5:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/09(土) 23:03:33.64 ID:WniPjO140
ほむら「それで、わざわざ家まで来てなんのようかしら?」
杏子「ああ、そうだ。前にもらったたいやきのお礼をしようと思って。ほら、食うかい?」
ほむら「たこ焼き……もらうわ。今夜はお好み焼きにしようかしら」
杏子「お、いいな! 私は好きだぜ?」
ほむら「食べていく気マンマンね」
杏子「だめか?」
ほむら「いいえ。一人で食べるよりも二人の方が美味しいもの。どうせなら泊まっていく?」
杏子「いいのか?」
ほむら「ええ。この子たちのことも話したいもの」
杏子「この子たち……ああ、ぬいぐるみか……」
6:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/09(土) 23:08:48.82 ID:WniPjO140
杏子「」ガツガツ
ほむら「こっちもいいわよ」
杏子「」ガツガツ
ほむら「そんなに焦って食べなくてもなくならないわよ?」
杏子「あまいな、ほむら! 食事は戦いだぞ?」
ほむら「あなたは一体何と戦ってるのよ……」
杏子「」ガツガツ
ほむら「ふふっ」
杏子「な、なんだよ……」
ほむら「いえ、別に何でもないわ」
8:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/09(土) 23:10:29.96 ID:WniPjO140
杏子「おー、こいつフカフカだな」
ほむら「あら、杏子はふーちゃんがお気に入りなのね」
杏子「コイツの名前か?」
ほむら「ええ。ふかふかだからふーちゃん」
杏子「単純だな」
ほむら「可愛くていいでしょ?」
杏子「まぁなー」フカフカ
11:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/09(土) 23:17:27.10 ID:WniPjO140
杏子「もうクールも何もあったもんじゃねーな」
ほむら「そうかしら?」
杏子「そうしてると結構クールなんだけどな……」
ほむら「心外ね。私はクールよ」
杏子「ぬいぐるみ抱きしめながら何言ってんだ?」
ほむら「ぬいぐるみは、まどかが、喜んでくれるから……」
杏子「本当にまどかが最優先だよなー」
ほむら「趣味もみたせるし、まどかも喜んでくれるし、充実した生活よ?」
杏子「やっぱりクールじゃねーよな……」
16:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/09(土) 23:23:27.83 ID:WniPjO140
ほむら「最近、やけに杏子と仲良くなったきがするわね……」
キュウベぇ「やぁ、ほむら」
ほむら「あら? キュウベぇじゃない。何か用かしら?」
キュウベぇ「ようやく事後処理が終わってね。その報告だよ」
ほむら「どういうことかしら?」
キュウベぇ「結構無理して(ワルプルギスの夜を呼んで)いたからね。それなのに想定していた半分以下のエネルギーしか回収できなくて上がカンカンさ。しばらく休暇だよ」
ほむら「あなたには色々と苦労させられたから、いい気味、とだけ言っておくわ」ナデナデ
キュウベぇ「君は本当に理解しがたい人間だね」
ほむら「ええ。私はあなたなんかに到底理解はできないわ」ナデナデ
18:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/09(土) 23:27:57.60 ID:WniPjO140
ほむら「」サッサッサッ
キュウベぇ「君は、何をしているんだい?」
ほむら「ブラッシングよ」
キュウベぇ「君は僕をペットか何かと勘違いしていないかい?」
ほむら「私の住んでいるマンションはペット禁止よ?」
キュウベぇ「僕を代わりにしないでくれないかな?」
ほむら「」ガリガリ
キュウベぇ「強いよ! 力が強いよ!」
20:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/09(土) 23:33:30.49 ID:WniPjO140
ほむら「お風呂にある桶にお湯をいれただけよ?」
キュウベぇ「僕のサイズだとちょうどいいのさ。でも直ぐにぬるくなるのは難点だね」
ほむら「桶だとお湯の量が少ないからよ」
キュウベぇ「ほむら、少しお湯をわけてくれないかい?」
ほむら「」バシャッ
キュウベぇ「きゅっぷい」
キュウベぇ「ひどいじゃないか。全身びしょびしょだよ」
ほむら「」ワクワク
キュウベぇ「僕は犬のように全身を震わせて水気を飛ばさないよ?」
ほむら「私は何も言ってないわ」
キュウベぇ「(目に見えて残念そうじゃないか……)」
23:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/09(土) 23:38:39.57 ID:WniPjO140
ほむら「エサ……ご飯よ、キュウベぇ」
キュウベぇ「今、君はエサって言ったよね?」
ほむら「そんなこと言ってないわ。被害妄想も甚だしいわね」
キュウベぇ「ご飯を与えてもらってる手前強くは言えないけど、ペット扱いはごめん被るよ」
ほむら「」コトッ
キュウベぇ「なんで皿に牛乳をいれてるのかな?」
ほむら「」ワクワク
キュウベぇ「飲まないよ?」
ほむら「そう……」
キュウベぇ「本当に君は理解しがたいよ」
26:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/09(土) 23:44:39.69 ID:WniPjO140
さやか「ほーむら!」
ほむら「あら、さやかじゃない。何か用かしら?」
さやか「なんか、私だけほむらと過ごしてる時間がすくない気がしてね?」
ほむら「学校であってるじゃない」
さやか「放課後だよ! このさやかちゃんが放課後の楽しい遊び方を伝授してしんぜよう!」
ほむら「放課後の遊びのお誘い、ということかしら?」
さやか「まーね。親睦を深めようじゃない」
ほむら「ええ、構わないわ」ファサ
さやか「…………」
ほむら「どうかした?」
さやか「いやー、ほむらって髪さらさらだよねー」
ほむら「?」
さやか「ちょっとさわらせなさいよーこのこのー」サワサワ
ほむら「こ、こら、やめなさい、さやか!」
29:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/09(土) 23:52:54.91 ID:WniPjO140
さやか「まずはCDショップ!」
ほむら「あ、新作が……」テクテク
さやか「インディーズまで置いてある珍しいところなのだよ」
さやか「ちなみにあっちの方にクラシックなんかがあって、邦楽はこっちね」
さやか「私のおすすめはこのCDなんだけどどうかな?」
さやか「っていない!?」
ほむら「」シャカシャカ
さやか「なんか試聴してるし……そうだ!」
さやか「無視すんなー!」サワサワ
ほむら「ひゃっ!?」
さやか「ほむらの胸はまだまだ発展途上ですなー」サワサワ
ほむら「やめな、さいっ!」ガツン
さやか「い、痛い……」
31:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 00:03:01.18 ID:ta+qOBuI0
さやか「次はゲーセン!」
ほむら「雑音がすごいわね」
さやか「耳はすぐになれるよ。最近はいろいろ増えてねー」
ほむら「……あれがやりたいわ」クイクイ
さやか「ん? ああ、ガンシューティング? ほむら得意そうだもんね」
ほむら「銃火器の扱いには長けてるつもりよ?」フフン
さやか「言うじゃない。おてなみ拝見といこうじゃないの」
ほむら「見てなさい」
33:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 00:10:43.77 ID:ta+qOBuI0
ほむら「……反動がないとかありえないわ」
さやか「いやいや、これゲームだよ?」
ほむら「手からロケットとか反則だとおもわない?」
さやか「ほむらはいつも魔女と戦ってるじゃない」
ほむら「そもそもハンドガンだけ弾が無限とかどういうことなの?」
さやか「弾がつきたらゲームにならないでしょ……」
ほむら「それと、あなたの早打ちはなにかしら? ハンドガンがマシンガン並みの勢いで弾を打ち出してたわよ?」
さやか「よく、まどかと来てたからねーそう簡単には負けないよ?」
ほむら「まどかといっしょ……うらやましいわ」
さやか「ほむらは本当にまどかが好きだよねーヤキモチ焼いちゃう」
ほむら「……あなたのことも、嫌いじゃないわ」
さやか「好きか嫌いでいったらどっち?」
ほむら「……好きよ」
さやか「(照れてそっぽ向きながら小声で答えるほむら可愛い)」
37:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 00:17:53.81 ID:ta+qOBuI0
さやか「最後はクレープ屋!」
ほむら「甘い匂いがするわね」
さやか「杏子とも一回来たんだけど、結構気に入ったみたい」
ほむら「あなたたちいつの間になかよくなったのかしら?」
さやか「ほむらは可愛いよねっていう話で盛り上がってねー今じゃもう仲良し!」
ほむら「い、急がないと売り切れるわよ?」スタスタ
さやか「おー、照れちゃって可愛いなぁ、ほむらはー」
ほむら「う、うるさいわよ、さやか!」
さやか「はーい」
42:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 00:23:33.97 ID:ta+qOBuI0
さやか「どう? 美味しい?」
ほむら「ええ。美味しいわ」
さやか「でも、いちごのトッピングのやつにするとは思わなかったわ」
ほむら「美味しいわよ?」
さやか「ビターチョコとかがに合いそうなんだけどね、ほむらは」
ほむら「チョコも好きだけれど、いちごも好きなのよ」
さやか「ふーん……ひとくちちょーだい!」パク
ほむら「あっ、勝手に……」
さやか「んー、なかなかですなー」
ほむら「」ジーッ
さやか「クレープじっと見てどうしたの?」
ほむら「うー……」パクッ
さやか「(ほむら、顔真っ赤で可愛いなぁ)」
43:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 00:27:19.70 ID:6FPDlXJ90
ダメだニヤニヤしちまう
44:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 00:28:13.88 ID:yGCxjybW0
ニヤニヤしすぎて頬の筋肉が痛い
47:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 00:30:05.77 ID:ta+qOBuI0
ほむら「こんな感じで、概ね他の人たちとの関係も良好よ」
マミ「羨ましいわね、ほむらさん」
ほむら「マミも他の人と仲がいいじゃない。それに慕われてるわ」
マミ「そうかしら?」
ほむら「ええ。まちがいなく」
マミ「それはほむらさんも?」
ほむら「ええ。マミのこと、尊敬しているわ。戦闘においてはトップだし、生活スキルも高いもの」
マミ「なんか、照れるわね」
ほむら「照れることなんてないわ。事実だもの」
マミ「そんなに褒めてもお菓子が少し多くなるだけよ?」
ほむら「ふふっ、マミのお菓子は美味しいから好きよ」
51:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 00:38:53.68 ID:ta+qOBuI0
マミ「ねぇ、ほむらさんって、昔はどんな格好をしていたの?」
ほむら「昔?」
マミ「ええ、ループする前、かしら?」
ほむら「決意とともに見た目も変えたもの。昔の格好はしたくないわ」
マミ「どうしても?」
ほむら「その、なんか、恥ずかしくて……」
マミ「一度でいいから見てみたいわね」
ほむら「面白いものでもないわよ」
マミ「昔のほむらさんも、今のほむらさんも、もっとよく知りたいの」
ほむら「やっぱり、マミはずるいわ……」
54:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 00:45:07.59 ID:ta+qOBuI0
マミ「ほむらさん、とても可愛らしくて素敵だわっ!」
ほむら「あ、あまり見ないでちょうだい。は、恥ずかしいわ……」
マミ「メガネに三つ編み、白のストッキング……今のイメージとは真逆ね!」
ほむら「守られてばかりいた、弱い自分を捨てたかったのだけれど……人間てそんな直ぐには変われないものよ」
マミ「弱くなんてないわ。捨てるなんて言っちゃダメ。あなたを守っていた人のことも考えてあげて?」
ほむら「……ええ」
マミ「でも、その格好でその口調だと、違和感がすごいわね」
ほむら「自覚してるわ。それに、こんな格好はするつもりなかったし……」
マミ「昔はどんな喋り方だったのかしら?」
ほむら「……忘れてしまったわ」
61:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 00:52:24.11 ID:ta+qOBuI0
マミ「もう着替えちゃうの? 可愛かったのに……」
ほむら「そんな残念そうな顔をしないでちょうだい。恥ずかしいのだから」
マミ「でも、内気そうな見た目の子が魔法少女に変身したらクールビューティーっていうのもいいと思わないかしら?」
ほむら「……思わないわ。欠片も思わないわ。」
マミ「でも、変身した時の違いって結構重要だと思わない?」
ほむら「思わないわ」
マミ「でもでも------」
ほむら「思わないわ!」
マミ「……たまにはフリフリなんかがついた可愛い服も来たいと思わない?」
ほむら「……たまになら」
マミ「(顔を真っ赤にしてうつむくほむらさん、可愛いわ!)」
65:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 01:00:04.97 ID:ta+qOBuI0
マミ「やっぱり、変身するときに名乗りとかあるとやる気も上がるわよね!」
ほむら「マミだけだと思うわよ?」
マミ「必殺技を叫ぶと、攻撃にも力が入ると思わない?」
ほむら「私はそんなことないわよ」
マミ「敵を倒したあとの決め台詞もかっこいいわよね!」
ほむら「恥ずかしいわね」
マミ「二人で考えましょう!」
ほむら「遠慮するわ」
マミ「私、またひとりぼっちなのね……」
ほむら「か、考えるだけよ! 考えるだけだからね!?」
マミ「やっぱりほむらさんって優しいわ!」
ほむら「勝手にしてちょうだい……」
69:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 01:06:44.33 ID:ta+qOBuI0
魔女「アハハハハ」
マミ「変身よ、ほむらさん!」
ほむら「本当にやる気なの!?」
マミ「魔女の嘆きを聞きつけて!」
ほむら「ぎ、銀河の果てよりいざ参上!(なんで銀河なのかしら?)」
マミ「たとえその身を堕とすとしても!」
ほむら「しゅ、終焉の、その時までは倒れない……(はずかしい! はずかしい! はずかしい!)」
マミ「ふたりは!」
ほむら「マジックガール(なんで、こんなことに付き合ってるのかしら……)」
マミ「決まったわね! ほむらさん、どうおも------」
魔女「アハ?」
チュドーン
マミ「うひゃっ!?」
ほむら「だから隙を作るだけだって言ったじゃない!」
73:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 01:17:27.76 ID:ta+qOBuI0
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ほむら「フルバレット」
マミ「ファッシャ・カテーナ!」
ほむら「バレット・ダンス」
マミ「ミトゥラッリャータ!」
ほむら「一斉射撃」
魔女「アア----------」
マミ「決め台詞よ、ほむらさん!」
ほむら「もうどうにでもして……」
マミ「今宵も魔女が浄化され!」
ほむら「街に平和が訪れる(無心、無心)」
マミ「二人は負けない!」
ほむら「この命が尽きるまで(これ、決めゼリフになってるのかしら?)」
マミ「……これは微妙ね。考え直しましょう」
ほむら「またやるの!?」
77:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 01:24:25.96 ID:ta+qOBuI0
まどか「ほむらちゃん、最近楽しそうだよね!」
ほむら「そうかしら?」
まどか「うん! 笑顔の回数も増えたし、楽しそうに会話するもん」
ほむら「自分ではわからないわ」
まどか「ずっとほむらちゃんを見ている私が言うんだもん、間違いないよ!」
ほむら「そんな……照れるわ、まどか」
まどか「ほむらちゃんは可愛いなぁ」
ほむら「……うぅ」
まどか「最近、一緒に遊んでなかったから、今日は私と遊ばない?」
ほむら「もちろんいいに決まってるわ! まどかから誘ってもらえるなんて……嬉しいわ」
まどか「私もほむらちゃんと遊べて嬉しいよ!」
81:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 01:30:34.37 ID:ta+qOBuI0
まどか「入って入って!」
ほむら「おじゃまします(ああ、まどかの匂いで溢れているわ……)」
まどか「なにしよっか? トランプ? ウノ? 人狼ゲーム?」
ほむら「カードゲームばかりね。それに人狼ゲームを二人で始めたら人狼の即勝利よ」
まどか「たべちゃうぞー?」
ほむら「…………(可愛すぎるわ、まどか)」
まどか「え、えーっと……その……」
ほむら「(オロオロするまどか、可愛いわ)」ナデナデ
まどか「あっ……エヘヘ」
まどか「お返しだよ、ほむらちゃん」ナデナデ
ほむら「ふふっ、くすぐったいわ、まどか」
84:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 01:34:27.38 ID:ta+qOBuI0
まどか「あ、そうだ、これ、ほむらちゃんに」サッ
ほむら「これは……リボン?」
まどか「うん。私とお揃いなの!」
ほむら「まどか……ありがとう、嬉しいわ」
まどか「付けてあげるね?」
ほむら「ええ、お願いするわ」
85:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 01:35:10.84 ID:ta+qOBuI0
まどか「よいしょっと……ここを、こう結んで……できた!」
ほむら「……これ、にあってるかしらね?」
まどか「うん! とっても素敵だよ!」
ほむら「やっぱり、まどかが付けるから、このリボンは素敵なんだと思うの」
まどか「……もらってくれないの……?」
ほむら「もらうわ! もちろんもらうけれど、手首に巻く、とかではダメかしら?」
まどか「私、ほむらちゃんとお揃いで髪を結びたかったな……」
ほむら「絶対にとかないわ! ずっと一緒にいましょう、まどか!」
まどか「えへへ、嬉しいなー」
ほむら「(まどかはやっぱり天使ね)」
88:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 01:39:07.04 ID:ta+qOBuI0
まどか「えいっ、えいっ!」
ほむら「ふふっ、まどかはゲームも上手なのね」
まどか「持ち主だもん。ほむらちゃんには負けないよ?」
ほむら「お手柔らかに頼むわね、まどか」
まどか「手加減はしないよ、ほむらちゃん!」
ほむら「(幸せだわ……)」
まどか「あっ……」チラチラ
ほむら「どうかしたの?」
まどか「な、なんでもないよ?」チラチラ
ほむら「(どこをみてるのかしら……時計? あっ、もう6時なのね。そろそろ帰らなきゃ……)」
ほむら「まどか、そろそろ-----」
まどか「ほむらちゃん、次始まるよ!」
ほむら「えっ? あっ、わかったわ!(これが終わったら帰りましょう)」
92:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 01:45:01.68 ID:ta+qOBuI0
ほむら「ま、まどか、そろそろ------」
知久「まどか、ちょっといいかい?」
まどか「は、はーい!」
知久「やぁ、えーと、ほむらちゃんだったかな?」
ほむら「おじゃましてます」
知久「そろそろ夕飯の時間だろう? 食べていかないかい?」
ほむら「そ、そんな。わるいです」
まどか「食べてってよ、ほむらちゃん! お父さんの作る料理は美味しいんだよ?」
ほむら「でも、まどか……」
知久「無理にとは言わないけど……どうかな? まどかも喜ぶ」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「で、では、ご馳走になります」
知久「うん。じゃ、もう少ししたら呼ぶからね」
94:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 01:47:09.08 ID:ta+qOBuI0
ほむら「緊張で、味なんてわからなかったわ」
まどか「ガチガチだったもんね、ほむらちゃん」
ほむら「優しそうなお父さんでまどかが羨ましいわ」
まどか「自慢のお父さんだよ!」
ほむら「もう、8時なのね……」
まどか「よかったら、泊まっていかないかな?」
ほむら「私なんかが泊まっていいのかしら?」
まどか「もちろんだよ! お父さんに言ってくるね!」ダッ
ほむら「あっ……もう、まどかったら」
97:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 01:49:39.72 ID:ta+qOBuI0
まどか「ほむらちゃんの肌ってすべすべだねー」
ほむら「魔法少女だもの。思いのままなのよ?」
まどか「ずるいなぁ」
ほむら「ふふっ、まどかもきれいよ?」
まどか「えっ、そうかな? ちょっと、恥ずかしい、かな?」
ほむら「自信を持っていいわ」
まどか「あ、お肌は負けたけど、胸は私のほうが大きいね!」
ほむら「……そんなこと言う口は塞いであげるわ」
まどか「えっ、ちょ、ちょっとほむらちゃん!」
ほむら「ふふっ。無理やりになんてしないわ」
まどか「そ、そっかー、そうだよね!(すごくドキドキした……)」
99:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 01:54:33.96 ID:ta+qOBuI0
まどか「ねぇほむらちゃん、起きてる?」
ほむら「ええ。おきてるわ」
まどか「いろいろあったけど、私、ほむらちゃんに会えて本当に良かったと思ってるよ?」
ほむら「私も、まどかに会えてよかったわ。私が今ここにいるのも、まどかのおかげよ?」
まどか「えへへ。ねぇ、そっちいってもいいかな?」
ほむら「ええ、構わないわ」
まどか「ほむらちゃん、あったかいね」
ほむら「ええ、そうね……」
まどか「これからも、私と一緒にいてくれる?」
ほむら「あなたが望む限り、私はあなたのそばを離れないわ」
まどか「嬉しいな。このまま寝てもいいかな?」
ほむら「ええ。喜んで」
まどか「おやすみ、ほむらちゃん」チュッ
ほむら「(今夜は寝れそうにないわね……)」
103:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 01:58:57.41 ID:ta+qOBuI0
終わりです
すごく今更ですが、
まどか「クールになりきれないほむらちゃん」
まどか「クールになりたいほむらちゃん」
の続きです
先に書いとくべきでしたね、すいません
長々とご付き合いくださり、ありがとうございました
105:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 02:00:44.67 ID:UJrlrk8b0
乙。皆可愛かったよ
106:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 02:01:54.68 ID:XY3Qo1tvO
乙・フィナーレ
112:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 02:12:01.81 ID:3Qehg9Ou0
おつであった
113:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2013/11/10(日) 02:13:01.27 ID:jB0SZkxw0
あんただったのか
続き読めて良かったよ乙
元スレ:まどか「クールになりたかったほむらちゃん」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1384005406
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