*・゜゚・*:.。..。.:*・゜ SS 総評 ・*:.。. .。.:*・゜゚・*
【まおゆー@管理人】
当て字にもならないような地名とか、最近の子供の名前とか。
読めないように構成しているとしか思えない字は沢山ありますが。Pは大変お疲れのようで・・・乙。
2: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:42:10.71 ID:0Zj3OUpC0
ちひろ『モバPは字が読めない』
凛「でさ……」
モバP(以下P)「へー」
ちひろ「プロデューサーさん、お喋りもいいですけど、この書類に目を通しておいてくださいね」バサッ
P「ああ、すいません……悪いな凛」
凛「ううん、こっちこそ、仕事中にごめんね」
P「さて……」ペラ
3: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:42:46.42 ID:0Zj3OUpC0
P「……」
P「…………」
P「あれ?」
P「ちひろさん、ちひろさん」
ちひろ「何ですか?」
P「すいません……ここ、この字、何て読むんですか?」
ちひろ「どれどれ……え?」
ちひろ「プロデューサーさん……私をからかってるんですか?」
P「ええっ? いや、そんなことないですよ! 本当に読めないんですって!」
4: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:43:14.28 ID:0Zj3OUpC0
凛「そんなに難しい字なの? ちょっと見せてよ」
凛「……」
凛「…………えっ?」
凛「嘘でしょ?」
凛「普通の字じゃん……」
『通常』
凛「私でも読めるよ」
ちひろ「というか、中学生レベルの漢字……いや、読むだけなら小学生でも読めるんじゃ……」
P「え? え? ……え?」
5: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:44:34.36 ID:0Zj3OUpC0
薫「せんせぇ、どうしたのー?」ヒョコッ
P「か、薫! いいところに来た!」
薫「?」
P「なあ、この字、読めるか?」
薫「字ー? んーっとねぇ……えーっと……」
薫「わかったー! 『つうじょう』って読むんだよね!」
P「……!」
P「す、すごいな薫! よく勉強してるぞー」ナデナデ
薫「えへへー!」
6: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:45:05.70 ID:0Zj3OUpC0
P「……う、嘘だろ……?」
凛「ねぇ、プロデューサーってちゃんと大学出たんでしょ?」
P「あ、ああ……○○大学の経済学部だよ」
凛「普通にいいところじゃん」
ちひろ「まさか……裏口入学!? プロデューサーさん、いったいいくら積んだんですか!」
P「普通に試験にパスして入学しましたよ!」
凛「じゃあ、なんでこんな中学生レベルの字が……?」
P「そういえば最近も、こんなことがあったような気が……」
ちひろ「……きっと、疲れてるんですよ! 最近は働き詰めでしたし!」
P「そう、なのかな……」
凛「少しは休んだ方がいいんじゃないかな」
ちひろ「……」
7: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:45:44.28 ID:0Zj3OUpC0
ちひろ『モバPは記憶力が無い』
未央「ちょーっとちょっとプロデューサー!」バン
P「み、未央。どうしたんだ?」
未央「どうしたんだじゃないでしょ!」プンプン
未央「昨日は私がオフだから、ショッピングに付き合ってくれるって約束だったでしょ!」
P「えっ……そ、そうだったっけ」
8: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:46:24.77 ID:0Zj3OUpC0
未央「もー! ちゃんと朝にもメールしたし、『わかった』って返事もしてきたでしょー!」
P「す、すまん……」
未央「もー、今度はちゃんと付き合ってよー」
P「わかったよ」
ちひろ「プロデューサーさん、今日の朝ごはんは何でしたか?」
P「え? 朝ごはん?」
P「えーっと、確か……」
P「んんん……?」
9: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:47:10.48 ID:0Zj3OUpC0
未央「嘘でしょ、まさか今日の朝ごはんの内容も覚えてないの!? 昨日のとかならともかくさ!」
ちひろ「もしかして、抜かしたんですか?」
P「た、食べはしたんだ……ただ、何を食べたか思い出せなくて……」
未央「プ、プロデューサー、それはちょっとまずいんじゃ……」
P「そ、そうなのかな……」
ちひろ「……やっぱり、プロデューサーさんは疲れてるんですよ」
P「うーん……」
ちひろ「……」
10: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:47:40.82 ID:0Zj3OUpC0
ちひろ『モバPは耳が聞こえない』
卯月「ごめんなさい、こんなところまで呼び出して……」
P「いや、構わないさ。それで……話って?」
P「何か困ってることがあるのか? それなら力に……」
卯月「ち、違うんです。私、実はプロデューサーさんに言いたいことがあって……」
P「お、おう……」
卯月「わ、私……」
卯月「私、プロデューサーの事が、好きなんですッ!!」
P「……!」
11: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:48:20.47 ID:0Zj3OUpC0
卯月(わ、わーっ! い、言っちゃった! 言っちゃったよ!)
卯月(ど、どうしよう! どうしよう!)
卯月(プ、プロデューサーさんの返事は……?)
P「……」
P「えっ、何だって?」
卯月「」
12: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:49:04.23 ID:0Zj3OUpC0
卯月「……」
P「いや、すまんな。最近なんか耳が遠くなったような気がするんだよ……」
卯月「……」
P「上手く聞こえなかったんだ。もう一回言ってくれないか?」
卯月「……」
卯月「プロデューサーさんのバカーッ!!」ダッ
P「おい、卯月!?」
P「……あいつ」
P「最後、なんて言ったんだ?」
13: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:50:04.39 ID:0Zj3OUpC0
卯月「―――なんてことが、あったんですよぅ!」グスグス
ちひろ「そ、それはそれは……」
卯月「ひどいと思いませんか!?」
ちひろ「そう、ですねぇ……」
ちひろ「きっと、プロデューサーさんは疲れていたんですよ……」
ちひろ「だから、許してあげてください」
卯月「うぅ……」グス
ちひろ「……」
14: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:51:08.99 ID:0Zj3OUpC0
ちひろ『モバPは目が見えない』
ちひろ「プロデューサーさん、そんなに目を近づけて書類を見ていたら、目に悪いですよ」
P「あっ……そんなに近づけてましたか」
P「何だか最近、目が悪くなったみたいで……」
春菜「メガネかけましょう」ニュッ
P「お、おう……」スチャッ
15: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:51:40.61 ID:0Zj3OUpC0
P「おっ、見えやすくなったなー」ジー
ちひろ「プロデューサーさん、またやってますよ……」
P「え……? あれ、おかしいな……」
P「メガネかけて、見えやすくなったはずなんだけど……」
P「あ、あれ……?」
ちひろ「……」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/29(日) 13:52:17.73 ID:V8vDUI9oo
こええよ…
17: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:52:48.63 ID:0Zj3OUpC0
ちひろ「本当に、大丈夫ですか? 最近なんだかおかしいですよ」
P「……自分でも、おかしいとは感じているんですけどね……」
P「プロデューサーになる前はこんなこと、一度だってなかったのに……」
ちひろ「いっそ、まとめてお休みを取ったらどうですか?」
P「でも、俺がいないと仕事が……」
ちひろ「大丈夫ですよ! アイドルたちもみんな成長しましたし」
ちひろ「自分たちだけでも、少しの間ならきっと何とかなりますよ! 私もサポートしますし!」
ちひろ「だから……少し、休みましょう?」
P「そう……ですね」
P「わかりました……少しの間、休暇を取ることにします」
ちひろ「……はい♪」
18: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:53:44.57 ID:0Zj3OUpC0
凛「ねぇ、ちひろさん。プロデューサーは?」
ちひろ「プロデューサーはいま、お休みを取ってるんですよ。最近、疲れた様子だったでしょう?」
凛「確かにね……。簡単な字も読めなかったり」
未央「物忘れが激しかったり」
卯月「耳が遠かったり」
ちひろ「目が悪くなっているようでしたし……ね」
ちひろ「でも、きっとすぐに、また元気な姿を見せてくれますよ!」
19: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:54:45.69 ID:0Zj3OUpC0
ちひろ「プロデューサーさん♪ 調子はどうですか?」
P「………………!」ピク
P「ちひろさんっ! そこにっ、そこにいるんですかっ! 居るんですよね!!」
P「俺の声、聞こえますか!!」
P「スタドリ! スタドリをください!!」
P「ああ駄目だ、我慢できない! スタドリ! スタドリ! スタドリ!!」
P「スタドリをォォォォォォォォ!!!」
20: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:55:40.22 ID:0Zj3OUpC0
ちひろ「はいっ、スタドリ10本で、1000MCですよ♪」
P「スタドリィィィィィィィ」チャリン
ちひろ「ありがとうございまーす♪」
P「ハァッ ハァッ」ゴキュゴキュ
P「プハァッ」
P「はぁ……はぁ……」
23: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:56:07.61 ID:0Zj3OUpC0
P「…………」
P「ガチャだ……ガチャ……」
P「ガチャを回さないと……」
ちひろ「ガチャは1回300MCですよーっ」
P「……………………」ガチャガチャ
P「……………………」ガチャガチャ
P「……………………」ガチャガチャ
P「……………………」ガチャガチャ
24: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:57:10.78 ID:0Zj3OUpC0
ちひろ「プロデューサーさん」
ちひろ「プロデューサーさんは、字が読めないのかもしれません」
ちひろ「記憶力が無くて、耳が悪くて、目が悪いのかもしれません」
ちひろ「でも、プロデューサーさんには、ひとつだけ、出来ることがあるじゃないですか」
ちひろ「それだけ出来れば、十分なんですよ……♪」
P「……………………」ガチャガチャ
P「……………………」ガチャガチャ
P「……………………」ガチャガチャ
ちひろ『モバPは課金ができる』
25: ◆.2RVExwkajVj:2014/06/29(日) 13:59:38.98 ID:0Zj3OUpC0
おしまい
しまった、『モバPは計算ができない』を入れ忘れていた
読んでくださった方、ありがとうございました
みんなも課金には気を付けようぜ!
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/29(日) 14:00:50.74 ID:V8vDUI9oo
久々のド畜生ちっひ
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/29(日) 14:55:26.60 ID:QI54u5PN0
これは正統派ちひろ
乙
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/29(日) 15:44:54.40 ID:iR0Ffwg6o
>>34
悪魔なんですがそれは
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/29(日) 14:04:53.29 ID:ndMWuX/co
これは胸を張って言えるファッキューチッヒ
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/29(日) 14:15:03.26 ID:PVramyXuO
鬼!悪魔!ちひろっ!!!!
乙ー
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/06/29(日) 14:03:49.43 ID:dAsElw0j0
乙
ちっひかわいい(錯乱)
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/29(日) 17:53:59.89 ID:HOUdQDhPO
ヒエッ…
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/29(日) 14:01:58.56 ID:KeGaGnFco
おつ
ところで何に気をつけるんだっけ?(ガチャガチャ)
元スレ:ちひろ「モバPは字が読めない」
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