないか!
10:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 20:48:00.02 ID:AELM7Cs30
杏子「なんでゾンビ?」
さやか「うああああああ。あああああああ!!」
杏子「お、おい、さやか。何処行くんだよ、今あけてやるって」
さやか「うあああああああ!!!!」
杏子「何であいつスコップなんか……」
さやか「あああああああ!!!」ゲシッゲシッバコッ
杏子「うわ……グロ……」
さやか「……ふぅ……」
杏子「あ、こっち向いた」
さやか「とりあえず落ち着いたけど、あけて? ほむら」
11:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 20:50:47.22 ID:AELM7Cs30
杏子「ああ、ここ、ほむらの家か……」
杏子「そりゃ、ほむら寝てるもんな」
杏子「開けるからはい……、さやか、うしろ!!!」
さやか「また来た!?」
さやか「ああああああ!!!!」ゲシッゲシッゲシッゲシッ
杏子「あ、スコップ折れた。さやか凄え」
さやか「!! 武器! 武器頂戴!!!!」
杏子「そう言われても、ドア閉めたままだから、郵便口から出せるものくらいしか」
杏子「先割れスプーンとフォークのどっちがいいかな……」
13:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 20:52:48.65 ID:AELM7Cs30
1 先割れスプーン
2 フォーク
3 渡さない。現実は非情
4 他のもの(ほむら家の玄関にあるようなもの)
安価>>14
14:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 20:53:10.65 ID:VY4QNHDu0
メガネ
17:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 20:55:50.64 ID:AELM7Cs30
杏子「そう言えば昔、これで変身してたヒーローがいたよな」
っ眼鏡
さやか「……なんかドアから出てきた」
さやか「……眼鏡?」
さやか「え、これでどうしろって……」
さやか「あ、そうか。これを頭上に掲げて、日光を集めて太陽ビーム!」
ゾンビ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
さやか「撃てるか!!」
杏子「一瞬期待しちまった……」
18:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 20:56:37.91 ID:tdttr5n00
さやかわいい
19:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 20:58:16.94 ID:AELM7Cs30
さやか「どうしよう……よし、この眼鏡をかけて……」
さやか「さやかちゃんだと思った? 残念! めがさやでしたぁ!!!」
ゾンビ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
さやか「うん、わかってた。駄目だよね。別にゾンビはさやかちゃん目当てじゃないよね」
さやか「どっちかって言うと、お肉豊富なマミさん狙いだよね、うん、わかってる」
杏子「よし、支援だ」
っ眼鏡
さやか「また眼鏡出てきた……」
20:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 20:59:41.02 ID:VY4QNHDu0
メガネ放題やないか
21:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:02:02.13 ID:AELM7Cs30
さやか「眼鏡が二つ……、よし、ん、待ってよ……」
さやか「そう言えば昔、先生に聞いたことがある」
さやか「顔面にボールが当たったとき眼鏡をかけているととっても痛いって」
さやか「つまり、眼鏡をゾンビにかけさせてから攻撃すれば威力は二倍!!」
さやか「眼鏡が二つでさらに二倍!」
さやか「ジャンプすればさらに二倍!」
さやか「そこから回転を加えればさらに二倍で、合計十五倍の攻撃力!」
杏子「さやか、十六倍だよ」
23:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:05:03.49 ID:AELM7Cs30
さやか「そうと決まれば行くよ、必殺さやかちゃんクロー!!」
さやか「コーホー」
ゾンビ「げぇええええっ!?」
さやか「やった。ゾンビは滅びたよ」
杏子「すげえな、さやか」
さやか「さあ、ほむら、今度こそドアを開けて貰うわよ」
杏子「もうゾンビはいないな……よし、開けるか」
杏子「ほら、入れよ」
25:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:07:23.50 ID:AELM7Cs30
さやか「お邪魔します」
杏子「入ったらドア閉めるからな」
さやか「鍵も忘れないでね」
杏子「わかってる。お、ダブルロックだよ。さすがほむら。防犯対策に抜かりはないな」
さやか「ピッキングとかゾンビとかおりキリとか、最近物騒だからね」
さやか「って、どうしてあんたネ果なの? しかも血まみれで」
杏子「さあ。それが覚えてなくて」
26:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:09:25.95 ID:AELM7Cs30
さやか「いやそれ怖い」
さやか「とにかく……」
1 ほむらを起こそう
2 お風呂に入ろう
3 ご飯を食べよう
4 そのほか
安価↓ 無効なら下
27:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:09:41.94 ID:5cZMzp4W0
1
28:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:12:51.74 ID:AELM7Cs30
さやか「家主は? ほむらいるんでしょう?」
杏子「そこで寝てるだろ」
さやか「うわ、ネ果」
さやか「しかも血まみれ」
さやか「あんたたち、何してたの? サバト? なんかの儀式? ジャンケンして負けた方が食べられるとか」
杏子「それが全く記憶が無くて」
さやか「まさかと思うけど、このゾンビ騒動も覚えてなかったの?」
杏子「ああ。それで訳がわかんなくて眼鏡とか渡してたんだ」
さやか「いや、そこ、話し繋がってないから。眼鏡には記憶結びつかないから」
29:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:15:44.60 ID:AELM7Cs30
さやか「とにかく、起こすよ」
さやか「ほら、ほむら、おきて」
ほむら「」
杏子「起きねえと、朝飯抜くぞ」
ほむら「」
さやか「ティヒ」
ほむら「おはよう、まどか」
ほむら「あれ? まどかはどこ?」
ほむら「美樹さやか、まどかを隠すとためにならないわよ」
さやか「……逆に凄いよ、あんた」
31:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:18:56.62 ID:AELM7Cs30
ほむら「どうして私は全ネ果なの? まさか……美樹さやか、あなた……」
さやか「変な勘違いは……」
ほむら「私の服を脱がして怪しいお店に生写真と共に売りつけたという訳ね」
さやか「おい」
ほむら「証拠はそこにいる佐倉杏子」
杏子「は?」
ほむら「佐倉杏子が窃盗せずに金銭を稼ぐ方法がそれだった、貴方はそれを真似たのよ」
さやか「杏子、マジ?」
杏子「一時の気の迷いだ。もうやってねえ」
杏子「ゆまの方が高く売れるもんだから馬鹿馬鹿しくて……」
33:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:22:33.01 ID:AELM7Cs30
さやか「それ以前に血まみれなことはどうでもいいの?」
ほむら「ふふ……所詮私のループは血にまみれていたようなものだったわ……」
杏子「落ち着けほむら、それはマミと同じ病気だ」チュウニビョー
ほむら「クンクン……嫌だ、これ本当に血の臭い。どういうこと?」
杏子「ほむらも覚えてないのか」
ほむら「昨夜、奇妙なバケモノに囲まれたことだけは覚えているわ」
杏子「とにかく、シャワーでも浴びて、服を着よう。その辺に服……」
さやか「なんか血と泥のこびりついた布切れなら……」
杏子「うわ……」
34:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:24:56.31 ID:AELM7Cs30
さやか「仕方ないなぁ、別の服ないの?」
ほむら「それなら、佐倉杏子には……」
1 替えの制服
2 バニースーツ
3 体操服とブルマ
4 スク水
5 チャイナドレス
6 アオザイ
7 バカには見えない服
8 そのほか
安価↓
35:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:25:51.47 ID:h5TvgU/O0
5
38:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:27:17.36 ID:AELM7Cs30
さやか「じゃあ、ほむらは……」
1 替えの制服
2 チアガール服
3 体操服とスパッツ
4 スク水
5 チャイナドレス
6 メイド服
7 バカには見えない服
8 そのほか
安価↓
39:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:27:28.34 ID:Lv5oBTPF0
4
41:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:29:25.60 ID:tdttr5n00
わかってんなお前ら
44:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:30:53.52 ID:AELM7Cs30
杏子「どうしてこうなった」
さやか「似合うねぇ、杏子」
杏子「何で、ほむらがこんなの持ってるんだよ」
ほむら「いずれ、まどかに着せようと思って……」
杏子「ちっ……」
杏子「まあ、スク水よりはましか……」
ほむら「あの、これ、小学生の時のものなんだけど……」
さやか「ピッチピチだね」
46:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:33:46.94 ID:AELM7Cs30
杏子「それでだ」
さやか「あの、杏子……」
杏子「こっち二人は昨日の夜の記憶がほとんど無い」
ほむら「佐倉杏子……」
杏子「だから、さやかに詳しい話をだな」
さやか「あのさ」
杏子「なんだよさっきから」
さやか「替えの下着もないことはよくわかったから」
杏子「あ?」
さやか「チャイナドレスで胡座かくのはどうかと思う」
杏子「ん? ぎゃああああああああっ!!」
49:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:36:26.78 ID:Lv5oBTPF0
!!!!
50:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 21:37:28.87 ID:AELM7Cs30
さやかの話
昨日突然ゾンビが現れました
原因不明です
魔力では倒せません
普通の物理攻撃なら倒せます
マミさんは連絡が付きません
魔法少女じゃないまどかは家族と避難しました
さやかは、一人暮らしのほむらの様子を見に来ました
60:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:04:33.40 ID:AELM7Cs30
杏子「逃げたって……どこに?」
ほむら「たった一日でそんな迅速に避難が出来たの?」
さやか「ん。それは私に言われても……」
さやか「……」
さやか「あれ?」
さやか「なんか、私もイマイチ思い出せないような……」
杏子「おいおい、役にたたねえな」
さやか「なんだとぉ」
ほむら「ケンカは止めなさい、非常事態に変わりはないのでしょう?」
ほむら「見なさい、街に人の気配がほとんど無いわ」
62:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:10:29.92 ID:AELM7Cs30
ほむら「ところで、千歳ゆまは?」
さやか「私より杏子に聞いた方が」
杏子「今一緒にいないって事は……もしかするとまどかと一緒じゃねえか?」
ほむら「そうね、あの子がこの状態で一人だと、逆に貴方を捜しに来かねないわ」
杏子「まどかと一緒だったら、ゆまがまどかを護ってくれるさ」
ほむら「ええ。それは信じるわ」
ほむら「そうすると、残る魔法少女は巴マミ、三国織莉子、呉キリカ」
杏子「ゾンビ程度にやられる奴は一人もいねえぜ」
ほむら「ええ」
64:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:13:30.76 ID:AELM7Cs30
さやか「織莉子さんとキリカさんは、私よく知らないけれど」
ほむら「今となっては、無闇に敵対する相手でもないはずよ。共通の目的があれば手は結べるわ」
杏子「こんな状態なら、余計に、か」
ほむら「とりあえず近場……巴マミの家に向かいましょう」
さやか「スク水とチャイナドレスで」
杏子「なあ」
ほむら「なにかしら?」
杏子「魔法少女の姿じゃ駄目か?」
ほむら「万が一一般人に見られたら……」
杏子「チャイナとスク水のほうが不味くないか?」
ほむら「」
68:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:17:02.66 ID:AELM7Cs30
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さやか「うりゃうりゃっ! くっ、素よりはマシだけど、やっぱり疲れる」
杏子「このっこのっ! 魔力ダメージが一切とおらねえものな、こいつら。純物理攻撃力だけかよ」
さやか「魔法で筋力アップしてなかったらあっさり食べられてるよね」
ほむら「こうなると、銃器は楽ね」
杏子「くそっ、ほむらの銃が羨ましくなったのは初めてだ」
ほむら「そろそろ巴マミのマンションよ」
さやか「テレパシーで読んでも返事がないね」
杏子「いないんじゃねえか?」
ほむら「それならそれで、確かめましょう」
69:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:20:30.67 ID:AELM7Cs30
ほむら「いい? 万が一、巴マミがゾンビ化していたら……」
杏子「ああ……わかってる」
さやか「待って、私の回復が通じないか試してみるから」
ほむら「無理はしないわよ。暴れてどうしようもないときは諦めなさい」
杏子「それにしても……」
ほむら「なに?」
杏子「マミのことだからな、ゾンビになっても紅茶とケーキ食ってそうな気がする」
ほむら「ふふっ、そうね」
さやか「そんなゾンビなら歓迎するよ」
??「待つんだ」
72:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:23:19.66 ID:AELM7Cs30
さやか「キュゥべえ?」
ほむら「ようやく現れたわね」
杏子「てめえがここにいるって事は、マミは無事なんだな?」
??「君たちはいくつか誤解している」
杏子「なに?」
??「まず、僕はキュゥべえではない。インキュベータではあるけれど」
ほむら「私たちがお前の秘密を知らないとでも?」
QB「誤魔化す気はない。キュゥべえは今もマミと一緒にいる個体だよ」
さやか「どういう意味よ」
ほむら「今、巴マミの隣にいるものとは別個体なの? 貴方は」
QB「そういうことだよ」
74:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:26:17.15 ID:AELM7Cs30
さやか「私たちに何の用?」
QB「忠告だ。マミの所へ行くのはやめておいた方がいい。マミのことは僕たちに任せてくれ」
杏子「よけいにわけわかんねえぞ」
QB「マミはゾンビになった」
ほむら「な……」
杏子「なんだと……」
さやか「そんな……」
QB「だが、もうすぐ人間に戻る」
QB「だから、君たちは待っていればいい。わざわざ人間に戻る過程を見る必要はないよ」
75:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:26:51.53 ID:bWkFbikl0
何だこの展開は…
76:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:29:17.02 ID:KfHBxSxT0
わけがわからないよ
77:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:31:19.16 ID:AELM7Cs30
ほむら「キュゥべえが……巴マミのそばにいる個体が治療しているとでも言いたいわけ?」
QB「治療……うん、そういう言い方も出来るね。でも、君たちは見ない方がいい」
ほむら「治療法を見せたくない、と言う解釈でいいのかしら?」
QB「確かに、見せたくないのは事実だ」
ほむら「その治療法を教えなさい」
QB「暁美ほむら、君も知っているように僕たちは嘘はつかない」
QB「だけど、真実を話さないことは出来る。何も話さなければいいのさ」
QB「君たちがどうしても知りたいというのなら止めない……いや、僕には止められないよ」
杏子「行こうぜ、ほむら。こいつと話しているだけで充分な足止めになってる」
ほむら「そうね……」
さやか「マミさんがゾンビになってるなんて……治せるなら治したいよ」
78:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:36:58.36 ID:AELM7Cs30
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ほむら「ここがマミの部屋ね、入るわよ」
キュゥべえ「やあ、来たのかい? 下にいる個体から連絡は受け……きゅぷ」
キュゥべえ「連絡は受けているよ。マミの様子を見にきゅぷ」
キュゥべえ「見に来たんだろう? たっぷりと見ていけばいいよ。もうすぐ彼女もっぷい」
キュゥべえ「人間に戻るだろ……きゅっ」
キュゥべえ「どうしたんだい? 君のそんな顔は初めて見たよっぷい」
キュゥべえ「三人とも酷い表情だよ。僕は……きゅっ」
キュゥべえ「あと、二十体も食べられれば、マミも落ち着くんじゃ……っぷい」
キュゥべえ「きゅっ」
キュゥべえ「ひどいよマミ。いきなり頭から食べられたら彼女たちと話が出来なっぷい」
79:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:38:50.63 ID:PPLfRPCM0
ふぇ…
80:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:40:07.51 ID:AELM7Cs30
さやか「なんで……なんで……」
杏子「おい……マミ……お前……」
ほむら「キュゥべえを……食べてる……」
キュゥべえ「食べて落ち着けば……」
キュゥべえ「ソウルジェムの力で……」
キュゥべえ「ゾンビ化は免れるのさ……」
キュゥべえ「もっとも……」
キュゥべえ「食べる相手によっては……」
キュゥべえ「ショックで自分の記憶を……」
81:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:42:53.80 ID:AELM7Cs30
ほむら「自分の……」
杏子「記憶……」
さやか「食べる相手……」
???「ほむらちゃ……」
??「キョー……」
??「さや……」
82:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:43:26.29 ID:Lv5oBTPF0
うわ・・・
83:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:44:25.60 ID:PUi2MP1x0
え…
87:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:47:18.70 ID:AELM7Cs30
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
QB「……人間に戻ってくれないと、ゾンビのままでは絶望にならないからね」
キリカ「何か言ったかい?」
QB「いや、別に」
キリカ「ところで、あれが魔女だね」
QB「うん。四体もいるけれど、大丈夫かい?」
キリカ「うーん、厳しいな。今日で全部倒さないと駄目かな?」
QB「いや、急ぐ必要はないよ。この街にはもう人間もいないしね。ところで呉キリカ」
キリカ「?」
QB「もう一人はどうしたんだい?」
キリカ「織莉子なら……あれ? 織莉子は……。……あれ?」
終
88:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:48:23.62 ID:PUi2MP1x0
乙乙
どうしてこうなった
89:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 22:48:53.77 ID:Lv5oBTPF0
乙乙
たしかにどうしてこうなった
92:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/05/18(金) 23:00:22.68 ID:K9tat2c20
乙乙乙
【 関 連 記 事 】
というかカニバリズムとかグロ系は【閲覧注意】とか書いてほしい