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  凛「先輩アイドルに勝ちたい」

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜   SS 総評   ・*:.。. .。.:*・゜゚・*

       

【まおゆー@管理人】
がんばれ凛さん!シリーズ?第3弾。毎度毎度凛さんは可愛らしいですねぇ。
見た目も分類もCOOLなのに。このギャップにやられるファンも多いんでしょうね乙!

前SS
1:凛「先輩アイドルに負けない」
2:凛「先輩アイドルに追いつく」


1:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 21:59:08.39 ID:fzE04Z8X0

――――――



凛(……)ジー



千早「……というわけなんです。どうでしょうか、プロデューサー」

P「なるほど……凛とのコラボか。おもしろいな」

千早「はい。私がお世話になっている番組のプロデューサーも、渋谷さんには注目していると言っていました」

P「それはありがたいな。凛にとっても、いい機会だと思う」






2:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 21:59:40.09 ID:fzE04Z8X0

P「もちろん本人に確認をとってからだが、ぜひやっていく方向でお願いするよ」

千早「ありがとうございます。……今回の企画、私も楽しみにしていますから」

P「おお……それは、凛が震えあがるな。如月千早が期待しているぞって言ったら」

千早「やめてください。……私、そんなにこわい先輩でしょうか?」

P「冗談だ、すまん。千早は面倒見がいいし、しっかりした先輩だよ」

千早「もう……」





4:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:00:39.26 ID:fzE04Z8X0

千早「……プロデューサーは、変わりないですか? 今は渋谷さんについているといっても、十四人もプロデュースしていることには違いないわけですし」

P「ああ。平気だよ。みんなうまくやってくれてるから、凛のことに集中できる」

千早「食事も、ちゃんと摂っていますか? ……私から言うのも変ですが」

P「大丈夫、しっかり三食とってるよ。じゃないと体がもたん」

P「……それに、別に変じゃないさ。今も春香に料理を習ってるんだろ?」

千早「はい……最近は春香に褒められるようにもなりましたし、昔よりは上達していると思います」

P「だろ」





5:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:02:07.66 ID:fzE04Z8X0

早「……それで……あの……もしよかったら、なんですけど」

P「? なんだ千早」


千早「あの……今度なにか作ってくるので……食べて、もらえませんか?」

P「なにかって……お弁当でも作ってきてくれるのか?」

千早「は、はい……どうでしょうか?」

P「それは無論、食べたい。……千早の手料理……胸が熱くなるな」

P「腕もあがっているようだし、期待して待ってるぞ」


千早「あ……はい! がんばって作ってきますから!」





6:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:04:55.41 ID:fzE04Z8X0

凛(……)


凛(千早さん……かわいいな)

凛(歌のことで厳しいこと言われるときもあるけど、すごく的確なアドバイスだし)

凛(普段は優しく接してくれるし)

凛(すごく、いい先輩)

凛(……でも、今のふたりのやりとりをみてると……なんだか……こう……いい雰囲気というか……)


凛(……んー……)





7:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:07:16.28 ID:fzE04Z8X0

凛(……はっ!?)


凛(そっ、そういえば確認してなかった。プロデューサーって、付き合ってる人いるのかな……)


凛(ま……まさか……765プロの、先輩たちのなかに……!?)


凛(……どうなんだろう……もしもそうだったら……)





8:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:10:55.50 ID:fzE04Z8X0

――――――



凛「……あれ、プロデューサーお弁当? めずらしいね」

P「ん? ああ、これか。実は今日、千早が作ってきてくれたんだよ」


凛(きた……!)


凛「そ、そっか……千早さん、料理もできるんだね」

P「まあ正直なところ、昔はそうでもなかったんだけどな。春香に習って、だいぶ腕をあげたらしいぞ……」モグモグ

P「……うん、うまい! ほんとにうまくなったなあ千早。うんうん」

凛「へ、へえー……やっぱり千早さんすごいね……」





10:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:12:56.74 ID:fzE04Z8X0

P「……」モグモグ

凛「……」


P「……あ、あの、凛? そんなにじっと見られてると食べづらいんだが」

凛「あっ!? ご、ごめん」

凛「……」


凛「……あのさ。プロデューサー」

P「ん? なんだ?」

凛「……プロデューサーって、一人暮らしだったよね?」

P「? そうだぞ。前に話した通りだ。引っ越しもしてないし」

凛「ご飯も、自分で作ってる?」

P「そりゃあな。まあ、今は外食も多くなったし、毎日自炊ってわけじゃないぞ」





12:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:16:40.26 ID:fzE04Z8X0

凛「……だ、だれか……その……作ってくれる人は、いないの?」

P「……? いるわけないだろ? 一人なんだから」

凛「そ、そうだよね……ごめん」


凛(……同棲とか、通い妻とか、そういうことはないみたい)

凛(……それとも)

凛(……隠してる? ぼろをださないだけ?)


凛「うーん……」

P「……? ぼーっとしてると、昼飯食べる時間なくなるぞ?」





13:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:21:30.50 ID:fzE04Z8X0

――――――



凛(……)



律子「……もうっ! ほんとにわかってるんですかプロデューサー!?」

P「……はい、申し訳ありません……」

律子「謝れってことじゃないんです! いいですか……」クドクド


P「……はい……はい……」



凛(……さっきからずっと、律子さんにお説教されてる……)

凛(り、律子さん、怒るとこわい……)





14:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:23:18.92 ID:fzE04Z8X0

律子「……はあ。確かに今は、私がプロデューサーに変わって、みんなを見てあげることが増えましたけど」

律子「一応、私はまだアイドルなんですからね。引退したつもりはありませんよ?」

P「それはもちろんわかってる」

律子「じゃああまり面倒かけないでください」

P「……善処します」


律子「まったく……せめて凛の前ではシャキッとしてくださいよ? 頼りないプロデューサーじゃ凛がかわいそうよ」

P「安心しろ。俺は、凛が信頼するに値するプロデューサーだと思う」キリッ

律子「……自分で言いますか……はあ。変わらないですね、その根拠のない自信」





15:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:27:39.60 ID:fzE04Z8X0

律子「まあ……それを信じてきてよかったとは思ってます。こうして今でも、みんな活動できてるわけですし。……プロデューサー殿には感謝していますから」

P「……律子……」


律子「……だ! か! ら! こ! そ! 私を失望させないよう、しっかりとしてくださいね!? わかりましたか!?」

P「……もう勘弁してくれ」

律子「返事はっ!?」

P「はいぃっ!!」



凛(……律子さんすごいな……今はアイドルの仕事を減らして、プロデューサーの仕事も手伝ってるなんて)

凛(……)

凛(……でもそれ、女房役とも言うよね……)

凛(……さっきのやり取りを見ると……律子さんとも、いい関係っぽい……)





17:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:30:13.51 ID:fzE04Z8X0

――――――


P「……どうだ凛。今回の衣装は」

凛「うん。すごくいいね。これ、一番気にいったかも」

P「本当か? ならよかった。……うん。俺からみても、よく似合ってると思うよ」

凛「やるじゃん、プロデューサー」

P「ふふふ。そうだろう」


凛「……誰の意見?」

P「……まあそう思うよな」


P「これは律子の意見だ。俺も提案してみたんだが、ダメ出しをいただいてな。最終的にこのデザインに落ち着いた」





18:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:33:15.95 ID:fzE04Z8X0

凛「ちなみにプロデューサーの考えてた衣装はどんなの?」

P「デザイン画だけなんだが見てみるか? えーと……これだな」

凛「んー……」

P「どうだ?」


凛「……うん。やっぱり律子さんの方だね」

P「やっぱりそうか……くそぅ、俺もだいぶセンスを磨いてきたつもりなんだが」

凛「律子さん、実際にステージに立ってるからね。自分ならこういう衣装……っていう考え方もできるのかな」

P「なるほど。俺はそんな経験できないからな。……さすが律子だ。うんうん」


凛(……)





20:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:36:16.72 ID:fzE04Z8X0

凛「……律子さん、プロデューサーといい関係だよね。足りないところがあれば、お互いに助け合ったり」

P「そうか? 律子に助けられるときの方が多いと思うが」

凛「そうかな。ふたりの掛け合いをみると……なんだか……ふ、夫婦みたいだし……」

P「夫婦!? やめてくれ、そんなこと律子に聞かれたらまた何を言われるか」

凛「だって実際そう見えるし……」





21:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:39:46.86 ID:fzE04Z8X0

「んー……まあ……凛から見て、いい関係だっていうなら……それは、うれしいかな」


凛(っ!!)


凛「……うれしいって……じゃ、じゃあやっぱりっ……ふたりは……」


P「そりゃうれしいだろ。他の人から見ても、ふたりの信頼関係がよくわかるってことだからな。プロデューサー冥利につきる」

凛「……え? プロデューサー冥利?」

P「え?」


凛「……信頼関係?」

P「ああ。律子と俺、アイドルとプロデューサーとしていいパートナーだって話だろう?」

凛「……」


凛「……そうです。そうですね。そうでした」


P「? なんで敬語?」


凛(び……びっくりした……まぎらわしいよプロデューサーっ!!)





22:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:45:07.13 ID:fzE04Z8X0

――――――



凛(……)



P「あずささんも本当に変わりませんね。まさか事務所に帰ってくる途中で迷うなんて」

あずさ「す、すみませんでした~。初めて向かう現場で、そこに行くのは大丈夫だったんですが……」

P「そのあとの帰り道で迷ってしまったと」

あずさ「はい~。最近はだいぶ、迷子になるのも減ってきたと思ったんですけど……まだまだダメですね、私」





23:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:46:33.21 ID:fzE04Z8X0

P「そんなことないですよ。確かに前よりも迷うことは減っています。買い物に出かけたら、いつのまにか海外にいたってこともなくなりましたし」

あずさ「いくらなんでも、そんなことはありませんっ」

P「そうでしたか? なら勘違いです」

あずさ「もうっ、怒りますよプロデューサーさん!」

P「ははは、すみません」


凛(……またいい雰囲気、かも)





24:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:49:14.97 ID:fzE04Z8X0

あずさ「……そういえば昨日、偶然音無さんと会ったんです」

P「えっ、本当ですか? ……音無さんともしばらく会ってないですね……あ、ちがった。今は音無さんじゃなかったですね」

あずさ「あら~、そうでした……つい今までどおりに……」

P「小鳥さんが寿退社したのは結構前ですけど……まだ最近まで一緒に働いていた気がしますよ」

あずさ「ほんとですねー……それだけ一緒にいた時間が長かったってことなんでしょうね」


P「……さびしいですけど、式での小鳥さん、すごく幸せそうでしたからね。あれを見ちゃうと何も言えないです」

あずさ「今も旦那様とラブラブみたいで……たくさんおのろけ、されちゃいました~」



凛(音無小鳥さん……私は会ったことがないけど)

凛(ちひろさんの前に働いてたっていう、事務員さんだよね)

凛(ちひろさんの前任者……ど、どんな人だったんだろう……)





25:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:51:34.72 ID:fzE04Z8X0

あずさ「でもうらやましいわ~。小鳥さんに、すっかり先を越されてしまいました……」

P「あー……運命の人は、まだ現れませんか」

あずさ「そうなんです。もうそろそろ現れてもいいんですけどね~」チラ


P「……?」


あずさ「……」


P「?」

P「……でもどうなんですか? アイドルのプロデューサーが言っていい事じゃないですが、ここだけの話……ちょっといいなって思うような人とかは? 周りにいたりとか」

あずさ「……実は……いるんです」

P「えっ!? 本当に!?」





27:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:53:13.40 ID:fzE04Z8X0

あずさ「はい……それも……かなり身近に」

P「身近……?」

あずさ「……」ジッ


P「……」


あずさ「……」


P「……? まさか共演する俳優さん、とか?」


あずさ「……相変わらずですね、プロデューサーさん」ハァ


P「え?」

あずさ「なんでもありません……もう……」





29:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 22:57:08.97 ID:fzE04Z8X0

凛(……これはひどい)

凛(さすがに、私でも気付くよ。あれは)

凛(鈍い鈍いと思ってたけど……あれほどとは。あずささんかわいそう)

凛(……でも、これだとあずささんも違うみたい)


凛(……)


凛(やっぱり本当に、付き合ってる人いないんだ……)





33:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:00:45.50 ID:fzE04Z8X0

――――――



凛(……うーん……)

凛(相手がいないってわかっても……よかったとは言えないんだよね)

凛(いままでの先輩たちの様子を見ると、もしかして全員プロデューサーのことを……)


凛(……)


凛(……か……)


凛(勝ち目が……無い……!)


凛(うう……先輩たち、みんな素敵だよね……。例えば千早さんはかっこよくて、それでいてすごく可愛くて……)





34:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:01:30.40 ID:fzE04Z8X0

凛(……)

凛(……千早さん、か……)

凛(確か……こんな感じだ)


凛「……まあ、なんでも、いいですけれど」キリッ


凛「……ちがう。千早さんはもっと、こんなにかっこつけてないで自然な感じ」





35:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:04:26.18 ID:fzE04Z8X0

凛「……じゃあ、律子さんっぽくしたら……」


凛「……プロデューサー! なにやってるんですか!? もういい加減にしてくださいっ!」


凛「……割と、いつも通りかも。でもやっぱり律子さんみたいな迫力がないな……」

凛「ええっと、ならあずささんは……」


凛「あ、あらー? ……む、むずかしいな……あら~? あら~?」


ガチャ
P「凛、大丈夫か? すまんが今日の曲順なんだが―――」

凛「あらあら、うふ……ふ……」


P「」


凛「」





36:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:07:24.04 ID:fzE04Z8X0

P「」

凛「」


P「……も、もしかして、スランプか? それとも、声優でも目指すところとか。まあ表現の幅はひろがるだろうが」

凛「―――っ!!」ガッ!


P「痛いっ!! なぜ蹴る!?」

凛「ノック、してないっ!!」

P「しただろ何度も!? 返事が無かったから心配したんだよっ!」

凛「え……ほんと?」





38:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:10:04.44 ID:fzE04Z8X0

P「まさか、聞こえなかったのか? ……本当に大丈夫か凛。本調子じゃないなら隠さないで……」

凛「だ、大丈夫! ちょっと考え事してただけだから!」

P「……」ジッ

凛「……な、なに?」


P「……凛。またなにかよからぬこと考えてただろ?」

凛「えっ!?」

P「何度も味わえばさすがにわかる。この感じ、俺がなにか痛い目に会う流れだ」

凛「……なんのこと?」

P「ほほう、とぼけるか。よーし、まだライブまで時間がある。ゆっくり話し合おうじゃないか」

凛「う……」





40:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:12:37.26 ID:fzE04Z8X0

P「……また、先輩たちを意識してるな? 凛は凛らしくって言わなかったか?」

凛「……そこは大丈夫。この前、納得できたから」

P「そうか? じゃあなんで。さっきの、あずささんの真似だろ?」

凛「そ、そうだけど……」


凛「……さっきのは、先輩と同じようになりたいんじゃなくて……その、先輩に、勝ちたいと思ったから……」

P「……勝ちたい? それは、アイドルとしてってことか?」

凛「う、うん」


凛(アイドルとしてもだけど……プロデューサーのことでも……)


凛「……だから、どうして先輩たちは、あんなにすごいのかなって。仕草とか真似たら、なにかわかるのかな、って……」

P「……なるほど。まあ、この前よりは前向きな悩みかな」





41:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:14:54.98 ID:fzE04Z8X0

P「じゃあ、正直に言っていいか、凛?」

凛「……うん」


P「凛はな……充分に、勝てると思うぞ」


凛「―――っ……適当なこと、言って」

P「適当じゃない。もちろんちゃんとした理由もあるぞ。教えてやる」

凛「……」


P「……なぜなら……俺が、そう信じてるからだ!」

凛「えっ」


P「凛は勝てる! 凛はすごいアイドルになる! 凛は充分に魅力的だ!」

凛「ぷ、プロデューサー? あの……」

P「凛はかわいい! 凛はすてき! 凛はクール! それでいてキュート! そしてパッション!」

凛「は、恥ずかしいって!! わかったからっ!!」





43:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:18:17.00 ID:fzE04Z8X0

P「ははは、悪い悪い。でも冗談ってわけじゃないからな」

凛「律子さんの言ってた通り、根拠もないのにすごい自信」

P「なんだ、信じてくれないのか? ……まあそうだな。確かに今の話には、ひとつ条件がつく」

凛「? 条件?」


P「そう。……凛も、自信をもってくれないとだめだ」


凛「……私、も?」





44:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:21:52.48 ID:fzE04Z8X0

P「俺は凛のこと、ずっと隣で見てるって決めたからな。ぜひ凛がトップアイドルになるところを見せてくれ」

P「……それとも自信ないか? まあそうだよなー。春香たちの方がデビュー早いしなー。後輩の凛ちゃんにはちょっと不利かもなー」

凛「っ」

P「どうする? 諦めるか?」


凛「……まさか。ここで諦めるわけない。先輩でも、負けないよ」


P「……よし。また火がついたみたいだな」





45:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:24:03.49 ID:fzE04Z8X0

P「……ん? そろそろ時間だな。行けそうか、凛?」

凛「もちろん。プロデューサーのおかげで、今日のライブは負ける気がしない」

P「心強いな。……さあ、行ってこい!」

凛「……うん!」


凛(……私のことだから、多分また悩んだり、恥かいたりすると思うけど)

凛(大丈夫。いつもプロデューサーが隣にいてくれるから……ちょっと先輩たちには悪いかな)


凛(……ん? もしかして……先輩たちも、トップアイドルになってから……プロデューサーに、気持ちを伝えるのかな……)

凛(……ふふ。だったら、なおさら負けられない……!)


―――LIVEバトル開始!!―――


凛「―――……手加減はしないよ―――」





47:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:27:45.78 ID:fzE04Z8X0

――――――



凛(……え?)


凛(え? え? なにこれ?)



美希「―――ハニー、ハニー! さみしかったのーっ!!」

P「ぐうっ、ちょ、待てっ、苦しいって美希!」

美希「美希をほったらかしてたバツなの! 凛ばっかりかまってずるいって思うな!」ギュー

P「ぐぐ……ずるいって、それは美希も納得してくれたじゃ―――」

美希「それとこれとは別なの! 今までの分、まとめて補給させてもらうね、ハニー!」ギュー





48:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:29:42.30 ID:fzE04Z8X0

P「お、お前……ぐ……誰かに、見られたらどうするんだよ……!」

美希「見せつけてやればいいの。あはっ☆」ギュー

P「お前はなにをいってるんだ……! ええい、なんだこの力はっ……!?」



凛(……美希さん……思いっきり抱きついてる……お、押しつけてる……)

凛(あれ? アプローチって……トップアイドルになったら伝えるって……あれ?)

凛(私、昨日のLIVEバトル勝ってきたのに……ず……ずるい……!)





50:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:30:52.79 ID:fzE04Z8X0

美希「ん~。ハニーの匂い落ち着くね……このまま寝ちゃいそう……あふぅ」

P「……もう好きにしてくれ」



凛(うう……でも負けない……追いついてみせる……そして……)


凛「……絶対、先輩たちに勝つよ!」


美希「ん……zzz……」

P「はあ……。ん? 向こうで……ガッツポーズ? ……なにやってるんだ凛は」



 おわり





53:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:32:12.77 ID:fzE04Z8X0

おわりです。そうです。凛が好きなんです
支援ありがとうございました





54:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:32:24.54 ID:1edu/nS40

おっつ





55:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:32:48.57 ID:livH3NeM0



毎度毎度かわいいです





60:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/01/17(木) 23:46:50.23 ID:eaUvoL6/0

おっつおっつばっちし☆
正統派凛は可愛いなぁ






元スレ:凛「先輩アイドルに勝ちたい」

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1358427548





  

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