2:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/16(水) 23:49:52.25 ID:ZF1xnbYE0
さやか「ねえ、その人のこと、聞かせてよ」
さやか「今あんた達が話してた女の人のこと、もっとよく聞かせてよ」
ホスト「お嬢ちゃん中学生?夜遊びは良くないぞ」
さやか「その人、あんたの事が大事で、喜ばせたくて頑張ってたんでしょ?あんたにもそれが分かってたんでしょ?なのに犬と同じなの?ありがとうって言わないの?役に立たなきゃ捨てちゃうの?」
ショウさん「何こいつ?知り合い…?」
さやか「ねえ、この世界って守る価値あるの?あたし何の為に戦ってたの?教えてよ、今すぐあんたが教えてよ、でないとあたし…」
さやか「あたし…あたし…ううっ…ひくっ…」
ホスト「ふっ、お嬢ちゃんさ、俺たちと遊びたいわけ?」
4:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/16(水) 23:50:40.90 ID:ZF1xnbYE0
さやか「え、え、いや、別にそういう…わけじゃ…!」
ショウさん「おい」
ホスト「はい?」
コソコソ…
ホスト「え!マジっすか、それヤバくないっすか!?」
ホスト「わ、わかりました」
グイッ!
さやか「ふえ?」
ホスト「じゃあお嬢ちゃん、俺たちと遊ぼっか」
さやか「え、いや…」
6:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/16(水) 23:51:24.38 ID:ZF1xnbYE0
ショウさん「お嬢ちゃんさ、さっき俺たちになんか言ってたよな?」
ショウさん「俺にはさ、どうも言いがかりつけてるようにしか見えなかったんだわ」
さやか「べ、別にそういうわけじゃ…!」
さやか「ご、ごめんなさい、謝りますから…!」
ショウさん「謝って済むなら警察いらないからさ!」
ドフッ!腹パン
7:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/16(水) 23:52:01.21 ID:ZF1xnbYE0
さやか「ぐへっ!」
さやか「ううっ!ごほっ!ごほっ!」
ホスト「ショ、ショウさん、さすがにやり過ぎじゃないっすか」
ショウさん「おい、次の駅で降りるぞ」
ショウさん「いいから、拉致んだよ」
ホスト「は、はい…」
さやか「……」ガクガクブルブル
9:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/16(水) 23:55:45.73 ID:ZF1xnbYE0
その後
~見滝原市内某所~
ショウさん「あ、もしもし、お久しぶりッス」
ショウさん「…いやあ久しぶりの上物ですね、ええ、中学生ですよ、本物の」
ショウさん「はあ?300万ですか?いやあ、今回のは俺たちも結構危ない目に遭ってるんで」
ショウさん「危険手当ってことで、500万でどうすか?」
ショウさん「ああ、はいはーい、わかりました、んじゃ他当たりますねえ」
ショウさん「早くしないと売り切れますよ~」
ピッ
10:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/16(水) 23:57:24.08 ID:ZF1xnbYE0
ホスト「……」
さやか「…ね、ねえ…あたしに乱暴するの…?」ガクガクブルブル
ホスト「さあね、ショウさんがてめーみたいな中学生に興味あるとは思わねーけど」
ショウさん「ったく、ちきしょう、あの変態ロリ●ンジジイが…!」
ホスト「何かあったんすか」
ショウさん「いや、うちのクラブの会長だよ」
ショウさん「ああ、そういやお前はまだ会ったことねえか」
ホスト「ええ、まあ」
ショウさん「そいつがさ、ロリ●ンの変態なんだよ、だからさ、こいつ高く買ってくれるんじゃねーかと思って」
ホスト「はあ…」
ショウさん「けどよ、500万でしか売らねーっつったら、ちょっと考えさせてくれってよ」
ショウさん「ったく、面倒だからすぐに連れてこうと思ってたのになあ」
11:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/16(水) 23:58:37.36 ID:ZF1xnbYE0
スタスタ
ショウさん「おい、メスガキ」
さやか「…ひっ!」ガクガクブルブル
ショウさん「ロリ●ンのジジイはてめえに500万出すのに躊躇ってやがるぜ」
ショウさん「それともそんなジジイより俺たちに犯されたかったかあ?」
さやか「……」ガクガクブルブル
ショウさん「残念だが、俺たちゃ、てめーみたいなメスガキに興味ねーんだわ」
ホスト「もうこのままどっかに置いてきましょうか」
ショウさん「待て、せっかくの商品だ」
13:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 00:00:59.69 ID:A9w7iK0u0
ショウさん「おい、てめーの連れに一回会ったことがあったろ」
ショウさん「あの、なんとかってボーリング場にいつも吹き溜まってるゴミみたいな連中」
ホスト「ああ、『ヒラノボウル』ですか…」
ショウさん「あそこに連れていきゃ、ちったあ金になんだろ」
ショウさん「さあさあ、んじゃ行きましょうか、お嬢ちゃん」
グイ
さやか「……」ガクガクブルブル
さやか(ほ、本当にこんなのが現実なの…?)
97:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 19:42:33.67 ID:qGoW5TQf0
その後
~ヒラノボウル~
スタスタ
ホスト「オーナー、ちょっと貸切な」
オーナー「はいはーい」
ホスト「アイツらは来てるか?」
オーナー「ええ、中におられますよ」
ガアー
パカーン!
チンピラ「すっらーいくっ!!」
チンピラ「もう一点入れたら裏物のVHSな、岡崎」
岡崎「はは、チンピラ1さん、今時VHSってなんすかあ~?ビッチすかあ~?」
岡崎「それならいくらでも紹介しますよ」
チンピラ「バカかてめえ、んなクソアマなんざいらねえよ」
98:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 19:50:03.88 ID:qGoW5TQf0
スタスタ!
ホスト「よう、お前ら、相変わらずやってんなあ」
チンピラ「おお!ホストさん、お久しぶりッス」ペコ
ショウさん「…相変わらず、クズしてんな、てめえら」
チンピラ「!」
チンピラ「しょ、ショウさんまで…!」
チンピラ「お、お久しぶりッス!」
さやか「」ガクガクブルブル
さやか(な、なんなの…ここ…!ヤバそうな人たちばっかり…!!)
さやか(やっぱり…私…もう…!)
100:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 20:02:34.19 ID:qGoW5TQf0
ホスト「タクヤはいるか?」
タクヤ「なんすか」
ホスト「よう、お前の大好きな中学生連れてきてやったぜ、ほらよ」
グイ
さやか「ふえっ!?」
タクヤ「へえ…どうやって拉致ったんすか」
ホスト「いや、まあちょっとな」
タクヤ「ふうん」ジー
さやか「…」ガクガク
タクヤ「なかなかいいんじゃないっすか、で、これいただいちゃっていいんすか?」
ホスト「バカか、ショウさんのに決まってんだろ」
タクヤ「ショウさんがこんなメスガキに興味あるんすかねえ」
ホスト「金に変えんだとよ、ちったあてめえも頭回せ」
ホスト「相変わらずパコることしか考えてねーんだな、下衆が」
102:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 20:07:50.41 ID:qGoW5TQf0
チンピラ「ちょ、ちょ!なんすかこのJK!!」
チンピラ「マジ上物じゃないっすか!!」
DQN「マジか!JKかよ!」
ショウさん「おい、てめえら全員ちゅうもーくっ!!」
全員「!」
ショウさん「ここにいんのはマジもんの中学生だ、JKじゃねーぞー、俺たちと一緒に遊びたいってホストに声かけてきたからよ」
ショウさん「けど、俺たちは生憎、こんなメスガキにゃ興味なくてよ」
ショウさん「だからここに連れてきた、交渉次第じゃてめーらにやんよ」
ショウさん「ただし他にも声かけてっかんな、てめえらの稼いだ端金じゃ落札できなきゃソッコー解散」
106:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 20:13:57.29 ID:qGoW5TQf0
さやか「……ううっ…ひくっ…」ガクガクブルブル
タクヤ「怖い?」
さやか「……」
タクヤ「大丈夫だよ、俺が助けてあげるからさ?」
さやか「え?」
タクヤ「俺さ、君みたいな中学生何人も助けてきたんだよ」
さやか「え?」
タクヤ「だから大丈夫、俺を信じて」チュ
さやか「えっ…ええっ!?」
107:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 20:15:21.99 ID:qGoW5TQf0
ショウさん「だーれが商品に触っていいっつったよ、この下衆が」
ショウさん「おめーなあ、あんま調子こいてって殺すぞ?」
ドカッ!!
ボカッ!
ドフッ!
チンピラ「あーあ、ショウさん怒らせっとマジこえーよ」
DQN「タクヤさん、だっせえ~」
ボカバキッ!
タクヤ「か、かんべんしてくらはいっ!」
ボカッ!
ショウさん「こんなキレイな顔してよ、なあ中学生、こいつはさ」
ボカッ!
バキッ!
ショウさん「いっつも最後は自分の物にしてトンズラしやがるんだよ」
ショウさん「ああん!!なあ!?そうだろ!?このヤリ●ン野郎がっ!!」
ドカ!バキ!
109:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 20:19:39.66 ID:qGoW5TQf0
ショウさん「はあ、はあ、まあ余興はこれぐれーにして、さあ、てめえらいくら出すんだ!」
DQN「100万とかじゃ無理なんすかねえ」コソコソ
チンピラ「バカ、んなもんで動くかよ」コソコソ
………
ショウさん「ちっ、やっぱてめーらクズだな…買い手ゼロかよ」
ショウさん「おい、ホスト」
ホスト「はい」
111:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 20:27:59.21 ID:qGoW5TQf0
グイ
さやか「ふえ?」
ビリビリリ!
さやか「…いや、やあ…っ!」
ビリビリリ!
ショウさん「おらおら、どうだ~?これがマジもんの中学生だぞ」
ショウさん「買い手はいねーんかあ!?」
さやか「…いやあ…っ!いや…!!」
ビリビリ!
113:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 20:33:30.44 ID:qGoW5TQf0
同時刻
~見滝原市内~
ダダダダダ!
杏子「クソッ!さやかの奴はどこにいったんだ!」
QB「さやかなら、だいぶ厄介なとこにいるみたいだよ、杏子」
杏子「場所わかんのか!!」
QB「こっちみたいだね」
116:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 20:39:56.68 ID:qGoW5TQf0
~~~
………
ゴー
パッカン!
ショウさん「っしゃあ、ストライク!」
ショウさん「おいおい、てめえらまだ買う気はねーのか?」
ショウさん「おい、ホスト、次、俺がストライクなら一枚な、どうよ?ホスト」
ホスト「上っすか、下っすか?」
ショウさん「んー下かな」
ホスト「マッパにさせても買い手つかなきゃ解散じゃねーすか」
ショウさん「あ?そーだなァ、んじゃ、アレだ、アレ」
ショウさん「下脱がして毛剃ろうぜ、マジ笑えんぞー」
118:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 20:45:36.48 ID:qGoW5TQf0
ショウさん「はあ?んだ、てめー、その目は?」
ショウさん「売られる前だってんのに、余裕じゃんよ?おォ?」
グイッ
ショウさん「なァ、ま、そーやって小馬鹿にしてろ、な?」
ショウさん「ここでも買い手つかなかったら、おめえ…」
ショウさん「朝から晩まで×食って飛んでる変態ンとこ回してやっから」
ショウさん「そいつ、ハードなSMじゃねェとたたねー奴でさ」
ショウさん「な?薬漬けンされてよ、毎日ケツふってクソでも食わされてりゃ…」
ショウさん「考え方も変わんと思うぜェ、なあ?」
ショウさん「安心しろや、ビデオ出たら俺も買ってやっからよ?」
さやか「…」ガクガクブルブル
120:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 20:52:21.41 ID:qGoW5TQf0
ガガ!
バキーン!
DQN「ああ、んだよ、うっせーなあ!」
バキッン!
DQN「ごはっ!」
スタスタ…
杏子「姫を救う騎士様のご到着だ」
122:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 20:56:56.70 ID:OzwgMA5+0
杏子ちゃん!
124:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 21:00:01.64 ID:qGoW5TQf0
さやか「…きょ、杏子…!?」
ショウさん「次はコスプレのメスガキか?」
ホスト「な、なんだ、このガキは!」
チンピラ「コスプレだけどコイツも可愛いじゃねえか」
チンピラ「なあ、なあ、そんなダッセェ槍なんかより俺のムスコ握ってくれよお」
ザシュッ!
チンピラ「ぎゃああ!」
杏子「…黙れ…このゴミどもが…!!」
杏子「全員…仲良く…十万億土を踏みやがれ!!」
シャキン!
ザシュッ!
ザシュッ!
ホスト「な、なんだこのクソガキ…っ!」
ホスト「ショ、ショウさん…一体コイツは…!」
ショウさん「…まさかとは思ってたが…これが…」
127:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 21:06:08.99 ID:qGoW5TQf0
杏子「…てめえらよくもやりやがったなあああ!!!」
杏子「全員殺してやる!!!」
バキキン!
ザシュシュ!
……
杏子「てめえらが主犯格か?」
ショウさん「ああ、そうだが」
杏子「…死ぬ覚悟はあんだよな?もちろん」
ショウさん「ふん」
スッ
ショウさん「こいつに見覚えあるか?」
杏子「!!」
杏子「そ、それは…!さやかのソウルジェム…!」
131:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 21:13:55.96 ID:qGoW5TQf0
ショウさん「…話しには聞いていたが、これを奪われるとお前らはその魔法も使えないし、身体の自由も効かないんだろ?」
ショウさん「…それに、これをこうすれば…」
グ…ググ…!
杏子「や、やめろっ!!」
ショウさん「今にも砕けそうだな…」
ショウさん「コイツを助けたいか?」
ショウさん「んじゃ、てめえも持ってるこの宝石みてーなのを渡せ」
ショウさん「そしたらコイツを返してやるよ」
杏子「て、てめえ…!!!」
ショウさん「それとも今ここでこの宝石砕いてやろーか?」
グ…ググ…!
杏子「ま!待て…!!」
杏子「…わ、わかった…」
シュイン!
133:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 21:18:18.52 ID:qGoW5TQf0
さやか「だ、ダメだよ!!杏子!!」
杏子「……」
ショウさん「…ふん」
杏子「こ、これで…いいか…?」
ショウさん「ああ…」
スッ
ショウさん「バカな奴だ…ほらよ、約束通り、コイツは返してやるよ」
グイッ
さやか「きゃっ」
杏子「さやかっ」
135:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 21:22:45.69 ID:qGoW5TQf0
杏子「大丈夫だったか!?」ダキ
さやか「ううう…うん…でも…でも…!」
さやか「杏子まで…ぐすっ…ソウルジェムが…っ!」
杏子「…大丈夫だ…大丈夫…」
杏子(…後は頼むぜ…!)
ショウさん「さあ、これで商品は2人になったな、2人でせいぜい1000万ってとこか」
ショウさん「この宝石さえ、あればてめえらなんか俺の玩具だからな」
ショウさん「反抗するようなら、すぐにコイツを砕いてやるよ」
137:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 21:29:54.29 ID:qGoW5TQf0
さやか「…ううっ…ぐすっ…やっぱりもう…終わりだよ…っ」
杏子「っ!!」
スッ!
ショウさん「!!」
ショウさん「な…」
ショウさん「宝石が…!」
ショウさん「ど、どこにいった!!」
さやか「え、何が起きたの?」
杏子「ふん…きやがったか…」
…スタッ
ファサッ…
139:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 21:36:19.90 ID:qGoW5TQf0
ほむら「…本当に手を焼かせてくれるわね…あなたたち…」
ショウさん「…てめえは…ったく」
ショウさん「おいおい、せっかくの商品を取りやがってよ」
ショウさん「…はいはい、悪かったよ、もう降参だ」
ほむら「……そんなことで罪を償っているつもり」
ショウさん「いや償うも何も、もうこの状況じゃ俺にゃ何もできねーよ」
ショウさん「宝石も取られちまった上に、てめえの魔法の前じゃなんの武器も意味はねえしな」
ショウさん「だから大人しく降参っつってんの、わかるか?可愛い子ちゃん」
141:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 21:39:03.00 ID:qGoW5TQf0
ショウさん「いや償うも何も、もうこの状況じゃ俺にゃ何もできねーよ」
ショウさん「宝石も取られちまった上に、てめえの魔法の前じゃなんの武器も意味はねえしな」
ショウさん「だから大人しく降参っつってんの、わかるか?可愛い子ちゃん」
ほむら「…ふざけないで、そんなことよりせめて謝罪の言葉を述べたらどうなの?」
ショウさん「そうか、そういえば、謝罪の言葉をまだ口にしていなかったな、それに命乞いの言葉もだ、わるかったな、実にすまない、お前達、とても反省している、悔いるばかりだ」
ほむら「そんなうすっぺらい謝罪の言葉を信じろというの?あなたのいうことなんて全部嘘じゃない」
ショウさん「そうかもしれない」
ほむら「あんまりいらいらさせないでくれるかしら、わたしはこれでもとても我慢しているのよ、あなたを殺すのを我慢することはとても難しい」
ショウさん「そのようだな、そして、そのあたりが普通になったといっている、昔のお前なら絶対に我慢などしなかった」
ショウさん「って作品の台詞間違えちゃったじゃねーか、おい、しかも俺の台詞じゃないし…」
ほむら「…あなたに釣られて私まで間違えてしまったわ…責任を取りなさい」
さや杏「ポカーン」
143:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 21:46:10.57 ID:qGoW5TQf0
ほむら「ゴホン」
ほむら「とりあえず、あなたはもうお終いね、どうあがいても助からないわ」
ショウさん「…そうかもなあ」
ピリリピリリ
ピリリピリリ
ほむら「……」
さやか「……」
杏子「……」
ショウさん「悪い…俺だ…出てもいいかな?」
144:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 21:48:10.48 ID:qGoW5TQf0
ほむら「……」
ピッ
ショウさん「もしもし、俺だ、おう、状況は最悪だな」
ショウさん「そうか、それは運が俺たちに味方したってことかな…」
ほむら「??」
ショウさん「おう、じゃあ手はず通りに」
ピッ
ほむら「…もういいかしら」
ショウさん「え、ちょっと待て、本当に俺を殺すつもりか?」
ほむら「ええ。もちろんよ」ニコッ
146:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 21:53:12.67 ID:qGoW5TQf0
さやか「そ、そういえば、ホストは」コソコソ
杏子「そいえば、さっきからいない…」コソコソ
ショウさん「…そうか…なら仕方ない、ほら、やれ」
ほむら「…やけに素直ね」
ダダダダッ!
ホスト「ショウさん!連れてきました!」
ほむら「!!」
148:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 21:57:45.71 ID:qGoW5TQf0
まどか「うぇひひ、捕まっちゃった!てへぺろ!」
ほむら「まどか!!」
さやか「まどか!!」
ショウさん「おおっと、待った、今時間停止を使えば、それよりも一瞬早く俺の銃がこの子の頭を貫くぜェ」
ほむら「っ!!」
150:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 22:01:35.61 ID:qGoW5TQf0
ショウさん「てめえも銃を撃ったことがあるならわかるはずだ」
ショウさん「てめえがその盾を構えた時点で俺は指に力が入るぜ」
ショウさん「だから変な真似はやめな」
ほむら「っ」
ショウさん「さあ、大人しく渡せ、てめえの宝石と、そこの2人の宝石」
ショウさん「それともこの子の頭撃ち抜く方がいいか?」
ほむら「……あ、あなたは…!!」
153:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 22:08:46.45 ID:qGoW5TQf0
シュイン…
杏子「お、お前!!」
さやか「あ、あんた…!!」
まどか「ダメだよ!!ほむらちゃん!!」
ほむら「…」
スッ
ショウさん「ま、これで全種コンプリートってわけだな」
154:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 22:11:11.21 ID:qGoW5TQf0
全員「……っ」
ほむら「一つだけ聞かせてちょうだい」
ほむら「なぜ、私たちのことや魔法少女のことを知ってるの?」
ショウさん「ああ?ああそうだな、冥土の土産に教えてやろう」
ショウさん「俺はホストの振りをしてるが、実は殺し屋でな」
ショウさん「クライアントに仕事を依頼されたなら、それがどこの誰でも報酬次第で仕事をこなす」
ほむら「!!」
ショウさん「つまり、てめえらの知ってる誰かが俺に依頼してきたんだよ」
155:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 22:14:16.89 ID:qGoW5TQf0
ショウさん「さあって、余興はここまでだな」
ほむら「…わ、私たち犯されるの?」
杏子「…ざけんなよ!」
さやか「いや…もういや…ひくっ…ぐすっ…」
まどか「…いやだよ…」
157:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 22:18:01.22 ID:qGoW5TQf0
ショウさん「ふっ、何度も言ってるように俺たちはてめえらみてーなメスガキにゃ興味ねーんだよ」
ショウさん「さって、これをこう一列に並べれば…」
ショウさん「それじゃ一発で全部砕きますか」
ショウさん「いいか、お前ら、これが現実なんだよ、奇跡も魔法もこの世にはないんだよ」
さやか「いやだ…やめて…」
杏子「…ふ、ふざけんなよ…ぐすっ…!」
ほむら「お願い!!やめてえっ!!!」
158:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 22:18:43.61 ID:qGoW5TQf0
ショウさん「…ふん」
パーン!
パリッパリッパリーン!!!
さやか「」
杏子「」
ほむら「」
ホスト「…あ、あのショウさん、これは…」
まどか「そ、そんな!!さやかちゃん!?ほむらちゃん!?杏子ちゃん!?」
159:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 22:19:25.42 ID:qGoW5TQf0
ショウさん「ああ、うるせーなああ」
ショウさん「そうか、こいつは宝石じゃねーんだったな」
ショウさん「めんどくせーや」
スッ
まどか「え?」
パン!
まどか「うううううう!」
ショウさん「おら、おまけだ」
パン!
まどか「」
ショウさん「おい」
ホスト「は、はい」
ショウさん「死体の処理しとけよ」
161:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 22:24:50.64 ID:qGoW5TQf0
ショウさん「……」
ピリリリリ
ピリリリ
ショウさん「あ、もしもし、ああ、大将」
ショウさん「…もう仕事は終わりましたよ」
ショウさん「しかし、あんたもそんな見た目でこんな依頼するとは鬼畜だよな」
ショウさん「相手は中学生だろ、さすがの俺でもさすがに胸糞悪ィわ」
ショウさん「しかもクラスメイトだろ、一人は幼馴染だろーが」
ショウさん「まあ安心しなよ、処女のまま死んじまったから」
ショウさん「振込みはきちんと期限までにお願いしますね」
ショウさん「はいよ、はい、はい」
ピッ
162:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 22:25:30.19 ID:qGoW5TQf0
~上条恭介自宅~
ピッ
恭介「……ふう」
仁美「…終わったんですの?」
恭介「ああ、そうらしい…」
仁美「そうですの、それは…喜ばしいことですわ」
恭介「……」
仁美「それにしてもこんな思いつき、すごいですわね、恭介さんは」
仁美「普通の人間じゃこんなこと思いつきませんわ」
恭介「…僕ばかりを悪い言い方しないでよ」
仁美「…そうでしたわね」
仁美「…じゃあ私はシャワーをお先に浴びてきますわ」
164:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 22:27:54.49 ID:qGoW5TQf0
恭介「…これでいいんだろ?」
QB「ああ、十分だよ、まさか、まどかまで殺されるとは意外だったけど」
QB「まあワルプルギスの夜には隣町の魔法少女でも対処させよう」
QB「じゃあ、僕はこれで」
173:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 22:54:26.24 ID:qGoW5TQf0
いや
胸糞悪くて申し訳ないが
終わりです
174:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 22:57:37.11 ID:cPqhwaZx0
>>173
乙
お疲れさんでした。
166:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/10/17(木) 22:30:58.47 ID:tXxhLKbm0
絶望させて回収するのが仕事なのに殺してどうすんねん
元スレ:さやか「…こんなのが現実なの?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1381934909
【 関 連 記 事 】