渋谷凛「プロデューサーってけっこうだらしないよね」

4：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 15:33:52.35 ID:W8qHOZBZ0

凛「この前なんか穴の空いた靴下履いてた」

奈緒「うわっ、それはひどいな」

加蓮「Pさんはそういうところがダメだよね」

凛「あの様子だと結婚なんかできないよね」

奈緒「結婚どころか彼女ができるかも怪しいだろ」

加蓮「私、Pさんみたいな人ムリだなぁ」

凛「うん。だらしない男の人ってなんか嫌だよね」

奈緒「そうだな。まともに料理もしない人はなぁ」

3人「……」





6：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 15:39:18.66 ID:W8qHOZBZ0

加蓮「きちんとした食生活しないとすぐ健康に響くからね」

奈緒「だよな。3食カップ麺はさすがにないよな」

凛「そうだよね」

凛「仕方ないから私がお弁当つくってきてあげよ」

奈緒加蓮「「えっ…？」」





7：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 15:47:04.58 ID:W8qHOZBZ0

凛「ん、なに？」

奈緒「いやいや、なんで凛がPにお弁当つくるんだ？」

凛「プロデューサーがしっかりとした食事とらないからだけど」

凛「プロデューサーが病気になったら私たちに迷惑かかるし」

加蓮「ちょっと待って。それは変だよ」

凛「え、なんで？」

加蓮「だって手作りでしょ？お弁当って手作りでしょ？」

凛「うん。手作りだよ」

奈緒「それはおかしいよな」

加蓮「そうだよ。好きでもない人に手作りのお弁当渡すなんておかしいよ」





9：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 15:52:27.95 ID:W8qHOZBZ0

凛「そう？」

奈緒「ああ。きっとPのことだから手作りのお弁当もらったら勘違いするぞ！」

凛「あー…」

加蓮「ぜったい凛がPさんのこと好きだって勘違いするよ！」

凛「……」

奈緒「そうそう。だからお弁当はやめとけって」

凛「…そう、だね」





10：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 15:56:36.75 ID:W8qHOZBZ0

3人「……」

奈緒「Pの部屋って散らかってそう」

凛「あー、分かる」

凛「靴下とか脱ぎっぱなしにしてるよぜったい」

加蓮「たしかにあまりキレイには整頓されてなかったなぁ…」

凛奈緒「「え…？」」





12：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 16:02:46.09 ID:W8qHOZBZ0

加蓮「ん？」

凛「なんか、実際にプロデューサーの部屋を見てきたみたいに聞こえたんだけど」

加蓮「行ったことあるよ」

奈緒「…なんでPの部屋に行ったんだ？」

加蓮「収録の帰りに近くだからって寄ったんだ」

加蓮「それで少しだけ上がったの」

凛「…2人っきりで？」

加蓮「2人っきりで」

凛「……」





14：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 16:07:24.39 ID:W8qHOZBZ0

奈緒「…変なことされなかったか？」

加蓮「されなかったよ」

凛「……というか部屋に誘われるって」

凛「もしかしてプロデューサーは加蓮に気があるんじゃない？」

加蓮「え、そ、そうかな？」

奈緒「…少なくとも嫌いなやつを部屋には上げないよな」





15：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 16:11:28.58 ID:W8qHOZBZ0

凛「災難だね。あんな人に狙われて」

加蓮「あ……う、うん」

奈緒「あんなやつに狙われたらあたしは耐えられないなー」

加蓮「……うん」





11：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 15:57:18.30 ID:0kt8244YO

ジャブの応酬





13：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 16:05:09.89 ID:eF3YtTk10

おおコワいコワい。
俺この空気の横で飯食う勇気ないわ。





17：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 16:14:31.36 ID:W8qHOZBZ0

奈緒「あ、Pから電話だ」


凛加蓮「「…！！」」





18：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 16:20:57.13 ID:W8qHOZBZ0

奈緒「もしもし…」

奈緒「うん。そうだぞ」

奈緒「うん…うん…」

奈緒「あー…はいはい。分かった」

奈緒「え…！！そ、そんなのいいって！！」

奈緒「べ、別に喜んでねぇよっ！ほんとだからなっ！」

奈緒「違うってば！」

奈緒「あー！もう！わかったよ！好きにすればいいだろ！」

奈緒「うん。それじゃ…」

奈緒「あ…！まって…！」

奈緒「えっと……」

奈緒「あ、ありがと…」

奈緒「う、うるさいな！じゃあな！」

凛加蓮「「…………」」

奈緒「まったく…」





22：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 16:31:06.59 ID:W8qHOZBZ0

奈緒「ん？どうしたんだ2人とも？」

加蓮「Pさんなんて言ってたの？」

奈緒「この前の単独ライブ成功祝いにケーキ買ってきてくれるらしい」

凛「ふーん…そうなんだ…」

加蓮「…よかったね」

奈緒「よくねぇよ。ほんと困るんだよなぁ」

奈緒「あ、あんな人からケーキ貰っても嬉しくないっていうか…」

凛「奈緒、うれしそうにみえるけど？」

奈緒「え！や、やめてくれよ！そんなわけないだろ！」

加蓮「…奈緒ってPさんのこと好きなの？」

奈緒「は？ちがうちがう！そんなことないって！」

凛「…ふーん」

加蓮「……」

奈緒「誰があんなやつ！だらしないやつは嫌いなんだ！」





25：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 16:39:23.18 ID:W8qHOZBZ0

ﾀﾀﾞｲﾏﾓﾄﾞﾘﾏｼﾀｰ

奈緒「…！！」

加蓮「あ、Pさん帰ってきたみたいだね」

凛「そうだね」

奈緒「……」ｿﾜｿﾜ

加蓮「奈緒、そわそわしてどうしたの？」

奈緒「な、なんでもねぇよ！」

凛「ふーん」

奈緒「なんだよ！その目は！なんでもないってば！！」





27：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 16:48:18.72 ID:W8qHOZBZ0

3人「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

加蓮「…Pさんの買ってきたケーキおいしいね」

奈緒「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

凛「…うん。ちゃんと私たちの好みに合ったの買ってきたんだね」

奈緒「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

加蓮「えっと…り、凛の少し貰ってもいい？」

凛「あ、うん。どうぞ」

奈緒「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

加蓮「あ、ありがと。うわぁ、凛のもおいしいね！」

凛「そ、そうでしょ？」

奈緒「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

凛加蓮「「……」」





28：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 16:50:39.98 ID:WubC62Cqo

ひええ…





29：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 16:55:42.19 ID:W8qHOZBZ0

奈緒「……Pも一緒に食べるのかと思ってた」

凛「仕事だ。って会議室に篭っちゃったね…」

奈緒「…Pは本当にこういう所がダメだよな」

奈緒「あたしのお祝いだって言ったのにケーキ渡すだけとか……」





30：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 16:59:45.36 ID:W8qHOZBZ0

加蓮「…なに？Pさんにちゃんと祝ってもらえなくてさみしいの？」

奈緒「ちょ、ばっ、ちげーよ！！」

凛「ふーん」

奈緒「凛もその目をやめろ！」

奈緒「そんなんじゃないってば！！」





35：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 17:14:59.74 ID:W8qHOZBZ0

ﾘｰﾝ！

凛「…！」

奈緒「Pのやつ凛のこと呼んでるな」

凛「そうだね」

加蓮「……なにしてんの？手鏡で髪なんかチェックして」

凛「べつに…ちょっとゴミが付いてたから」

奈緒「…なんで第2ボタンまであけてるんだ？」

凛「べつに…ちょっと暑いから」

加蓮「…ボディミスト付け直してるのはなんで？」

凛「べつに…ちょっと乾燥してるから」

凛「よし…」

凛「ほんとは行きたくないけど仕方ないから行ってくるね」

奈緒「あ、ああ…」

加蓮「……」





36：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 17:19:31.41 ID:wUeOTRJAo

ああ、あれ？本当は行きたくないんですよね？





38：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 17:22:58.16 ID:5zFJgazpo

これはどうみても本当は行きたくなさそう（棒





39：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 17:33:13.90 ID:W8qHOZBZ0

凛「ただいま！！」

加蓮「え…」

奈緒「お、おかえり…」

凛「ふふ、2人ともどうしたの？変な顔してるよ？」

加蓮「あ、うん…」

奈緒「あ、ああ…」

凛「アイドルは笑顔が基本なんだから」

凛「そんな顔してちゃダメだよっ！」

奈緒加蓮「……」





40：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 17:37:43.12 ID:W8qHOZBZ0

加蓮「えっと……凛、なにかあったの？」

凛「え？なんでそんなこと聞くの？」

凛「ふふ、へんなの」

奈緒「いや…だって…」

加蓮「…かつてないほど上機嫌だから」

凛「そんなことないよ。いつも通りのしぶりんだよ」

奈緒「どうみても上機嫌じゃん…」





45：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 17:54:40.09 ID:W8qHOZBZ0

加蓮「あ、もうこんな時間か…」

凛「ほんとだ」

奈緒「そろそろ帰るか」

加蓮「そうだね。凛、私のカバンとって」

凛「はい。奈緒のも、はい」

奈緒「お、ありがと」

加蓮「よいしょっと」

奈緒「うわ、よいしょってなんか年寄りみたいだな」

凛「ふふ、そうだね」

加蓮「ちょっと！ひどくない？」ﾋﾗｯ

加蓮「あ……」





46：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 17:58:56.33 ID:W8qHOZBZ0

凛「ん…？」

加蓮「凛！それ拾わなくていい…」

凛「なにこれ？」

奈緒「ん、なんだ？」

加蓮「あ、ちょ、見ないで…！」

凛「……」

奈緒「…加蓮、これってプリクラだよな？」





47：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 18:02:49.65 ID:W8qHOZBZ0

加蓮「え、そうかな？ちがうんじゃない？」

凛「どう見てもプリクラだね」

凛「プロデューサーと加蓮の2ショットプリクラだね」

奈緒「しかも腕組んでる…」

加蓮「え、えっと…それはPさんが撮ろうって無理矢理…」

凛「ふーん」

加蓮「……」

凛「…これ。加蓮から腕絡めてるように見えるけど錯覚かな？」





50：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 18:18:23.51 ID:W8qHOZBZ0

加蓮「え？あ、ほんとだ。私が腕絡めてるみたいに見えるね」

加蓮「光の加減でそう見えちゃってるのかな？」

奈緒「…この加蓮すごくいい表情してるな」

凛「そうだね。好きな人とプリ撮れて幸せって顔してるね」

加蓮「こ、これは…」

加蓮「あ、ほら！アレだよ！今度ドラマに出るからそれの練習っていうか……」

加蓮「と、とにかくそんな感じ！」

加蓮「Pさんとデートした帰りとか私からプリ撮ろうって誘ったとかそんなんじゃないから！」

奈緒「ふーん」

凛「へーそーなんだー」

加蓮「……」





54：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 18:28:27.73 ID:W8qHOZBZ0

3人「……」

凛「…あのさ」

奈緒「…なんだ？」

凛「この際だからハッキリさせとこうと思うんだけど」

加蓮「う、うん…」

凛「奈緒はプロデューサーのこと好きじゃないんだよね？」

奈緒「…あ、ああ！誰があんなやつ好きになるかよ！」

凛「うん」

凛「で、加蓮は？」

加蓮「……わ、私もPさんはちょっとないかなーなんて…」

凛「そっか」

凛「そうだよね」

凛「あんなダメダメプロデューサーのこと2人が好きになるはずないよね」

奈緒「そ、そうだよ。ないない」

加蓮「そんなことありえないよー」

凛「私はプロデューサーのこと好きだよ」

加蓮「え……？」

奈緒「は……？」





56：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 18:30:49.44 ID:bllfWnyAo

流石しぶりん





58：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 18:31:06.70 ID:bllfWnyAo

流石しぶりん





59：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 18:31:35.70 ID:bllfWnyAo

流石しぶりん





60：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 18:32:09.28 ID:llehXF9uo

何回レスすんだよ





62：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 18:43:05.03 ID:W8qHOZBZ0

加蓮「え、な、なに言ってんの…？」

凛「プロデューサーとしてじゃなくて男の人として好き」

奈緒「お、おい…」

凛「この気持ちプロデューサーに伝えるつもりだよ」

加蓮「ちょ、ちょっと待って…」

奈緒「そ、それは、おかしいんじゃないか…？」

凛「なんで？」

奈緒「えっと…その…」

凛「どっちにしても、プロデューサーのこと好きじゃない2人には関係ないよね」

加蓮「そ、それは…！」

凛「私はもう決めたから」

凛「じゃあね」

加蓮「……！」





63：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 18:45:46.87 ID:W8qHOZBZ0

奈緒「お、おい。凛、ほんとにプロデューサーのとこに行っちゃったぞ…」

加蓮「……」

奈緒「ど、どうすればいいんだよ…」

加蓮「…私たちもプロデューサーのとこ行こう」

奈緒「あ、ああ。そうだな…！」





65：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 18:53:36.60 ID:W8qHOZBZ0

凛「…………」

加蓮「あ、あれ…？」

奈緒「り、凛…！プロデューサーのとこに行ったんじゃ…」

凛「…………」

奈緒「ん、あれは……」








ちひろ「じゃーん！私からのプレゼントです！」

ちひろ「プロデューサーさんのことなら何でも知ってるんですからね♪」





68：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 19:03:05.68 ID:W8qHOZBZ0

凛「…………」

加蓮「ぷ、プロデューサーさん、ちひろさんと仲良さそうだね…」

奈緒「……ああ」

凛「…………」

奈緒「り、凛……？」

凛「…私、ちひろさんに話があったの思い出した」

加蓮「え…」

凛「時間かかるから2人は先に帰っていいよ」

奈緒「え…いや、でも…」

加蓮「な、奈緒！一緒に帰ろ！」

奈緒「あ、うん」

加蓮「じゃ、じゃあね。凛」

凛「うん」











凛「ちひろさん、ちょっといい？」





73：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 19:15:01.84 ID:W8qHOZBZ0

これでおしまいです。
ありがとうございました。

あとでhtml依頼だしておきます。





74：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 19:17:38.21 ID:TcSmGbUKo

乙。
あの、ものすごく不安な終わり方なんですが凛は…





75：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 19:19:51.32 ID:hfKJ4K/DO

女性関係にだらしないヤマタノオロPの話かと思いきや





77：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 20:30:57.24 ID:kaKXZ5lto

乙

ちひろさんは無事なんですよね…？





78：以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします：2014/03/06(木) 20:42:33.55 ID:cx37E3IPo

ひっ…………

元スレ：渋谷凛「プロデューサーってけっこうだらしないよね」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394087065

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