3:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/15(金) 23:21:42.80 ID:Ex2KILKNO
どう考えても土御門とかぶる。
4:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/15(金) 23:24:49.27 ID:Uy1Hfi3V0
小萌「紹介します。転校生の上条当麻くんです」
上条「ウス」
上条(くー、ちょっと緊張するぜ)
「なんだあの金髪ー」 「やべーって」 「目立つわねー」
上条(お、なかなかいい反応・・・くくく、そうだ、恐怖しろ、てめーら、くくく・・)
小萌「じゃあ、上条ちゃんはあそこの席に座ってくださいね」
上条「ウィス」
5:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/15(金) 23:31:50.22 ID:Uy1Hfi3V0
上条(しっかしなんかこの教室人数少なくねーか?)
上条「ねーねー、君たち」
女「え?」 女「なんですか?」
上条「なんでこんな人少ねーの?」
女「それは・・・」
ガラリ
土御門「今日は転校生が来るって聞いてたにゃー」
青ピ「らしいなー」
上条(ゲ、なんだあいつらは・・金髪とピアス?あぶなそーなやつらだ)
上条「・・もしかして、あいつらのせいだったり?」
女「ええ、そうなんです」
上条「あ、やっぱり?」
上条(ゲリョゲリョ、まずいな・・・ヤッパ袋にされるんだろ-か)
土御門「ん?なんだにゃー、おまえは」
青ピ「見たことない顔・・こいつが転校生や! 生意気にも金髪や!」
6:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/15(金) 23:37:12.60 ID:Uy1Hfi3V0
上条(そっちのグラサンも金髪だろーがよ・・くそ、絡まれちまうか、ヤッパ・・)
青ピ「なんとかいってみろや! ああ!?」
上条「・・・・」
土御門「ちょっと屋上まで来てもらいたいんだけどいいかにゃー」
上条「けっ、いいけどぉ?」
上条(うおおおマジかよ・・・最初っから目立つのはまずかったか・・・)
9:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/15(金) 23:47:53.55 ID:Uy1Hfi3V0
土御門「で、どういうことかにゃー? 転校初日でいきなり金髪・・・僕と見た目が被ってるんだよにゃー」
青ピ「もうええって!早くこいつ殺そうや!」
上条「へー、たったふたりで俺を殺そうって?この空手三段の俺を?へぇーそっかー、ふんふん」
上条(クー、カックいいぜ。今のは決まった)
青ピ「か、空手三段? やばいってこいつ! 早めに殺しとかんと!」
土御門「そうだにゃー」
上条(ウゲ、逆効果かよ・・ちっ・・まぁいいか、二匹ぽっちなら俺一人でやれんだろ。多分)
青ピ「うんんぁああ゛ぁ゛っ」ダダダッ
上条「うぉっ」ゲシ
青ピ「う゛ん゛ぎぃっ」グチャ
青ピ「ピクピク」
上条「なんだこいつは・・・」
上条(いきなり走ってきやがって・・・股間に蹴り入ったぞ。こいつは馬鹿だ)
土御門「なかなかやるにゃー。それが空手三段のジツリキってわけかにゃー」
上条「オオ、そーだよ。俺の強さがわかったかボケが」
11:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/15(金) 23:53:51.27 ID:Uy1Hfi3V0
土御門「じゃあ次は僕がいくかにゃー」
上条「にゃーにゃーうるせーよ。オラ、さっさとこい」クイクイ
土御門「じゃあ遠慮なく」スゥ
上条「お、なんだ・・!?」
上条(動きが速ぇぞあのグラサン)
土御門「ラァッ!!」ブンッ
上条「おわっ!」スッ
土御門「なかなかやるにゃー、今のを避けアゥアッ」
12:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/15(金) 23:57:33.64 ID:Uy1Hfi3V0
ボグッ
上条「ごちゃごちゃうるせーよ。グラサン吹っ飛んじまったけどいいのかよ?」
土御門「ペッ・・・今のはけっこう効いたニャー。おまえかなり速いパンチもってるにゃー」
上条「俺は世界一強えー」
土御門「にゃぁあ゛ッ!!」バギィ
上条「!?」ボゴグ
上条「おー、痛っってー・・・」
土御門「油断するからだにゃー」
13:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 00:05:00.36 ID:XOdapqxs0
上条「この俺のビューテホーなツラに傷つけやがって・・・この今日からツッパリが」ゴキャ
※今日からツッパリとは、気づいたらグレていたのではなく、ある日突然ツッパろーと決めた者のことである。
土御門「に゛ゃぁあ゛!?」ボギャ
上条「ボケがー。俺にカナウと思ってんのか」
土御門「もう殺す! 許さんぜよ!!」ゴガ
上条「グヘ!?」バキャ
上条「死ねタコ」ボギャ
土御門「そっちが死ね!」バギャ
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
14:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 00:13:39.88 ID:XOdapqxs0
上条「くそ・・イテー・・」
上条(あのバカなかなか強かったな・・・チクショー、俺は強いと思っていたのに・・・)
上条(明日から俺大丈夫かな・・・人数集められるとヤバイぞ・・・)
上条(うーん・・・この髪・・染めなおしちまおうかな・・・)
上条「ってフザケんなボケ!!なんで俺がそんなことしなきゃなんえーんだ!!」ポイ ヒュー
御坂「あいたっ!」カン
上条「やべ・・」
御坂「コラー!今空き缶ぶつけたのだれよー!!」
上条(逃げちまおう)スタタタター
20:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 00:27:10.48 ID:XOdapqxs0
翌日
上条「フー・・・」
青ピ「やっときたな!!ボクの股間つぶしといて遅めの登校するとはよっぽど死にたいんやな!?」
土御門「昨日の決着つけようや」
上条(くそ、もうきやがった・・・下駄箱だぞここ・・・まぁ、いいか)
上条「ちょっと待てよ・・えーとな・・」ゴソゴソ
青ピ「なんや!? 鞄から獲物取り出そうっちゅー気やアグゥゥハァ!?」バンッ
青ピ「あ゛ギピぃぴぴぃっ!?」ドサ ピクピク
上条「鞄からじゃねーよ。鞄に鉄板仕込んでるだけだタコ」
土御門「武器使うなんて卑怯だと思わないのかにゃー!」
上条「2対1だろーが。卑怯なのはてめーらだろっがっ」ヒュ
土御門「にゃ゛あ゛っ!?グラサンごと目潰し!?」ボム
上条「ウハハハ!バカめ!」ボコガスグハ
つち実かヴぉ「びゃぁ゛あ゛!?」グチャグチャビチャア
上条「覚えとけ。俺は上条当麻だ。フハハハハ!!」
21:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 00:35:34.71 ID:XOdapqxs0
「ひぃ・・・上条だ・・・」 「うわっ・・・」
上条(ククク・・・どうやらあのカス二匹をシメたのが噂になってるみたいだな・・・)
上条(ってことは俺が今この学校のトップか・・・ククク、一年にしてこの貫禄・・・かっこいいぜ)
青ピ「上条さ~ん」
土御門「かみや~ん」
上条「あー? なんだオメーら」
青ピ「いえ、僕たち上条さんの舎弟にしてもらいたいと思いまして・・・」
土御門「そうなんですにゃー」
上条「なるほどな。ふ、いい心がけだぜ。とりあえずコーシーとアンパン買って来い」
土御門「はい!わかりました!」
青ピ「はい!わかりました!」
上条(ウハハ、気持ちいいぜ)
23:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 00:43:42.61 ID:XOdapqxs0
女「上条くん、これ私が作ってきたクッキーなんだけど食べてー」
上条「オー、センキュー。くれくれ」ガリョガリョ
女「おいしー?」
上条「ウミャイウミャイ」
女「きゃ!よかったー」
上条「あのさー、今日俺と一緒に帰らねーか。茶でもおごるワ」
女「え、いや・・それはちょっと・・・ま、またこんどさそってねー、アハハ」ドピュー
上条「あ・・チッ、なんでだよ」
土御門「カミヤんは確かにカッコいいけど、女の子にとってはちょっと怖い存在だからニャー」
青ピ「そうそう。遠くから見る分にはいいケド、実際近くで話すとなると・・って感じやアフィ!?」バギャ
青ピ「なにすんねん!?」
上条「なにやら不愉快なのじゃ」
青ピ「そんな~理不尽すぎるでこの人・・」
土御門「カミヤんはそういうやつだにゃー」
24:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 00:52:35.07 ID:XOdapqxs0
上条(好調だ。絶好調だ。俺の調子は最近すこぶるいいぜ)
上条(なのに、なんで女のひとりもいねーんだ。この完璧な強さと美貌を持った俺が・・納得いかんぞ)
御坂「死ね!自販機!」バキャ
上条(ん? あ! ありゃあ・・)
御坂「ムカムカ! あーもう! ムカムカ!」
上条(きのう俺が空カンぶっけた奴だな。よくみるとけっこうかわいいな・・・よし)
上条「やぁyぁ、お嬢さんどうしたのかい?」
御坂「なによあんたは! 話しかけないでこのウンチ頭!」
上条(ウ、ウンチだとこのアマ!?)
上条(い、いや落ち着け・・・ここでキレたらナンパ失敗だ・・当麻よ・・落ち着け)
上条「スーハー・・・」
御坂「なに深呼吸してんの? 視にかけなの?」
上条「ハ、ハハハ・・面白い冗談だね」ムカムカ
御坂「冗談じゃないわよクズ」
上条「ハ、ハハ・・・」ビキビキバキバキ
25:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 01:01:30.58 ID:XOdapqxs0
上条「エート・・それでなにをそんなに怒っているんだい? ボクに話してごらん」
御坂「もう!うっとおしいわね!きのう空きカンぶつけられてムカついてるだけよ!!」
上条(ゲ・・まだ根に持ってんのか、こいつ・・・根暗な女だ)
上条「そっかそっかー。でもサ、んなこといちいち気にしてても意味ねーよ。ボクとお茶でもしにいかない?」
御坂「ふざけないで!死んで!お茶なんか今自販機壊してジュース手に入れたからもう間に合ってるわよ!」
上条「壊した? それ、犯罪じゃねーの」
御坂「私はレベル5だから許されるのよ、バ-カ!」
上条(こーの野朗・・・)ピクピク
上条「ハハ・・よくわかんないけどさー、レベルってなんのことかな?ゲームのやりすぎなのかな?」
御坂「超能力のレベルよ! なに、なんであんたそんなこともしらないの? 死んでよ!」
上条(くっそ・・・もう許さん、このブス!)
上条「っせーんだよっ! 俺はこの街のことなんか興味ねーんだ!わかったかボケ!」
御坂「はぁ?転校生かなんかなの? あんた」
上条「みりゃわかんだろーが」バギィ
自販機「あ゛ーあ゛ー」ボロボロ
26:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 01:19:33.85 ID:DEruet5U0
自販機カワイソス
27:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 01:19:53.20 ID:XOdapqxs0
御坂「なに自販機にやつあたりしてんのよ! サイテーね、暴力男!」
上条「ケッ、最初に壊したオメーが一番わりーんだよサルスケが」ヒョイ コーシーゲット
上条「アホ、カス、ブタ、マヌケ、ゴミクズ、バーーーカ!」シタタタタ!
御坂「あ、あの男・・言うだけいって逃げるなんて。しかもすごく足速いし・・・」
上条「あ、オマワリ(ジャッジメント)さん、さっき自販機壊してましたよ、あの女」
ジャッジメント「なに!?」
御坂「ひえ!? あ、あちだって壊してたのに・・しかもコーヒー盗ってったのに・・・」
ジャッジメント「コラー!」
御坂「ひゃあー!」スタスタスター
30:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 01:26:33.01 ID:XOdapqxs0
上条「あー、ムカツクぜ。あの女今度あったらイジワルしてやる」
ガラガラドッカーン
青ピ「ビィィィッ!?」ドガラシャー
上条「あー?」
男「殺せ!!奪って殺せ!!」
男「ひょっひゅう!!!」
男「ビビビビビビぃぃぃぃいい!!!」
青ピ「やめぇ!?!やめぇ!?!?」
上条「オイ、青ピ。なにやってんだよ」
青ピ「上条さん!!助けてくださいよぉ!今絡まれてるんスよぉ!」
上条「イヤだ」スタスタ
青ピ「じゃあなんで話しかけたんスかぁ!?」
上条「オメはホントに疫病神だな。土御門にでも助けてもらえヨ」
青ピ「今からじゃ間に合わなアビィッ!?」グッチャア
男「俺たちがリンチしてるんだッひゃあ!!リンに集中しろっひゅう!!」
31:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 01:33:18.33 ID:XOdapqxs0
青ピ「勝てない俺じゃ!!上条さざああん!!俺舎弟スよっぶっぶぶぅ!?!?」グチャボゴォ
男「おうぅうんn!!俺タッチのリンチに!集・中!!するの!」
男「あのパツキンのせいで集中力が乱れてるんだよきっと」
男「じゃああいつから殺そうか」
男「ひぃぃぃぃっひいひいい!!」ビュ
上条「うおっ」サッ
上条「アブネーだろーが、コラ!」ゴッ!!
男「びゃっひゅう!?」グッチュッチャア
上条「ざけんなコラー、靴が汚れちまっただろーが」
男「なんだあいつ!なんだあいつ!」
男「たくちゃんが一発で・・・」
男「囲んでボコるぞ!」
上条(オイオイ、マジかよ、青ピに矛先向いてたんじゃねーのかオメーらは)
上条「くそッ」ダッ
青ピ「待ってくださいよぉ~上条サ~ン!!」ダッ
32:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 01:41:53.67 ID:XOdapqxs0
上条「うわー、バカ!ついてくんなよオメーはヨ! 俺が狙われんだろーが!!」ダダダダ
青ピ「だっでぇ!!あそこいたらボクがボコられ続けるやないですかぁー」ダダダダダ
男「まてぇええええええまtっててtまってええええええええ止まってぇええええ!!」
男「ついていくううぅぅぅうツイテイクぅううう!!」
男「逃げないでよおおおお!!」
上条(気味わりーな、あいつら・・)
上条「大体そんな走れんならオメー一人で逃げられんだろーが!!別ルートを行けテメーは!」
青ピ「俺の脚は上条さんが前に居るから児自働で追跡する能力があるんですよ!!」
青ピ「俺自体はもう体力も脚力もないけど追い続けてるんスよ!多分止まったら反動で病院送りになるっスヨ!」
青ピ「じゃなきゃ上条さんの足にボクがついていけるわけないやないですかぁ!!」
上条(よくわかんねーけどシツケー、青ピも変な連中も・・・)
上条「ん?」ダダダ
上条(信号だ・・オシ)
上条「ウラァー!!」ダダダダ ピタッ
青ピ「上条サン!!やっと闘ってくれる気に・・・」
33:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 01:51:26.55 ID:XOdapqxs0
クラクション ブッブー ブッブウー クルマノエンジンブウブウー
青ピ「ひゃい!?」 男「あっああ!?」 男「死ぬな、俺」 男「いやぁだあぁぁあ」 男「俺ただの通行人」
キキィイッ ガシャーン!! ドグttッヤアア グチャアア!!
ドライバー「あわわわ轢いちゃった・・・感触伝わってきて・・それが・・あわわ逃げろ!」ブブブーー
男「ああ・・・救急車・・・呼ん・・」グチャ
上条「事故には気をつけなきゃだめだろーが。交通ルールは守りましょう」
男「痛い・・・異体・・・」 男「足がぁあ足が・・」 男「腕と足の距離が・・縮まって・・あああ痛いぃぃぃ!!」
上条「大丈夫かよ、青ピ」
青ピ「痛い・・痛いッスよ上条さんんん・・・」
上条「それで、こいつらはなんなんだよ」
青ピ「そいつらはスキルアウトっすヨ。無能力者っていう奴らです」
上条「無能なのはみりゃわかるケドよ、こいつらがなにかって聞いてんだヨ」
青ピ「だから、そいつらは能力をある連中を妬んで犯行を繰り返すゲスどもって意味スよ」
上条「能力?」
青ピ「上条サン授業ちゃんと聞いたほうがいいスよ」
34:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 02:00:15.94 ID:XOdapqxs0
上条(詳しいことは明日でいいや・・腹減ったし帰るか)
翌日
上条「ファー、ねむ・・・あー、校庭から油田みつかんねーかな・・」
御坂「あ!!来た!!」
上条「あー? お、オメーは昨日の・・」
御坂「あんたねー!!!あんたのせいで前科ついちゃったじゃないの!!!死になさい!!」ビリビリ
バリャリャリャリャ!!!
上条「っつあっ!」サッ
上条「なんだなんだ!? レーザーか!? ビームか!?」
御坂「コインシューート!!!」ビシィ!!
上条「うぉわっ!?」サッ
上条「オー、っぶねーな・・なんだ、なにしやがった、コラ!」
御坂「これが私、レベル5の超電磁砲ってことよ!すごいでしょ!」
上条(知るかよ、ボケが・・・でも食らったらやベーよな絶対・・)
37:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 02:09:47.90 ID:XOdapqxs0
上条「おまえなー、そんなモン振り回して人に当たったらどうなるかちっとは・・・」ゴソゴソ
上条「考えっろよっ」ビュ
御坂「なによ!」バリバリ パン モクモク
御坂「きゃ、なに!? ケホケホッ、え、煙幕・・・?」
上条「アバヨ、バカ女!もう俺の前に現れるんじゃねーぞ!」タカタカtカー
御坂「待ちなっ・・さいよぉ!!」バリャリャリャラy!!!
ビリャリャラヤy!!!
御坂(しまっ・・怒ってたから直撃コースにしちゃった・・・どうしよう、ほんとに死んじゃったら私・・殺・・人)
上条「ケェーーーーーッ!!」ミギテバリアー
シュピューーーン
御坂「え・・・!?なに、今の・・・消された・・・!?」
上条「しらねーのか? 幻想殺しだ」
御坂「幻・・・想?」
上条「タケボ-キじゃ当てそこなったけどな」
40:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 02:17:55.20 ID:XOdapqxs0
御坂「タケボーキ・・・?」
上条「なにしたかしらねーが、卑怯な手は俺には通用しねー。卑怯は俺の専売特許なんだよ!」
御坂「え・・? え・・・?」
上条「あ、おまえ6分も消費しちまったじゃねーか!テメーのせいで遅刻したら絶対に復讐してやるからな!」タカタカタカー
御坂「なに、あいつ・・・金髪の癖に遅刻気にしたり・・・私の電撃消したり・・・なんなのよ・・」
上条「ヨー、先生よぉ」
小萌「あら、なんですか、上条ちゃん。今の授業でわからないところがありましたか?」
上条「そんなトコだよ。でさー、能力とかスキルなんとかってなんなんだヨ」
小萌「なんで今更そんなことを・・・めちゃくちゃここに来るに至った理由のようなものじゃないですか」
上条「もう忘れちまったよそんなモンは」
小萌「はぁ・・いいですか、能力っていうのは・・・」
・・・・
・・・・
・・・・
41:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 02:26:31.56 ID:XOdapqxs0
上条(知らなかったぜ・・・俺がそんな改造みたいなことされようとしてたとは・・・)
上条(でも、俺が超能力使えるようになれば怖いモンなしだな・・完璧な自分が怖い)
土御門「カミやん一緒にメシ喰おうぜぃ」
青ピ「上条サン、パンかってきまし・・」
上条「念力!」バゴォ
青ピ「オッグウウゥ!?」グtッヤア
青ピ「いきなりなにするんスかぁ!?」
上条「俺の超能力だヨ。褒めろ」
青ピ「ただけっぽっただけじゃないスかぁ・・しかも昨日重症を負った部分を・・・」
土御門「カミやんはそういうやつだぜぃ」
上条「オラ、なにしてんだオメーラ。屋上行くぞ」
青ピ「蹴った後すぐ動いて教室出るし・・タダモンやないであの人」
土御門「カミやんのパンチは速すぎて痛かったにゃー。気づいたら殴られてるしにゃー」
43:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 02:33:59.78 ID:XOdapqxs0
上条「でよ、オメーラも超能力使えたりすんのか?」
土御門「俺は無理だニャー」
青ピ「ボクもっすねー」
上条「オ、なんだよ、オメーら無能力なのか? ウハハハ!ダッセーダサダサダッセー!フハハハハ」ジタバタ
土御門「カミやン、なにも腹抱えて笑わなくても・・・」
青ピ「・・・そういう上条サンはなんかできるんスかー?」
上条「オウ、あたりめーだ」
青ピ「じゃ、やってみてくださいよー」
上条「しょうがねぇな。みてろよ、下等人種」
上条(たしかなんかできるんだよな、先生が言ってたから)
上条(でもどうやるんだ・・・聞いてねーぞ。やり方がわからん・・)
上条(・・・・)
上条「できるんだよ、俺は」
青ピ「だから、やってみてください・・・」
上条「で き る ん だ よ 、俺 は!」
44:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 02:37:43.04 ID:XOdapqxs0
青ピ「ひぃえ・・そ、ソッスよねー、アハハハ!」
上条「だろ? フハハハ!」
土御門(強引だニャー)
上条「でもなんで無能力のオメーが昨日スキルアウアウの連中に狙われてたんだヨ」
上条「オメーがカモっぽいツラしてるからだろ、そうだろ?」
青ピ「ハハハ・・ソッスネー・・」
上条「ウハハハ!だよな!オメーはよえーんだから一人で出歩くなヨ!ウヒウヒウハハ!」
青ピ「ハハハ・・」
土御門(泣いてるぜぃ、青ピ・・)
45:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 02:49:48.41 ID:XOdapqxs0
上条「フハハハ! 今日から俺は!!はヤッパ最高傑作だぜ」マンガタチヨミ
御坂「ちょっとアンタ」
上条「あ? って、またオメーかよ・・なんだなんだ、なんか用かオラ」
御坂「喧嘩しにきたわけじゃないからそうトゲトゲしないでよ・・・ちょっと頼みたいことがあって・・その・・」
上条「頼みたいことぉ? 俺を動かすんだ、報酬は高くつくぞ、オイ」
御坂「・・できる範囲でならなんでもするわ。だから・・お願い」
上条「・・・・チッ、話だけは聞いてやる」
上条(マジっぽいなこいつぁ・・・)
公園
上条「ああ? 妹が殺される?」
御坂「そうなの」
上条「オメーな、その一方通行だか反対車線優先だかしらねーケドよ、サツに通報しろよ」
上条「俺も悪い奴はそこそこみてきたケド、そういう枠から外れた奴は大人に始末してもらわにゃ」
御坂「その大人たちが計画したことなのよ。レベル6を作り出すためにね」
上条「レベル6って・・・そんなのスライムがようやく倒せるレベルじゃねーかよ」
46:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 02:54:04.18 ID:fXX332cb0
スライムww
47:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 03:01:08.82 ID:XOdapqxs0
御坂「ほんとになにも知らないのね、アンタ・・・クエクエじゃそうでしょうけど、超能力者のレベル6はめちゃすごいの」
御坂「私でも恐れるくらいにね」
上条「あーそーかそ-か。その話はいいんだヨ。オメーがびびってよーがなんだろーがな」
御坂「もう・・ホントにすごいんだからね。それで・・協力してくれる?」
御坂「こんなこと・・あんたにしか頼めないの。私の電撃を打ち消せるほどのバカ高い戦闘力を持つあんたにしか」
上条「フフン、いいケドよ、オメーんちの土地の権利書を俺に譲渡できるんならバッチリ協力してやるぜ」
御坂「・・・わかったわよ。なんとかするから・・・助けて」ナミダ
上条「うっ・・」
上条(なんだこいつ・・かわいいじゃねーか・・マジかよ・・)
上条「ハ、ハハ、バカ、俺は金、もしくはそれに準じるものに嘘はつかねーんだよ、フハハ!」
上条「じ、じゃあ今夜港まで行けばいいんだな、わかった。ちゃんと権利書は用意しとけヨ、ウハハ」スタスタ
御坂「頼んだわよ・・・」
48:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 03:10:28.02 ID:XOdapqxs0
夜 港
上条(ファー、眠い・・クソ、なんだって俺がこんな夜更けにこんなとこくんだりまでこなきゃなんねーんだ)スタスタ
御坂「あ、ちゃんと来たようね」
上条「おー、ビリビリ。ちゃんと俺より先に来てたか」
御坂「なによビリビリって・・私には御坂美琴って名前があるのよ」
上条「ファー、眠い」
御坂「くっ・・この男は・・・!」
上条「で、オマエの妹殺ろーってサイコクンはどこにいんだよ」
御坂「そろそろ来ると思うんだけど・・・あ、ほらあそこ!」
上条「どこだよ・・・お、あれか」
一方「フヒャヤyヒャヒャハy!!殺す殺す!!!」ビビビィィxシュビビb!!!
妹「キモチわりーんダヨてめーはヨ!とミサカはミサカは罵倒してみたり!」ズビャビャバヤ!!
49:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 03:14:00.17 ID:3KZ7huqL0
とミサカはミサカは罵倒してみたり!
打ち止めかよwwwwwwwwwww
51:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 03:20:09.51 ID:XOdapqxs0
上条「フーン、けっこーいい勝負してねーか」
御坂「時間の問題よ!相手はレベル6になりかけのレベル5なんだから!早く助けに行ってあげて!」
上条「うっせー、こんボキャー、俺に命令すんな、タコー」スタスタスタ
御坂「いちいちイラつくこと言わなきゃ動けないの? あの男は!」
一方「ひいxひひいい!!全部反射するから効かねぇンだ!!ひひひぃい!!」
御坂妹「クタバリやがれ病人野朗とクソしてみたり!」
一方「死ねぇキヒヒぃ!!!」ズビズバズビーー
御坂妹「!!さっき口調間違ったから死ぬのかもしれないと予想してみたり!」
一方「ひぃひひひひぃ・・」ゴッ
一方「あぎぃ!?!?」ドサァ
上条「よぉ、元気かヨ、路上駐車禁止クンよぉ」
御坂妹「!」
一方「!」
一方「な、なンでおまえ俺を殴れた・・」ボゴォ
52:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 03:33:18.35 ID:XOdapqxs0
一方「ひぎぃ!?」ゴロゴロ ドカ
上条「インド行って修行して来いタコ」
御坂妹「あなたは・・・? と疑問を口にしてみたり」
上条「僕かい? 正義の王子様だよ」
御坂妹「返り血を浴びてる人が言ってもあんまり信用できないとツッコンでみたり」
上条「君は姉と似てるけどそこそこ話せるみたいだね。僕とこれから遊びにいかないかい?」
御坂「って、なにナンパしてくれてんのよ! やめてよね、この脱糞頭!」
上条「コラ、コダヌキ! 俺のすばらしい頭に暴言を吐くんじゃねー!」
御坂「コダヌキって、誰がヨ! もう、いいから早く逃げなきゃ! いくわよ!」
御坂妹「でも・・今逃げてもどうせまた狙われるし意味なくね? とダメ押ししてみたり」
御坂「そ、それはそうだけど・・・」
上条「あのガキをもっとシメりゃいいんだろ? ちょっと待っとけよ」スタスタ
御坂「あ! バカ、無理よ! あんたがどこまでの能力者か知らないけど、相手は一方なのよ!」
御坂「って、全然聞いてないし・・・」
一方「ウギッギギギ・・殺す・・・邪魔するな・・・殺す」
53:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 03:43:41.22 ID:XOdapqxs0
上条「オウ、起きたかよ、違法駐車クン」
一方「なにモンだてめぇ・・」
上条「軟高の上ちゃんったら俺のことよ」
一方「シラネェエええええええええええ!!!」ズビュズビュビーーー
上条「おおっとぉ」サッ
上条「鉄骨飛ばすんかオマエは・・危ないやっちゃなー・・・」
上条「おおうわっ!?」ビチュ
ドン!
一方「チッ」
上条(あぶねー・・後ろからかよ・・正面からだけじゃねーのか)
上条(チッ・・ちっと肩にかすっちまってる・・)
上条(けっこうヤベーかなこいつは)
上条「フー・・おいコダヌキ! オメーは妹連れてどっかいっとけ!」
御坂「わ、私も援護するわ!」
上条「ボケー! この馬鹿はオメーの手にゃ負えねー! 俺がきっちり始末してやるよ!」
55:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 03:54:03.89 ID:XOdapqxs0
御坂「で、でも・・」
上条「いいから帰れってんだヨ!!」
御坂「う・・わ、わかったわよ・・いきましょ」タタ
御坂妹「上ちゃんは本当に大丈夫でしょうかと心配してみたり・・」タタッ
一方「逃がさなね・・」
上条「ウラァッ!」ゴッ
一方「ウヒィッ!?」グチャ
上条「蚊でもいたんか? よそみしやがってよー」
一方「キヒキヒヒヒィ!! いいぜぇ、殺してやるよ、おまえからなァ!!」ビビデバビデドビュー
上条「おっわ、あのバカ何本飛ばしてくんだよ」サッサッサッサッ
上条(ここは俺に不利すぎる・・せめー場所に誘い込んで後ろから俺のオリムピック級パンチを食らわせてやる)
上条「どしたコラー! こっちこんかーい!」スタタタ
一方「キッヒヒヒ!!鬼ごっこは嫌いなんだよォ!!」ドヒュ
上条(ゲェ!? んだあの野朗、飛びやがったぞ!)
一方「キヒ!!」シュッ!!
56:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 04:02:42.61 ID:XOdapqxs0
上条(くっそ・・!)
上条「ウッラァアア!」サッ バシィ
一方「オォ!?」ガシィ
上条「オラ、掴んだぞ、コラ! テメーの負けなんだよ! ウラァッ!」シュッ
一方「キッヒヒヒィ!」バチィ
上条「っだこのガキ・・!?」
上条(なんで殴っても弾かれんだよ・・!?)
一方「そうか、この右手だけ俺に触れンだなァ・」
上条「キミ顔面カタイねー」
一方「キヒッヒィ! 余裕ぶってもおまえに勝ち目はねェ!!」バッギャ
上条「ぐっへぅ!?」ゴッ ゴロgロロgロ
一方「キッヒヒヒ!! どうだよ加速させたパンチは? さんざん殴りやがって・・殺してやるよ」スタスタ
上条「げっほ・・・」
上条(効いたぜ・・痛ってー・・クソ)
57:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 04:13:11.43 ID:XOdapqxs0
上条(しょうがねー、こいつを使うか・・)
上条「フリャッ」ボンムッ
モクモクモク・・・
上条(オシ、身を隠すぜ)スタタタ
一方「意味ねェんだヨッ!!」チュインムチュイーミウ
一方「チッ、逃げ足は速ェーナァ・・・・」
コンテナの上
上条(けっこうシンドイな・・・でも、あのバカがこの下通りかかったら飛び降りて上から蹴りいれて・・・)
上条(蹴り・・待てよ・・殴っても蹴っても弾かれてたぞ・・・よくわかんねーケド、右手で殴った時しか手ごたえがなかったよな・・)
上条(・・・・・)
一方「ドコだァ? いるンだろォ? でてこいよ卑怯モンがァ!」
上条(きやがったな・・・いくぜ)
上条「悪者スイーパー」カミジョウ参上!!」ダッ ヒューーン・・
一方「!? 上・・・」
上条「ラァツ!!」ゴッ
59:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 04:21:36.48 ID:XOdapqxs0
一方「いぅぎぃいうんやぁ!??」グtッヤア
上条「オ、殴れた殴れた」スタッ
一方「いぎぃ・・ひぅぅ・・はぁ・・はぁ・・ぐぞぅ」フラフラ
上条「倒れねーか。それだけは褒めてやるケド、僕はさっさと倒れたほうがいいと思うナー、オラッ!!」ゴッ
一方「ピィヤピィヤ!ラスタラッタピィヤ!!?」グyチャァ
一方「う゛ん゛・・ナメるなァ!!!」シュッ
上条「!?」ゴッチャア
上条「ってーな、こんガキャー!!!」ブン
一方「右手しかねェんだよおまえはァ!!」サッ スカッ
上条(やべ・・・)
一方「ヒィッヒィヒィ!!」シュッ
上条「がっ!?」ゴチャア
上条「オオ・・」フラフラ
一方「死ね! シネェ!!!」シュ バギャ
上条「オ・・図にのんなよタコが!!」シュシュs バッガャ
60:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 04:30:30.26 ID:XOdapqxs0
・・・・
・・・・
・・・・
一方「はぁ・・あ゛はぁ゛・・あっぐ・・」
上条「フゥー・・はぁ・・はぁ・・・」
一方(なンなンだこいつは・・・なンで名前も聞いたことないような雑魚がここまでやれンだ・・)
上条(さっさと倒れちまえよクソガキャー・・)
一方「わかってンのか!? 俺はアクセラレーター、学園都市第一位の最強能力者だぞ!!」
上条「俺は上条当麻だ」
一方「な・・!?」
御坂「し、死になさい!アクセラレータ!!」ビリビリバリャバリャ
一方「! おわァ!?」バリャリャ
上条「転んでんじゃねーよ、ボケが!!」タタタタ
一方「!? やめ・・」
上条「ラァッ!!」ゴッ
62:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 04:43:16.35 ID:XOdapqxs0
一方「・・・・」バタ
上条「はぁー・・フゥー・・げっほ・・」
御坂「や、やった・・・勝っちゃった・・・すごい・・」
御坂「あ、そ、そうだ、大丈夫、あんた!?」スタタタ
上条「オー・・無傷だよ・・」
御坂「なにいってんのよ!めちゃくちゃ殴られてるじゃない!!」
上条「それよかオメー帰れっつったろ・・なんでまだいんだよ・・それと妹は」フラフラ
御坂「それは・・あんたが気になって・・・妹は先に帰ってもらったわ」
上条「あーそーか。じゃあ、オメーももう帰れ・・・こんな時間に出歩いていいのは俺のような悪者の特権なんだよ・・・」
御坂「威張って言わないでよ、バカ・・・肩ぐらい貸させてよ・・」
上条「オメーの力じゃ足手まといなんだよ・・・」
御坂「でも・・・」
一方「オイ・・・これ使え・・」ポイ
上条「あー?」パシ
一方「車の運転くらいできンだろ・・・」
65:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 04:48:10.85 ID:XOdapqxs0
上条「倒れてん奴が使え」ポイ
一方「・・・・」パシ
上条「あー、しんど。体の節々が痛ーぞ、コラ・・・フー」スタスタ・・・
御坂「あ、ちょっと・・お礼はどうすんのよ! 権利書!」
上条「もういいんだよ! 明日コーシーおごれよ!」スタスタ・・・
御坂「・・・なんあのあいつ・・」
御坂「上条当麻か・・・ウン」
66:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 04:56:07.56 ID:XOdapqxs0
一方「オイ・・聞いてるかババァ」
御坂「バ・・あたしのこと!?」
一方「この場にババァはオマエしかいねーだろーがァ」
御坂「とどめさすわよ? ラァッ!」バリバリ
一方「そうしてくれてもイイケドよ・・・まァ聞けよ」
一方「俺は・・・おまえの妹を殺すのは今日限りでやめとくぜェ」
御坂「え?」
一方「上条とかいうカスを狙うことにする。上にも話を通す。だからオマエは奴に俺の決定を伝えろ」
御坂「伝えろって・・・私もまだ知り合ったばっかりなんだけど・・・」
一方「うるせェ・・・拒否すればおまえを狙うぞ」
御坂「な・・わ、わかったわよ・・なんか最近自己中なやつばっかりに会うわ・・・」スタスタ
一方(フゥ・・俺はいつから学園都市ナンバー1なんて称号に納得しちまったんだ・・・?)
一方(ククク・・上条当麻か・・強ェーなァ・・自分の旗振ってる奴はヨ・・・)
70:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 05:09:31.98 ID:XOdapqxs0
上条「ファー、あのババァ、あと十時間は眠れたってのによー・・・」スタスタ・・・
ガラリ
「うわ・・上条くんすげー顔晴れてる」 「喧嘩じゃない?」 「やだこわーい・・」
上条(ケッ、ボケどもが・・・俺は世界一強えー)
土御門「カミやん!」
青ピ「上条サン!」
上条「ヨォ俺の家来ども。朝から騒がしいなオメーらは」
青ピ「そりゃソーッスよ! 上条サンがそんな怪我してんスから!」
土御門「なにかあったのかにゃー!?」
土御門(アクセラレータを素手で殴り倒したことは知ってるけどな)
上条「俺の日本制服の野望が一歩前進したんだよ。全日本人がそれを感じてたのに、オメーら気づかなかったのか?」
上条「俺の家来でいたかったらもっと精進しろ、ボケ」
青ピ「よくわかんなイッスケド、喧嘩でしょ!? 水臭ッスよぉ! 僕らも呼んでくださいよぉ!」
上条「おめーらはよえーんだからあんま喧嘩すんなよ」
青ピ「そんなぁ~」
71:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 05:21:00.25 ID:XOdapqxs0
土御門(まったく・・・この男並じゃないぜよ。正式な戦闘訓練を受けた俺でさえ圧倒する素質を持ってるんだからな)
土御門(それも、ただ喧嘩が強いってだけの単純なものなのにな・・・おもしろい奴だ)
・・・
・・・
・・・
小萌「みなさん!突然ですが、転校生が今日突然やってきました!!」
青ピ「女の子ッスかぁ!?!? マジっすかぁ!?!?!? いいんすか?!?!?」
土御門「青ピ、黙れ。まだなにも言ってないぜよ」
上条「とう」ピシピシ
青ピ「いたっ、いたぁ、なにするんスか上条さん!?」ピシピシ
上条「ケシゴムをちぎって投げているのじゃ」
青ピ「や、やめてくださいよぉ~」ピシピシ
土御門「カミやんはそういう奴だニャー」
小萌「えー、そいでですね、この子は中学校からの飛び級なんです!ちよちゃんの劣化版みたいな感じですね」
小萌「ちよちゃんのほうが優秀ですね、小学生ですから!」
青ッピ「先生ちよちゃん好きやなー」
72:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 05:29:50.19 ID:XOdapqxs0
小萌「ではそうぞ!」
ガラリ
御坂「・・・・・」スタスタスタ・・・
上条(ブーッ!!)
「かわいい・・」 「いいなあの子!」 「なにがよ、ブスじゃん」 「ヒガムなブス」
青ピ「ウヒィ-!!かわいい!!」
土御門「だにゃー」
土御門(御坂美琴・・・なぜ奴が・・・)
小萌「御坂ちゃん、自己紹介を」
御坂「御坂美琴です。よろしくおねがいします」
小萌「御坂ちゃんはなんとレベル5です!すごくないですか?」
「すげー」 「すげーしかわいい!」 「すげーかわいい!」 「どこがぁ? いみわかんなぁい」 「死ねブス」
小萌「いじめようとしても無駄ですからね。このボンクラ高校の生徒じゃ相手になりませんから」
「シーーーン・・・」
小萌「それじゃ、御坂ちゃんは・・・上条ちゃんの隣に座ってください」
73:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 05:36:29.40 ID:XOdapqxs0
御坂「はい、わかりました」スタスタ・・
青ピ「ええ!? 上条さんマジうらやましいっス!!」
上条「・・・・・」
御坂「・・・・うふふ」
上条「なんでオメーが・・・」
御坂「よろしくね・・・・上ちゃん♥ 」
上条「・・・・・」
END
エンディング
74:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 05:40:03.31 ID:8ZfmYcrq0
なげやりENDはやめようぜ・・・
75:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 05:56:17.35 ID:y9NuInl2O
気が向いたら続き書いてくれ、乙
76:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 05:58:07.94 ID:XOdapqxs0
投げやりだった? どの辺で終わればいいかわかんないぜ・・・っていうかどうすればいいかわかんないぜ・・
77:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 06:29:11.65 ID:XOdapqxs0
まぁいいや、読んでくれてサンクス。でも伊藤役は結局出せなかったなww
78:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2010/10/16(土) 06:31:45.13 ID:Bwp1D3V9O
おつ
元スレ:上条「今日から俺は!!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1287151949
【 関 連 記 事 】
三橋伊藤もだが強えー理由が強えーからってのは素晴らしい
面白かったぜ