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  律子「事務所に幽霊が出たぁ!?」

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜   SS 総評   ・*:.。. .。.:*・゜゚・*

       

【まおゆー@管理人】
管理人もたまに見ますよ、幽霊。誰もいないはずの職場でヒタヒタと足音が聞こえたり、
机の影から半分顔を出してジッとこちらを覗いていたり。問題は、その見えた幽霊が、
まだ生きている先輩の幽霊ということなんですよね乙!


1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 16:10:19.52 ID:mvvt+Djl0

律子「なに馬鹿なこと言ってるのよ」

響「ホントだぞ!自分、確かに見たんだ!」

伊織「ちょっと!私の言ってることが信じられないっていうの!?」

千早「私たちが、そんな下らない嘘をつくと思いますか?」

律子「う……それは、そうだけど……」






2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 16:17:09.48 ID:mvvt+Djl0

響「そうでしょ!?」

伊織「第一、そんな嘘ついてなんになるっていうのよ」

千早「とりあえず、話だけでも聞いてもらえる?」

律子「わ、わかったわ……あなた達がそこまで言うんなら……話してみて?」

響「じゃあ、まずは自分からだぞ」

響「昨日、自分は深夜に事務所に一人でいたんだけど……」





3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 16:26:18.29 ID:mvvt+Djl0

響「自分はその時、給湯室でやよいのマグカップを舐め回したりチュッチュしたりしてたんだけど」

響「そしたらリビングの方から『やよいぃ…やよいぃ』って声が聞こえてきたんだ」

響「こんな時間に誰か居るのかと思って、そっと覗いてみたら……」

響「皆のアルバムの、やよいの写真にキスしたり頬擦りしたりしてる――」

響「おでこが妖しく光る髪の長い女の子の幽霊がいたんだぞ!」

律子「………は?」





4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 16:29:29.63 ID:fkZaIJBgO

あっ……





6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 16:30:38.71 ID:mvvt+Djl0

律子「え……ちょっと待って」

伊織「そうよ!響!あんたなに言ってんのよ!?」

千早「我那覇さん…今、聞き過ごせない言葉が出てきたのだけど……」

律子「そうよね!あなたたちからも響に一言――」

伊織「私が見た幽霊と違うじゃない!」

千早「私が見たのも違うわ」

律子「あれ?」





8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 16:37:19.61 ID:mvvt+Djl0

響「えっ!?違うの!?」

伊織「えぇ、違うわね」

千早「違うわ」

律子「待って、その前に――」

響「じゃ、二人はどんな幽霊を見たんだ?」

伊織「そうね…じゃ、次は私が話すわね」

律子「だから待っ――」

伊織「私は昨日、深夜に事務所に一人で居たんだけど……」





9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 16:45:00.79 ID:mvvt+Djl0

伊織「私はその時リビングで、アルバムに貼ってあるやよいの写真に」

伊織「溢れんばかりの愛と慈しみを持って、キスしたり頬擦りをしたりしていたんだけれど」

伊織「そうしたら更衣室の方から『高槻さぁん…高槻さぁん』て声が聞こえてきたのよ」

伊織「こんな時間に誰か居るのかと思って、更衣室をそっと覗いてみたら……」

伊織「やよいのロッカーをガリガリと引っ掻く、壁みたいに薄くて平たい壁の長い女の幽霊がいたのよ!」





12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 16:54:40.68 ID:mvvt+Djl0

響「うぎゃあー!怖いぞ!!」

律子「ねぇ待って」

千早「そうよ、落ち着いて聞いて」

律子「千早、あなたも――」

千早「私が見たのは、二人が見たのとも違うわ」

伊織「はぁ!?ちょっと待って、じゃあ……」

響「うぎゃあー!幽霊は三人もいるのかぁー!?」

律子「だから――」

伊織「じゃあ、千早はどんな幽霊を見たっていうのよ?」

千早「今から話すわ」

律子「…………はぁ」

千早「私は昨日、深夜に事務所に一人で居たのだけれど……」





14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 17:05:55.67 ID:mvvt+Djl0

千早「その時私は、高槻さんの着替えとか、あわよくば、おパンツを手に入れようと」

千早「なんとかロッカーを開けられないか悪戦苦闘していたのだけれど」

千早「そうしたら給湯室の方から『やよいぃ…やよいぃ』って声が聞こえてきたのよ」

千早「こんな時間に誰か居るのかと思って、そっと給湯室を覗いてみたら」

千早「一心不乱に高槻さんのマグカップを舐め回す、強い獣臭を放つ全身を毛で覆われているのかと思うぐらい、髪の長い女の子の幽霊がいたのよ」





15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 17:16:31.08 ID:mvvt+Djl0

伊織「なによ……それっ…!」

響「うぎゃあー!!それは怖過ぎだぞ!」

律子「ねぇ、お願いだか――」

小鳥「ちょっと待って!」

P「聞いたぞ、今の話……」

律子「! プロデューサー、小鳥さん、助け――」

小鳥「私も見たのよ!幽霊!」

P「俺もだ」

律子「……嫌な予感が」





16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 17:24:05.82 ID:mvvt+Djl0

P「しかも三人が見たのとは違うヤツだ」

小鳥「私もよ」

千早「そん、な……」

律子「……で、二人はどんな幽霊を見たんですか?」ハァ

小鳥「そうですね、私から話します」

小鳥「私は昨日、深夜に事務所に一人で居たんだけれど……」





19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 17:33:08.81 ID:mvvt+Djl0

小鳥「私はその時、やよいちゃんが生理周期に入ったから、やよいちゃんのナプキンが無いかどうか女子トイレの三角コーナーを漁っていたんだけれど」

小鳥「そうしたら更衣室の方から『やよいぃ…やよいぃ…』て声が聞こえてきたのよ」

小鳥「こんな時間に誰か居るのかと思って、そっと更衣室を覗いてみたら……」

小鳥「三角形の布みたいな物を顔面に押し当てて狂ったように匂いをかいでいる、頭がPの形をした男の幽霊がいたのよ」

律子「」





22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 17:43:36.38 ID:mvvt+Djl0

響「うわぁーん!!あんまー!!にいにー!!」ビエー

千早「待って下さい……それは幽霊というより………」

伊織「化け物じゃない……」ガクガク

律子「え、みんな本気で言ってるの?大体、頭がPの形なんて一人しか――」

P「なんてこった……だが俺が見たのとも違う……」

小鳥「そんな!」

P「あぁ、俺は昨日、深夜に事務所に一人で居たんだが……」





23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 17:58:16.41 ID:mvvt+Djl0

P「そのとき俺は更衣室で、ピッキングでやよいのロッカーを開けてやよいのパンツの臭いを嗅いでやよニーに耽っていたんだが…」

P「すると女子トイレの方から『やよいちゃぁん…ぴよぉ…』なんて不気味な声が聞こえてきたんだ」

P「こんな時間に誰か居るのかと思って、そっと女子トイレを覗いてみたら……」

P「生理用品を捨てる三角コーナーに、直接あたまを突っ込んでやよいのナプキンを気でもふれたかの様に貪る、中年ババアの幽霊がいたんだ」





24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 18:04:07.35 ID:mvvt+Djl0

伊織「なんなのよ、この事務所は!!」

千早「幽霊だらけね……」

響「ふぅっ……ぐすっ……」ジョワワァァ

小鳥「どうしましょう、律子さん……」

P「ヤバイぞ……この事務所……」

律子「えぇ、ヤバイですね」





25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 18:12:15.75 ID:mvvt+Djl0

バターン!! ドタドタ!




雪歩「律子さん、大変ですぅ!真ちゃんのパンツを盗ろうとしたら、金色の毛虫みたいな幽霊が――」

貴音「律子嬢!響の着替えを拝借しようとしたら、壁の様な女の幽霊が――」

美希「律子…さん!ハニーのベッドに潜んでたら、何の特徴も無い幽霊が――」



律子「……誰か助けて」








おわり





31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 18:22:20.22 ID:mvvt+Djl0

やよいはかわいいなあー

HTML化依頼だしてきます

読んでくれた人たち、ありがとう





28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 18:14:37.93 ID:w7bhW3CJ0

何の特徴もない幽霊ww





37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 21:25:57.61 ID:9WTg41Jb0

何の特徴もない幽霊ってそれ幽霊なのか…?





29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 18:15:30.20 ID:VU1oyutyO

幽霊よりも生きてる人間の方が恐いと痛感した





30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 18:16:57.29 ID:c0eEBqCvo

まな板のような幽霊が二股してる





34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 20:02:48.68 ID:QUoq9QSdo

仲間を疑わない素晴らしい事務所ですね





26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 18:13:46.29 ID:7eE3JAEjO

出て来てない幽霊が居ますねぇ





27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/07(土) 18:14:36.21 ID:1qr6Nq4t0

>>26
まこちんは天使だからね、仕方ないね





39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/08(日) 00:36:25.34 ID:edBvrcVuO

よかった、亜美真美は純粋なままのようだ






元スレ:律子「事務所に幽霊が出たぁ!?」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402125019





  

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