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  女「サービスしますので一ヵ月だけでも新聞取ってください!」【前編】

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜   SS 総評   ・*:.。. .。.:*・゜゚・*

       

【まおゆー@管理人】
毎度毎度思うのですが、観戦チケットだのビールだのなんだのかんだのオマケして、
新聞屋さんって儲けが出るのでしょうか。ネット時代だから必死なのはよくわかりますが。乙!


1:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:01:20.14 ID:VpMxzJl/0

  
女「お願いします!」

男「新聞ですか…」

女「読んでいれば共通の話題がたくさん増えますし」

女「自分の関心がいろんな方向に広げられます!」

男「なるほど…」

女「今なら一ヵ月1000円です!」

男「……それは安いですね」

女「そう思いますよね!」

女「月1000円なのは三ヵ月限定なんです。それからは定価の販売になります!」

男「(1000円なら安いような…)」

男「(でもネットで見て済むような内容だろうし…)」

男「すみません。今回は遠慮しておきます」

女「……」

女「そ、そうですか…」グスッ






15:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:04:46.67 ID:VpMxzJl/0

  
男「すみません」

女「いえいえ。お忙しい中ありがとうございました」ペコ

バタン

男「(泣いてたな……)」

男「…………」



翌日

ピンポーン

女「すいませーん」

男「!」

女「すいませーん」

男「(……もしかして昨日の人?)」

女「すいませーん!」

男「(断った翌日に来るのかよ…)」





18:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:07:44.78 ID:VpMxzJl/0

  
ガチャ

女「こんにちは。新聞一ヵ月の間でもどうですか?サービスしますよ!」

男「……」

男「昨日断りましたよね?」

女「今回は遠慮すると言われましたので!」

男「何を言ってるんですか」

女「そろそろ気持ちが変わったんじゃないかと思いまして」

男「……変わりませんよ」

女「そうとは限りません!」

女「是非この新聞の良さを分かっていただきたいんです!」

男「…………」

男「だから結構です」

バタン

女「……」





21:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:10:48.65 ID:VpMxzJl/0

  
翌日

ピンポーン

女「すいませーん!!」

男「……」

男「いやいや…」

男「迷惑すぎるだろ……」

ガチャ

女「おはようございます!」

男「……もう3日連続じゃないですか。いい加減にしてください」

女「新聞取りませんか?他にはない情報がたくさん掲載されていますよ」

男「(通じてないのか……)」

女「一ヵ月でもいいんです!」

男「だから大丈夫です」

バタン





30:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:13:49.12 ID:VpMxzJl/0

  
翌日

ピンポーン

女「すいませーん」

女「すいませーん」

女「……?」

女「うーん」

女「留守なのかな」

女「すいませーん」

スタスタ

男「……」

女「!」

女「お出かけだったんですね!」

男「…………まぁそうですけど」





35:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:16:59.53 ID:VpMxzJl/0

  
女「どこに行ってたんですか?」

男「……古書店です」

男「というかあなたに関係ないですよね」

ガチャ

女「私も中に入っていいんですかね?」

男「何言ってるんですか。取る気ないんで他の人のところ行ってください」

女「まぁまぁそう言わずに」

男「犯罪です」

バタン

男「いつまで来るつもりなんだ」

男「……もうネタにできるくらいだな」





37:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:19:59.39 ID:VpMxzJl/0

  
翌日

ピンポーン

ガチャ

女「はやっ!」

男「…………びっくりしてどうするんですか」

女「勢いよく開けてくれたってことは取る気になったんですね!」

男「違います。宅急便かと思ったんです」

女「そうでしたか」

女「何を注文されてたんですか?」

男「……関係ないですよね」

女「もう5日も通い詰めてるのに!」

男「いやいや他人です」

バタン

女「……」





46:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:22:59.34 ID:VpMxzJl/0

  
翌日 夜

男「今回の映画は楽しかったな」

男「ジャンルも好みだったし…」

ピンポーン

女「すいませーん」

男「……」

ガチャ

女「こんばんは!」

男「……」





51:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:25:59.07 ID:VpMxzJl/0

  
男「夜にも来るんですね」

女「はい!」

女「お昼に来たときは留守だったので!」

男「ていうか土曜日ですよ今日」

女「はい!」

男「……」

女「今日はどこにお出かけしてたんですか?」

男「個人情報です」

女「こんなかわいい子が聞いてるんですよ!」

男「……」

バタン

女「(今のは閉められてもおかしくないか……)」





55:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:29:00.35 ID:VpMxzJl/0

  
翌日

ピンポーン

女「すいませーん」

男「え」

男「日曜まで来るのか…」

ガチャ

女「こんにちは!」

男「……暇なんですか?」

女「そんなことないです!」

女「しっかり仕事中です!」

男「……新聞は取りませんよ」

女「過去そう言ってきた人を何人も契約させてきましたから!」

女「自信はあります!」ドヤッ

男「……」





63:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:31:59.78 ID:VpMxzJl/0

  
男「もう諦めてください」

バタン

女「……」



翌日

ピンポーン

女「開けてください!!!」

ガチャ

男「ちょっと」

女「こんにちは!」

男「こんにちはじゃなくて」

男「静かにしてください」

女「……なるほど」

男「ほんとに分かってるんですか?」





67:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:34:59.68 ID:VpMxzJl/0

  
女「来ないでくださいではなく静かにしてくださいということは来ること自体は了承してるんですよね!」

男「……」

男「ポジティブですね」

女「はい!」

男「でも取る気はないんで帰ってください」

バタン

女「……」



翌日

ピンポーン

男「……」

男「……」

男「ん?」

男「いつものうるさい声がしないな…」





75:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:37:59.56 ID:VpMxzJl/0

  
ガチャ

女「……」

男「……?」

女「……」

女「お願いします……新聞取ってください……」

男「(いつもと雰囲気が違うような…)」

女「今日までに取れないとクビになるんです……」グスッ

女「お願いします……」ペコ

男「そんなこと言われても…」

女「……」

男「最初に来た時も泣いてましたよね」

女「はい…」

女「あの時も……」

女「あの日の内に契約取らないとクビだって言われてて」グスッ





78:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:41:00.90 ID:VpMxzJl/0

  
男「…………」

女「その時は違う人にいっぱいいっぱいサービスしたんです」

女「そしたら取ってくれたので助かったんです」グスッ

男「(サービス…)」

女「……」

男「……」

女「……」

男「……」

女「……ふっ」

男「!」

男「今笑いましたね」

女「そ、そんなことないですっ」

男「……」





83:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:43:59.42 ID:VpMxzJl/0

  
男「演技だったんですか」

女「……はー」

女「これでもダメなんですね……」

男「騙すつもりだったんですか」

女「テクニックのひとつです!」ドヤッ

男「……うざっ」

バタン

女「……」



翌日

ピンポーン

ガチャ

男「……あぁ」





90:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:47:02.48 ID:VpMxzJl/0

  
女「あぁとはなんですか!」

女「まったく失礼な」

男「断ってるのに毎日毎日来る方が失礼です」

女「そうですかね」

男「……」

女「今日も宅急便と間違えたんですか?」

男「……まぁそうですね」

女「何頼んでたんですか?」

男「……」

女「教えてくださいよー」

男「……本です」

女「本いいですね!」

女「私も漫画好きですよ!」

男「………それもまたテクニックのひとつですか?」





93:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:50:01.82 ID:VpMxzJl/0

  
女「違いますよー」

男「そうですか。今日は忙しいんで帰ってください」

バタン



翌日

ピンポーン

女「すいませーん」

ガチャ

男「……ほんとに懲りないですね」

女「はい!」

女「漫画が好きなこと分かってもらうために来ました!」

男「……」





98:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:53:00.46 ID:VpMxzJl/0

  
女「好きな漫画はドラえもんです!」

男「そうですか。じゃあ俺もドラえもん好きです」

バタン

女「…………」

女「(きっともう無理だ……)」

女「(それでも……)」



翌日

ピンポーン

女「すいませーん」

男「新聞いりません」

女「せ、せめて開けてください!」

女「顔だけでも覚えていってください」

男「もうしっかり覚えてます」





99:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:53:41.80 ID:6VkIaF1g0

ワロタ





100:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:53:47.23 ID:7ucLB53m0

男も楽しんでるだろこれ





102:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:55:59.85 ID:VpMxzJl/0

  
女「じゃあその顔を強く頭の中にイメージしてください!」

男「……」

女「できましたか?」

男「……まぁできましたけど」

女「会いたくなってきたでしょう?」

男「そんなことないです」

女「恥ずかしがらないでくださいよー」

男「……」イラッ

女「そんなにイライラしないでください!」

男「……」イラッ

女「開けてください!」

女「私が顔忘れそうなんです!」

男「そうですか」





111:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 13:59:00.08 ID:VpMxzJl/0

  
女「そうですかじゃなくて!」

男「……めんどうですね」

女「そんなこと言わずに!」

男「…………」

ガチャ

女「!」

男「……」カチカチ

女「携帯で何してるんですか?」

女「なるほど、連絡先の交換ですね! ちょっと待ってくださいよ…」ガサゴソ

男「……」ピリリリ

女「?」

男「もしもし警察ですか?」

女「つ、通報!?」





119:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:01:59.68 ID:VpMxzJl/0

  
翌日

男「ふー」

男「今日の映画も良かったな」

男「ダメだったのはポップコーンの味くらい」

男「来週も楽しみだ」

男「……」

男「今日も夜来るんだろうか……」

男「……通報までしたから大丈夫か」

………

……



男「結局来なかったな」

男「……昨日で12日連続だったからな」

男「やっと解放された気分だ」





126:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:05:17.07 ID:VpMxzJl/0

  
翌日 夜

男「……」

男「今日も…」

男「……」

男「まぁ来ないのが普通だからな」

………

……



男「……」

男「通報はやりすぎたのかな…」

男「……」





129:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:07:59.57 ID:VpMxzJl/0

  
翌日 夜

男「……」

男「もう夜か…」

男「なんで気にしてるんだ」

男「……」

男「……」

男「飯作るか…」

ピンポーン

男「!」





136:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:11:14.51 ID:VpMxzJl/0

  
ガチャ

「宅急便でーす」

男「……」

「こちらにサインお願いします」

男「はい」カキカキ

「あざーす」

男「どもです」

バタン

男「……」

男「さすがに来なくなったみたいだな」

男「どうせ断るだけだからいいんだけど…」





143:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:14:00.18 ID:VpMxzJl/0

  
翌日

ピンポーン

男「!」

ガチャ

女「来ました!」

男「……」

女「数日置く作戦は効きました?」

男「!」

女「その顔だと効果あったみたいですね!」

女「早速取ってみませんか?」

男「……なんですか作戦って」

女「訪ねようか迷ったんですけどちょっと焦らして様子伺おうかなと思いまして」

男「(まんまと引っかかったのか……)」





149:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:17:02.07 ID:VpMxzJl/0

  
女「ほらほらどうです?」

女「さみしかったんですよね?」

男「……そんなことないです」

女「ほんとにそうですか?」

男「…………」イラッ

男「通報したのにやめないんですか」

女「頑張ります!」

男「結構です」

バタン

女「(初めて手応えあったような)」



翌日

ピンポーン

女「すいませーん!男さーん!」





151:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:20:01.19 ID:VpMxzJl/0

  
ガチャ

男「なんで名前知ってるんですか」

女「調査したからです!」

男「怖っ」

女「私くらいの腕前になると普通ですよこれくらい」

男「……そうですか」

女「あ、私の名前を教えてませんでしたね」

男「いや結構です」

女「女といいます!」

女「気軽に女さんとか呼んでください!」

男「呼びません。取らないんで帰ってください」

女「サービスしますよ!」

男「映画のチケットもトイレットペーパーもいらないです」

女「……くっ」





158:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:23:03.40 ID:VpMxzJl/0

  
男「それがサービスだったみたいですね」

女「ち、違います!」

男「じゃあどんなサービスですか」

女「……かっ!」

男「?」

女「身体売ります! 今までもこれで勝ち取ってきました!」

バタン

女「!!」

女「なんで閉めるんですか!!」

ガチャ

男「こんなことで身体売るような人とは怖くて話してられません」ペコ

女「う、嘘です!!」

男「……」

バタン





161:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:26:08.76 ID:VpMxzJl/0

  
女「(うぅ……なんであんな事言っちゃったんだ……)」



翌日

ピンポーンピンポーンピンポーン

ガチャ

女「処女です!」

男「……」

バタン

女「し、閉めないでください!」

ガチャ

男「……なんですかいきなり」

女「昨日の話は嘘なんです。信じてください……」

男「情緒が不安定すぎる」

女「(本のタイトルみたい……)」





166:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:29:08.59 ID:VpMxzJl/0

  
女「お願いします。新聞は取らなくていいんで信じてください!」

男「何を目的として来てるんですか…」

女「お願いします!」

男「わかりました。信じます」

女「良かったぁ…」

女「では失礼します!」

バタン

男「(振り回されすぎてるな)」

男「(……はっきり拒絶しないと)」





翌日

ピンポーン

女「また来ましたよー!」





172:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:32:00.08 ID:VpMxzJl/0

  
女「開けてくださーい!」

ガチャ

男「随分フランクになりましたね」

女「そりゃもう男さんと私の仲ですから!」

男「……」

女「反応薄いですね」

男「納得できません」

女「うーん」

女「ていうか知ってます?」

女「明後日は大雨みたいですよ」

男「……新聞の勧誘はしないんですか?」

女「今日はそんな気分じゃないので」

男「…………」





173:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:35:09.03 ID:VpMxzJl/0

  
男「……それは知りませんでした」

女「じゃあ気を付けた方がいいですね!」

男「そうですか。では」

バタン!!

女「!」ビクッ



男「はぁ……」

男「(もういい加減やめてほしい……)」

男「…………」

男「…………」

男「…………」

男「(明日言おう)」

男「(強く断らないとずっと来られるだけだ)」

男「…………」





177:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:38:13.57 ID:VpMxzJl/0

  
翌日 昼

ピンポーン

男「(……そうか)」

男「(すでにこれでムカつくのか)」

女「すいませーん!」

男「(この声も……)」

女「すいませーん!!」

男「……」イライラ

ガチャ

女「今日はちょっと出るの遅かったですね!」ニコッ

男「……………………」

女「?」

男「言っていいですか?」

女「な、なんですか?」





182:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:41:10.32 ID:VpMxzJl/0

  
男「迷惑なんです。毎日毎日」

男「最初はネタにでもなると思って付き合ってましたけど限界です」

男「呼び鈴の音が耳触りなんです。不快です」

男「熱心さはすごいと思いますけどもうやめてください」

男「違う人のところにいってください」

男「もう……」

男「もう来ないでください」

女「……」ズキ

女「……そうですよね」

女「さ、さすがにこんなかわいい子でも毎日だとイヤになりますよね!」アセアセ

女「なんちゃって……」

女「あはは」

女「……」

女「……」グスッ





189:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:44:10.98 ID:VpMxzJl/0

  
女「今まですみませんでした」

女「失礼します…」スタスタ

バタン

男「…………」

男「…………」



女「…………」スタスタ

女「おかしいなぁ」

女「もっとキツく言われたことだって何度もあるのに…」グスッ

女「今までで一番苦しい…」スタスタ

ピチャ

女「雨降ってきた…」

女「……」スタスタ

女「家戻ろう……」スタスタ





194:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:45:45.58 ID:Com3nBhM0

これが恋ってやつか





195:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:46:25.18 ID:VJlws1p00

可愛い





188:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:43:39.87 ID:VOdWNCAY0

ちょっと新聞契約してくる





704:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:49:10.92 ID:BgNp9kaT0

>>188
バカお前来なくなるぞ





197:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:48:28.23 ID:VpMxzJl/0

  
ピリリ

男「(……メールか)」

『明日はジブリにする?』

男『悪い。明日の映画行けない』カチカチ

『えー』

男『なんか気分が乗らなくて』カチカチ

『埋め合わせは?』

男『ちゃんとします』カチカチ

『じゃあ焼肉連れてって』

男『おーけー』カチカチ

『3回ね』

男「…………」

男『おーけー』カチカチ

『やったー』





199:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:48:58.59 ID:VpMxzJl/0

男『日曜なら映画多分行ける』カチカチ

『わかった』

男『また明日連絡する』カチカチ

『はーい』



男「財布確認しとこう…」





207:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:52:00.00 ID:VpMxzJl/0

  
翌日 朝

男「すごい雨だな」

男「……」

男「……」

………

……





男「まだまだ降ってるな」

男「むしろ強くなってるくらいだ…」

男「映画断ってよかった」

男「…………」





211:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:54:59.79 ID:VpMxzJl/0

  
夕方

男「あー」

男「警報まで出てきたな…」

男「こんなに降るなんて……」

男「せめて明日までには止んでくれるとうれしいけど」

男「………」

男「………」

男「………」

男「今日が雨でよかったかもしれないな」

男「わざわざ雨の中来させないで済んだし……」

男「昨日のうちにはっきり言っておいてよかった」

男「……いや心配する義理はないんだけど」

男「ていうか俺以外にも未契約いるだろうから雨は関係ないな」

男「…………うん。関係ない」





217:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 14:58:41.30 ID:VpMxzJl/0

  


男「雨弱まってきたな」

男「……」

男「……」

男「飯作ろう」

男「……」ガサゴソ

男「……」ガサゴソ

男「米もないのか」

男「……」

男「……」

男「……買いに行こう」

ガチャ

男「!!」





223:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:02:38.08 ID:VpMxzJl/0

  
男「え…」

女「……」グッタリ

男「こ、こんなところで行き倒れ?」

男「てかあれって勧誘の人だよな…?」

男「ちょっと大丈夫ですか」トントン

女「……うぅ」

男「やっぱそうだ」

男「私服見るの初めてだからピンとこなかったのか…」

女「……」

男「すごい濡れてるし…」

男「傘とかなかったのか?」

男「どうしよう…」

男「救急車呼ぶか」

女「…だ、大丈夫です……」





227:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:06:47.09 ID:VpMxzJl/0

  
男「一応喋れるのか……」

男「質問は後にします」

女「うぅ…」

男「持ちますよ」ヒョイ

男「軽っ」

女「……」

男「……」スタスタ

男「……」スタスタ

女「……あ、あったかいです……」

男「そうですか」スタスタ

バタン

男「…………………………………………」

男「…………………………………………」

男「(覚悟しないとな……)」





237:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:11:32.68 ID:VpMxzJl/0

  
男「まずはタオルと毛布か……」

女「あ、あの、もう平気です……」

女「帰れます……すみませんでした」

男「何をそんな甘えたことを言ってるんですか?」

女「……それはどういう……」

男「とりあえずはっきり喋れるようになるまで回復させないといけませんね」

女「すみません」

男「…………」

男「よく聞いてください」

女「……はい」

男「俺は今からあなたにひどいことをたくさんします」

女「……ど、どんなことですか」

男「言うとおりにしていればそれでいいです」

女「(こわい…)」





257:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:17:13.27 ID:VpMxzJl/0

  
男「今から口答えしないことを約束してください」

女「はい…」

男「じゃあ」

女「……」

男「服を脱いでください」

女「……ぜんぶですか」

男「チッ」

女「すみませんすみませんすぐ脱ぎます」

男「……」





272:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:21:07.16 ID:VpMxzJl/0

  
男「……」スッ

女「それアイマスクですか?」

男「どうでもいいです。はやく脱いでください」

女「すみませんすみません」

男「見られたくないものは洗濯かごの下の方に入れて」

男「それ以外はその上に重ねて置いてください」

男「後で洗濯します」

女「……ぬ、ぬぎました」

男「じゃあこのタオルで身体拭いて」

男「この毛布にくるまっててください」

男「すぐ飲み物持ってきます」

女「……あ、ありがとうございます」





291:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:25:59.70 ID:VpMxzJl/0

  
20分後

男「……もうそろそろ大丈夫か」スッ

女「(またアイマスク…)」

男「こっち来てください」

女「は、はい」

……



男「指差してる近くにお風呂の照明のスイッチがあるはずなんでそれ付けて入ってください」

女「わかりました…」

男「お風呂はお湯溜めてないのでシャワーだけで我慢してください」

男「バスタオルはバスマットの上に置いてあるの見ましたよね?」

女「は、はい。見ました」

男「それ使ってください」





299:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:28:11.23 ID:VpMxzJl/0

  
男「最長20分です。それ以上かかったら中に入ります」

女「!」

男「十分温まれば出てきてください」

男「それから全身拭き終ったら呼んでください」

男「わかりましたか?」

女「……はい」

………

……



男「とりあえず服探さないと」

男「ジャージと肌着と…」

男「…………」

男「本だけでも違う部屋に移すか」





314:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:31:49.57 ID:VpMxzJl/0

  
20分後

女「そろそろ20分……?」

女「出ていいのかな」

ガチャ

女「バスタオルあった」

女「……」フキフキ

女「……」フキフキ

………

……



女「あ、あがりましたー!」

男「了解です」スッ

女「(またアイマスクしてる…)」





332:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:35:04.29 ID:VpMxzJl/0

  
男「これ着てください」

女「ありがとうございます」

女「……」ガサゴソ

男「ちょっと待ってください」

女「?」

男「今何をしてるんですか?」

女「あ、あの下着を穿こうと…」

男「ダメです。多分まだ乾いてません」

女「でも…」

男「口答え禁止です」

女「……はい」

男「ジャージは穿きましたか?」

女「はい」

男「じゃあ上はこれです」





345:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:37:51.78 ID:VpMxzJl/0

  
女「ヒートテックですか」

男「その偽物です」

女「(暖かい…)」

男「着ましたか?」

女「はい」

男「それからセーター着てください」

女「…ありがとうございます」

男「全部着ましたか?」

女「……はい」

男「……」スッ

女「(やっと外した…)」





363:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:42:22.91 ID:VpMxzJl/0

  
女「あ、ありがとうございます」

男「お礼はまだ早いですよ」

女「……?」

男「お風呂で身体洗ってキレイにしたんですよ?」

女「……はい」

男「これから何するかわかりますよね?」

男「大人なんですから」

女「!」

女「……は、はい」ドキドキ





380:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:44:21.71 ID:VpMxzJl/0

  
男「どうぞ」

女「…………」

男「早くしてください」

男「まだまだやることはあるんです」

女「…はい」ピチャピチャ

女「(化粧水だった)」

女「(すごい恥ずかしい)」ピチャピチャ

男「(もうかなり回復してきたかな…)」

男「次はドライヤーです」

女「……はい」

………

……







398:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:46:21.90 ID:4eWHqTLu0

こいつ紳士か





396:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:45:50.40 ID:5d5f4Gos0

紳士で逆に安心した





407:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:47:54.04 ID:VpMxzJl/0

  
10分後

男「ココア飲めます?」

女「……はい」

男「それならどうぞ」

女「ありがとうございます」

男「もう寒くないですか?」

女「はい」

男「……ほんとによかった」

女「………」

女「あ、あの…」

男「なんですか?」

女「ジャージが…」

男「文句ですか?」

女「……すみません。なんでもないです」





418:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:50:09.71 ID:VpMxzJl/0

  
男「言ってください」

女「……」

女「ちょっとスースーします…」

男「……」

女「すみません。文句ばっかり言って…」

男「いいんですよ」

男「出かけましょう」

女「!」

女「この格好で……ですか?」

男「貸した服が気に入らないんですか?」

女「そ、そういうわけじゃなくて…」

女「恥ずかしいです…」

男「下着がないからですか?」

女「……」コク





426:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:52:28.12 ID:VpMxzJl/0

  
男「自分で声に出して言ってください」

女「……」

女「ブラも着けてないしショーツも穿いてなくて恥ずかしいので行きたくないです…!」

男「そうですか」

女「(あ、あっさり!)」

男「じゃあ洗濯しましょうか」

女「……はい」

男「(言わせる系はもっと興奮するかと思ったけどそんなことないな)」

男「(……いや、ただ俺が幻想抱きすぎてただけか)」

………

……







428:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:52:48.27 ID:1LZXo93W0

やっぱ変態混じってた





429:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:52:56.69 ID:5JaLShbqP

テストすんなし





438:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 15:56:09.17 ID:VpMxzJl/0

  
男「使い方わかりましたか?」

女「…はい」

男「……」

女「あの…」

男「?」

女「ありがとうございました」

女「わざわざこんなことまでしていただいて…」

男「……家の前で人が倒れてたらほっとけないですよ」

女「すみません……」

男「まだまだやることは残ってるんですけど」

男「回復したなら経緯を説明してください」

女「…はい」





453:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:00:07.59 ID:VpMxzJl/0

  
昨晩

ピチャ

女「雨か…」

女「……」スタスタ

女「家戻ろう……」スタスタ



自室

女「………」グスッ

女「嫌われちゃった…」

女「………」

女「………」

女「謝りに行くのも許してくれないかなぁ…」グスッ

女「どうしよう…」





467:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:02:55.12 ID:VpMxzJl/0

  
翌朝

女「すごい雨…」

女「でも行こう」

女「ちゃんと謝りたい。新聞勧誘じゃなくて一人の知り合いとして」

女「…………」

女「きっと怒られるよね。泣かないようにしよう…」



昼 自宅前

女「どうしよう…」

女「そういえば呼び鈴が不快って言ってたよね…」

女「外出てくるの待とうかな」

女「……」

女「寒い……」





475:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:05:37.25 ID:VpMxzJl/0

  
夕方 自宅前

女「雨も風もすごい…」

ベキッ

女「あ、折れた……」

女「……家に取りに帰ろうかな」

女「でもその間に出て行ったら……」

女「……どうしようどうしよう」アセアセ

女「寒い…」

………

……



女「……うぅ」

女「…………」

女「…………」バタッ





480:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:08:21.68 ID:VpMxzJl/0

  
女「……こんな感じです」

男「まず翌日に謝りに行くのがおかしいですね」

女「すみません」

男「来るなって言われた翌日に行く発想がすごいです」

女「すみません……」

男「……」

女「今まで迷惑かけてばかりですみません」

女「面倒くさい女ですみません」

女「来るなって言われたのに来てしまってすみません」

女「見たくもない相手の介抱してくださってすみません。ありがとうございました」

女「このお礼はどんな形でもいいのでさせてほしいです」

女「これ以上関わりたくないならすぐに出て行きます」

女「どんなことをされても文句は言いません」

男「(土下座まで…)」





485:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:09:46.41 ID:Vy1GkVhQO

ん?今





488:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:10:07.61 ID:07QtXMQl0

なんでもするって





493:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:11:28.10 ID:VpMxzJl/0

  
男「土下座なんてしないでください」

女「でも…」

男「また口答えですか」

女「す、すみません」

男「普通にしててください」

女「……」ポロポロ

男「…………」

男「…………」ギュッ

女「!」

男「抵抗しないでください」

女「……はい」

女「(きっと私抱かれるんだ…!)」





504:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:13:28.81 ID:VpMxzJl/0

  
男「……」ギュッ

女「暖かいです…」

男「……」ナデナデ

男「すみません」

男「俺がいけないんです」

男「もっと早く家から出て気が付けばよかったんです」

男「すみません」

男「寒かったですよね…」ギュッ

女「ちっちがいます!」グスッ

女「男さんの悪いところなんてひとつもないです!」ギュッ

男「……すみません。あんな雨の中で待たせてました」

女「わたしがかってにまってただけです」ポロポロ

男「……」





515:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:15:29.91 ID:VpMxzJl/0

  
男「迷惑してたのは確かですけど」

男「あんな状態になるのを望んでたわけじゃないんです」

男「……もう心配させないでください」

男「怖かったんです。冷たいし。声も小さかったし」

女「ごめんなさいごめんなさい…」グスッ

男「……」

女「……」ギュッ

男「監視したいくらいです」

女「監視ですか…?」

男「あまりにも危険なんでそうしたいですよ」

女「……そこまで迷惑かけられません」

女「もう私に会うのもきっとイヤだと思います」

男「たしかに勧誘は一生されたくないですね」

女「……そ、そうですよね」





521:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:17:35.71 ID:VpMxzJl/0

  
男「……」

男「……」

男「もう十分楽しめました」

女「……?」

男「チャンスだと思ったんです」

男「今までの憂さ晴らしでもしようかと思って…」

男「もちろん体調悪化させるとかいうことはしたくないので違う方向で…」

女「だからお風呂に突撃しようとしたんですか?」

男「結局やるのが怖くてできませんでした」

女「……」

女「じゃあノーブラノーショーツで服を着せたのも…」

男「そうです。ああいうのが好きなんです」

女「!」





525:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:18:25.58 ID:76lkjarh0

男の趣味wwwwwwwwwww





528:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:19:31.44 ID:mWjpYUlN0

性癖暴露





529:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:19:33.67 ID:VpMxzJl/0

  
男「抱きついたりしてすみませんでした」

男「予定にはなかったんですけどやってしまいました」

女「そうだったんですか…」

女「暖かくて気持ち良かったです」

男「……」

男「……」

男「じゃあ最後に……」

女「?」

男「はい、俺の携帯です」

女「??」

女「なんですか?」

男「通報してください」

男「行き倒れの子を家に運んで脅したんです」

男「捕まって当然です」





539:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:22:11.40 ID:VpMxzJl/0

  
女「通報なんてしません!」

男「…………」

男「口答えするんですか?」

女「します!!」

男「!」

女「通報するようなことされてません!」

女「全部うれしかったです!」

女「抱きしめられた時も犯されるんだと思ってました!」

男「そんなことしませんよ」

女「それでもいいと思えるくらいうれしかったんです!」

女「お風呂の時も来るまで待つべきか迷ってました!」

男「……そうだったんですか」

女「今もジャージの下スースーしてますけど男さんの好みならそれでもいいです!」

男「…………」





541:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:22:52.61 ID:b7MmaGY70

スースーわろた





542:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:23:01.72 ID:GDP2UXnz0

タイーホ





547:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:23:59.91 ID:VpMxzJl/0

  
女「だから…」

女「通報なんてしませんから男さんが好きなことしてください…!」

男「!」

女「恥ずかしくてもそれくらい平気です!」

男「……」

女「ドキドキして暑くなってきました…」

女「セーター脱いでもいいですか?」

男「……寒くならないならいいですよ」

女「……」ヌギヌギ

男「(やばいやばい今まで耐えてたのに…!)」

女「…………」

女「いつの間にか好きになってたんです」

女「押しに弱そうな人なら3日くらい通うこともあるんですけど」

女「契約できそうな気配もないのに男さんのところに行きたくて行きたくて…」グスッ





557:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:26:31.45 ID:VpMxzJl/0

  
女「どれだけ追い返されても……契約とかどうでもよくて……」グスッ

女「ただ男さんに会いたくて…!」

女「いつもいつも自分勝手でごめんなさい…」ポロポロ

男「これ以上泣かないでください」

男「そんなに謝らなくても大丈夫です」

男「十分伝わってます」

女「ありがとうございます…」

男「笑ってください」

女「…はい!」

男「(自分でかわいいとか言ってるだけのことはあるな…)」

男「好きって言ってくれてうれしいです」

女「!」

男「今はまだ好きって断言できないですけど一緒にいたいと思うんです」

男「今日これだけの事しておいてわがままなのは分かってます」





562:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:28:03.75 ID:VpMxzJl/0

  
男「でももっと知りたいです」

男「ほっとけないっていうのもありますけど」

女「……はい」

女「また泣きそうです…」

男「…………」

男「女さん」

女「!!」

男「俺と……」

女「……」

男「付き合ってくださ」

女「ま、待ってください!!!」

男「!」

女「だめです……」

女「男さんとは付き合えないです…!」





565:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:28:54.98 ID:3waDf/t20







567:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:29:18.40 ID:07QtXMQl0

え…





569:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:29:44.03 ID:zgXxMR600

な、なんだってー





571:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:29:49.27 ID:VpMxzJl/0

  
女「男さん優しいから…」

女「責任とって付き合うって言ってくれてるんですよね?」

女「昨日まで顔も見たくないと思ってたはずですし…」

女「ていうかそれは今もですかね、あはは」

男「…………」

女「さっき携帯で通報して、とか言ったくらいですから」

女「付き合う覚悟くらいは男さんならすぐできちゃいそうです!」

男「……」

男「(こんなに鋭いならもう少し上手く新聞勧誘できるんじゃないのか)」

女「今から彼女にしてもらえるように頑張ります!」

男「…………」

女「あと、ドキドキしました」

男「?」

女「さっき初めて名前で呼んでくれましたから」ニコッ





579:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:31:49.84 ID:VpMxzJl/0

  
男「……」

男「すみません」

男「中途半端な気持ちで振り回して」

女「そんなことないです」

女「騙すってより優しさで言ってくれたのは分かりますから」

男「……」

女「だから嘘でも告白されたみたいでうれしかったです」

男「(……なんだかすごい罪悪感が)」

男「そうですか…」

女「いつか好きって言わせて見せます!」

男「……」

男「女さんならすぐ達成できそうです」

女「ふふ、ほんとですか?」

女「お世辞でもうれしいです」





588:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:34:24.95 ID:VpMxzJl/0

  
女「あの…」

男「?」

女「ちょっと恥ずかしいことさせたりしたのって…」

女「憂さ晴らしが目的だったんですよね?」

男「……まぁ一応」

女「その最中は…」

女「少しくらいは興奮しました?」

男「…………」

男「……軽蔑されそうですけど一応男なんで」

女「じゃあ今誘惑しても興奮しますか…?」

男「……多分。というか絶対」

女「…………」

女「服の上からさわってみます?」

男「!」





608:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:36:42.04 ID:VpMxzJl/0

  
男「え、今からですか…」

女「はやく好きになってもらいたいので今すぐ頑張りたいです!」

男「強引さはこの状況でも変わらないんですね」

女「……だ、だめですか?」

男「新聞勧誘じゃないならイヤじゃないですよ」

女「よかったぁ」

男「(むしろ歓迎)」

女「……」

女「近くで見てみます?」

男「……は、はい」

女「近くだと透けて…」

男「……」ドキドキ

女「んっ…」

女「(吐息が…)」





610:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:36:50.66 ID:VwAwxX/30

パンツなんてなかった





611:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:36:57.36 ID:tqTGLZ6N0

迷パンツ保護した





616:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:37:34.81 ID:CaToahLV0

パンツヤフオクに出品した





617:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:37:39.46 ID:xQzW/EAq0

パンツが分子レベルまで分解された





619:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:37:45.73 ID:1yz80cAx0

パンツ被った





620:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:37:51.61 ID:07QtXMQl0

パンツ回収のバイト忙しくなった





621:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:37:58.26 ID:b7MmaGY70

パンツヤフオクで買った





623:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:38:05.09 ID:VBK0L2uB0

空から大量のパンツ降ってきた





625:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:38:14.51 ID:9zsJTx/p0

どこからでてきたんだよお前ら





630:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:38:58.49 ID:VpMxzJl/0

  
女「手貸してください」

男「……いいんですか」

女「どこがいいですか?」

男「(どうしようどうしよう)」

女「キスでもいいですよ」

女「それか…」

女「私が触った方がいいですか?」

男「(どうしようどうしよう)」

女「焦らさないで早く決めてください…」



ピーーーーーーーーーーーー!!!!!



男・女「!?」





632:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:39:18.13 ID:OusNKd/U0

!?





633:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:39:18.58 ID:PpQuo8j90

は?





642:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:39:39.18 ID:bo08+PTz0

ふぁっ!!





658:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:40:52.36 ID:VpMxzJl/0

  
女「な、なんですか今の音」

男「……あー」

男「洗濯機です。そういえば女さんの服洗濯してましたね」

女「…………」

女「うぅ…」

女「(ムードが…)」

男「すみません。雰囲気壊してしまって」

女「いえ、はやすぎたのかもしれません」

女「焦っちゃいました…」

女「ごめんなさい」

男「謝らなくたって…」

女「……」

男「女さんかわいかったです」

女「!」





660:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:41:14.13 ID:Nhav+2Mt0

洗濯機クソヤロウ





669:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:41:54.03 ID:6vEm5GNG0

ちょっと洗濯機分解してくる





670:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:41:54.54 ID:yL1coSvP0

洗濯機氏ね





673:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:42:15.33 ID:DEgOk9vs0

洗濯機「」





679:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:43:27.20 ID:VpMxzJl/0

  
男「これは本当です。お世辞でもなんでもないです」

女「う、うれしい…」グスッ

男「……」

男「下着どうしますか?」

女「?」

男「乾燥機能も付いてる洗濯機ですからもう着られますよ」

女「あ、そうなんですか」

男「アイマスクするんで着てください」スッ

女「(別に男さんになら見られてもいいのに…)」ヌギヌギ

………

……







692:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:45:36.33 ID:VpMxzJl/0

  
男「送っていきますよ」

女「いいです。これ以上お世話してもらうなんて…」

男「まだ雨降ってますし…」

男「それにもう少し一緒にいたいんです」

女「!」

女「……」

女「そ、それならまだ家にいたいです…」

男「それはダメです」

男「もう遅いですから」

男「親も心配するんじゃないですか?」

女「一人暮らしです!」

男「だとしてもダメです」

男「明日は予定があるんです」

女「……すみません。甘えてばっかりで」





699:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:48:19.59 ID:VpMxzJl/0

  
男「分かってくれたならいいんです」

女「……」

………

……



女「ここで大丈夫です」

男「了解です」

女「わざわざありがとうございました」

男「いえいえ」

女「連絡先交換したいです!」

男「そうですね。忘れるところでした」

女「順序が逆になってしまいましたね」カチカチ

男「たしかに」カチカチ

ピピッ





709:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:50:32.56 ID:VpMxzJl/0

  
女「よし。完了しました」

女「じゃあまたメールします!」

男「わかりました」

………

……



自宅

男「長い一日だったな」

男「……メール来てる」カチカチ

『明日は行けそう?』

男『あぁ。ジブリでもなんでも行こう』カチカチ

『よろしい』

男『ちなみに他の候補は?』カチカチ

『んー、少女漫画の実写化と洋画アクションかな』





711:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:51:31.98 ID:dOnmefNr0

相手は一体誰なんだ





715:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:51:46.05 ID:/LwzIRpR0

こいつは誰じゃ?





727:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:54:42.85 ID:VpMxzJl/0

  
男『んじゃジブリにしよう』

『おっけー。いつものとこに14時ね』

男『了解』



翌日 駅前

男「悪いな。昨日行けなくて」

「謝っても焼肉はなくならないよー」

男「……やっぱりダメか」

「当たり前でしょ」

「ドタキャンしたんだから」

男「……申し訳ない」

「んじゃ行きますか」

男「うむ」





729:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:55:27.49 ID:7Dgrri+l0

誰だ?





730:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:55:27.67 ID:7YLMfPC50

誰なんだ...?





734:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:55:38.79 ID:qYSWfJwc0

もしかして:Siri





739:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:56:08.79 ID:eUa9RF+l0

まさかの独り言…





741:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:56:39.29 ID:VpMxzJl/0

  
映画館

「……うー」

男「いつもより混んでるな」

「ジブリは初週だからかな」

男「なるほど」

「何買う?」

男「今日は塩にしよう」

「前の味噌は失敗だったね」

男「たしかに」

「てかさ、さっきの話だけど」

男「……」

「やらしいことしたから付き合って責任取るって発想がすごいね」

男「それでも見抜かれて断られたからな」

「強引なんだか奥手なんだか」





751:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:58:55.08 ID:VpMxzJl/0

  
自宅

女「今日は仕事ないけど…」

女「これからどうやって男さんと会えばいいのかなぁ」

女「勧誘には行けないし…」

女「……」

女「今日は一人でどこか遊びに行こうかな」

女「そういやジブリ公開したんだっけ」

女「よし。映画見に行こう」

女「一人でも大丈夫だよね…?」



映画館

女「(結構人いる…)」

女「(ジブリは………)」

女「(最後以外完売してる…!)」





755:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:59:16.75 ID:7YLMfPC50

これは....





756:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 16:59:22.78 ID:5d5f4Gos0

あっ…





768:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:01:32.21 ID:VpMxzJl/0

  
女「…………」

女「(さすがにそんなに待ちたくないし)」

女「(他の映画にしようかな)」


「なかなか良かったね」

男「だな」

「さすがジブリ」

男「混んでるのも納得だ」


女「!」

女「(あ、あれって男さん…?)」ジー

女「(やっぱりそうだ!)」

女「(女の人と一緒にいる…)」

女「(誰だろう)」

女「(背低くて可愛らしい人だなぁ…)」





773:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:03:25.27 ID:Feb/4Len0

ああああああああああああ





774:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:03:27.47 ID:pTrkdiAU0

あああ…





780:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:04:36.57 ID:VpMxzJl/0

  
男「ナウシカ見たくなってきた」

男「借りて帰ろう」

「私も見たい」

「家行っていいよね」

男「焼肉2回にしてくれ」

「……まぁしょうがないか」

男「家来たら冷蔵庫開ける?」

「開ける」

男「じゃあ1回」

「…………わかった」

男「じゃあ行こう」


女「(楽しそう…)」

女「(それに家に行くって…)」





809:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:11:08.53 ID:VpMxzJl/0

  
帰路

女「(け、結局ついてきちゃったよ…)」

女「(映画も見てないのに)」

女「(これじゃあストーカーだ…)」コソコソ



男「……」カチカチ

「んー私がいるのに携帯触るんだ」

男「そりゃもちろん」カチカチ

「あらら」

男「昨日のうちに送るつもりだったのを忘れてて」カチカチ

「ふーん」

「そんなに好きなんだ。私がいるのに」

男「なんで微妙に張り合ってくるの」カチカチ

「だってー」





824:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:15:11.53 ID:VpMxzJl/0

  
男「よし送信」



ヴィィィィン

女「ひゃっ!!」

女「…び、びっくりしたぁ」

女「携帯のバイブにこんなに驚くなんて…」

女「どれだけ神経とがらせてt」

男「……」ポカーン

「……」ポカーン

女「……」ポカーン

男「……あ、女さん」

女「あ、あの、えと」

「この子が…」





839:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:19:37.64 ID:VpMxzJl/0

  
男「偶然ですね」

女「ち、違うんです」

女「映画館で男さん見つけて」

女「たのしそうにしてて」

女「きになってきになって」

女「あの、その…」アセアセ

「ストーカーってことね」

男「!」

男「なんて直接的」

女「……」

女「その通りです」

男「……女さんも家来ます?」

女「……いいんですか?」

「えー」





850:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:22:43.14 ID:VpMxzJl/0

  
男「文句言わないで」

「だって二人きりの濃密な時間を過ごすはずだったのに…」

女「!」

女「(……彼女さん?)」

女「(あの時告白してくれたのは…)」

女「(もしかして私が断るのも見越して言ってくれただけなのかな)」

男「女さん黙らせるなよ」

「はいはい、すみませんでした」

男「家来てくれる?」

女「……はい。ありがとうございます」

「(からかうの面白いな…)」





862:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:26:59.19 ID:VpMxzJl/0

  
自宅

女「……お邪魔します」

「さて何食べようかな」

男「さっそくか」

「まぁまぁ」

男「そういやナウシカよかったのか?」

「うん」

「他の楽しみができたからね」

男「?」

女「(こうやって家にまで来て仲良くするなんてまるで……)」

女「!」

女「も、もしかして…」

「…………」

「私、男君の妹じゃないよ」





867:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:27:48.01 ID:jNEtlHbkP

なん…だと…





868:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:27:49.33 ID:Nhav+2Mt0

妹じゃないだ...と...





892:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:29:50.19 ID:fnygTszqP

まさかの女装父





893:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:30:07.22 ID:b7MmaGY70

つ…妻か?…





896:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:30:13.07 ID:GpvO2f090

か、母さん・・・





905:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:30:44.12 ID:VpMxzJl/0

  
男「いきなり何言ってんの」

「だってその子が勘違いしてる気がしてたからさ」

女「(……ち、違うんだ)」

男「……」

男「女さん」

女「……なんですか?」

男「この人は俺の担当で友って言うんです」

女「…た、たんとう?」

友「なんでバラしちゃうかなー」

男「俺だって言いたくなかったよ」

女「担当ってどういうことですか?」

男「……作家なんです」

友「売れない」

男「売れないじゃなくて売れてない」





942:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:35:23.85 ID:VpMxzJl/0

  
友「私が担当ってのはバレてないと思ってたけど…」

友「家に来たことあるんでしょ?」

女「一応…」

友「それなのに作家ってのも知らなかったんだ」

男「俺が隠してたから」

女「(……この人は仕事仲間だったのか)」

女「(ちょっと安心)」

女「(……ていうか男さん作家なんだ。どんなの書いてるんだろう)」

友「男君」

男「ん?」

友「この子彼女にするの?」

女「!」

男「当人目の前にしてなんてこと…」

友「真面目に聞いてるだけ」





956:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:36:52.87 ID:VpMxzJl/0

  
男「……ま、まだ分からない」

男「というか俺は告白を断られた側だから」

男「いや、断られたというか止められたというか…」アセアセ

女「こ、断ったわけじゃないんですよ」

女「男さんが本気で好きになってないのに無理に言わせたような物だったので」アセアセ

友「(かわいいなこの子)」

友「(最初は仕事に影響出そうだし反対したかったけど…)」

友「いい刺激になるかも」

男「?」

友「ちょっと男君」

友「手間のかかるご飯が食べたい」

男「いつもの冷食は?」

友「いやだ。彼女も来てるんだからそれくらい振る舞いなって」

女「ま、まだ彼女じゃ…!」





960:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:37:45.59 ID:VpMxzJl/0

  
男「わかった。じゃあ作ってくるよ」

友「素晴らしい」

女「あ、ありがとうございます」

男「いいんですよ女さんは」

友「そういうのいいからはやく」

男「…………」

………

……



友「さて」

女「……あ、あの」

友「ん?」

女「お二人の邪魔してすみませんでした」

女「濃密な時間を過ごすって言ってたましたよね…」





967:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:38:18.15 ID:VpMxzJl/0

  
友「あれはあなたの反応が面白そうだと思って言っただけだよ」

友「ストーカーなんて言って私こそごめんね」

女「いえ、本当のことですし…」

友「これまでの話聞かせてよ」

友「男君からは断片的にしか聞いてないからさ」

女「……恥ずかしいです」

友「仲取り持ってあげるから」

………

……



30分後

女「……こんな感じですかね」

友「…………」

友「(思ってた数倍強烈な子だ…)」





974:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:39:01.33 ID:VpMxzJl/0

  
友「(これをネタに一本書いてほしいくらい…)」

女「……やっぱり引きますよね。すみません」

友「そんなことないよ」

友「男君のことよく想ってるみたいだから私も嬉しい」

女「よ、よかった」ニコッ

友「(……なんだかすごい罪悪感が)」

友「まぁそれより」

女「?」

友「これからも勧誘続けてみればいいと思うよ」

友「毎日会える口実にもなるし」

女「で、でも男さんに一生されたくないって…」

友「いいのいいの」

友「次は商品を変えればいいから」

女「変える…?」





981:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:39:54.51 ID:VpMxzJl/0

  
友「そのためには少し頑張らないといけないかもしれないけど」

女「…どういうことですか?」

友「えーとね…」

………

……



男「これで満足?」

友「うむ」

女「おいしいです男さん」

男「それはよかった」

友「うまいうまい」

友「作家やめて料理人になれば?」

男「……俺は書く仕事がしたいんだ」

友「じゃあグルメ評論家」





992:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2014/01/07(火) 17:40:25.77 ID:VpMxzJl/0

  
男「…………」

友「冗談だって」

女「…男さんが書いたもの見てみたいです」

男「うーん…」

友「とってきてあげようか」

男「ま、待って」

女「だめですか?」

男「気恥ずかしいというか…」

男「(こう言われると思って隠してたのに…)」

女「分かりました」

女「男さんが見てもいいって言ってくれるまで待ちます!」

男「ありがとう…」

友「(いい雰囲気じゃないか)」
















元スレ:女「サービスしますので一ヵ月だけでも新聞取ってください!」

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1389067280





  

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