*・゜゚・*:.。..。.:*・゜ SS 総評 ・*:.。. .。.:*・゜゚・*
【まおゆー@管理人】
いつも元気な響だからこそ、急に寡黙になるとビックリするというか。
何か病気でもしたのではないかと。オマイラもいきなりのイメチェンには注意を乙。
1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:00:56.63 ID:2Vv9xLlzo
チャッ
響「……」
響「……」スタスタ
P「えっと、今日のスケジュールはっと…」カタカタ
響「……」
P「ん…うおっ!?ひ、響!?」
響「……」
P「来てたのか…声かけてくれればいいのに」
響「……」
P「?」
2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:02:41.44 ID:2Vv9xLlzo
P「響?どうしたんだ、なんか今日は随分とおとなしいな」
響「……」スタスタ
P「聞こえてるのか?」
響「……」ストン
P「(ソファに座って)」
響「……」ゴソゴソ
P「(カバンの中いじって、何か探してるのか)」
響「……」ペラペラ
P「(本を取り出して読み始めた…)」
3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:04:54.71 ID:2Vv9xLlzo
響「……」ペラ
P「な、なあ響」
響「……」チラッ
P「(なんて冷たい視線なんだ…ほんとに響なのか?)」ゾクッ
響「……なに」
P「へっ、あ、あのですね、どうして全然喋らないのかなーと思いまして」
響「……」ジー
P「ほ、ほら、いつもの響ならまず元気にあいさつをだな…」
響「……おはようございます」
P「お、おう…」
響「……」ペラ
P「(なんなんだ一体)」
4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:07:02.94 ID:2Vv9xLlzo
P「(何か嫌われるようなことしたっけ…)」
P「(それとも、これが反抗期ってやつなのか)」
P「あのー…もう一つ聞いてもよろしいでしょうか」
響「……なんですか」
P「(で、ですか?さっきから響が俺に対して敬語を使っている…)」
P「なにか、怒ってます?」
響「……?」
P「違いますか」
P「(頼む、だれかこの雰囲気を変えてくれえ!)」
ガチャッ
P「(お?)」
5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:08:01.08 ID:2Vv9xLlzo
真美「やっほ!」
P「真美ぃぃ!」
真美「どうしたの兄ちゃん、そんなに慌てて」
P「響がおかしくなっちまったんだ」
真美「ひびきんが?どんな風に?」
P「見てもらえればわかる」
真美「ふーん…」
響「……」ペラ
真美「本読んでるだけじゃん」
P「それはそうなんだが…」
6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:08:57.81 ID:2Vv9xLlzo
真美「ひびきーん!おはよ!」
響「…おはよう」
真美「ん、なんか元気ないね」
響「……そんなことない」
真美「そ、そう…」
響「……」ペラ
真美「なに読んでるの?」
響「…秘密です」
真美「(で、です?なんで敬語?)」
7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:09:46.54 ID:2Vv9xLlzo
真美「に、兄ちゅぁん…っ!」ウワーン
P「わかってもらえたか」
真美「あんなのひびきんじゃないよ!ぜんっぜん元気ないし!」
P「ああ、おかしいな」
真美「それに、真美に敬語使ったよ?」
P「俺にも使ってた」
真美「兄ちゃんにも!?兄ちゃんに敬語とかありえないっしょー」
P「ま、まあ…それは、本来ありえるべきなんだけどな…」
真美「え~?だって兄ちゃんだよ?」
P「……俺ってそんなにダメな人間?」
8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:11:19.26 ID:2Vv9xLlzo
真美「うあうあ~!そんなことよりひびきんだって!」
P「そうそう、俺のことはどうでもいいの」
真美「なんだか、いよーなふいんきを出してたよ」
P「ふんいき、な」
真美「あ~それそれぃ」
P「けど、なんだかおしとやかと言うか…上品に見えて、あれはあれでいいかもしれん」
P「清楚な美少女って感じがするよ」
響「……」ピクッ
真美「(あ、反応した)」
真美「お姫ちんみたいな感じ?」
P「それに近いな」
P「いつもの、元気でかわいい響もいいが、こういうのもいけるんだな」
響「……」チラチラ
真美「(あ、こっちチラチラ見てる…ちょっと顔も赤くなってるよ)」
9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:12:08.58 ID:2Vv9xLlzo
真美「……」ジー
響「……」チラ
真美「……」ジー
響「……!」
真美「にやにや」
響「……っ」ペラペラペラペラ
真美「(んっふっふ~、どうやらいつものひびきんが見え隠れしてきましたな~)」
真美「ねえ、ひびき~ん」
響「……な、なんですか」
真美「なんで、敬語なのさぁ~」
響「……」ペラ
真美「あー!無視するなぁ!」
10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:13:24.57 ID:2Vv9xLlzo
真美「無視するやつには……こうだぁ~!」コショコショ
響「ひゃあ!?」
真美「おっ、変な声でた!いつものひびきんにもどるまでやめないよ~!」コチョコチョ
響「……ぅっ…プフッ…」
真美「ほほう、けっこう耐えますなぁ」コショコショ
響「……ウヒヒ……クフフ…」プルプル
真美「それそれぇ~!」コチョコチョ
響「うぁっ!?…もっ…や、やめっ…」
真美「ん?なにかいったかね?」コショコショ
響「……ぷ、ぷははははっ!!じ、じぶんのまけだぞぉっ!ひひひひひっ!!!」
真美「あ、いつものひびきんだ」
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:14:10.21 ID:2Vv9xLlzo
P「でかしたぞ真美!」
真美「まあまあ、真美にかかればひびきんなんて、いちころだよー」
響「うう、くすぐりは卑怯だぞ!」
P「なあ響」
真美「ねえひびきん」
響「うっ…な、なに」
P「どうしてあんなキャラを演じてたんだ?」
真美「教えないと、もっかいくすぐりの刑だかんね!」
響「それだけは勘弁してぇ!!もぅ……」
響「うう、これだぞ……」
P「ん?これって」
真美「ひびきんが、さっきまで読んでた本?」
13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:15:22.50 ID:2Vv9xLlzo
響「それ、自分が最近読んでるラノベなんだ」
真美「ラノベ?」
P「ライトノベルの略称だな、ようは小説だ」
真美「ふむふむ。それで、なんであんなことになるの?」
響「……それは…その……かっこよかったから…」
P「えっ?」
響「こ、この本に出てくるヒロインが寡黙な子で!だ、だから自分も真似してみようかなーって…あははは」
真美「えー!なにそれ~!」
P「そんなことだったのか…」
響「うっ…笑いたかったら笑えばいいさー!」
14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:16:33.53 ID:2Vv9xLlzo
P「笑うって言うか、呆れたよ…」
真美「これはちまたで言う、中二病ってやつですな」
響「うぐぐ……あっ、そうだ!」
響「プ、プロデューサーなんて途中から自分に敬語使ってたんだぞ!」
P「ぎくっ」
響「あの時は笑いをこらえるのに必死だったぞ」
P「お前があんな冷たい視線を向けるからだ!」
響「ふーん、こんな感じか?……」ジー
P「ひええええ!や、やめろって!」
真美「うあうあ~!怖いよひびきん!兄ちゃんが敬語使っちゃうのも、うなずけるよ~!」
響「ふっふっふ~、自分も怖いぞ!…自分の才能が!やっぱり自分は天才だなっ!」
P「すぐ調子に乗る…」
真美「やっぱりひびきんはひびきんだねぇ」
響「ん?何か言ったか?二人とも。褒め言葉ならなんでも聞くぞ!」
15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:18:13.76 ID:2Vv9xLlzo
P「しかし、ほんとにいい演技だったな響」
響「そうでしょそうでしょ!むふふっ~、もっと褒めてよ~!」
P「へいへい」ナデナデ
響「えっへへへへ……♪」
真美「むむむ……」
響「どうしたんだ?真美」
真美「ひびきんっ!真美にもその、ラノベ?っての一冊貸してよー!」
響「へっ?べつにいいけど……真美が読んでもおもしろくないかも」
真美「いいからぁ!このカバンの中だねぃ…って、うわっ、なんでこんなにいっぱいもってんの」
響「仕事まで時間つぶすつもりだったからね」
真美「んん~まあてきとうでいいや!んじゃあねぇ~……これ!借りてくね!」
響「ちょ、ちょっと!真美!」
P「行っちゃったな…」
響「行っちゃったぞ…」
16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:19:52.44 ID:2Vv9xLlzo
ガチャッ
真美「おっはよー!兄ちゃん!」
亜美「おはおは~!今日は亜美もいるかんね」ヒョイ
P「おう、おはよう」
響「おはよーっ!亜美!真美!」
真美「あっ、ひびきん!昨日借りたの返すね」
亜美「なに借りたの?」
真美「んっふっふ~、そうだねぃ……」
響「あっ…これ…」
真美「真美の妹がこんなに可愛いわけがない!」
亜美「へっ?」
P「はい?」
おわり
17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:27:12.82 ID:2Vv9xLlzo
短いですけど終わりです
特に何かキャラを意識して書いたわけじゃないです
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:47:24.47 ID:GaAQaabno
僕も響きに冷たくあしらわれたいです
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 07:51:34.58 ID:JdVLvcfG0
臭そう
22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 14:26:53.21 ID:d4Q7NoFC0
>>19
許さない
20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/17(月) 09:27:55.95 ID:CwvY2kcw0
おつ
元スレ:響「……」
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