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  【閲覧注意】春香「>>7」千早「>>2」【安価は命より重い】

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜   SS 総評   ・*:.。. .。.:*・゜゚・*

       

【まおゆー@管理人】
タイトルを一新した安価は命より重いシリーズ。今回の内容は・・・内容は・・・
この安価でどうしてこうなった。感が半端無いSSとなっております。もはや世紀末乙!


1: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 21:00:01.32 ID:SwmZPWSh0

春香「>>7」千早「>>2」






2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/06/01(日) 21:00:26.89 ID:kQL/aevf0

まな板





7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/01(日) 21:01:57.19 ID:bVSnngquo

だるま





9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/01(日) 21:02:23.26 ID:3+Z7tMLEo

しりとりかな?





16: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 21:17:57.87 ID:SwmZPWSh0

春香「765プロみんなで、無人島ですか!?」

P「ああ、いつも年末とかやってるだろ?」

響「あ!それ、自分毎年見てるぞ!」

千早「よくわかりませんが・・・無人島で生活すればいいんですか?」

P「一週間みんながそれぞれ、自給自足でな」

貴音「無人島に・・・らあめんはあるのでしょうか・・?」

伊織「あんた、無人島の意味分かってる?」

美希「でも、そんな企画やったら、ミキ死んじゃうの!」

P「ははは・・・まあ、カメラマンとかはいるし、いざとなったらギブアップすれば・・・」

美希「え?ハニーは?」

P「俺の代わりに、律子がいってくれるよ」

美希「色んな意味で死んじゃうのー!」





18: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 21:22:54.03 ID:SwmZPWSh0

・・・


美希「本当に死んじゃいそうなの・・・」

伊織「ば、馬鹿、不吉なこと言ってんじゃないわよ!」

雪歩「で、でも、私たち、本当にどうなっちゃうの・・?」

真「おーい!春香たちが見つかったから、こっちにきて!」

律子「え、怪我してるの!?」

真「気を失ってるだけみたいだけど、一応運んであげなきゃ駄目だよ」





20: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 21:25:55.50 ID:SwmZPWSh0

春香「う、うん・・・」

千早「春香!眼が覚めたのね」

春香「千早ちゃん?ここは?」

千早「・・・・・無人島よ」

律子「・・・・・私たちが来る予定だったのと、全く違った、ね」

春香「え?」

千早「思い出してみて、春香」

春香「あれ、私・・・」





21: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 21:30:54.17 ID:SwmZPWSh0

春香「・・・そうだ、船が嵐に遭って」

春香「私、甲板から転んじゃって・・・」

律子「・・・春香だけじゃないわ、転覆して、みんな海にまっさかさまよ」

千早「潮の流れで、この島に流れ着いたのだけれど・・・スタッフの人は誰もいないわ」

千早「それに、高槻さんもいなくて・・・」

春香「やよいが・・・そんな・・・」

真「待てよ、まだ溺れたってきまってないだろ?まだこの島を詳しく探してなんかないんだ」

雪歩「も、もしかしたら、島じゃないかもしれないしね!」





22: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 21:37:30.12 ID:SwmZPWSh0

律子「とりあえず、手分けしてみてみましょ?このままこの島に何日いるのか、見当もつかないし」

「「「・・・・・・」」」

春香(・・・・そっか・・・いつ誰が助けに来てくれるか、わかんないもんね・・・・)

春香(もしかしたら、死んじゃうかもしれない)

春香(もしかしなくても、やよいだって・・・)

伊織「・・・私、海岸線に行ってくるわ」

伊織「やよいを、探さないと・・・」



「「「・・・・・・」」」

亜美「・・・じゃあ、亜美もついていっくよー!」

伊織「!」





23: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 21:42:58.70 ID:SwmZPWSh0

真美「やよいっちのことだから、海岸で寝ちゃってるっしょ?」

亜美「悪戯しほーだい!」ダッ

伊織「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

響「自分、動物がいないか探してくるぞ!」

貴音「らあめんも探しに出なくてはなりませんね」

真「・・・二人とも何か勘違いしてないか?」

雪歩「じゃあ私、みんなが入れるような洞窟掘ってきますぅ」

あずさ「私は森の中にいってみようかしら」フラフラ

美希「じゃあ美希は寝てるの」

律子「まってあずささ、こら美希、ちょっと!」



春香(・・・・・悩んでもしかたないよね)

春香(それに、みんなと一緒なら・・・きっと大丈夫だから!)





24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/01(日) 21:44:35.08 ID:N+ZUjglMo

~完~





25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/01(日) 21:46:58.93 ID:FtJyEXq80

>>24おい待てコラ





26: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 21:48:35.13 ID:SwmZPWSh0

・・・・



真「・・・山が一つあるだけの、ただの島」

真「潮の流れが速くて、とてもじゃないけど泳げそうにないや・・・」

響「動物なんて虫しかいなかったぞ・・・」

貴音「らあめんはおろか、食べれそうな木の実も少なく・・・」

あずさ「何とか川はあったけど・・・雪歩ちゃんの見つけたこの洞穴からだと、ちょっと遠いかしら・・・」

律子「・・・伊織は?」

千早「・・・海岸で、亜美真美、高槻さんと一緒に・・・」

律子「・・・・じきに暗くなるから、連れ戻さくちゃ・・・」





27: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 21:56:18.58 ID:SwmZPWSh0

伊織「やよい・・・やよいいいいいいい!!」ボロボロ

伊織「何で死んだのよ、何で!起きなさいよ!ほら!いつもみたいに!」ユサユサ

亜美「いおりん!」

真美「やよいっちが可哀相だよ、やめたげてよ!」

春香「伊織!もう日が暮れちゃうから、一旦帰ろう?」

伊織「やよいを置いてくっていうの!?こんなところに!?」

伊織「アンタそれでも仲間なの!?」

春香「・・・・・・、」

真「・・・僕達、やよいを運ぼう。それでいいだろ?」



春香(やよいは、死んでた)

春香(作り物の蝋人形みたいな白い頬)

春香(私と真の肩の仲で、虚ろに揺れる眼球)

春香(・・・重いなあ)

春香(水を吸ってるからかな?それとも・・・)





28: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 22:01:02.25 ID:SwmZPWSh0

「「「・・・・・・」」」

律子「・・・とりあえず、今日はもう寝ましょう」

律子「みんなそれぞれ、気持ちの整理だとかあるだろうし」

春香(『明日にやることがあるから』・・・なんて)

春香(言うことも出来ないまま、律子さんはみんなを解散させた)

春香(みんな、お互いに話しもしないで・・・できなくって、寝ちゃった)

春香(やよいが、こんなにあっさり、死んじゃったから?)

春香(・・・・それとも、みんなもああなっちゃうかもしれないから?)

春香(もし、助けがこなかったら・・・)





30: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 22:07:59.95 ID:SwmZPWSh0

・・・・

春香「おはよう千早ちゃん」

千早「・・・春香」

春香(寝ちゃった、といっても、体勢だけの話で)

春香(私も千早ちゃんも、ほとんど眠れてなんてなかった)

春香(昨日から何も食べてないけど・・・何も感じない)

春香(やよいは、洞窟の奥に追いやられてた)

春香(まるで、なにか怖いものみたいに・・・)





32: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 22:13:01.52 ID:SwmZPWSh0

律子「・・・みんな、この状況に希望が無いのは分かるわ」

律子「けれど、何かしなくちゃ状況は変わらない」

律子「近くに船が通らないか監視、少ない食料の確保。手分けしてやるわよ」

春香(いつも以上に事務的だなぁ・・・)

伊織「・・・やよいはどうすんのよ」

律子「え?」

伊織「やよいはどうするのってきいてんのよ?まさかあのまま放置する気!?」

響「まてよ伊織、埋めてあげようと思っても、道具もないんだぞ?」

伊織「なんなら、そこら辺の石で十分よ!」

律子「・・・・・・・・」





33: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 22:16:40.89 ID:SwmZPWSh0

律子「やりたければ勝手にやってなさい」

伊織「ッ!あんた、本気でいってんの!?」

律子「やよいを埋めるのに時間をかけるなら・・・やよいの分まで生きることが先決よ」

伊織「・・・・・・いいわ、勝手にやらせてもらうわよ!」

「「「・・・・・・」」」

春香(そういって、一人出て行く伊織を)

春香(誰も止められなかった・・・)

春香(律子さんの言い方だって、ちょっと厳しいと思う、でも・・・)

春香(正論だから・・・)





34: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 22:22:13.91 ID:SwmZPWSh0

・・・・・・



千早「・・・・・・・」

春香「・・・・船、何処にも通らないね」

千早「・・・そうね」

春香「・・・千早ちゃん、不安なの?」

千早「・・・そういう春香は?」

春香(うん、そうだよ)

春香(――――なんて、頷いちゃ駄目だ!)

春香(私から、みんなを変えていかなきゃ!)

春香「・・・お腹すいちゃったなあ」

千早「・・・・・・それ、本当なの?」

春香「・・・わかる?」

千早「ええ、嘘だって」

春香「うう・・・」





35: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 22:26:01.53 ID:SwmZPWSh0

千早「春香は顔に出過ぎるのよ・・・良い意味でも、悪い意味でも」

春香「いやあ、ほらさ、あんまり暗いこと言っちゃ駄目かなって・・・」

千早「・・・そういうのを、空元気って言うの」

春香「・・・・・・・・、」

春香『本当はカラ元気なんじゃないの?』

千早「!?」

春香『どうなの?』

千早「・・・・・・・・・、」





36: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 22:29:43.04 ID:SwmZPWSh0

千早「・・・春香らしいわね」クス

千早『ママの説教 パパのイビキ 進路の相談』

春香『来週英検 突然持検』

千早『悩んでも仕方ない』

春香『ま、そんな時もあるさ あしたは違うさ』

春香(・・・良かった)

春香(千早ちゃんが、笑ってる・・・)

春香(そうだよ、こんな時にこそ、ポジティブにならなくっちゃ!)





37: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 22:33:38.79 ID:SwmZPWSh0

春香「そろそろ、見張りの交代の時間だね」

千早「ええ、みんなのところへ帰りましょう」

春香「歌ってたら、何だか気が緩んでお腹すいてきちゃったなあ~」

千早「少ないでしょうけど・・・何かあるといいわね」

春香「うん!」

春香(うん、そう)

春香(少ない?)

春香(少なくなんて、なかった)

春香(『無かった』)





39: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 22:39:10.86 ID:SwmZPWSh0

真「自分が何をしたか、わかってるのかよ雪歩!」

雪歩「ごめん、真ちゃん・・・」

真「ごめんで済むわけないだろ!?」ドン

雪歩「ひ!?」

響「よしなよ、真!」

春香「貴音さん、これは・・・?」

貴音「・・・森にあった木の実を、集めた所までは良かったのですが」

貴音「雪歩が転んだ拍子に、全て川の中へ・・・」

千早「そ、そんな・・・!」

真「集めてる時も、ずっと泣き言ばかり言ってたし、そんなに僕達の足をひっぱりたいのかよ!?」

雪歩「ごめん、本当にごめんなさい!」





40: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 22:53:51.21 ID:SwmZPWSh0

真「さっきからごめんしか言わないで・・・!いい加減に・・!」

バチン!

貴音「・・・いい加減にするのはあなたの方ででしょう」

貴音「空腹が身に染みて来てるのは分かります、ですがそれは皆同じです」

真「・・・ごめん、貴音、どうかしてたよ」

貴音「・・・あやまるべきは、私ではありません」

真「・・・雪歩も、ごめん」

雪歩「ううん、いいよ、真ちゃん・・・」





41: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 23:14:14.92 ID:SwmZPWSh0

春香(でも・・・雪歩が食料を失くした事実は変わらない)

春香(身体の中が、空っぽになったような感覚で・・・みんな、寝床に行った)

春香(・・・誰も、何も言わないけれど)

春香(誰もが、重たい視線を送っていた)

春香(雪歩の、小さな背中に)





43: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 23:28:14.08 ID:SwmZPWSh0

・・・・・・



「「「・・・・・・・」」」

春香(日をまたいで、また朝が来たけれど)

春香(誰も、何も、しゃべらなかった)

春香(みんな、壁に寄りかかったまま・・ぼーっとしてるだけ)

春香(唯一伊織だけが・・拾った小石で、悲しいくらい小さな穴を掘ってる)

春香(お腹がすいたから?やることがないから?)

春香(・・・違うと思う)

春香(みんな、疲れてきてる)

春香(それは、私も・・・)

春香「・・・・・・・」

春香「みんな」

春香「歌おうよ」





44: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 23:31:56.57 ID:SwmZPWSh0

律子「何言ってんのよ・・・無駄に体力使うだけよ」

響「悪いけどもう、元気ないぞ・・・」

伊織「・・・・・」ザクザク

千早「もう、二日も何も食べてないわ・・・無理よ、春香・・・」

美希「眠くなくても、寝てるの・・・・」

伊織「・・・・歌うなら、一人で勝手にしてなさいよ」ザクザク

春香「みんな、ちょっと・・・」

春香「・・・・・・・」



春香『・・・輝いたステージに立てば』





45: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 23:37:37.59 ID:SwmZPWSh0

春香『最高の気分を味わえる』

春香『全てが報われる瞬間』

「「「・・・・・・・」」」

春香『いつまでも続け』

春香『夢なら覚めないでいて』

美希「・・・・いつまでも続けって、冗談きついの」クス

春香「あ・・・うん、えへへ」

千早『・・・・大空を飛ぶ鳥のように』

美希『翼を広げて羽ばたきたい』

春香『どんなに遠くても行こう 憧れの世界』

「「「夢だけでは終わらせたくない」」」




春香(気づけば、みんなが歌ってた)

春香(立ち上がって、無理にでも笑って)

春香(伊織でさえ、土を掘りながら)

春香(本当に、どこまでも、響き渡るみたいに・・・・・)





46: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 23:44:38.40 ID:SwmZPWSh0

春香(・・・でもね)

春香(響渡ったところで・・・聴いてくれる人はいない)

春香(遥か、どこにも・・・・)



・・・・・・



春香「・・・・・・」

春香(・・・・・・あー・・・)

春香(この島に着てから、何日目だっけ・・・)

春香(・・・・・お腹空いたなあ・・・・)





47: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 23:50:01.99 ID:SwmZPWSh0

春香(みんな死んじゃったみたいに寝転んでるなあ・・・やることないもんね)

春香(伊織だけは、もう土を引掻くみたいにしてるだけだし)

律子「・・・ねえ」

春香(・・・気づいてた、みんな)

春香(でも、誰も言いたくなかった)

春香(でも、それでも・・・・誰か、言わなきゃならなかったんだと思う)

律子「食べましょう」

律子「やよいの、死体を」





48: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/01(日) 23:55:51.12 ID:SwmZPWSh0

春香(誰も、何も、言わなかった)

春香(ただ、音も立てないで・・・洞窟の奥に這い寄っていった)

春香(・・・ただ一人を除いて)

伊織「ふざけんじゃないわよ・・・・・」

伊織「馬鹿みたいなこと、言ってんじゃないわよ!」

律子「・・・あんた、邪魔する気なの?」

伊織「やよいは、私たちの仲間、それに・・・」

伊織「そんな気違いみたいなことするなら、死んだほうがマシよ!」

律子「へえ・・・そう」

律子「じゃあ、死ねば?」





49: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 00:03:24.26 ID:ZT8ZqXZ80

伊織「は?」

真「いつもみたいに、我侭言ってる場合じゃないんだ・・・」

響「自分達にはまだ、やることがあるんだ・・・」

美希「邪魔をするなら、デコちゃんでも・・・!」ガシ

伊織「は、離しなさいよ!」

あずさ「ちょっと・・・眠ってもらうだけよ?」

伊織「嫌、やめて、や、」

律子「みんなのためにね」



春香(雪歩や、亜美真美は、震えて目を瞑り)

春香(千早ちゃんと貴音さんは、動かず、ただ目を背けてた)

春香(私は・・・そのどちらも出来なかった)

みんなが、石を手に取って・・・
伊織を殴り続けるのを
肌が裂けていって、血が噴き出して、乾いた悲鳴が上がるのを・・・見てることしか出来なかった





50: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 00:09:07.41 ID:ZT8ZqXZ80

春香(伊織が動かなくなると・・・みんな、また洞窟の奥へ行った)

春香(それで、蝿の一匹止まってた、やよいの身体に・・・直接噛み付き始めた)

春香(腐りかけてるから柔らかいだろうし、石じゃ、挽肉にしかできないからだ)

春香(それを見てた他のみんなも・・・そして私も、少しだけ時間を置いてから、そこに群がっていった)

春香(ヒクヒク、と動くばかりの伊織を、一瞥だけして)





51: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 00:15:29.26 ID:ZT8ZqXZ80

春香(気がついたら、終わってた)

春香(私たちの前あるのは、筋だけがくっついた骨だけだった)

春香(『私たち、これを食べたんだよ?』そう言い聞かせても、いまいち実感が沸かない)

春香(もう、何もかも、麻痺しちゃってるのかな?)

春香(みんな、心が壊れちゃってるのかな?)

春香(・・・・でも、そんなことを考えても)

春香(不思議と、悲しいとさえ思えなかった)



春香(夜、みんなが寝に入ると)

春香(まだ生きてた伊織が、小さく呻いてるのが聞こえた)

春香(『いやだ、しにたくない、やよい』)

春香(でも、誰も片付けようとしなかった)

春香(それで、朝起きると)

春香(伊織は冷たくなってた)





52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/06/02(月) 00:16:20.28 ID:P08oWUdp0

(あかん)





54: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 00:19:50.14 ID:ZT8ZqXZ80

律子「・・・この際、伊織も食料にしましょう?」

響「誰か、反対する奴はいるかー?」

「「「・・・・・・」」」

あずさ「・・・決まりね」

律子「誰がどの部分を食べるか・・・平等に決めましょうか」

美希「相談するの・・・それがいいの・・・」

亜美「う、うん、そうだねー」

雪歩「そ、それがいいよね・・・」



真「雪歩は黙ってなよ」

雪歩「・・・え?」





55: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 00:24:12.00 ID:ZT8ZqXZ80

真「なあ、誰のせいでこうなってるんだよ?雪歩のせいだろ?」

真「雪歩が食料を全部台無しにしたせいだよ?それについて、雪歩が何か責任とったっけ?」

雪歩「いや、その・・・」

真「だからさ・・・雪歩の分はみんなで食べるから」

雪歩「ひどいよ・・真ちゃん」

真「・・・・・・うるさいなあ」

ドゴォ

雪歩「~~~~~~~~ッ!?」

真「黙ってろって言ったよね?」

真「雪歩が悪いんだよ?何もかも?」





56: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 00:27:40.35 ID:ZT8ZqXZ80

雪歩「やめてよ、真ちゃん・・・!」

真「やだよ」

ボキ!

雪歩「痛、あ、」

真「全部雪歩が悪いのに、どうして雪歩のいうことを聞かなくちゃならないのさ?」

真「ほら、みんな、何処を食べるか決めよう?」

「「「・・・・・・」」」

春香(・・・・・そういう真の表情は)

春香(心の底からの、笑顔だった)





57: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 00:30:47.97 ID:ZT8ZqXZ80

真「・・・あれ、待てよ、良いこと思いついた・・・」

真「雪歩は食料を台無しにしたけれど・・・」

真「だったらその分、雪歩自身が食料になればいいんだよ」

春香(雪歩の返答を待つことも無く)

春香(真は、雪歩に馬乗りになった)

春香(それでそのまま、ひたすらに)

春香(雪歩を―――――)





58: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 00:35:15.74 ID:ZT8ZqXZ80

真「良いよね雪歩!雪歩のお陰でみんな助かる!」バキゴキ

真「これで駄目な雪歩なんかじゃなくなるんだ!」ドカバキ

真「あはははははははははははははははははは!」ゴルガリ



真「なにやってんのさ、みんな」

真「雪歩を手伝ってあげなよ?」

「「「!?」」」

「「「・・・・・・・」」」

「「「・・・、」」」





60: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 00:40:08.72 ID:ZT8ZqXZ80

春香(いつから、狂っちゃったんだろう?)

春香(いつから、おかしくなったんだろう?)

春香(みんな、そう思ってたと思う)

春香(でも、それを掻き消すには・・・忘れるしかなかった。それ自身で・・・)

春香(私たちは、石を拾い上げると・・・)

春香(雪歩の、手を、足を、腹を)

春香(むき出しの筋肉を、骨の無機質な感触を、柔らかな内臓を)

春香(磨り潰して、挽肉にしていった)





61: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 00:45:55.84 ID:ZT8ZqXZ80

・・・・・・



美希「は、離して!離してなの!」

あずさ「あらあら~殺そうとした相手に、どの口でいえるのかしら~」ゴリュ

美希「ひぎぃ!?」

あずさ「寝てる間にやろうだなんて・・・いつも寝てる美希ちゃんらしいわ」

あずさ「律子さん、どんなおしおきだいいですか~?」

律子「そうですねーみんなで相談して決めましょうか!」





62: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 00:49:08.10 ID:ZT8ZqXZ80

亜美「八つ裂き!」

真美「首絞め!」

真「シンプルに殴り殺そうよ・・・」

響「生きたまま齧りたいぞ!」

春香「だるま」

千早「まな板」

春香「あはははっはは、千早ちゃん、まな板ってどうやってやるの!?」

千早「美希の上に何か置いて・・・・それを叩くの」

春香「雑草でも置いてやろうか!あはははははは!」





63: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 00:51:20.26 ID:ZT8ZqXZ80

貴音「・・・・・・・・、」

春香「貴音さん・・・もしかして・・・」

亜美「なに?亜美たちが気に入らないの?」

貴音「・・・いえ、そういうわけでは」



美希「だか、ねぇ・・たすげえ、な、の・・・」

貴音「・・・・・・・・っ」





67: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 00:55:17.48 ID:ZT8ZqXZ80

真美「ちょっとノリ悪いんじゃなーいお姫ちん?」

貴音「私は・・・私は、いや・・・」

美希「お、ね゛がい、たかね・・・」

貴音「美希・・・!」

春香「そうだ!貴音さん、美希をだるまにしちゃってください!」

貴音「・・・・・・・」

貴音「私には・・・できません・・・・」

春香「・・・・ふーん」





69: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 01:09:15.22 ID:ZT8ZqXZ80

響「なら、みてるんだな、貴音」

あずさ「じゃあ、まず顔から・・・」

貴音「なりませ――――うっ」バキィ

亜美「覆いかぶさって身代わりとは・・流石はお姫ちん!」ガリュ

真美「もっともっと!」ゴシュ

貴音「目を覚まして、みな、あ゛、痛、」ボキィ

千早「あら、これなら美希がまな板ね」ミンゴス

貴音「わぁ゛、あ、ぁ、」ゴシャ

春香「流石千早ちゃん!あはははははははは!」





70: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 01:11:31.39 ID:ZT8ZqXZ80

・・・・・・



P「・・・・・あの時は、本当に災難だったな、春香」

春香「・・・・はい」

P「まさか、遭難して・・・みんな気が狂って、殺しあったなんて」

春香「・・・私には、見てることしかできなかったんです」

春香「止めることもできないまま・・・」

P「・・・ごめんな、湿っぽくなっちまって」

春香「大丈夫です・・・」





71: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 01:12:08.14 ID:ZT8ZqXZ80

春香「みんなはいなくなっちゃったけど・・・」

春香「それでも、新しい仲間や後輩だって、765プロに入ってくれましたし」

春香「みんなの分まで、私、頑張りたいんです」

P「・・・・そうか」

P「これからも頑張ろうな、春香!」

春香「はい!」





72: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 01:12:49.36 ID:ZT8ZqXZ80

ところでプロデューサーさん、今日お暇ですか?

ん?どうした?

ちょっと、付き合って欲しいことがあるんです

なんだ、なんでもいって見ろよ

別に、ちょっとしたことなんですよ



みんなと、楽しくやってたことで・・・






おわり





73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/02(月) 01:14:01.18 ID:gk21xnIAO

目覚めたか





74: ◆IOZsi9OLhk:2014/06/02(月) 01:16:38.90 ID:ZT8ZqXZ80

いくらなんでも今回はクオリティが低すぎました
72の制限が足を引っ張った結果です
精進し直して来ます
安価のスレタイがここまで偉大なものだとは

スレタイは何度か実験的に変わるかもしれません

最後まで読んでくれてありがとう
来週のこの時間に、また会いましょう





75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/02(月) 01:17:51.52 ID:5pmApABZo

この安価でしりとりか何かだと思ったのに、こんな展開になると誰が予想できたのか
まあこの>>1ならいつものことか、乙





77: ◆Jnlik0MEGA:2014/06/02(月) 01:20:46.79 ID:WXo5sBZs0

この世界は最悪の結末迎えてしまったか
社長ドンマイ・・





78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/02(月) 01:27:45.13 ID:tReGchp/o


安価は命より重い…か
ところでちーちゃんのミンゴスなんて効果音どうやってだすんだ?





81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/06/02(月) 14:00:11.21 ID:ixe7wGwy0

おぞましいものを見たな…ちなみに人肉なんて不味いし臭いから食えたもんじゃありません。





82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/02(月) 14:10:23.46 ID:k45bIUOvo

どこから情報を仕入れたかは知らんが、お前自身が食べた事があるみたいに言うのはヤメロォ!






元スレ:春香「>>7」千早「>>2」【安価は命より重い】

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401624001





  

【 関 連 記 事 】


どっかで見たことある内容と酷似しててワロタ。
[ 2014/06/04 21:33 ] [ 編集 ]
・・・羊たちの沈黙を見た後で期張らしに開いたSSがこれとか俺は呪われてるのか
[ 2014/06/04 21:58 ] [ 編集 ]
醜く争うくらいなら人として理性を保ったままタヒにたい…と今はそう思っても、いざ同じ状況下に陥ったとしてそれを貫けるやろうか
極限の空腹なんて想像もしたくねぇ
[ 2014/06/04 23:22 ] [ 編集 ]
遭難からの人肉とか、エンジェリックハウル思い出した
[ 2014/06/05 17:30 ] [ 編集 ]
いおりんとお姫ちんはすごいな

そもそもむき出しのまま何日も死体をほっといたらヤバいよね
病気とか
ボートで漂流した人たちが死体を海に捨ててる話を仰天ニュースで見たゾ
[ 2014/06/05 18:21 ] [ 編集 ]
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