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  キリランシェロ「……入宮審問に失敗した」

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜   SS 総評   ・*:.。. .。.:*・゜゚・*

       

【まおゆー@管理人】
こんな少年があんな青年になってしまうんだぜ・・・。ここがオーフェンの分岐点でしたか。
チャイルドマンもキリランシェロに暗殺術を継承させるとは。他の生徒も、苦悩がある所に
ピンポイントで技を継承させるところにこの教室のドラマがある乙!


1:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 20:40:51.32 ID:bB/uSNeL0

教室

 ガチャ

ハーティア「あ」

キリランシェロ「……」

ハーティア「戻って、たのか」

キリランシェロ「ああ」

ハーティア「ええと……その」

キリランシェロ「……」

ハーティア(あー、くそ、何を言えばいいってんだよ……)






2:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 20:43:49.39 ID:bB/uSNeL0

ハーティア「あの……聞いたよ」

キリランシェロ「ん」

ハーティア「なんて言っていいか分からないけど……残念だったな」

キリランシェロ「そうだね」

ハーティア「……」

キリランシェロ「……」

ハーティア「な、なんか飲むか?」

キリランシェロ「……」

ハーティア「……食堂からなんか持ってくるよ」ガタ





6:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 20:48:19.74 ID:bB/uSNeL0

 バタン!

コミクロン「おい、ハーティア! ハーティアいるか!?」

ハーティア「っ!」

コミクロン「ここにいたか! いや、そんなことよりお前、聞いたかよ!?」

ハーティア「な、なにを?」

コミクロン「キリランシェロの奴が入宮審問に失敗したらしいぞ!」

ハーティア(この馬鹿!)

キリランシェロ「……」

コミクロン「あ」





14:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 20:52:43.72 ID:bB/uSNeL0

コミクロン「か……帰ってたのかキリランシェロ」

キリランシェロ「うん、まあ」

コミクロン「そ、そうかそうか! それはちょうどよかったな!」

ハーティア「ちょうどいい?」

コミクロン「うむ! ついさっき我が技術の粋を集めた最高傑作が完成したのだ!」

キリランシェロ「……へえ」

コミクロン「なんだその薄い反応は! 最高傑作だぞ最高傑作! つまり今日がお前の命日ということなんだぞ!」

キリランシェロ「命日ね」

コミクロン「く! 余裕かキリランシェロ! だがじきに後悔することになるからな! 具体的には一時間くらい後!」

ハーティア「意外と先だな」

キリランシェロ「……」ガタ!

コミクロン「っ!」ビクぅ!





17:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 20:55:02.42 ID:bB/uSNeL0

キリランシェロ「部屋に戻るよ」

ハーティア「……講義は?」

キリランシェロ「欠席するって伝えといて」

コミクロン「逃げるつもりか!?」

キリランシェロ「そうだね。そういうことにしとく」

 ギィ……バタン

コミクロン「……」

ハーティア「……」





20:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 20:58:49.72 ID:bB/uSNeL0

コミクロン「だいぶまいってるぞあれ」

ハーティア「まあ、そうだろうな」

コミクロン「栄えある入宮審問にしくじったんだから当然といえば当然だが」

ハーティア「うーん」

コミクロン「ん?」

ハーティア「確かにただしくじっただけならそうなんだろうけど」

コミクロン「違うのか?」

ハーティア「……いや、ぼくにもわかりゃしないよ」

コミクロン「?」





21:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:01:28.37 ID:bB/uSNeL0

 

『――を殺せる唯一の――』







22:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:05:26.56 ID:bB/uSNeL0

講義後 教室

ハーティア「――ってな具合でさ」

コミクロン「この上なく陰気くさかったな」

レティシャ「なるほど、ねえ」

フォルテ「だいぶショックだったということか」

ハーティア「どうするよ」

コミクロン「今こそ俺が製作した試作体・プロトチャーリー君でトドメを刺す時だな」

ハーティア「試作? 最高傑作じゃなかったのか?」

コミクロン「確かにあの時点では最高傑作だった。だが今日の新聞明日の尻ふきと言うだろうが」

ハーティア「なんだよそれ」

コミクロン「ふ、鈍いな。科学は常に未来を向いているということだ!」

ハーティア「解釈に無理があるだろ。ってかそもそも言わないし」

レティシャ「ちょっと黙っててくれないかしら」





25:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:09:55.93 ID:bB/uSNeL0

フォルテ「どうする、とは言うが」

レティシャ「変に慰めても逆効果よねえ」

ハーティア「かといってほっとくのもちょっと」

フォルテ「こういう場合、以前と変わらない態度で接するのが最善だろう」

ハーティア「意外と難題だよそれ」

レティシャ「まあしばらくしたら立ち直るでしょ。あの子だってそんなにヤワじゃないはずよ」

コミクロン「つまりこの数日間が勝利のチャンスということだな」

レティシャ「黙らないなら黙らせるわよ」





26:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:12:53.93 ID:bB/uSNeL0

ハーティア「アザリーが塔外から戻る前になんとかなるといいけどね」

レティシャ「アザリーね。なんか面白がって変なことしそうだし」

フォルテ「まあ何事もないことを祈ろう」

ハーティア「? 何やってるんだコミクロン」

コミクロン「究極完全体・アルティメットチャーリー君の設計図を」

レティシャ「……」バキィ!

コミクロン「へぶッ!」





29:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:15:21.93 ID:bB/uSNeL0

……

ハーティア「キリランシェロ、昼飯一緒に食べないか?」

キリランシェロ「先食べてて」

ハーティア「……分かった」

……

レティシャ「ちょっと訓練付き合ってくれないかしら」

キリランシェロ「ごめん、今はちょっと」

レティシャ「……そう」

……

コミクロン「行け! チャーリー!」

キリランシェロ「……」スタスタ

コミクロン「無視するなコラ!」





31:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:18:55.23 ID:bB/uSNeL0

ハーティア「駄目だこれ……」

レティシャ「あの子思ったより重傷だわ……」

コミクロン「まだまだ改良の余地があるということか!」

フォルテ「……ふむ」

ハーティア「どうするよ。本当にどうするんだよアレ」

レティシャ「フォルテはなにかいい案ある?」

フォルテ「君たちで駄目なのだから今更俺に出来ることもないだろう」

ハーティア「だよなあ……」





32:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:20:33.32 ID:bB/uSNeL0

ハーティア「ふうむ」

レティシャ「うーん……」

コミクロン「歯車様……」

フォルテ「さて」

コルゴン「むう」

ハーティア「!?」ガタァッ!





33:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:26:19.94 ID:bB/uSNeL0

レティシャ「コルゴンっ?」

コミクロン「助手!」

フォルテ「戻ってたのか?」

コルゴン「ああ。ついさっきだ」

ハーティア「なにごく自然に輪に入ってるんだよ!」

コルゴン「駄目か?」

ハーティア「驚くだろ!」

コルゴン「俺はここの所属だが」

ハーティア「そういう問題じゃない!」

レティシャ「そこらへんにしておきなさい。いやホント無駄だから」

フォルテ「全くだ」





35:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:30:05.66 ID:bB/uSNeL0

コルゴン「何やら切羽詰まってるようだな。何がかは知らないが」

ハーティア「何も知らないのに混じってたのか」

コルゴン「だがおよそ見当はつく」

ハーティア「本当に?」

コルゴン「ああ。解決策もだ」

コミクロン「おお! さすがは我が助手!」

コルゴン「さっそく行ってくる」スタスタ

レティシャ「大丈夫なのアレ」

ハーティア「コルゴンが積極的なのって逆に心配だよ」

フォルテ「だがもしかしてということもあり得なくはない」

ハーティア「ちょっとぼく見てくる」





36:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:34:11.04 ID:bB/uSNeL0

コルゴン「キリランシェロ」

キリランシェロ「……珍しいね。コルゴンから声掛けてくるなんて」

コルゴン「そうか? まあそうかもしれん」

キリランシェロ「で?」

コルゴン(ここは慎重にいくか)

コルゴン「入宮審問に失敗したらしいな」

キリランシェロ「……」

ハーティア「いやおい待てコルゴンちょっとこっち」グイ

コルゴン「?」





37:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:37:45.86 ID:bB/uSNeL0

コルゴン「ハーティア。どうかしたか?」

ハーティア「単刀直入に過ぎるだろ!」

コルゴン「俺としてはだいぶ遠まわしに言ったつもりだが」

ハーティア「どこが!? いやマジでどこが!?」

コルゴン「ではどう言えばいいんだ」

ハーティア「そこに期待してたんだよこっちは!」

コルゴン「過剰の期待は裏切られる。覚えておくといいぞ」

ハーティア「確かにその通りだよこんちくしょう!」


「あらキリランシェロ?」


ハーティア「!?」





39:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:42:36.31 ID:bB/uSNeL0

キリランシェロ「っ……」

アザリー「久しぶりねー。いつ戻ったの?」

キリランシェロ「アザリー……」

アザリー「ん? どうかした?」

キリランシェロ「なんでも、ない」


『彼女を殺せる唯一の――』


キリランシェロ「なんでもない!」

アザリー「ちょっと。大丈夫?」

キリランシェロ「……」ダッ!

 タッタッタ!

アザリー「……?」





40:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:46:57.69 ID:bB/uSNeL0

教室

アザリー「入宮審問に失敗、ねえ」

レティシャ「だいぶ堪えてるわよあれは」

アザリー「ふうん」

ハーティア「反応薄くない? もうちょっと心配するとかさ」

アザリー「なに言ってくれてんの。これでも心配してるわよ。一応」

ハーティア「一応ってつかなければ信じたんだけどね」

アザリー「もしかしてわたしの弟への愛を疑ってんの?」

ハーティア(そもそもあるはずもないものを疑うのは無理だよなあ……)

アザリー「何か思った?」

ハーティア「別に」





42:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 21:57:41.60 ID:bB/uSNeL0

フォルテ「我々としても手を尽くしたのだが」

コミクロン「助手。レンチをよこせ」

コルゴン「ん」

アザリー「あれが?」

フォルテ「あいつらなりの心配の仕方だ。多分な」

アザリー「へえ。なるほどねえ」





43:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:02:42.49 ID:bB/uSNeL0

アザリー「じゃあわたしもわたしのやり方で心配するわ」

ハーティア「アザリーのやり方?」

アザリー「そ。がつんとやれば一発で治るでしょ」

レティシャ「ちょっと。無茶はよしてよ?」

アザリー「穏当にやって駄目だった人に言われたくはないわね」

フォルテ「ううむ」

ハーティア(アザリーに無茶するなってそれこそ無茶な話だけどね……)

アザリー「なによハーティア」

ハーティア「いや何も」





45:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:08:29.92 ID:bB/uSNeL0

アザリー「それじゃ行ってきまーす」

 バタン!

レティシャ「ちょっと不安ねえ……」

ハーティア「ちょっとだけしか不安じゃないなら精神的にも楽そうでいいね」

フォルテ「同意見だ」

レティシャ「やっぱりわたし、見てこようかしら」

「それには及ばない」ガチャ

ハーティア「……先生」

チャイルドマン「あれでも姉弟だ。彼女に任せておけばいい」

レティシャ「本当に大丈夫でしょうか」

チャイルドマン「最悪死ぬぐらいで済むだろう」

ハーティア「それなら安心ですね。ええ全く」





46:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:14:37.98 ID:bB/uSNeL0

フォルテ「それより先生、なぜここに?」

チャイルドマン「ああ。重大な用件だ。お前たちにも手伝ってもらう」

レティシャ「塔外任務?」

チャイルドマン「あるいはそうなるかもしれん」

ハーティア「あるいはって一体どういう……?」

チャイルドマン「じきに分かる。ところで」チラ

コミクロン「チャーリー! 今お前に息を吹き込んでやるからな! 助手、最後のひと踏ん張りだぞ! 気合を入れろ!」

コルゴン「そうか。頑張れ」

チャイルドマン「あれはいつまで続くんだ?」

ハーティア「止めない限りずっとでしょうね」





47:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:20:41.86 ID:bB/uSNeL0

グラウンド

キリランシェロ「……」

キリランシェロ(ぼくは……)

キリランシェロ(ぼくは、彼女を殺せる唯一の――)

キリランシェロ「……くそ!」ギリ

「光よ!」ズオッ!

キリランシェロ「!?」





49:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:27:34.31 ID:bB/uSNeL0

キリランシェロ「我は紡ぐ光輪の鎧!」バシィ!

「ふうん……落ち込んでても反応は悪くないみたいね」

キリランシェロ「……アザリー?」

アザリー「今度はちょっと強めの行くわよ!」カッ!

 ドゴオッ!

キリランシェロ「うわわ!」





51:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:34:25.91 ID:bB/uSNeL0

キリランシェロ「何するんだよアザリー!」

アザリー「わたしなりの心配よ」

キリランシェロ「は?」

アザリー「弟のためを思って一肌脱ぐ健気なわたし」

キリランシェロ「いや良く分からない」

アザリー「と、いうわけで、真心に溺れなさい!」カッ!

キリランシェロ「ちょ――理不尽すぎるでしょ!」





50:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:30:33.37 ID:bB/uSNeL0

 ――ドドドドドゴゥッ!

アザリー「くっ! しぶといわね!」

キリランシェロ「絶対心配してる人の台詞じゃない!」

アザリー「それなら次は全力行くわよ!」

キリランシェロ「少しは聞いてよ!」

アザリー「あんたも全力で来なさい。手加減してるとマジで殺すわよ」

キリランシェロ「……既に巻き込まれて死にそうな人が何人かいるけど」

アザリー「そうよ。愛とはかくも恐ろしいものなの。愛ゆえの行動は全て神の前に許されるのよ」

キリランシェロ「むちゃくちゃだ!」





52:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:38:27.71 ID:bB/uSNeL0

アザリー「くらいなさい!」キュイィィン!

キリランシェロ(防御は間に合わない! 攻撃構成の方がまだ早い!)

キリランシェロ(でもぼくは……ぼくは!)

アザリー「天魔よ!」カッ!

キリランシェロ(……アザリー!)

キリランシェロ「我は放つ! 光の白刃!」カッ!

     ・
     ・
     ・





53:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:40:14.98 ID:bB/uSNeL0

キリランシェロ「――」

キリランシェロ「ううん……」

アザリー「目が覚めた?」

キリランシェロ「……アザリー」

アザリー「生き残るなんてあんたも上達したわねー」

キリランシェロ「それは、喜んでもいいのかな」

アザリー「わたしの全力を受けて生き残れるなら誇ってもいいはずよ」

キリランシェロ「……本当に褒めてるんだよねそれ」





54:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:41:16.95 ID:bB/uSNeL0

アザリー「入宮審問、失敗したんだって?」

キリランシェロ「……」

アザリー「そんなことでくよくよしてんじゃないわよ。情けないわねー」

キリランシェロ「そんなこと、か」

アザリー「違う?」

キリランシェロ「いいや。確かに大したことじゃないさ。でも……」

アザリー「何よ」

キリランシェロ「ぼくは……ぼくはいつか、アザリーを」


 ――殺してしまうかもしれないんだ







55:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:41:58.81 ID:bB/uSNeL0

アザリー「わたしを、何?」

キリランシェロ「……ねえ、アザリー」

アザリー「ん?」

キリランシェロ「ぼくたち、ずっと一緒にいられるのかな」

アザリー「?」

キリランシェロ「チャイルドマン教室のみんなは、ぼくの家族なんだ。少なくともぼくはそう思ってる」

アザリー「……」

キリランシェロ「家族は、離ればなれになんか、ならないよね?」





56:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:42:49.66 ID:bB/uSNeL0

アザリー「……立ちなさい」

キリランシェロ「ん」

アザリー「そしたら、行きましょう」

キリランシェロ「え?」

アザリー「みんな、待ってるはずよ」





60:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:43:39.65 ID:bB/uSNeL0

教室

 ガチャ……

コミクロン「来たなキリランシェロ! 行け、チャーリー!」

キリランシェロ「ふん」グシャ!

コミクロン「ああ!?」

ハーティア「お。戻ってきたか」

キリランシェロ「ハーティア?」

フォルテ「ちょうどよかったな。今準備が終わったところだ」

キリランシェロ「準備……って何の?」

レティシャ「キリランシェロの帰還祝い」

キリランシェロ「え?」

アザリー「そういえば言ってなかった気がするから今言うわね」





62:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:44:25.49 ID:bB/uSNeL0

 

「おかえり」


キリランシェロ「……」

キリランシェロ「うん。ただいま」






64:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:45:18.04 ID:bB/uSNeL0

「く! 見てろよキリランシェロ! 次こそはお前を仕留める人造人間を――」

「ちょっと。騒ぐならまた黙らすわよコミクロン」

「遠慮せずに食えよキリランシェロ」

「お前は少し遠慮しろコルゴン」

「すまないフォルテ。しかしあまりにも不味かったものだから」

「不味いものわざわざ食べなくても……」

「こいつに何言っても無駄よ。分かってるくせに」





65:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:46:00.07 ID:bB/uSNeL0

 
……

(なにがあっても離れたりしない。ずっといっしょ)

(ああ分かってる。そんなことを無邪気に信じれるほどには子供じゃなかったつもりさ)

(それでも信じたかったんだ。俺たちは、家族だから)

(家族はばらばらになったりなんかしないって、信じたかったんだ)

(後悔はしない。絶望もしない)

オーフェン(だが、くそ、覚悟してても懐かしくなることは……あるんだよ)

……






67:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:46:37.97 ID:bB/uSNeL0

 

「見ないで……」







68:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:47:38.71 ID:bB/uSNeL0

終わり
どうもでした





69:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:48:09.97 ID:obtbJmfM0

とても良かった







70:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:49:21.36 ID:EiarPax+0



チャイルドマン教室は良いよね





72:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:54:10.80 ID:izJwQGHg0



結構キャラ捉えてて面白かったよ





73:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/08/11(日) 22:58:08.94 ID:7BHB5wiq0

久しぶりに昔のオーフェン見てる気分で楽しかった

今のは今ので面白いけど、シリアスに過ぎる気もする。






元スレ:キリランシェロ「……入宮審問に失敗した」

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1376221251





  

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