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  まゆり「オカリンの好きな人って紅莉栖ちゃん?」岡部「お前」

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜   SS 総評   ・*:.。. .。.:*・゜゚・*

       

【まおゆー@管理人】
総合的な立場で考えれば、幼馴染みという絶好のポジションを得たまゆしぃは断然有利!
・・・なはずなんだけどなぁ。オカリンの元にレベルの高い娘集まりすぎたのがいけなかったのか乙。


1:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 21:26:26.18 ID:FFqF5yUP0

まゆり「ふぇ?」

岡部「俺が好きなのは昔からずっと変わらない。お前だ、まゆり」

むぎゅ

まゆり「ほ、ほんと?」

岡部「ああ、これからもずっと俺の傍にいてくるか? まゆり」

まゆり「うん! まゆしぃもオカリンの事が大好きなのです」

岡部「まゆり……」

まゆり「オカリン……」





まゆり「はっ、な~んだ夢か……残念なのです」

終わり






2:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 21:27:19.37 ID:D0BycENK0

楽しかった!>>1





4:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 21:27:52.41 ID:tp+99eX80

最後まで読んでしまった 乙





5:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 21:29:17.65 ID:szaDf2GtO

普段SSなんて読まないんだけどな…珍しく読破しちまった






14:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 21:55:08.28 ID:5jmA0wrB0

まゆり「はっ、な~んだ夢か……残念なのです」

まゆり「……」ブワッ

まゆり「オカリンはクリスちゃんと付き合っていたんだった」

まゆり「オカリンはどんどんクリスちゃんやダルくんと前へと進んでいく・・・」

まゆり「……」





20:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 22:05:11.55 ID:5jmA0wrB0

まゆり「・・・まゆしぃはどうしたらいいのかな?」

~ラボ~

まゆり「トゥットゥルー♪みんなおはよー!」

紅莉栖「~だから、ソレはコレの方がいいんじゃない?」

ダル「流石、ヴィクトル・コンドリア大学大学院卒業。参考になる」

岡部「そうだな…おう、まゆり来たか」

ダル「おっ、まゆ氏おは~」

紅莉栖「いつの時代よソレ。まゆり、おはよう」

まゆり「…おはよう」





23:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 22:14:11.35 ID:5jmA0wrB0

紅莉栖「どうしたの?まゆり顔色良くないわよ?」

まゆり「…大丈夫です」

紅莉栖「…なら良いけど。辛くなったら皆を頼って良いのよ?ここには頼れる仲間達が居るんだから」

まゆり「…!」

まゆり「あ、そうだ!今日、フブキちゃんとコス合わせするんだった!忘れてた~」

まゆり「ごめんね~」トタタタッ

ダル「行っちゃった」

岡部「・・・何だったんだ?」

紅莉栖「・・・」





26:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 22:24:18.22 ID:5jmA0wrB0

~秋葉神社~

るか「…それで、ここに来ちゃったんですか?」

まゆり「…うん」

るか「…確かに、岡部さん、牧瀬さんと付き合うようになってから変わりましたね」

まゆり「そうだね…」

るか「…まゆりちゃまゆり「まゆしぃね」

まゆり「まゆしぃとオカリンしかいなかったラボは寂しいなって思ってた」

まゆり「でもダルくんやクリスちゃんが来てラボは明るくなって、楽しくなったと思う」





29:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 22:33:20.07 ID:5jmA0wrB0

まゆり「萌郁さんもるかくんもフェリスちゃんもユキちゃんもラボメンになってとてもとてもラボが楽しくなったと思う」

まゆり「でも、オカリンは」

まゆり「オカリンはどんどん遠くなって行く」

まゆり「そんな気がして」

るか「まゆりちゃん・・・」

まゆり「…まゆしぃはどうしたらいいのかな?」ボロ

まゆり「オカリンはまゆしぃを見てくれなくなっちゃうよぉ・・・」ボロボロ

るか「まゆりちゃん!」

まゆり「ふえっ!?」





32:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 22:42:41.70 ID:5jmA0wrB0

まゆり「る、ルカくん!?」ギュー

るか「ぼ、僕の中で泣いていいんですよ。今までの気持ちを全て吐き出して下さい」

まゆり「…」

るか「…」

まゆり「・・・うぇえええん」

―――中略―――

るか「落ち着きましたか?」

まゆり「・・・うん」

るか「…僕も不安です」

るか「僕はこの神社を継ぐ為の大学に進みました」

るか「余程の事が無い限り、一生この秋葉原から出る事は無いでしょう」





34:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 22:51:26.86 ID:5jmA0wrB0

るか「岡部さんが進んでいく未来に僕たちは、いや、秋葉原は有るのでしょうか?」

まゆり「…」

るか「フェイリスさんや、天王寺さんと付き合っている桐生さんはこの地から離れる事は無いでしょうけど…」

るか「・・・だからこそ」



??「あー!やっぱりここに居た!」





38:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 23:01:13.24 ID:5jmA0wrB0

ま、る「!?」

まゆり「…ユキちゃん?」

由季「ラボメンで唯一連絡取れなかったから…やっぱりここに居たか~」

由季「…隣座ってもいいかな?」

るか「…はい」

由季「ふぅ~疲れたぁ~」ドスッ

由季「皆心配してたよ~ふぶきちゃん足を折って入院しているから」

由季「コスどころじゃないってあたしが伝えたら、血相変えて勉強会を投げだしちゃって」

由季「アキバ中皆で探し回っているわよ~今頃」





39:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 23:07:38.35 ID:5jmA0wrB0

るか「す、すいません」

まゆり「ご、ごめんなさい」

由季「あはは。いいのいいの。無事だと解れば皆、安心するだろうから」

由季「…それで何を深刻そうに話し合っていたのかしら?」

るか「そ、それはですね・・・」





42:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 23:11:43.36 ID:5jmA0wrB0

由季「…ふ~ん。そんな事話していたのね」

まゆり「…ユキちゃん笑っちゃう?」

由季「……」

るか「阿万音さん?」

由季「…あたしね。時々夢を見るの」

ま、る「?」





47:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 23:24:34.67 ID:5jmA0wrB0

由季「それはね、ダルくんと付き合い始めてから見るようになったんだけど」

由季「今とそう変わらない時間、秋葉原も有って、ラボも存在する」

由季「だけど、そのラボにはまゆりちゃんも紅莉栖ちゃんも、萌郁さんも居なくて」

由季「るかくんもフェイリスちゃんもどこか暗く沈んだ表情をしていた」

由季「ダルくんも岡部くんも失った大切な物を取り戻そうと何か必死になっていて」

由季「それなのに、この秋葉原はただただ日常が過ぎていた」

るか「…それは」

由季「わかってる。これが、リーディング・シュタイナーっていうんでしょ?」





50:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 23:35:13.27 ID:5jmA0wrB0

由季「・・・でも、その記憶の中で岡部さんもダルくんもまゆりちゃんとの思い出を大切にしていて」

由季「研究所で軟禁されている紅莉栖ちゃんの幸せを願っていた」

まゆり「…」

由季「わかる?岡部さんもダルくんもまゆりちゃんをすっごく大切に思っているの」

由季「…いいやそれだけじゃない。フェイリスちゃんもそこに居るルカくんだって、まゆりちゃんを」

由季「まゆりちゃんと過ごした思い出を大切にしていた」

由季「そんな人たちがこの地を秋葉原を大切にしないと思っているの?」





54:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 23:46:29.97 ID:5jmA0wrB0

ま、る「…」

まゆり「…そうだね。心配しすぎだったのかな」

由季「あたしだって、岡部さん達の物理の話はさっぱりわからないわ」

由季「でもあたしはダルくんの、橋田至の恋人。いいや、未来の妻になるの」

由季「そんなあたしだからこそ出来る事がある。そう、信じて今わたしはラボメンなの」

由季「だからまゆりちゃんもルカくんも、今何が出来るのか考えてみて」

由季「あなた達の考える事ならきっと皆も受け入れてくれるはず」

まゆり「・・・まゆしぃは」ギュッ

るか「・・・!」

まゆり「まゆしぃは・・・!」





56:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/07(木) 23:58:24.51 ID:5jmA0wrB0

岡部「おーい!」

由、ま、る「!」

紅莉栖「良かったここに居て… 残る所はここしか無かったから」ゼエゼエハアハア

ダル「凄く疲れたお…」ゼエゼエハアハア

萌郁「…汗が凄い事になってる」ケロリ

フェイリス「ダルニャンもキョーマみたいに体を鍛えなきゃ駄目ニャ」

岡部「そうだぞ。お前も俺の紅莉栖みたいに守りたい伴侶が居るんだろ?」

紅莉栖「岡部///」キュン

ダル「そ、それは、わかってるんだけど…」

由季「な~に!楽しそうに話しているのかしら?」





57:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/08(金) 00:04:51.10 ID:OTIk2Fe10

ユ、ユキタンウ、ウエニノラナイデ
ケッコンシキマデアタシヲオヒメサマダッコデキナイトユルサナインダカラ!
ニャニャニャ!?モウユキニャンモダルニャンモケッコンスルノカニャ!?イイコトキイタニャ!

ワイワイガヤガヤ…

るか「…まゆりちゃん」

まゆり「なあに?るかくん?」

ギュッ

るか「・・・僕も気持ちは一緒だよ?」

まゆり「///」

岡部「おーいまゆり!構わなかった俺達が悪かった!だから一緒にラボに戻ろう!」





60:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/08(金) 00:12:57.14 ID:OTIk2Fe10

まゆり「…うんっ!」

まゆり「行こうっ!ルカくん」

るか「・・・そうだねまゆりちゃん!」

――――――5年後――――――

岡部、ダル「」ワナワナワナ

るか「お、岡部さん。橋田さん。お、落ち着きましょう?」

岡部「愛妻の初産なんだ。お、落ち着ける訳ないだろ?」

橋田「は-っなんだって僕の愛すべき娘が生まれてくる日とオカリンと牧瀬氏の子供が生まれる日が被るんだお」





62:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/08(金) 00:23:17.90 ID:OTIk2Fe10

岡部「う、うるさい!ラボメンパーティの直後でほぼ皆の前で【禁則事項です】始めるお前ら夫婦が悪いんだ!」

ダル「だからといってそれに釣られて【禁則事項です】する事はねえし」

ダル「しかもそこに居るルカ氏もまゆ氏も釣られて、超【禁則事項です】しまくっていた割には子供出来ていねえし」

ルカ「岡部さんも橋田さんも病院の廊下で大声出すのやめましょうよ~」アセアセ

ブラウン「下品な事を言い争っていると思ったら、やっぱりお前らか」





64:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/08(金) 00:30:35.20 ID:OTIk2Fe10

岡部「おお、みんな、まゆり!」

まゆり「えへへ~来ちゃった」

綯「全く良い大人がそんな下らない事で言い争って、恥ずかしくないの!?」

岡・ダ「面目次第もございません」ドゲザ

フェイリス「ニャニャニャ。変わり身早すぎだニャ・・・」

ルカ「あ、萌郁さん、天王寺さんの子供、触らせてくれませんか?」

萌郁「…うん」コクコク





65:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/08(金) 00:38:52.66 ID:OTIk2Fe10

るか「ほーら、たかいたかいー」

チャイルドブラウン「キャッキャッ」

まゆり「わー!るかくん、喜ばせるの上手ー!」

フェイリス「本当だニャ。今までモエニャン以外にだっこされたら泣いていたはずニャのに…」

るか「そ、そうですか?ははっ、光栄ですね」

るか「でも僕はまゆりちゃんとの子供をだっこしたいなー」

まゆり「///」

るか「?」

萌郁「…その事に関してだけど」





67:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/08(金) 00:46:26.27 ID:OTIk2Fe10

まゆり「じ、実はね・・・」

るか「・・・もしかして」

まゆり「…うん。出来たの貴方との子が」

るか「…やった!」

チャイルドブラウン「ビエエエエエン」

るか「ああっ!ご、ごめんなさい!」オロオロ

ブラウン「おいおい。これから父親になるのにオロオロしてどうするんだ?」

ワハハハハ

ルカ「そ、そうですね。萌郁さん!」

萌郁「」コクリ





70:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/08(金) 00:57:10.59 ID:OTIk2Fe10

るか「ふー・・・焦ってしまいました」

岡部「俺達も早かれ遅かれ、あんな可愛い子供抱くんだよな・・・」

ダル「・・・そだね」

まゆり「そうだね~」

ルカ「まゆりちゃん。いや、まゆり」

まゆり「ふぇっ!?///」

―――いつの時代も変わらない物、僕達の力を信じて生きて行こう
―――僕たちと僕達の子供達の為に
―――キミとなら絶対出来るだから

ダル「おおっルカ氏、結婚式の時以上の情熱的なプロポーズ」

看護師「岡部さーん!橋田さーん!二人とも産まれましたよ~!」

岡部「おおっ!行くぞ皆!」

るか「行こう。まゆり」

まゆり「・・・うんっ!」




おしまい





72:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/08(金) 01:00:06.99 ID:OTIk2Fe10

以上です
拙作に付き合っていただきありがとうございました

由季さん辺りは自分の妄想力を全開にさせました
ラボメンみんな、幸せになっちゃえよ!





74:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/06/08(金) 01:02:08.78 ID:4EpV6rki0

隙間猫にもいつかいい相手が現れるといいっすね、乙






元スレ:まゆり「オカリンの好きな人って紅莉栖ちゃん?」岡部「お前」

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1339071986





  

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