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  女「記憶喪失が男子禁制の村で繰り返す死のループを安価で脱したい」【2】

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜   SS 総評   ・*:.。. .。.:*・゜゚・*

       

【まおゆー@管理人】
女「記憶喪失が男子禁制の村で繰り返す死のループを安価で脱したい」シリーズ第二弾!
相変わらずのミステリーADV 物語はまだ中盤の入り口。謎は尽きない。解き明かしたい!乙!

前作:女「記憶喪失が男子禁制の村で繰り返す死のループを安価で脱したい」【1】


1:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 21:00:55.11 ID:CGp00jzaO

〇●●〇〇〇〇●〇〇〇〇〇●〇〇〇〇〇〇◆◇◇☆ □□□□□ ▽


仕様により細分化。

安価で進めていきます






720:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/13(月) 22:20:23.03 ID:TymcvLu0O

〇●●〇〇〇〇●〇〇〇〇〇●〇〇〇〇〇〇◆◇☆


――…
女「っん~」ノビ

女「今日も一日働いた働いた……」
女「ん?」


金髪『~~家が…』
ポニテ『……ですけど…』
ポニテ「……あら?」

女「あ……どうも」ペコ

金髪「こんばんは。まだ夕暮れ時ですが…」
金髪「それと今の会話……聞こえていましたか?」
女「? いや……」

金髪「……そうですか」
金髪「仕事帰りですか女さん。精が出ますね」ニコ

女「おかげさまで……」ハハ
女「それと、隣の方は……」

金髪「ああ、紹介が遅れてすみません。彼女はポニテさんといいます」
ポニテ「……」ペコ

女「……どうも」ペコ…





724:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/13(月) 22:29:10.00 ID:TymcvLu0O

金髪「こちらは件の漂流者の……」

ポニテ「……貴女が…」ニコ

女「……噂は耳に入っているようで」フム
女「二人はどうしたんですか?」

金髪「ああ……」
金髪「釣りの方を…ポニテさんと二人で」ニコ

女「釣り……?」
女「あっ、釣れてますね」

金髪「大漁です。ですから機嫌が良くて」

女「ほほう……では今ならなにかお願いすれば聞いてもらえるかもしれませんね」

金髪「そうかもしれませんね……」ニコ

『あら……金髪様、ご無沙汰しております』

金髪「……ああ」
金髪「看護士さんも、仕事帰りですか?」

看護士「いえ……」
看護士「少し、高台の方へ掃除を……」ニコ

女「……?」





849:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/14(火) 04:03:57.40 ID:14RlRi2cO

女「集会所の……」
看護士「はい。集会所で看護士をやっております」ペコ

金髪「そうだ女さん。酒蔵三家のお酒を呑んだことはありますか?」
女「ええと、ロリさんの家の……」
金髪「はい、あそこのお酒は呑みやすくて美味しいです」

ポニテ「では、うちの吟醸も一度振る舞いたいですね」ニコ

女「ということは……」
金髪「ポニテさん。彼女も酒蔵三家の一家です」
金髪「そして……」チラ

看護士「……」

金髪「こちらの看護士さんがお世話になっているお宅が残り一つの…」
金髪「……名前は失念してしまいましたが」
看護士「……」

金髪「そう恐い顔をせずに」ニコ
金髪「大丈夫ですよ、少し気分が良いだけです」

看護士「……」
看護士「では、私はこれで」ニコ
金髪「ああそうです」ポン
金髪「よければ女さんを招待してみては…」

金髪「……名前は思い出せない"あの人"のところに」ニコ
看護士「……金髪様…」
金髪「……ですから、そう恐い顔をしないでください」ニコ





852:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/14(火) 04:13:45.37 ID:14RlRi2cO

金髪「女さんも、呑んでみたいですよね? "酒蔵三家"一番のお酒を」ニコ

女「……」
女「そう……ですね」チラ

看護士「……」ジロォ

女「……」タラ
女「気のせいか睨まれているような気が…」ヒソ

金髪「問題ありません、ただ値踏みみたいなものです」
金髪「それに……睨まれているとしたら私の方だと思いますし」クス

看護士「……」
看護士「金髪様がそうおっしゃるのなら。従いましょう」

金髪「……仰々しいですよ、肩の力を抜いてはいかがですか?」
金髪「看護士さん」

看護士「……そうですね」
看護士「看護士の間は朗らかな心持ちでいないと…」ニコ

ポニテ「……むぅ」
ポニテ「私の前で他の三家を一番と言いますか……」ムム





856:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/14(火) 04:20:08.28 ID:14RlRi2cO

看護士「それでは……参りましょうか」ニコ

女「今からですか?」

看護士「?」キョトン
看護士「ああ、そうでしたね…」

看護士「……では、お伺いします」


看護士『何時の時間帯をご希望でしょうか』

女『……』

①朝方
②正午
③今から

安価>>857





857:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/14(火) 04:21:05.18 ID:C01jx9bO0







858:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/14(火) 04:22:39.74 ID:IIk06P4Y0

どの時間でも嫌な予感しかしないな





859:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/14(火) 04:23:25.47 ID:mv8TU/ow0

朝が一番安全な気がするw





860:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/14(火) 04:31:52.85 ID:14RlRi2cO

女「朝方の方が……」

看護士「……朝方…」
看護士「それは…そうですかぁ残念です」ニコ

女「(残念そうには見えないけど)」

看護士「私の方こそ、先入観で早とちりしてしまいました」クス
看護士「……それでは、明日の朝方。メイドがお出迎えにあがらせていただきます」ペコ

看護士「ごきげんよう」ニコ

――…

金髪「……」

女「金髪さん?」

金髪「…………いえ」
金髪「個人的に、女さんは悪運が強いと思っていたのですが…」

女「はぁ……」

金髪「それは悪運が強いというより、悪い事を回避するという意味かもしれないと思いまして」ニコ

女「……?」





864:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/14(火) 04:41:09.59 ID:14RlRi2cO

女「そういえば…」
女「……メイドさんが迎えに来てくれるとの事でしたが」

ポニテ「あそこは家政婦さんを雇っていますので……」ニコ

女「すごいですね…」
女「……では、私はこれで失礼します」ペコ

スタスタ…


……

金髪「……」

ポニテ「どうして、あんなことを?」

金髪「……」
金髪「狙った魚を釣るのは難しいということです」

ポニテ「……ああ、それと」

ポニテ「酒蔵三家一番はうちのお酒ですから」ニコ

金髪「あら……言葉のアヤです、怒らないでください」フフ





866:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/14(火) 04:58:28.20 ID:14RlRi2cO

――…

八重歯『は?』ポロ…

女「というわけで、明日少し出掛けてくるから」パク

八重歯「……」
八重歯「よし、少し落ち着こうか」フゥ

女「それは私が? 八重歯が??」

八重歯「主に私がだ」
八重歯「……朝方、か」

女「? なにか不都合があるのか??」
女「一応仕事には早めに行くようにするけど」

八重歯「いや……それは良いんだ」
八重歯「いや良くもないが…」

八重歯「……」
女「八重歯?」

八重歯「……ああ」
八重歯「わるい、少し考え事をしていた」ハハ
女「まったく……顔にご飯粒を付けてなにを神妙な顔をしているんだ」

八重歯「……親の心子知らず、ってやつだな」ウーン

女「最近はどちらかというと私が八重歯の面倒を見ているって感じだけどな」ハァ





29:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 21:38:51.30 ID:CGp00jzaO

ここまでは前スレをなぞりました今日はここから再開します

禁止事項
※サイレンが鳴ったら家で待機
※川と高台の建物には近付くな

【前回の√】

①雨宿りで高台の建物に入り、BAD END
②ロリ母に捕まり、BAD END
③ポニテと脱出、HAPPY END
④看護士に高台に連れていかれ高台の建物に入りBAD END





31:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 21:41:49.92 ID:CGp00jzaO

――…

ドンドン

女「ん……?」パチ

『女様は御在宅でしょうか』

女「……」ボー
女「……あっ」

女「はいっ、いま出まーす」

ガチャッ

メイド『おはようございます。お約束通りお迎えにあがりました』

女「あっ、おはようございます……?」
女「看護士さん? どうしたんですかその格好??」

メイド「本業は家付きの家政婦です。出発の用意はお済みでしょうか?」

女「あ……はい」
女「看護士さんの時と感じが違うので少し戸惑いました」ハハ

メイド「……」

女「……すみません。今すぐに支度してきます」





34:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 21:49:58.33 ID:CGp00jzaO

――…
スタスタ…

女「……」チラ

メイド「……」

女「……あの…」
メイド「如何なさいました?」

女「あっ、いや…」
女「……メイドさんの時だと、雰囲気が少し変わるんだなぁって」ポリ

メイド「……はい」
メイド「切り替えは必要なので」
メイド「こちらが素。と申しておきます」

女「……そ、そうですか」

スタスタ…
メイド「……見えてきました」

女「……?」キョロ
女「……わぁ」

\別家/

女「酒蔵三家3つ目の家……こうしてまじまじと見るのは初めてですね…」

メイド「………………そうですか」





39:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 21:57:46.17 ID:CGp00jzaO

メイド「……では、中へ案内します」

女「大きい家ですよね…木造なのに近代的な構造をしているというか……」
女「大地主ってやつですね」フム

メイド「……ここの敷居を跨ぐ事が許されているのは少数の人間のみですから」
メイド「玄関まで多少歩きますが、迷子にならぬよう」

女「いやさすがに迷子には……」

門――玄関(八重歯宅)
門――――――――――――――――――――玄関(別家)

女「……これは、どこの財閥ですか?」

メイド「……?」

女「……すみません、こちらの話です」ハァ





43:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 22:04:51.64 ID:CGp00jzaO

――…
ガラッ

メイド「お上がりくださいませ」

女「……おじゃましまーす…」

メイド「いま主人は不在ですが、女様のご訪問についてはお伝えしてありますので」

女「そう……なんですか」
女「ひろいなー……」キョロ

スタスタ…

メイド「夜の時分には居るのですが……」

女「ああ、いえ。朝方を指定したのは私なので…」
女「……今日は酒蔵の見学が出来れば良いな…と」

メイド「……金髪様にも困ったものです」

女「……どうしました?」

メイド「……いえ、独り言です。すみません」ニコ





50:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 22:16:50.23 ID:CGp00jzaO

メイド「こちらの廊下には酒蔵の……」

メイド「……」ピク
女「?」チラ

黒髪『……』
スタスタ…

女「あれ? あの人は……」

メイド「……気にしないでくださって結構です」ニコ
メイド「さあ次の…」
女「すみません、挨拶してきますね」ニッ
タッタッタ…

メイド「……………………」

――…
女「すみません!」

黒髪「……ぁ」キョトン

女「?」

黒髪「……」コホン
黒髪「貴女は……漂流者の。」キリ

女「はい。黒髪さんとは何度かお会いしてますよね」ニコ

黒髪「……挨拶を交わすような仲にはなっていないと思うわ…」





53:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 22:24:44.32 ID:CGp00jzaO

女「黒髪さんはどうしてここに?」

黒髪「……むしろ、貴女がどうしてここにいるのか聞かせてもらえないかしら」

女「ええと、金髪さんが都合をつけてくれて……」

黒髪「……あの女が?」

女「……そうですけど…?」

黒髪「……」
黒髪「……金髪には心を許さない方が良いわ」

女「……?」

黒髪「……独り言よ」

女「メイドさんといい、よく独り言って言うのかな……」

メイド『いえ、言いません』

女「っ」
女「……驚きましたよ…」タラ

メイド「これは……すみません」ペコ
メイド「……」チラ

黒髪「……」





57:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 22:35:32.91 ID:CGp00jzaO

メイド「よく家内を歩き回られているようですが……」

黒髪「ついこの間から方向音痴になったの」

メイド「それにしては目的を持って行動しているように見えますが」

黒髪「じゃあ方向音痴ではないということね」

メイド「……お客様に歩き回られるとこちらも落ち着かないので」

黒髪「あら、家族でしょう。私たち」クス

メイド「……ほどほどにしておきなさい」

黒髪「あら怖い。これ以上反感を買っても損だから私は自室に戻ることにするわ」
黒髪「さっきの話……覚えておくことね」

女「?」
女「話……? 独り言じゃないのか」フム

メイド「……」
メイド「それではお聞きします」

メイド『この後は如何なさいますか?』

①主人の部屋
②酒蔵の見学
③まだ家内を歩きたい

安価>>64





64:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 22:38:10.98 ID:/mnsdSsg0

2!





68:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 22:49:40.29 ID:CGp00jzaO

女「酒蔵の見学をさせてもらいたいなと」

メイド「構いません」
メイド「手筈は整っています。参りましょう」

女「はい」
女「(そういえば…)」

女「(黒髪さんはどうしてここにいたんだろう……"家族"って言っていたけど)」

――…

女「すごい……これ全部お酒ですか?」

メイド「ええ」
メイド「"杜氏一代、酒屋一代"という言葉もあるように、酒造りの手法というのは簡単に次代へ継げるものではありません」

メイド「酒が熟成し、美味しくなるように。人もまた、あせることなく。時間を掛けて成熟していくものです」

女「はあ……」
女「ロリの家よりも大きい酒蔵だな…」

メイド「……スパイ、というやつでしょうか?」ジロォ

女「い、いえ……ちがいますよ」アセ





70:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 22:56:23.35 ID:CGp00jzaO

――…
女「今日はありがとうございました」ペコ

メイド「いえ、何事もなく……お互い良かったです」ニコ

女「夕方ですが、御主人はまだ……?」

メイド「そうですね…」
メイド「……そういえば、真に遺憾ながらお嬢様…主人は自室へ帰っていたようです」

女「えっ」

メイド「女様…ひいては私を驚かすためだということらしいですが……」
メイド「あの人の思考ばかりは私でも推し量れません」ハァ

女「……苦労なさっているようですね」ハハ…

――…

ガラッ

女「ただいm… 八重歯「おかえり!」

女「……た、ただいま」キョトン

八重歯「怪我は無いようだな……」フゥ





71:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 22:58:16.38 ID:6IKUO9BV0

あぶねぇ





73:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:00:21.94 ID:fZ9FPxvM0

主人の部屋はヤバそうだったな





75:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:04:26.11 ID:CGp00jzaO

――…

女「別家さんのところで黒髪さんに会ったよ」パク

八重歯「……そうか」

女「黒髪さんは"家族"と言っていたけど…メイドさんは"お客様"と言っていたし……」

女「黒髪さんって、もしかして私と同じ漂流者? とか」パクリ

八重歯「……いや」モグ
八重歯「漂流者だったら私や他の住民も知らされるはずだし…」

八重歯「……ソレは聞かないな」ゴクゴク

女「……そうなのか」
女「そういえば、利き酒をしたんだけどさ」

女「ロリの家のよりもアルコール度数が強くて、私的には向こうの方が好みかな」

八重歯「……ロリ達には言わないようにな」
八重歯「…………とくにロリの母さんには」ハァ





79:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:13:35.10 ID:CGp00jzaO

女「お土産にいただいたお酒だけど……」

八重歯「明日ロリが遊びに来るから隠しておいた方が良いな…」

女「それじゃあ、適当な場所に隠してくるよ」

――…

女「……やっぱり床下の倉庫かな」

ガラッ

女「……どこに置こうかな…」
女「……ん?」

ピラ…

女「紙? なんだろう……」

『おーい、ついでに漬物を持ってきてくれないかー?』

女「あっ、わかったよ!」
女「……まあただの紙だろう、暗くてよく見えないし」

ガラッ
女「……ふう」

女「ああそうだ、黒髪さんに言われたんだけど……」

八重歯「ん?」





83:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:21:57.81 ID:CGp00jzaO

――…
八重歯「黒髪が……そんなことを…」

女「あの二人、普段からソリが合わないみたいだからさ」
女「ただのやっかみかもしれない」

八重歯「そうだな」
八重歯「黒髪は……なに考えてるかわからないし」

八重歯「別家のお嬢様が後ろに付いてるみたいだから孤立するような態度も平気で取れるんだろう」ポリ

女「別家の…お嬢様?」

八重歯「会ったんだろう? 主人に」

女「いや……不在だから会えなかったけど」
女「実際には御在宅のようだったが」

八重歯「……」ハァ
八重歯「メイドさんも大変だな…」

女「それは……見ていてもわかったよ」ハハ…





86:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:29:05.69 ID:CGp00jzaO

――…チュンチュン

女「……ふわぁ」

女「……」

女「昨日は畑仕事に行けなかったから、今日は早めに出ておかないと……」

女「……仕事が早くに片付いたら、村を少し歩いてみるか」

女『どこに向かおうか……』

①別家
②金髪の家
③集会所
④高台の建物

安価>>90





90:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:30:55.94 ID:3H0Wv2pz0

4





94:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:32:22.49 ID:71nJ6Gl/0

BADにしか見えない





96:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:32:40.36 ID:1I1pJrl1O

ちょ、おまwww





97:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:33:16.78 ID:bykuEGX20

うわあああああ





109:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:38:09.61 ID:CGp00jzaO

女「……高台の建物」

女「山を登ったところにあるから、近くで見た事は無いが……」

女「村の規則では、近付くなということだが」フム

女「……好奇心に勝てないな。人間だもの」

女「……人間は好奇心で死ぬ…はて、どこかで聞いた言葉だが」
女「まあいいか」

女「今日は高台の建物へ行こう」

八重歯「……おはよう」フワァ

女「おはよう八重歯」ニコ

八重歯「……どうした? ワクワクした顔して」

女「いや……ちょっとな」
女「聞かないでくれないか、良い女には秘密が一つや二つあるんだ」

八重歯「……さいですか」
八重歯「変なことは考えるなよー」フワァ





113:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:45:36.07 ID:CGp00jzaO

――…カァー カァー

女「……よし」
女「山を少し登るから水筒くらいは持っていくか」

――…

女「……んしょ…」

女「……んしょ」
女「……ふぅ、大分近付いたな…」

ン…

女「?」

ン… ダン…

女「なんの音だ?」
女「あの建物から聞こえてくるようだが……」

ダン… ダン……

ザッ、ザッ、
女「……近くなるほど音が大きくなってくる…」
女「なんの音だろう……この村で、こんな音を出せるものといえば…」

女「……ないな」フム

ダン…… ダンダン…………





114:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:46:10.59 ID:3H0Wv2pz0

ちょww





118:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:47:57.23 ID:fZ9FPxvM0

フムじゃねえよww





123:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/19(日) 23:52:32.46 ID:CGp00jzaO

女「……ヤバいな」
女「第六感や女の勘。しいては既視感や絶望感を感じる」

女「正直、恐くなってきたから帰りたいんだが……」

女「辺りも暗くなってきたし…」

ダンダンダンダン……ダンダンダンダンダンダンダンダンダン…………

女「音はまた大きくなったし……不気味だ」

女「……」


女「よし、帰ろ… 『あれ、不審者はっけーん』

女「っ」ビクッ

『ダメだよー、こんなとこに近づいたら』ニコ

女「は、はあ……」





130:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:02:00.61 ID:fyA7XQL4O

女「……」

『どうしたの? 黙って』

女「いや、あの奇妙な物音に既視感を感じていたんだが…」
女「……貴方にも既視感を…」

女「というかなにしてるんで… 『はいストップ』

『似てるから、アイツと勘違いするのも無理は無いと思うけど』

女「……似てるもなにも…」チラ

女「……」
女「すみません、別人のようでした」

『……? どこを見て言ってるの??』

女「……ああそうだ」
女「ここには近づかない方が良いみたいですよ」

『……どの口が言うんだよ』ハハ
『でも誰であろうと例外はないから』

女「?」


『今度こそ……さよなら』





131:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:03:14.38 ID:8SWc25Gji

おわた





138:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:10:00.49 ID:fyA7XQL4O

――…

ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン

女「……ん」パチ

ダンダンダンダンダンダンダンダンダン女「ここは……」ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン

ダンダンダンダンダンダン女「どこだ……いや、この五月蝿いのは…建物の……ダンダンダンダンダン

ダンダンダン女「身動きが……とれなダンダンダンダンダンダンダンダンダンお姉さんダンダンダン

ダンダンダンダンダンダンダンダン女「この匂い……川の近くにあった茂みと同じ…ダンダンダンダン

ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン近くに川が流れているんだダンダンダンダン

ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン

ダンダンダンダもう忘れたんだっけ?ンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン

ダンダンダンダンダンダン今回はダンダンダンダンダン ダブペナでーす ダンダンダンダンダンダン

ダンダンダンダンダンダンダンダンダン私はダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン



『両手分はほしいなっ』



     ‐END‐





139:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:10:29.99 ID:6+k43iv90

やっぱり高台には勝てなかったよ・・・





140:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:10:58.67 ID:6sOHO2sQ0

oh





162:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:27:45.03 ID:VLSxo65x0

BAD No.1





142:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:12:01.84 ID:VLSxo65x0

ダブペナ?川+高台を満たしたのか?





145:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:12:48.18 ID:lq8PxUuv0

ダンダンのなぞ・・・・





149:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:15:55.20 ID:hDVJqGMN0

ダブペナ
もう忘れたんだっけ?
両手分はほしいな

この辺が新たな謎





151:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:17:28.44 ID:uE6PUO1TO

高台に行くタイミングが難しいな
早かったらバットエンディングだし、遅かったらトゥルーに行けない





152:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:17:57.71 ID:NvB5xSEcO

お嬢様を見たプラス高台の近くに来たでダブルか?





154:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:19:40.35 ID:uE6PUO1TO

次行こうぜ





156:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:25:37.09 ID:fyA7XQL4O

●●●〇〇〇〇●〇〇〇〇〇●〇〇〇〇〇〇◆◇◇☆ □□□□□ ▽

――…

 美味しい。
 美味しい。

 先ほどから舌鼓がダンダンと打たれ、脳が久方ぶりの美味に矯声をあげている。

『はい、女さん。あーん』

女「……あーん」パクッ

 美味しい。
 八重歯には悪いが、この村に来てからは薄い味付けばかりに飽きがきていた。

金髪「美味しいですか? 女さん」ニコ
女「はい。とても」ニコ

 美人と二人きりで美食を頬張る。
 中々に気分の良いものだ、私が男であったら骨抜きにされているところだろう。

 しかし、

 ……

 ザザァ…


 …………ここは、川。 禁止区域である。





160:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:26:43.27 ID:Tf5Zj1v50

きたきた





159:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:26:07.94 ID:psGlhKMv0

舌鼓ダンダンワロタ





165:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:36:16.64 ID:fyA7XQL4O

女「……金髪さん」

金髪「はい」ニコ

女「川は……禁止区域なのではないんですか?」

金髪「今日は解放日なんです」ニコ

女「……本当ですか?」タラ

金髪「……どうでしょう」ニコニコ

女「……」
女「今日は、お誘いいただきありがとうございます」ペコ

金髪「なにを仰いますか、私たちの仲ではないですか」

女「そうですね。最近はなにかと良くしてもらって……」
女「それに、ここに来ても釣りですか」

金髪「ここに来たからこそ釣りなんです」
金髪「村を流れる細々とした川ではなく、本流で釣りをする。これが本当に楽しみでして」ニコ

女「……はあ」

金髪「……そうでした、ここにお誘いした本題がありまして」ポン

女「本題……?」





171:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:45:35.37 ID:fyA7XQL4O

金髪「規則のことで」ニコ

女「たしか、"サイレンが鳴ったら家で待機"」
女「あとは、高台の建物と…」

女「……"川"には近くなという決まりでしたが」ジー

金髪「そう不審がらずに」
金髪「本題というのは、その二つの他にある規則でして」

女「? 他にあるんですか??」

金髪「ええ。こちらは村に入ったばかりの人にはお教えしないんですが……」

『私にも聞かせてもらえないかしら』

女「?」クルッ

黒髪「……お邪魔だったかしら」

女「あっ」
女「邪魔なんてことないです、さあ座って座って」ポンポン

黒髪「……そう、ありがとう」チラ

金髪「……川になんのようですか?」ニコ

黒髪「あら、解放日だと聞いたわよ……今しがた」

金髪「どうして今しがた聞いたのに、川へ来ようと思ったんですか……」ヒク





178:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:58:18.26 ID:fyA7XQL4O

黒髪「それで、新人には聞かされない規則というのは? なにかしら」
金髪「……貴女はご存知のはずですが」

黒髪「知らないわ」
金髪「……では、個別にお教えいたしますので今日のところはお引き取りください」

黒髪「そういうことだから、女さん帰り道には気を付けてね」
金髪「帰るのは貴女の方です!」キィー

黒髪「冗談よ。なにをそんなに怒ってるのかは知らないけど…」
黒髪「……私から教えてあげるから。女さんは連れていくわね」

女「え?」

金髪「……わかりました」
金髪「では、女さん本人に決めてもらいましょう」

黒髪「まな板と……」
金髪「黒髪さん、どちらが…」
金髪「……いま、なんて言いました?」ニコ

黒髪「どちらを選ぶの?」
金髪「話を聞きなさい!」ジダンダ

女「私は……」

①黒髪さん
②金髪さん
③不穏な空気なので帰ります
>>185





185:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 00:59:48.97 ID:+4GWChkg0

1





196:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:06:31.00 ID:fyA7XQL4O

女「黒髪さん……に聞きます」

金髪「え……」

女「ごめんなさい、金髪さん」

金髪「……」
金髪「あの……今日は、お弁当の他にも色々用意を…」

女「……黒髪さんが、教えてくれるって言うから…」

金髪「私もお教えします。彼女よりも懇切丁寧に…」
金髪「……それに、今日の日の事は前から楽しみにして…」

女「……金髪さん」

金髪「お話が終わった後は二人で…」ウル

女「……ごめんなさい」ペコッ

金髪「……え?」

黒髪「……いきましょう」
女「……ごめんね」ペコ

金髪「……その…」
金髪「今日の事は、本当に…楽しみに……」ジワ





197:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:07:05.17 ID:Z8t6kM3b0

なんか心が痛む





198:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:07:14.45 ID:Tf5Zj1v50

なにこの金髪かわいい





207:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:21:14.80 ID:/IijjDjS0

さて、どうなる





208:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:21:19.99 ID:fyA7XQL4O

――…スタスタ…
黒髪「私を選んでくれたのは嬉しいけど…」
黒髪「……彼女が貴女に伝えたかった話、というのは私にはわからないわ」
女「えっ」
女「それじゃあ……どうして」

黒髪「でも私だけが教えられる事もあるわ」
女「……?」

黒髪「村の皆はあの女が恐くて…もしくは、現状の異常性に気がついていないだけかもしれないけど」
黒髪「私は、私だから貴女のためを思って教えられる」

女「……はあ」
女「…………なんか、照れますね」ハハ

黒髪「……真面目な話よ」
黒髪「なぜなら…『あれー? ここ、川だよ。禁止区域だよ~』

女「!」
女「あっ、あの」
女「さっきはごめんなさい!」ペコッ

『……勘違いしてない?』
黒髪「してるわね」

『だよねー……』

女「あの……やっぱり解放日じゃなかったとか?」
『……なんの話?』
黒髪「こちらの話よ」フゥ





213:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:29:23.92 ID:fyA7XQL4O

女「やっぱり悪いことしたと思って……」

黒髪「……女さん」
黒髪「よく見て」

女「?」

『?』

黒髪「まな板の上にメロンが乗っているじゃない」

女「?」チラ

『? メロン??』タユン

女「ぇっ……ん?」

黒髪「……その子は金髪じゃないわ」
黒髪「酒蔵三家の一つ、その当主のお嬢様よ」

お嬢『お嬢でいいよ、フレンドリーにお願い』ニコッ

女「……」

お嬢「……どうしたの?」

女「メロン乗っけた金髪さんなんて無敵じゃないかっ」

黒髪「……口調、戻ってるわよ」ハァ





215:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:33:26.49 ID:x+SSaf9x0

メロン…





216:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:33:38.73 ID:/IijjDjS0

メロンか…





214:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:31:12.94 ID:Mo/oFpjN0

さらっとひどいこと言ってないかww





217:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:34:18.43 ID:fyA7XQL4O

黒髪「だけど、この子が来たなら話はお仕舞いね」

女「?」

お嬢「ああ、悪いんだけどさ」
お嬢「というか悪いのはソッチだけど」

お嬢「ここ、川。オーケー?」

女「オーケー……?」

黒髪「……残念だわ」

お嬢「そういうことだね」

女「え?」

お嬢「それじゃあ……」

黒髪「そう、例外は無いわ」








黒髪『私以外には』





220:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:36:22.85 ID:4RHgGdzf0

え・・・・





226:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:40:56.37 ID:fyA7XQL4O

お嬢『だから無罪放免だ』

女「?」
女「許していただけるんですか?」

お嬢「ペットのご友人だしね」

黒髪「誰がペットよ」

お嬢「でも、見逃すのは一度だけ」
お嬢「残機ゼロで慚愧大有りってワケかな?」ニィ

黒髪「……私に聞かないで。寒いギャグまで飛ばして」

お嬢「残機なくともギャグは飛ぶ。ってね」
お嬢「じゃあ先に戻ってるから…」

お嬢「……そこらの茂みでイチャイチャすんなよ?」ニコ

黒髪「……本当、馬鹿ね」ハァ

お嬢「それじゃあ、お二人さん。またね」フリフリ

女「は、はあ」フリ

黒髪「……」
黒髪「………………鬼」





227:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:41:40.53 ID:oL2J95e2O

おっと危ない





229:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:43:57.28 ID:tgejW5A90

セーフか…
結局だれがクロなんだよ…





231:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:46:04.80 ID:/IijjDjS0

ふー…安心した





235:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:47:36.02 ID:fyA7XQL4O

黒髪「……今日は帰るわ」

女「あの、話というのは……」

黒髪「あの子が出てきたということは……とにかく、今はダメ」

女「……?」

黒髪「ごめんなさい。金髪を敵に回すような事をさせて」

女「あっ、いえ……」
女「選んだのは私ですし」

女「今度会ったら謝りに行かないと……」

黒髪「……それはやめておいた方が良さそうね」

女「? どうして??」

黒髪「出向くなら、ロリさんかポニテさんと一緒に行くことね」

黒髪「それじゃあ……さようなら」

女「あ…さようなら……」フリ…





241:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:57:36.83 ID:fyA7XQL4O

――…

八重歯「……どうだった?」

女「金髪さんと川に行ったこと?」パク
女「それがさあ……」

女「(いや、一切合切話すべきなのか?)」

女「(お嬢様の事はワケありみたいだよな……黒髪さんも後ろめたい事をしている雰囲気だったし…)」

女「ええと……」

八重歯「?」モグモグ

女『今日は……』

①あったこと全て話す
②お嬢様の事は隠す
③黒髪さんが出てきたことまで隠す
④特になにもなかったと伝える
⑤むしろ八重歯に色々聞く

>>250





250:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 01:59:31.39 ID:T1fU0ng+0

1





257:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 02:07:40.51 ID:fyA7XQL4O

――…

女「ということがあってさ」

女「黒髪さんが来て、私は金髪さんに悪いことしちゃって…」
女「……お嬢様が来たけど、見逃してくれるって」

八重歯「……」

女「次は無いって言われたから、もう川には行けないけど」

八重歯「……」

女「八重歯?」

八重歯「……髪…」

女「?」

八重歯「黒髪…アイツ……あのヤロウ」

女「……どうしたんだ? 八重歯」

八重歯「別家に見られた? 金髪さんを怒らせて……??」

八重歯「……くそ」
八重歯「くそくそくそくそ」

女「……おい、落ち着けって。どうしたんだよ八重歯……」





263:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 02:15:36.27 ID:fyA7XQL4O

八重歯「女、アタシからのお願いだ」

八重歯「もう、黒髪と付き合うのは今回限りにしてほしいんだ」

女「……」

八重歯「アンタにはわからないだろうが……村には、村の掟がある」
八重歯「私は、女には無事であってほしい」

女「……」

八重歯「頼む。このとおりだ」ペコ

女「……」

八重歯「明日、二人で金髪さんのところに謝りにいこう。な?」

女『……』

①言うことを聞き、八重歯と謝りに行くことにする
②聞かないし行かない

安価>>270





270:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 02:18:21.54 ID:4RHgGdzf0

2





275:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 02:18:50.27 ID:/IijjDjS0

2は駄目だろ…





278:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 02:20:55.71 ID:x+SSaf9x0

最早良ルートを開けるバッドを選ぶ感じだな





285:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 02:25:47.88 ID:fyA7XQL4O

女「それは、聞けない」

八重歯「っ」

女「黒髪さんと付き合うのをやめろって……どうして? 納得がいかない」

八重歯「アイツはお前にとって危険なんだ……現に、金髪さんと仲違いする原因を作ったのもそうだ」
八重歯「終いには別家にも目を付けられた」ギリ…

女「……ごめん。明日は一緒に行けそうもない」

八重歯「女っ」

女「……八重歯のこと、嫌いになったわけじゃない」
女「でも、友達との縁は……切られない」

八重歯「……」
八重歯「…………」

八重歯「……で…………か…」ブツ

女「先に寝るな…」
女「……心配してくれて、ありがとう」

ガラッ

八重歯「…………て…………て…………て……」ブツブツ





291:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 02:33:56.74 ID:fyA7XQL4O

――…
チュン… チュン…

女「……ん…」ギチ
女「?」

ギチッ ギチッ

女「縛られて……」

八重歯「……」

女「……八重歯」ハァ
女「あのなあ……こういうことをしても無駄だって」

女「仕事には行かないといけないし、それよりも金髪さんに謝りに行くことすらできないぞ?」

八重歯「……」
女「……やーえ~ば」

八重歯「……謝りに行く心配はしなくていい」

女「……そうか、諦めてくれたk 八重歯『来てもらうから』

女「……?」

八重歯「金髪さんに、来てもらうことにしたから」
八重歯「あの後、夜中を走って行ってきたんだぞ」

女「…………なにを、言ってるんだ?」





294:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 02:41:51.60 ID:fyA7XQL4O

八重歯「……黒髪との心配はしなくていい」

女「怒らせたのは私だ。それは謝る」
女「けどこの仕打ちは無いんじゃないか? 無理矢理は酷い」

八重歯「女のためだ」

女「私のためを思うなら、これをほどいてくれないか?」

八重歯「……」

女「……八重歯、頼むから」
八重歯「アンタは、私の頼みを聞いてくれなかっただろ」

女「それとこれは別なんだよ……」ギチ

八重歯「……もう、失敗はしたくないんだ」ポロ

女「八重歯……?」

八重歯「…………ごめんな、女」

女「謝るな、謝るくらいならこれをほどけ」

八重歯「……ごめん…」

ガラッ
ザッ、ザッ、ザッ

八重歯「…………ごめん……」





301:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 02:55:55.90 ID:fyA7XQL4O

――――――………『八重歯ー?』
八重歯「ここに、いるぞ」

女「八重歯……仕事は?」
八重歯「今日は休みにするよ。女と一緒にいたいしな」

女「そっか、やった」
八重歯「……」ポロ
女「八重歯ー? どうして泣くんだ??」

八重歯「……いや、なんでもない…」グス
女「泣いてる」
女「なんで……」

八重歯「……ごめん…」
八重歯「最悪の、選択をしたんだ……」
女「? 意味がわからないよ」

八重歯「……そうだな」
八重歯「…………それと、」



八重歯「黒髪って子が、今日 村に来たんだ」
女「黒髪さん?」

女『……良い名前だね』ニコッ

     ‐END‐





302:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 02:56:41.23 ID:x+SSaf9x0

記憶消された?





303:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 02:58:51.96 ID:Tf5Zj1v50

ぽいね





315:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 03:14:46.15 ID:fyA7XQL4O

●●●〇〇〇〇●〇〇〇〇〇●〇〇●〇〇〇◆◇◇☆ □□□□□ ▽


――…

 目が覚めると、そこは緑に溢れていました。

 身体は濡れて、もちろん髪も濡れ……下着までびしょびしょです。

 川上を見やれば、遥か遠くまで続いており、ここが元いた場所とそう遠くないことを予想させた。

 そうか、なるほど。

 ウー~ッ! ウー~ッ!!

 けたたましい音が鳴り響きます。これは……サイレンでしょうか、いえサイレンです。
 ということは何かの合図であったりするのでしょうか。

 とりあえず、歩いてみましょう。

 上流には……向かいません。なぜなら下流の方へ切り開かれた道があるからです。近くの茂みを見れば原生している野草が気になりますが……

「……よしっ」

 気を引き締めて歩き出します。ここは知らない土地ではありません。
 おそらく――…



 ――…"隣の村"でしょう。





316:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 03:16:11.71 ID:DlLyyg2g0

お?





318:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 03:17:44.21 ID:Tf5Zj1v50

新展開きた!!!





319:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 03:18:21.35 ID:x+SSaf9x0

今回のバッドで隣の村きたか





321:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 03:22:45.21 ID:fyA7XQL4O

女「……む」
スッ

『いた?』
『いや、いないみたい……』
タッタッタ…

女「……今のは…?」
女「咄嗟に隠れましたが、誰かを捜しているみたいでしたね……」フム

女「とすれば……」

女「彼女達が来た道を辿れば人里があるということですね」

女「歩いていればまた誰かと出くわすかもしれません……」ベト…
女「……」

――…
女「はぁっ、はあ……」

女「もう少し……」

女「お風呂…お風呂……」

女「……あっ」
女「ありました、村です!」

『……あら、漂流者さんですか?』

女「?」





324:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 03:30:26.43 ID:fyA7XQL4O

女「貴女は……?」

『申し遅れました』
金髪『村の相談役……とでも言いましょうか。金髪、と申します』ニコ

女「はあ……」

金髪「……」キョロキョロ
金髪「私が、第一発見者でしょうか」ニコ

女「……はあ」キョロ…
女「…………私の、ですか?」

金髪「はい、貴女のです」ニコ
金髪「すみません、少し粗相をします」

女「?」

金髪「……」ジィ

女「……そんな、嘗め回すように見つめないでくださいよ」テレ

金髪「……」
金髪「どうぞ、村を案内します」シラ

女「?」

金髪「早くしてください」

女「……は、はあ…すみません」





332:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 03:39:07.32 ID:fyA7XQL4O

――…【庁舎】

女「……」キョロ
金髪「……以上が、この村で生活するにあたっての最低限守ってもらいたい事項です」

女「……」キョロキョロ
金髪「聞いてますか?」

女「あっ、はい!」
女「すみません。私ってば好奇心の塊みたいなもので……」

金髪「自分で仰いますか……」
金髪「まあいいでしょう。貴女にはウチで寝食を…」
女「あっ、結構です」

金髪「……」
金髪「それは……遠慮してなさるのかしら」

女「いえ。ウチに帰りますから」ニコ

金髪「……貴女…」
金髪「……記憶の方は…?」
女「?」
女「昨日の晩はお魚の煮付けに、大根の…」

金髪「献立を思い出せとは言ってません」
金髪「……」ハァ
金髪「あの脳足りん……」

女「?」





334:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 03:46:25.75 ID:fyA7XQL4O

金髪「となると……」
金髪「勿論、戻りたいですよね。元の…隣の村へ」

女「そうですね…でも」
女「もう少し観光してからにします」ニコ

女「隣の村には来る機会があまりありませんから」

金髪「……そうですか」
金髪「それでは、暫くの間でも構わないので何泊かしていくのはどうでしょう」ニコ

女「?」

金髪「もしかして早急に戻らないといけない理由でも……?」

女「いえ、私は村でもただの本喰い虫の穀潰しなので……」

金髪「食事と寝床はこちらで提供致しますので、観光。楽しんでいってください」ニコ

女「おー事務的スマイル」
女「では……お言葉に甘えますね」

金髪「……はい…」ニコ





336:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 03:53:24.46 ID:fyA7XQL4O

女「……うぅ、身体が冷える…お風呂お風呂……ん?」

ロリ『……』ニコ

女「あら可愛らしい」

ロリ「お姉さん。隣の村から来たんだって?」

女「はい。相談役の金髪さんには良い印象を与えられなかったみたいですが……」ハハ

ロリ「金髪さんは綺麗な人が好みだから……よっぽどの美人じゃない限り高印象、ってことは無いんじゃないかな」ニコッ
ロリ「お姉さんも十分可愛いよ」

女「お世辞まで上手なんて……よく出来た子です」ナデ

ロリ「ん……」
ロリ「私が村の案内をしてあげようか」ニコ

女「そうですねえ……」クシュンッ
女「……まずは、お風呂が先ですかね」ハハ

ロリ「それじゃあウチにおいでよ」

女「はあ……?」





337:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 03:59:34.32 ID:fyA7XQL4O

――…【ロリ 宅】

女「ここは……」ホエー

ロリ「私のお家。酒蔵やってるんだ」

女「ほう酒蔵……お酒は呑んだこと無いので興味深々ですが…」

ロリ「お風呂入ってる間に、お酒の用意はしておくからさ」

女「……この村の人は皆親切なんですねえ…」
女「ではまた、お言葉に甘えさせてもらいます」ニコ

ロリ「やった」
ロリ「じゃあ、お母さんに伝えてくるから。お風呂入っててねっ」
タッタッタ…

女「……はあ」
女「……お風呂には、どうやっていけば良いのでしょうか」キョロキョロ





340:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 04:03:52.23 ID:fyA7XQL4O

――…

女「良いお湯でした」ハァ

ロリ「お風呂にお酒を入れるとね、美肌効果もあるんだよっ」ニコ

女「そうですか……それは勉強になります…」

ロリ「はい、これがうちのお酒!」

女「……はあ、では…」チラ

ロリ母『……』

女「こちらはお母様で……?」ヒソ

ロリ「うんっ、そうだよ」
ロリ母「……どうぞ、ゆっくりしていってくださいね」ニコ

女「…………はあ」

――…

女「……ありがとうございました」ヒック

ロリ「また来てね~!」
ロリ母「お待ちしています~」ニコニコ

女「……」
女「…………怪しいな」ヒック





341:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 04:08:58.00 ID:fyA7XQL4O

女「好意的すぎるというか…親切すぎるというか……」ヒック
女「親切を疑うのは気が引けますが……」

女「……おや」

金髪『……』チャポン

女「釣りですか?」

金髪「っ」ビク
金髪「……あら、先ほどの」

女「村の中に流れてる川ですか……釣れますか?」

金髪「……見ればわかるでしょう」

女「……言われてみれば…空っぽですね」

金髪「……釣れずに帰るのは気が重いです」ハァ

女「……では、こうするのはどうでしょう」

金髪「?」

女「川に、魚籠改造したものを沈めて仕掛けておくんです」ニコッ

金髪「……魚籠…?」





343:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 04:11:40.04 ID:tJtYQQhx0

ここで魚籠がくるのか…





369:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 10:05:50.35 ID:bB4yXYfi0

少しずつ謎が解けたり増えたりってのはやっぱり面白いな





458:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 20:00:07.64 ID:fyA7XQL4O

女「私もよくやるんですよ」
女「仕掛けておけば釣るまでの時間を短縮出来ますし」ニコ

金髪「……そうですか」
金髪「やはり……それは、やめておきます」

女「どうしてですか?」

金髪「私は、釣りが好きなので」ニコ
金髪「その過程を省いた行為に魅力は感じられません」

女「……そうですか」
女「ですが見栄を張ることは出来ますよ?」

金髪「っ……」

女「釣りは釣り。釣れない時には仕掛け魚籠。混同させるつもりは私も毛頭ありませんので」ニコ

金髪「……」

金髪「…………ーん」ムム

女「……ほら、意地を貼って見栄張れず。では格好が付きませんよ」

金髪「……」
金髪「……わかりました」

女「では?」

金髪「助言。聞き入れることにします」フゥ





467:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 20:11:41.64 ID:fyA7XQL4O

――…

女「他の酒蔵三家……ですか?」

ロリ「うん、紹介してあげるよ」ニコッ

女「それは見聞を広められる良い機会なので……ありがたい提案です」
女「酒蔵三家とまで呼ばれるほどの酒蔵。簡単に他人を招き入れてくれるでしょうか?」

ロリ「大丈夫だよ。私が頼むんだしー」

女「そうですか……」
女「ではまたまたお言葉に甘えさせていただきます」ニコ

――…

\ドーン/

女「ほお……」

ロリ「私の家よりまだ少し大きいでしょ? ここが三家の内の一家」

女「きな臭い匂いがします……私の探偵勘がそう告げています」ムゥ





471:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 20:18:32.08 ID:fyA7XQL4O

ロリ「すみませーん」
ドンドン

女「この村には呼び鈴が無いんですか?」

ロリ「まあ……ちょっとした理由があってね」

ロリ「すーみーまーせ~ん」

ドンドン

女「あの……いま人が向かっている最中かもしれませんし」アセ

ロリ「勝手しったるなんとやらってね」
ロリ「仲が良い私はある程度好きにやってもいいんだよ~」

ドンドン

女「完全に言葉の使い方を間違ってますよ……」

『はいはーい、いま出ますよー』
ガチャッ

女「あっ」
女「はじめましてっ」ペコ

『……』


ポニテ『……はじめまして』ニコ





477:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 20:28:57.62 ID:fyA7XQL4O

ポニテ「はじめまして、漂流者さん」ニコ

女「は、はじめまして……」

ロリ「……なにをキョドってるの?」

女「いやー……ここは若い女性ばかりの村ですが、綺麗な人が多いなー…と」ヒソ

ロリ「ポニテさんで狼狽えていたら、あの暴れん坊には会わせられないよー?」ハァ

ポニテ「……では早速、中へどうぞ」

女「あっ、ハイ!」

ロリ「うーん……敬語二人に挟まれるのは新鮮かも」

――…

ポニテ「漂流者さんは、記憶があると聞いたのですが?」

女「? ありますよね、普通……」

ポニテ「…………それもそうですね」クス

ロリ「隣の村のことを教えてもらえるのも新鮮だよ? ポニテさん」ニコ





478:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 20:37:20.22 ID:fyA7XQL4O

ポニテ「ロリさんといつもご一緒されているみたいですが…」
ポニテ「……イタズラなどされてませんか?」ニコ

女「いや……今のところは」

ロリ「この先も何もないよ……」ジー
ロリ「三家の内の二家と一緒って、あまり無いことだからね」ウンウン

女「そうなんですか……」ホウ

ポニテ「……では、更に貴重な一日にしましょうか」

女「?」

ポニテ「彼女ひとりと会うだけで貴重と言えますが」ニコ

ロリ「まさか……」

ポニテ「そこの、襖を開けてみてください」ニコ

女「……?」

女「はあ、わかりました……」

スゥッ…

『……ん? おお、来たか』ニッ

女「……?」





484:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 20:47:11.71 ID:fyA7XQL4O

ポニテ「酒蔵三家、身内では別家と呼ばれていますが……」

ロリ「お嬢様だね」

お嬢『お嬢でいいよ』
お嬢「警備担当とでも思っておいてね」ニッ

女「…………」

お嬢「? どうしたんだ??」

ロリ「ああ、この子。綺麗な子に会うと思考が一時停止しちゃうんだ」

お嬢「なんだソレ。面白いな」

女「……あっ」
女「は、はじめましてっ」ペコッ

女「少しの間、お世話になります」

お嬢「……ああ、畏まらなくていいよ」
お嬢「違反さえしなければ私もただの一村民だからな」ニッ

女「はあ……」

ポニテ「どの口が言うんですか……」ボソ





491:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 20:54:52.81 ID:fyA7XQL4O

お嬢「さあて、なにかこの村について聞きたいことはある?」

女「そうですね…」
女「……まずはまとめ役らしい金髪さんのことについて」

お嬢「ええと……質問はいくつくらい想定している?」

女「70ほど」

お嬢「……わるい、3つくらいまでにしてほしい」

女「……そうですか」
女「では、質問する順番を変えます」


女「どうして聞かれてもいないのに質疑応答から始めるんですか? まるで情報を流したいようにしか見えませんが」

お嬢「……そうだね」

ロリ「……」ウーン

ポニテ「……」ニコ

お嬢「…………どこから話そうか」

女「……」





493:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 21:04:56.65 ID:fyA7XQL4O

お嬢「まどろっこしいのは性じゃないんだ」
お嬢「率直にいうよ?」

お嬢「私たちの謀に組みして欲しいんだ」

女「はかりごとに……?」チラ

ロリ「……まだ早すぎると思うんだけどなー」

ポニテ「期間は限られています。これもまた巡り合わせということで」

お嬢「引き合わせたのはポニテだろうに……」

ポニテ「では、私から話をさせてもらいますね」

女「……」

ポニテ「村の前時代的な風習を打壊しようと 女「ごめんなさい」ペコ

ポニテ「……」パチクリ

お嬢「ポニテが面喰らってる……」クク

ポニテ「……五月蝿いです」ジィ

ポニテ「それは……どうしてでしょうか?」ニコ

女「危険そうだからです」





497:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 21:12:00.16 ID:fyA7XQL4O

女「私、危ない橋は渡らないようにしているんです」
女「鉄橋を叩いて渡らないというやつです」ニコ

ポニテ「……そうですか」
ポニテ「それでは、仕方ありませんね」

女「意外と、簡単に引き下がっていただけるんですね」フム

ポニテ「貴女からは信念というものが感じられるので、これ以上は無駄と判断しました」フフ

お嬢「交渉決裂かー、まあしゃあないか」
お嬢「じゃあ、他の質問。聞かせて?」ニッ

女『貴方、おかしいですよ』

お嬢「……」パチクリ

ロリ「今度は自分が面を喰らってる……」クク

お嬢「うるさいぞロリ」
お嬢「おかしい……というのは?」

女「言動や口調から、同一の人格というものが見えてこないんです」
女「解離性か……他のなにかでしょうか」

お嬢「……」
お嬢「賢いな。是非に仲間に入れておきたい」ウーム





499:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 21:17:20.61 ID:fyA7XQL4O

お嬢「にしても『おかしい』は酷いな」
お嬢「これでも傷付く心を持ってるんだけど」ハァ

女「すみません、つい」アセ

お嬢「……そうだな…」
お嬢「危険だな」

ポニテ「危険ですね」

ロリ「超危険」

女「?」
女「なにが… ロリ「なら仕方ないよね」

ポニテ「仕方ありませんね」

お嬢「仕方ねえ」


お嬢「っつうワケで…」
お嬢「……少しお時間いただきますね」ニコ
ガシッ

女「?」

ズルズルズルズル

女「??」





506:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 21:25:52.49 ID:fyA7XQL4O

――…

女「……強制的に暗室へと連れてこられたワケですが」

『なに、今度はこちらが質問する番といいことで』

女「……私はまだ2つほどしか質問していませんけど」

『細かいことは気にするな』
『助手として、うちのメイドを付けてあるから』

女「?」
ガシッ

メイド『お嬢様の命令なので。ご容赦ください』

女「……」
女「では、私の質問が先… 『後でな』

女「……私の知的好奇心が早く知りたいと警鐘を鳴らしているんですが」
女「知ってますか? 好奇心でヒトは死ねるんですよ?? 二重の意味で」

メイド『……覚えておきます』

『威勢が良いのは大好きだぞ』


『じゃあ、質問…………始めるね』クス





511:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 21:39:48.19 ID:fyA7XQL4O

『協力する気は?』
女「ありません」
女「が、現状がこのまま悪化するようなら従いますよ」プイ

『そう拗ねるな』ハハ
『そうだな……では質問だ』

『この村から無事に出ることが出来ると思うか?』
女「いまの質問で確信しました。おそらく出られないのでしょう」

『……質問を変える』
『この村の事はどこまで知っている?』
女「そうですね……」
女「憶測の域を出ませんが、」

女「一つ。記憶弄くる方法が確立されている。もしくはそれを実行する施設がある」
『……』

女「二つ。金髪さんはおそらく悪側の人間でしょう」

女「そして、お嬢さん。貴方も」
『…………』

女「3つ。この村には… 『ちょっと待て』
『いくつまであるんだ?』
女「とりあえず20ほど」

『……よし、わかった』
『出鱈目に出来が良いおつむのようだ。私以上だな』
女「……?」





513:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 21:43:09.70 ID:/IijjDjS0

やはり記憶操作の方法は確立されてるのか





515:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 21:49:23.49 ID:fyA7XQL4O

『……おそらくだが』

『このままいくと、お前は記憶を弄くられる。もしくは、死ぬ』

女「……」

『それでも、いいのら開放する』
女「……このまま捕まっていた場合は?」

『無期限に隔離だな』

女「……」ウーン
女「では出ていきます」ニコ

女「まだまだ知りたいことはありますし」
『……』

お嬢「なるほど。たしかに手元に置いておくには惜しい人材だ」
女「はは……誉めてもらえると照れますね」

お嬢「気が変わったら私のところへ来い」
お嬢「いつでも話を聞いてあげるからね~」

女「……こわいですね」
女「貴方が、誰よりも不気味です」

お嬢「……嫌われたかしら?」
女「距離をおきたいだけです」ニコ

お嬢「遠回しな言い方をするならハッキリ言ってくれ」ハァ





519:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 21:59:58.79 ID:fyA7XQL4O

――…
―…



女「……この村に来て数週間が経ちました」

女「山を登れば元いた村に戻ることが出来ると思うんですが……」

女「……」

女「それに、今日は大事な一日です」

女「金髪さんとお嬢さんの談合に、参加出来るとのことです…」

女「……一体、なにが話し合われ、なにが起こるかは想像がつかな…」

女「……いえ。自分まで騙してなんの意味があるのでしょうか」ハァ

女「大体把握しました。そして…」

女「……おそらく、今日が――…私が生きていけるかどうかの分水嶺なのでしょう」

女「……そうだ」ポン

女「良いことを思い付きました」ニコ





529:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 22:20:38.31 ID:fyA7XQL4O

   まだ見ぬ新しい住人へ。

 私は、隣の村から流れついた者です。

 金髪さんの勧めにより、この村で生活することを決め――…

 ――…そして、出る事が叶っていません。


 この村には秘密が複数存在します。

 まずは、『記憶を消す。植え付ける方法が存在している』こと。

 これは川辺に原生している植物や、ある催眠方法によって可能とされています。

 豆知識ですが、記憶を消すのと新しく植え付けるのは……どちらが簡単だと思いますか?

 ……答えは、新しく記憶を植え付けることです。

 『ショッピングモールの迷子』という実験はご存知でしょうか?

 これは、……ああ、悪い癖が出ました。これは今はどうでも良いことでしたね。

 次は、風土病についてです。

 この地に土着しているウイルスにより、男性は死に至ります。

 副作用といいますか……勿論、女性にもある弊害が出まして。その弊害というのが…――……

 ……以上が、私がこの数週間で入手した情報です。

 この手紙を読んでくれている貴方の助けになることを祈っています。

 それと、最後に……もし私が記憶を消されてしまった時のために、私の身体的特徴を記しておきます。

 もし、村で該当する人物を見つけたら話しかけてみてください。

 それが、記憶を無くしている私であっても、無理に関わらないでください。

 ただ一言、こう伝えて欲しいのです。『――…

 長くなりましたが、ここまでです。貴方の幸せと、私の生還を願って。

      ――…白髪より。

女「……よし」
女「あとはこの手紙を……床下の倉庫にでも隠しておきましょう。悪い人に探索された時に見つかってはいけません」
女「これで……よし」

女「それでは…………行ってきます」ニコッ

     ‐END‐





533:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 22:23:12.17 ID:/IijjDjS0

あの紙か
やっぱ前遭難者が残したものだったか…





534:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 22:23:46.30 ID:yYAxB2Yz0

なんか感動した





543:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 22:28:52.26 ID:jpVJNslG0

紙って酒を隠そうとしたときに出てきた紙か
完全に忘れてた





547:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 22:33:45.91 ID:vhSdyf0Q0

白髪っていうと相対的に黒髪が連想されるな





549:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 22:35:30.32 ID:Eyi0fyez0

白髪は新キャラ?
それとも八重歯=白髪って思わせる>>1のミスリードか





531:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/02/20(月) 22:22:30.31 ID:Tf5Zj1v50

今回はこれにて終了。続きを

   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>   ゆっくり待っていてね!!!   <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ








  

【 関 連 記 事 】


最後の過去編は◆に該当する話なのかな??それ以外の話がどこで分岐してるのか、わから~ん。全部作者が最初に言ってように村の規則を教えてもらった直後から始まってるのかな??
[ 2012/02/25 13:58 ] [ 編集 ]
続きだ!早く続きをよこせ!
[ 2012/02/25 19:17 ] [ 編集 ]
ようやく気付いた
”女”が複数いたとは……
ループものかと思っていたぞ
[ 2012/02/26 23:34 ] [ 編集 ]
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