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  P「廃村に迷い」【安価SS】

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜   SS 総評   ・*:.。. .。.:*・゜゚・*

       

【まおゆー@管理人】
これは、P「廃村の中で」の続きの作品となります。まだそちらをお読みでない方は、
そちらからお楽しみ下さい。謎が深まったり明らかになったり。しかし真実は一つ乙☆
前作
1:P「廃村の中で」
2:P「廃村の中で」2
3:P「廃村の中で」3


1: ◆5foxAIkVmM :2014/02/26(水) 22:04:46.10 ID:Zj0kHg1D0

まず最初に。訂正させて欲しい部分があります
写真の裏側にあった日付。これを『87年6月』に訂正です。じゃないといろいろおかしくなる






2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:05:09.22 ID:aZEqNuiS0

おお、待ってた





3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:05:15.49 ID:pcaKRglQ0

ついに来たか





6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:06:38.76 ID:X8pF1f/cP

おお!





7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:07:01.85 ID:Zj0kHg1D0

-体育館 2階-

P「――……い。おい、響。おい、どうしたんだ急に」

響「……えっ?」 ビクッ

P「おぉ。やっと気付いたか。どうしたんだ急に怯えだして。そんなに更衣室に行くのが嫌なのか?」

響「あれ、ここ――」 キョロキョロ

P「この窓から月光が強く差し込みすぎて、ほら。床に影を作ってる。ここに長くいると目立ってしうから――響?」

響「……なんだか夢を見てた気がするぞ。なんだか知らないけど、すごく悲しい夢……」 ポロ...

P「一体どうしたんだ。……お前、泣いてるのか?」

響「えっ? ……あっ。本当だ。何で――」 ポロポロ

P「怖い夢でも見たのか?」 ヨシヨシ

響「わ、わかんない……。でもプロデューサーの姿を見たら急に……」 グスッ

P「……ちょっと、大変なことが続いて疲れてるのかもな。とりあえず移動しようか」

響「ぐすっ……。? 移動ってどこに?」

P「いや。だからあの変な奴もいなくなったし、更衣室を――」

響「更衣室――だ、ダメっ!」 ガバッ





20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:12:23.15 ID:Zj0kHg1D0

P「うおっ! やっぱ反対なのか。なんでそんなに……。それじゃあ俺だけでもサッと行って、チラッと見てくるのは――」

響「だめ! それだけは絶対にだめだぞ!」 ガバッ

P「おっとっと――って、なんでだ? 例え行くのが俺だけでもか?」 ヨロッ

響「ダメ! 絶対に行かないし、それに行かせたくないぞ! じゃないとこの手は絶対離さないからな!」 ギュウウッ

P「うーん、まいったな……」

響「ぷ、プロデューサーがなんて言っても、絶対ダメだからな! 絶対、ぜったい……!」 ポロポロ

P「わ、わかったわかった。更衣室にはいかないよ」 ヨシヨシ

響「……ぐすっ。ほ、本当か?」

P「本当本当。ま、確かにまだあの変質者が更衣室周りにいるかもしれないからな。俺もちょっと急いでたかもしれん」

響「そ、そうかー……。な、ならいいんだぞ」 ホッ

行動安価>>24





21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:12:28.43 ID:bRfJqxpn0

もう更衣室はやめよう





24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:13:04.00 ID:UanHU/Pf0

本当の放送室を探しに行く





40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:24:00.28 ID:Zj0kHg1D0

P「じゃあ更衣室に行かないとして――どこへ行こう。響、お前はどこか気になる場所とかないか?」

響「自分は――放送室の場所が気になるぞ。プロデューサーの言ってたことが本当なら、あそこは倉庫だったんだし」

P「放送室? ……あぁ、そういえば部屋のプレートを挿げ替えられてるっぽいこと、メッセージで残したっけか」

響「うん。やっぱ探してみて、あの放送はなんだったのかくらいは知りたいぞ」

P「了解了解。とは言っても……どこにあるかまだ分かってないんだけどな」

響「あれ? プロデューサーは放送室、知ってるんじゃないの? ほら、プレートすり替えられる前の」

P「いや。俺は2階の倉庫がいつの間にか放送室ってなってるのに気付いただけだし――」

響「そ、そうなのか……。でも多分教員舎のどこかの部屋にあるんじゃないのか? わかんないけど」

P「んー……。俺はむしろ別の場所にあると思ったんだけどなぁ……。ま、そこらへんは響の判断に従うよ」

響「そうと決まれば教員舎に……って、そうだ! 教員舎、ついさっき扉の音が聞こえて逃げてきたばかりだったんだ!」

P「んー……。まぁ、確かに扉の音がしたな。でも、お前は教員舎が怪しいと睨んでる、と。どうする?」

響「うーん……」

行動安価>>45





45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:26:07.16 ID:6+k84yGi0

給食準備室のとこの倉庫からいこう





52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:35:59.52 ID:Zj0kHg1D0

響「と、とりあえず教員舎は後回しにするぞ。それで教員舎から一番離れてる南校舎の倉庫から調べるぞ」

P「ん。南校舎は分かるとして……倉庫を調べるのか?」

響「え? だ、だって放送室が倉庫で偽装されてたのなら、倉庫のうちどれかに本物の放送室があるじゃ――」

P「ん……。まぁそういう推理もあるか。じゃあ南校舎に行こうか」

響「そうだな! よし、じゃあ慎重にいくぞ。慎重に」 ソロソロ

P「足元気をつけろよー」

響「……」 ソロソロ ピタッ

P「? どうした響」

響「や、やっぱプロデューサーに先行ってほしいぞ……」 ブルブル





53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:36:17.74 ID:qn7RNeUi0

(かわいい)





54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:36:39.01 ID:8YeRYYkZ0

響かわいい





55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:36:58.39 ID:ryniHSPX0

めっちゃかわいい





57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:37:50.20 ID:rYnDTUGY0

ひびかわ





58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:37:51.50 ID:6+k84yGi0

みんなの心が一つになった……もう何も怖くない





65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:40:44.92 ID:Zj0kHg1D0

- 南校舎 給食準備室前 階段横 倉庫 -

P「……」 ガチャガチャ

響「ど、どうだー? 開いたかー?」

P「……だめだな。持ってる鍵全部試してみたけど、どれも鍵が合わない」 フゥ

響「そうなのかー……。少しくらい進展が欲しかったけど、開かないのなら仕方ないぞ」

P「でもまぁ、南校舎にポツンと放送室があるとも思えないんだけどな。それも階段横には」

響「うーん……。じゃあここ中身見てないけど、普通の倉庫ってことでいいのかなぁ」

P「多分なー。俺も確信を持って言えるわけじゃないけど」

行動安価>>69





69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:41:35.83 ID:6+k84yGi0

北校舎と南校舎の間の外の空間ってなにがあるんだろ





90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:49:59.62 ID:Zj0kHg1D0

響「そういえばこの校舎と北校舎の間にある空間って、何があるんだ?」

P「ん? 中庭だな。普通の。アサガオの鉢っぽいのが転がってたし。というか知らなかったのか?」

響「知らなかったぞ。こんなに長く校内を彷徨うだなんて思ってなかったし――」

P「まぁ、確かにな。最初はほんの部屋探しで入ったつもりだったんだし」

響「……というか自分、まだこの学校の全体を把握できてないぞ」

P「あれ、そうなのか? 俺よりずっと校内を散策してるから、詳しいのかと思った」

響「詳しくなんかないぞ。基本教員舎と体育館と車の往復だったし」

P「そっか。じゃあとりあえず簡単な構造だけでも知っておくか?」

響「教えてもらえるのなら聞くぞー」





92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:50:40.78 ID:qn7RNeUi0

そりゃありがたい





93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:50:45.65 ID:aZEqNuiS0

ほう





96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:51:24.45 ID:SvlRthH/0

これはかなり有用な情報になりそう





103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 22:58:54.28 ID:Zj0kHg1D0

P「ん。まずは教員舎だな。まぁ普通に知ってるとは思うけど」

響「自分は1階と3階、屋上になら行ったぞ。部屋もある程度は覚えてるし」

P「そっか。じゃあ知らないのは2階だな」

P「教員舎の2階は、俺が最初に来たとき……まぁ寝る部屋探しでこの学校に入った時だな」

P「その時は、理科室、音楽室、理科準備室、物置、階段、家庭科室が確認できたな」

響「その中の物置がいつの間にか放送室ってなってたんだな?」

P「多分な。次は北校舎か。ここは俺もあまり見てはないんだが、基本生徒の教室舎っぽいな」

響「自分、ここの3階で篭城はしてたけど、そこが何年の教室だったかは分からなかったぞ……」

P「そうなのか。じゃあ北校舎の屋上のこととかも知らないんだな。うーん……」

響「……? 屋上になにかあるのか?」

P「? あるじゃないか。正面時計を管理してる部屋っぽい場所が。教員舎の屋上からは見えなかったのか?」

響「時計……。あっ。そういえば確かにあったぞ、そういうの。今まで気にしてなかったけど」





109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:08:32.34 ID:Zj0kHg1D0

P「次は今いる南校舎だな。ここの2階以上は調べたか?」

響「まだ……、だったはずだぞ。でも基本構造は北校舎と同じだよね」

P「だな。違うことと言えば、東側に給食用のエレベーターがあるくらいか。あ、それと――」

響「それと?」

P「2階。これ俺も行ってないから不確定だろうけど、2階にある北校舎との渡り廊下。あの途中に多分図書室があるぞ」

響「図書室? そんなのもこの学校にあったのか……」

P「渡り廊下間の僅かなスペースにある小さな部屋だけどな。まぁ、何があるとも思えないが」

響「うーん……。そんな構造になってたのか。他は?」

P「他? 他は――特に無いな。あとは南東の隅あたりに宿舎への道があることくらいか」

響「宿舎? 教員用の宿舎か?」

P「いや。ここの生徒のためのようだな。宿舎というより寮と言ったほうがいいかもしれん」

響「ここ、寮まで完備してる学校だったのか!? 何でそこまで……」

P「不思議だよな。寮生活までして、こんな辺鄙な学校に通うほうも、通わせるほうも」





119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:13:29.67 ID:Zj0kHg1D0

P「と、まぁ俺が知ってることはこれくらいだな」

響「やたら詳しいぞ。何でそんなに沢山知ってるんだ」

P「何でって――普通に玄関正面に案内板あったじゃないか。見てないのか?」

響「……そういえばあったぞ。忘れてた」

P「後は村駆け回ってる時に、通り道を見つけて――って感じだな」

響「むぅ。なんだか負けた気分だぞ……」

P「仕方ないさ。響は隠れながら慎重に移動してたんだろ? こっちは走り回ってたし、ある意味当然さ」

響(結構アグレッシブに動き回ってた気もするぞ)

行動安価>>124





124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:14:14.40 ID:qn7RNeUi0

図書室へ向かってみよう





127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:14:53.31 ID:j//9oLZ0I

図書室きたか・・・!





129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:15:22.01 ID:ryniHSPX0

罠がないことを祈る





134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:18:24.73 ID:Zj0kHg1D0

響「んー……。それなら図書館に行ってみたいぞ」

P「ん? 放送室探しはいいのか?」

響「一旦休憩ってことだぞ。それに案内板にはあくまで校舎の構造しか書かれてなかったでしょ? だから――」

P「あぁ。もし部屋割りとかが見つかれば、本当の放送室も見つかるってことか。なるほどな」

響「図書室だから学内資料は少なそうだけど、もしかしたら何か見つかるかもしれないし……」 テクテク

P「かもな。まぁ資料探しはある意味貴重だし、いい選択かもな」 スタスタ

響「だぞー」





151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:29:18.19 ID:Zj0kHg1D0

-図書室-

P「……ん。開いたぞ」 ガチャッ ガララララ

響「うわっぷ! ……すごく埃っぽいぞー」 パタパタ

P「でも埃が舞うってことは、湿気は少ないってことだな。これは少しは期待できるかもしれん」 ヨイショ

響「それにこの様子じゃ、最近誰かが入ったとかそういう訳でもなさそうだぞ」

P「まぁ、鍵がかかってたしな。とりあえず念のため扉は閉めといて、いろいろ探してみるか」

響「ん……案外本が沢山残ってるぞ。驚いたかも」

P「想定外の出来事で廃校って流れだったしな。処分する暇もなかったのかもしれん……。あ、晴れときどきぶたじゃん」

響「わぁ。はだしのゲンもある。向こうの学校じゃあ、先生が『これ読め!』ってしつこいくらい勧めてたの思い出したぞー」

P「うっはー。ゲームブックあるじゃん。懐かしいなぁ、暇さえあれば持ち借りたい」

響「あ、ズッコケ三人組だ。こんな昔からある本だったのかー」

P「……」

響「……」

P「目的、ズレてるな」 ガサガサ

響「真面目に探すぞー……」 ゴソゴソ





153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:30:10.94 ID:rTXpnUJSi

懐かしいな





154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:31:09.17 ID:qn7RNeUi0

はれぶた懐かしい





168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:47:08.97 ID:Zj0kHg1D0

響「……ん? このダンボールの中身……」 ガサッ

P「どうした? 何か見つけたか」

響「壁新聞……『学園オカルト』のバックナンバー集だ。なんでこんな所に……」

P「折り目や小さな穴が開いてるな……。多分過去、壁新聞として実際に張り出されてた分だな。ここに仕舞ってたのか」

響「保存がいいから読めなかった場所まで読めるぞ。それにもしかしたら――あっ! あったぞ!」 バサッ

P「? なんだ。何か見つけたのか?」

響「87年度のバックナンバーだ! ……それでも87年度全部の記事はないみたい」

P「へぇ、やったじゃないか。ちょっとだけでも見てみるか」 ドレドレ

『学級オカルト 87年2月号』

『さて、長い歴史をもつ学級オカルト。今年度の内容はどうだったでしょうか』

『私は今年卒業しますが、これからも学級オカルトは、5代目をはじめとするみんなの力で続いていきます』

『なんか一部がこれからの記事を流行のエログロ路線で統一しようぜとか言ってるけど、先生の目もあるし大丈夫でしょう』

『来月で私たちの代の学級オカルトは最後になります。最後はとびっきりのネタで皆を沸かせたいと思ってます』

『次回、衝撃の裏事実を発表! 乞うご期待!』





169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:47:42.59 ID:Zj0kHg1D0

(学園オカルトじゃねーわ。学級オカルトだわ)





171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:48:09.44 ID:qn7RNeUi0

>>169
(バレないバレない)





175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:48:50.93 ID:rZx79oAK0

>>169
(誰も気づかないから大丈夫)





170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:48:08.13 ID:eZ+eY9DA0

(ワロタ)





172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:48:25.10 ID:yOoBimfl0

ちょくちょくトチる>>1可愛い





187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/26(水) 23:57:39.68 ID:Zj0kHg1D0

P「衝撃の新事実、ね。他の記事を調べてみれば面白いことが分かるかもしらんな――響?」

響「……」 キョロキョロ

P「どうしたんだ、そんなに新聞を見回して」

響「ない。ないぞ。次号であるはずの3月号のバックナンバー……。他の月のは見つかったのに」

P「もしかしたら、学校側が処分した可能性もあるな。3月号にやっぱりエログロ記事書いて先生に怒られてーってさ」

響「むぅ……。でも自分が1年手がけてきた最後の新聞を、そんなことで台無しにしたりはしないと思うぞ」

P「まぁ、確かにそうかもしれんが――。もしかしたら他のダンボールの中にあるのかもな。まだ沢山あるし」

響「かもしれない。でもこんな多くを調べるなんて、できるかなー」

P「まぁ、気のすむまで調べればいいさ。俺も見てみたいものもあるし」 ガサガサ

響「? それ自分の言ってた惨劇の記事が載ってるナンバーか?」

P「うん。響の話からの伝聞だけじゃピンとこなくてな。俺はこれを調べてみるよ」

響「ん。わかったぞー」





207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 00:19:55.39 ID:E/i050o20

響「あ、そうだ。それ以前に87年度で調べなきゃいけないことがあったはず……」 ガサゴソ パラッ

響「ノストラダムス、ネッシー、ムー大陸……。古臭いオカルト記事ばっかだけど、どこかに――!! あった!」 ガサッ

響「えーっと、なになに。『死者が黄泉がえる? 学級閉鎖の真実、11人の惨劇』……なんだこれ?」

『学級オカルト 7月号』

『先月、突如として発生した学級閉鎖。生徒全員体育館に避難して、知らぬ間に終わってしまったこの事件』

『新聞の話では、不審者が学校に侵入して、生徒を9人殺傷。そして逃亡したと言っているが、これには聊か疑問が残る』

『というのも、あの事件の後、消えてしまった生徒がどの学年にも見当たらないのだ』

『そこで我々、学級オカルトは事件の究明に奔走した』

『そこで事件を僅かながらに目撃した生徒に証言を重ねあわせていくうちに、恐るべき事実が発覚した』

『なんとあの時校庭に現れたのは不審者ではなく、過去行方不明になったはずの11人の生徒だったというのだ』

『中には凄惨な死体で見つかった生徒も混じっており、黄泉の国から蘇った彼らが学校を襲いにやってきたのだ』

『そのうち村全体の力をもって、11人中9人は土に還すことに成功したが、残り2名の行方は未だ分からないらしい』

『この現象を見るに、ブードゥーに伝わりし死者を使役する術によりゾンビーとして……』

響「これなのか……。最後の一つ。9つ目の悲劇は」





208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 00:21:23.47 ID:Jmy2shlq0

な、なんだっ(ry





213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 00:25:11.39 ID:9uYqiQcH0

ゾンビ二人は確定か?他に人間もいるのかね?
気になって寝られん







223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 00:30:35.54 ID:E/i050o20

響「でも死んだハズの人間が現れる……? そんな馬鹿なことあるはずないぞ」

響「と、思ってたけど、今のこの現象を考えるに、まさか本当なのか?」

響「だとしたら、その時に逃げた2人が今もこの廃校を彷徨っている……?」

響「ありえるぞ……。うぅ、もしそうなら、襲われたら自分もゾンビになっちゃうのかなぁ」 ブルブル

響「うぅ。嫌だぞー、そんなの」 ガタガタ

P「へぇ。面白い記事じゃないか。ゾンビ? これまた王道をいったなぁ」

響「あ、プロデューサー。もう記事は読み終わったの?」

P「おう。やっぱ胡散臭いよな、この壁新聞。どこまでが本当でどこからが誇張なんだろうか」

響「誇張……? あ、そうか。これオカルト新聞なんだし、信憑性なんてないようなものなのか」

P「そうだな。ベースが実在の事件だったとしても、面白おかしく書くために誇張している場合も考えられるからな」

響「むぅ……。そう考えると、なんだか今までの事件がとても胡散臭くなってきたぞ」





248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 00:48:10.56 ID:E/i050o20

P「そうそう。ついでだから時期をまとめといたぞ。分かるところだけだけども。なんか参考になればいいけどな」

響「お? ありがとうだぞ。……でも記事が胡散臭いなぁと思いはじめた瞬間にまとめて貰ってもなぁ」 ウーン

P「ま、お守り程度。何かに使えればいいなって程度でいいでしょ」

響「そうだけど……。えーっと、どれどれ?」 ペラッ

『監禁事件、小物事件 不明。タイムカプセル 68年。カッター自殺事件 78年。 エレベーター事件 80年』

『プール事件 86年、恐らく9月。タイムカプセルで言及されてる生徒行方不明事件 87年、恐らく3月』

『女性教諭ミキサー事件 87年6月。人体模型事件、88年9月』

響「ふぅん……。まぁ、頭の片隅には置いておくぞ。あまり関係はないと思うけど」

P「酷いなー。せっかくまとめたのに」

響「まとめるくらいなら、新しい何かを見つけてほしかったぞー!」 プンスコ

P「ま、それも一理あるけど……。しかしこの資料の山はなー」 コキコキ

響「一応成果はあったけど、まだここを調べることもできそうだな」

P「どうする? 調べるも考えるも移動するも、俺は響の意見を尊重するぜ」

響「うーん……」

行動安価>>255





255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 00:49:20.50 ID:OVFJMSc2I

村の事聞く





269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 00:58:04.31 ID:E/i050o20

響「そうだ。プロデューサーは長いとこ村を走り回ってたんだよね」

P「ん? あぁ。随分駆け回ったよ。村の奥の方まで行ったし」

響「そこで……何か気になることとか無かったか?」

P「村で気になること? そうだなぁ……。んー、何があるか……」

響「些末なことでもいいから!」

P「んー。本当に些末なことだけど……。ここ、元々この村は鉱山で成り立ってたみたいだな」

響「鉱山?」

P「ん。錫やら銅やらが取れてたみたいだな。でも随分昔に閉山してる。多分70年中期には」

響「随分と昔だな」

P「だろ? ……で、気になったのはその後だ。この村、どうやって食っていったんだろうなって」

響「? 食っていったってのは」

P「主要産業が潰れた村なんて、普通なら閉山と共に廃村のハズだ。でも何故かそのまま10年以上存続してるんだよな」

響「蓄えでもあったんじゃない? それに自分ならできるだけ長く自分の生まれた土地で暮らしたいぞー」





287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 01:08:02.63 ID:E/i050o20

P「住人にいたってはそうかもしれんが……。じゃあ学校はどうなる?」

響「学校?」

P「そ。鉱山で働く人の子供が通う学校ではあることは違いないと思う。でもこの学校、見た感じ改築してるんだな」

響「改築……。そういえばそうだぞ。壁新聞には20年以上前の卒業生って書いてあったし、随分古い学校のはず」

P「そんな金、一体どこから出たんだ? そもそも何で鉱夫たちの子供のための小さな学校を存続させようと?」

響「それはー……」

P「金の使い方も出所も、少し変だなって、まぁそう思ったわけよ」

響「うーん……。でも村の事情とは別に、後からお金持ちの人が買い取って運営してたのかもしれないし……」 ウムム

P「だから些末なことって言ったろ? だがまぁ、これが俺の気になったことではあるな」

響「……」

行動安価>>293





293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 01:09:35.35 ID:OY+Dic2Ni

pの推理をきく





308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 01:18:13.32 ID:E/i050o20

響「……プロデューサーは、さ。どう思ってるの」

P「どう、とは?」

響「いや。今まで出た疑問点を考えて、どうしてそうなったか、自前の推理とかあるなら聞きたいなーって……」

P「……かなり馬鹿げた話になるかもだけど、いいか?」

響「うん。いいぞ」

P「そうだなぁ……。まず俺が気になったことといえば、壁新聞だな」

響「壁新聞。あぁ、でもすごく胡散臭いってさっきプロデューサーが」

P「胡散臭いのは間違いないけど、0からのでっち上げってこともないだろう。恐らく何かの事件のベースはあるはずだ」

P「けど仮にこの新聞を読み解いていくとして――納得できない事件が山ほどある」

響「例えば?」

P「例えばこのエレベーターの記事。エレベーターで圧縮? 数日後発見? とても信じられないな」

響「それは、まぁ確かに自分も思ったぞ」

P「しかし前述したように、全てが嘘という訳でもないだろう。誰も信じられない記事は誰にも読まれない」

P「多少の信憑性がある。実際に事故があったってことは事実なんだろう」





316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 01:27:30.56 ID:E/i050o20

響「でもそれが実際にあったとすれば――」

P「そうだな。事故じゃなく事件。殺人か、死体遺棄かのどっちかなんじゃないかなって俺は思ってる」

響「もし……もし事件なら」

P「警察が関わってないことがおかしい。大人の目なら誰にでも変と思うこんな事件を」

響「……」

P「そしてカッター事件。これも考えてみたたおかしいよな」

響「えっ? これも?」

P「自殺した生徒はカッターで自分の喉を掻っ切ったらしいじゃないか」

響「う、うん。それで血がゴボゴボ溢れてきて、声にならない声が聞こえたって……あれ?」

P「うん。小さなカッターナイフじゃあ、せいぜい喉を突くくらいしかできない」

P「でもそれだと空気が漏れる音しかしない。よしんば血が出てゴボゴボした声が出せても、死にはしない」

響「じ、じゃあどうやったらあんな声が……」

P「簡単。首を一文字に切る。太い血管巻き込めば血濡れの声は出せるだろう」

P「でもカッターで、しかも自分でじゃとても無理だ。いくら子供の首でも……そうだな。出刃包丁くらいの刃物がないと」





317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 01:29:53.96 ID:ts8szogbi

このP凄ェ!!





318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 01:31:02.87 ID:NMiihVmQ0

Pなんか詳しすぎないか…





321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 01:32:24.81 ID:5Hlv9VQ80

頼もしいな





334:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 01:38:42.94 ID:E/i050o20

響「それってつまり……」

P「ん。俺は他殺で見てる。後は――そうだな。ミキサーもよく考えれば変だ」

響「あ、あぁ。そういえばそうだぞ。いくら水の力でも、人をバラバラになんてできないよな」

P「まぁ、それもあるんだが……なんでそんな死に様が分かるんだ?」

響「えっ?」

P「雨の日、しかも洪水の危険がある日だったんだろ、その日は」

P「普通なら休講。加えて宿直って書いてあるし、惨劇の舞台は夜だったはずだ」

P「こんな自然のミキサーが偶然出来て、巻き込まれてお陀仏なんて、見てないとそんなこと書けやしない」

響「いや。でもそれはゴシップ記事の誇張じゃないのか? こんな無残な方法で死んだんだーって盛り上げるために……」

P「じゃあ何で事故なんだ?」

響「え?」

P「先に言ったよな。ある程度の信憑性がないと、こんな記事誰も信じないって」

P「じゃあ中庭で女性教諭が死んでたのは間違いないだろう。多分、死に様もバラバラだったんだろうし」

P「だからこんな風な記事を書けた。でも、じゃあ何で事故扱いなんだ?」





347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 01:48:20.50 ID:E/i050o20

響「そ、それは――公式に事故死だって発表されちゃったから?」

P「多分な。でも身内の発表だろう。いくら昔の警察でも、こんな事件を事故扱いしないだろうし」

P「そもそも……警察に通報してないのかもしれないな。今までの事件を考えても」

P「人体模型、プール、タイムカプセルの3件は明らかな殺人だしな。これは結構いい線いってるんじゃないかと思う」

響「つまりプロデューサーは、この学校で――」

P「ん。殺人が結構頻繁に行われてたんじゃないかなって思った」

響「な、なんで……。何が目的でそんなことを……」

P「そこまでは知らない。ただ、思い当たる節はある」

響「思い当たる節……?」

P「なんていうかなー……。これらの惨劇、最初の監禁事件とカッター事件の2つを除いたら、さ」

響「うんうん」

P「……やっぱ止めとく。馬鹿らしすぎるわ。こんなこと」 ヤレヤレ

響「えぇーっ! ここまできといてそれはないぞー!」





362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 02:00:06.49 ID:E/i050o20

P「別にいいじゃないか、そんなこと。ていうか過去の出来事を暴いたところで何の解決にもならないんだし」

響「そ、そんなことないぞ! もしかしたら当時殺された生徒の幽霊がこの事態を引き起こしているのかもしれないし」

P「そうは言ってもなぁ。証拠も無ければ確証もない。全部俺の妄想だもん」

響「そ、そうかもしれないけどー……」 ウググ

P「まぁ、気が向いたら話すよ。そうだな、二人無事にここから出られた時」

P「もしこのことを覚えていて聞いてくるのなら、そのときに笑い話として話してやるよ」

響「むぅ。なんだか煙に撒かれたような気分だぞー……」

P「ていうか話すまでも無く、推理可能だとは思うんだけどな。単純な共通点だし」

響「共通点……? でも監禁以外の事件って、普通に生きてる人も混じってるけれども……」

P「タイムカプセルに至っては半分一致って程度だけどな――っと。さて、少しだけ休憩したら活動を再開するか」

響「休憩……わかったぞ。ちょっと動きすぎてた感じもあるし、見た感じここは安全そうだからな」

P「ん。……無事、一緒に出られるといいな」

響「……うん」


続く





363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 02:00:38.58 ID:e1tZKF3p0







365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 02:00:57.58 ID:MLLo5LLFi

おちゅ





368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 02:01:10.55 ID:le2ULmpS0

おつ





372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 02:01:19.82 ID:neClXxzTO


続きに期待





378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 02:01:46.58 ID:GFTt8GYr0


今日も面白かったぜ





383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/27(木) 02:02:30.12 ID:VhCdq9Aq0

おちゅ

南校舎の違和感と一応エレベータと放送室と……
まだまだあるな






元スレ:P「廃村に迷い」

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1393244915





  

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