2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/13(日) 21:00:33.10 ID:Jl5A6iDno
天使
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/13(日) 21:01:51.45 ID:EvXbTcsaO
頭
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/13(日) 21:02:54.05 ID:RhsvuCQsO
頭が天使…どういうことなんや…
17: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 21:17:17.44 ID:X7GEudvK0
春香「なにこれ・・・もしもボックス?」
春香「なんで事務所の倉庫に・・・ていうか、そもそも使えるのかなあ?
春香「・・・でも、みんなに見せたらみんなろくでもない使い方しそうだなあ」
春香「まあいいや、ためしに適当に使ってみよっと」
春香「もし千早ちゃんの頭が天使なら」リーンリーン
春香「・・・・これで変わったかな?」
春香「事務所に戻ってみよっと」
19: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 21:19:26.38 ID:X7GEudvK0
春香「プロデューサーさん、千早ちゃんいますか?」
P「え?千早?まあ、そろそろ来るな・・・・ハア」
春香「どうしたんですか?」
P「どうしたも何も・・・いつも見てれば分かるだろ?」
P「あいつの相手って何となく疲れるんだ・・・って、プロデューサーがこんなこと言ってちゃだめだな」
P「どれだけ経ってもなれそうにないよ」
21: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 21:21:13.49 ID:X7GEudvK0
春香「え?それってどういう」
ガチャ
千早(ツインテール)「うっうー!おはようございまーす!」
千早(ミンゴス声)「プロデューサーさん、今日も元気に、行きましょー!」
P「お、おう・・・」
春香「」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/13(日) 21:21:35.26 ID:oq6qB3hjo
あぁ、天使だな(納得)
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/13(日) 21:22:00.76 ID:QS17VW6N0
そっちかー(安堵)
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/13(日) 21:23:41.63 ID:Ne7oLFG50
これは天使ですわ、うん
26: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 21:24:41.26 ID:X7GEudvK0
春香「千早・・・ちゃん?」
千早(身長162)「あ!春香さん、おはようございまーす!」
春香「あ、うん・・・」
千早(胸囲72)「それにしても、春香さん早いですね!」
春香「そ、そうだね・・・千早ちゃんもね?」
千早「頑張って早起きしました!ありがとうございまーす!」ガルーン
春香(疲れる・・・)
29: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 21:28:28.79 ID:X7GEudvK0
雪歩「うっ・・・如月さんが・・・」ヒソヒソ
真「そろそろいこうか、雪歩・・・」ヒソヒソ
亜美「あれで16歳とか信じらんないよね」ヒソヒソ
真美「頭の中身が小学生じゃん」ヒソヒソ
亜美「いわゆる池沼ってヤツー?」ヒソヒソ
律子「こら!千早がかわいそうでしょ!?」
真美「そんなこと言っていいのりっちゃん~?」
律子「うっ・・確かに・・・」
31: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 21:32:53.14 ID:X7GEudvK0
ガチャ
やよい(仁後真耶子声)「おはようございますプロデューサー」
P「お、やよいか」ホッ
やよい(ストレート)「今日は歌のレッスンです、早く行きましょう」
P「ちょ、ちょっと待ってくれ、まだ支度が出来てないんだ」
やよい(ベロチョロ装備)「そうですか・・・時間が惜しいです、早くお願いしますね」
P「おう、任せておけ!」
春香(これはいったい72が・・・)
33: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 21:37:12.61 ID:X7GEudvK0
伊織「いつにも増してやる気ね、やよい」
やよい「水瀬さんは支度出来ましたか?」
伊織「当然よ!あんたはしっかりしてるから、年下だけど頼りになるわね」
やよい「そんな・・・自分には、歌しかないだけです」
千早「さすがやよい、かっこいいですねー!」
やよい(如月さんかわいい)
春香(何かつよい既視感が・・・)
36: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 21:45:00.50 ID:X7GEudvK0
・・・・・・
春香「・・・・・・」ipod
団結2010
千早『いえーい如月千早でーす!貧相だけど頑張ります!』
やよい『歌えるチャンスがあるならば、クチバシつけて頑張ります・・くっ』
春香「歴史が歪んじゃってるよ・・・どうしよう・・・!」
37: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 21:48:35.44 ID:X7GEudvK0
千早「あ!春香さん、どうかしたんですかー?」
春香「いや、なんでもないよ」
春香「あれ?今日は仕事ないの?」
千早「え?そうですよ?」
千早「だって、私と春香さん、同じユニットじゃないですか!」
春香(この世界の私すごいなあ・・・)
38: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 21:52:21.77 ID:X7GEudvK0
千早「いつもお仕事がないですから、午後にレッスンですもんね!」
春香「う、うん・・・」
春香(たしかに16歳高身長のこれを出すのは、テレビ的に・・・)
千早「春香さん、オセロしましょう!今度は負けませんよ!」
春香「・・・いいよ、やろっか」
千早「はい!ありがとうございまーす!!」ガルーン
春香(とりあえず、頭の中身がやよいなのは分かったなあ・・・)
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/13(日) 21:54:36.69 ID:SCujGpFOo
俺が引き取るわ
40: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 21:55:09.78 ID:X7GEudvK0
春香「よーしまた私の勝ちね!」
千早「あ!もうこんな時間!」
春香「どうかしたの?」
千早(べろちょろ装備)「もやしの特売があるんです!レッスンの前には戻りまーす!」
春香(貧乏じゃなくてももやしなのか・・・)
P「・・・・ふう、ようやく落ち着いたよ・・・お疲れ春香」
春香「・・・・・・」
41: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 21:58:15.34 ID:X7GEudvK0
春香「プロデューサーさん・・・どうして千早ちゃんにお仕事がないんですか?」
春香「それに、みんな何だか冷たいですし・・・やよい以外」
P「はあ?そんなの・・・一番お前が分かってるだろ?」
P「あの落ち着きのありそうな、大人びた顔で、やることがあまりに幼稚すぎるというか・・・」
P「しかも、意識してやってるわけでもなく・・・」
P「言うまでもないが、頭が弱いわけでもなく・・・」
P「要するに、アレを『素』でやってるんだぞ?」
春香(うーんこの)
43: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:02:19.89 ID:X7GEudvK0
P「最初はスタッフの人たちも大目に見てくれたが・・・」
P「視聴者からも偶に苦情がきたりするくらいだからな」
春香「そ、そんな・・・」
P「社長の『ティンときた』も、外れることがあるんだな・・・あれじゃただの色物アイドルだ」
P「正直いって、春香。お前をソロで売り出してやりたいと思ってるんだ」
P「千早と組んでたんじゃ、お前がかわいそうだ」
春香「・・・・・・!!」
46: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:05:09.60 ID:X7GEudvK0
春香「・・・プロデューサーさん、今すぐ謝ってください」
P「え?」
春香「私じゃありません!今いない千早ちゃんにです!」
春香「千早ちゃんだって、一生懸命やってるんです!この事務所の一員なんです!」
春香「それをそんないいかた・・・あんまりです!」
P「ええ!?いやだって、いつもはお前が一番・・・」
千早「ただいまかえりましたー!」
49: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:08:58.83 ID:X7GEudvK0
春香「は、早かったね・・・」
千早「えへへー、特売日、一日間違えちゃってました・・・」
春香「ははは、千早ちゃんらしいね」
千早「それじゃあ、少ししたら、レッスンにいっちゃいましょう!」
春香「うん!」
P「・・・・・・・・」
春香「・・・・・・・・」
50: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:13:30.00 ID:X7GEudvK0
・・・・
千早「タレがあってアメがあって タニシができれぅ~♪」
春香「・・・・・・」
千早「おーぼえーておーけーばー かまげぇぇぃんっ!」
春香(声が千早ちゃんだけに・・・お腹痛いwwwwwwww)バタバタ
千早「うまく歌えましたね!ハイターッチ!」
春香「ハイwwwターwwwwwッチwwwwww!」
千早「?」
51: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:16:29.98 ID:X7GEudvK0
千早「今日もすっごく疲れましたー!」
春香(私は別の意味で疲れたよ・・・)
春香(明日か明後日くらいに元に戻そ・・・)
千早「・・・春香さん、大丈夫ですかー?」
春香「う、うん、平気だよ!」
春香「千早ちゃんこそ、ちょっとやつれてる?」
千早「・・・・・・・・・」
52: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:18:22.25 ID:X7GEudvK0
千早「今日の春香さん・・・何だか優しいですね・・・」
春香「え?まあ、それほどでも・・・」
千早「・・・・実は私、聞いてたんです」
春香「え?何を?」
千早「・・・私が事務所に帰ってきた時です」
千早「プロデューサーさんと、春香さんが話してるの・・・」
春香「!」
53: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:22:23.46 ID:X7GEudvK0
千早「私のことで、話してるの、聞いちゃって・・・」ウルウル
千早「直ぐに言いだそうと思ったんですけど、出来なくって・・・」ボロボロ
千早「うぐっ・・えぐっ・・・」
春香「千早ちゃん!?」
春香「ほら、泣かないで?頑張ってれば、プロデューサーさんだってきっと」
千早「違うんです・・・嬉しいんです・・・」
春香「・・・・・・」
55: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:26:28.92 ID:X7GEudvK0
千早「私、いっつも元気で、明るくいるようにしてるんです」
千早「周りにいるみんな、笑顔になればいいなって」
千早「でも、いっつもみんな、私のこと見ながら眉を潜めてて・・・」
春香(気づいてるなら変えようがあるんじゃ・・・)
千早「ただ元気にしてるだけなのに、みんなから笑われて、友達もいなくて・・・」
春香(・・・そっか、本当に純粋な『やよい』の心なんだ・・・)
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/13(日) 22:29:23.28 ID:mlkgbegu0
天使じゃないか……!
57: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:32:15.91 ID:X7GEudvK0
千早「だから今日、春香さんが言ってくれたことが、本当に嬉しくて」
千早「春香さんみたいな人、誰もいなかったんです・・・!」
春香「・・・そっか」
春香「大丈夫、それは千早ちゃんの個性だから」
春香「否定するほうがおかしいんだから!私が保証するよ!」
千早「・・・春香さん!うわああああああああん!」
58: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:34:46.92 ID:X7GEudvK0
春香(それからしばらく、千早ちゃんは私の胸の中で泣いてた)
春香(・・・確かに、誰でもいつか変わらなきゃならないのかも)
春香(でも・・・変わっちゃいけないものもあると思う)
春香(ずっと純粋でいたって、私はいいと思う)
春香(多分、うらやましいから・・・)
春香(千早ちゃん・・・というより、やよいみたいであり続けたかったから、みんな言うんだと思う・・・)
59: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:38:21.29 ID:X7GEudvK0
春香「・・・落ち着いた?」
千早「はい・・・ありがとうございます」
春香「こんどからは・・・嫌なことははっきり言いな?」
千早「え?みんなにですか?」
春香「『なんでこんなことするの!』とか、しっかり言わないと」
春香「溜め込んでるだけじゃ、千早ちゃんもいっぱいいっぱいになっちゃうから」
千早「・・・そうですね!わかりました!」
60: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:40:05.51 ID:X7GEudvK0
春香「それじゃあ、帰ろっか」
千早「はい!また明日!」
千早「明日からいつも以上に、頑張っちゃいますよー!」
春香「うん!じゃあね!」
千早「はい!」
春香(・・・もうちょっとだけ)
春香(もうちょっとだけ、このままでもいいかな・・・えへへ)
62: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:44:56.15 ID:X7GEudvK0
・・・・
春香(とは言ったものの・・・)
千早「世界中笑顔になれ♪アッハッハッハ♪」
千早「ひとつひとつ願いが叶いますように♪」
審査員「ふう・・・」
審査員「はあ・・・」
審査員「帰りたい・・・」
63: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:47:00.40 ID:X7GEudvK0
審査員「・・・演目の途中で悪いけどね」
審査員「君だよ君!青い髪の!」
千早「え?」
審査員「キャラ作りだかなにだかしらないが、見苦しいだけだ!」
千早「いえ、そんな、」
審査員「本当に自分に合ってると思うのか?無理してないか!?」
千早「違います!私は私です!」
64: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:49:00.40 ID:X7GEudvK0
審査員「とにかく、ここのものはまだしも、マッチして無さ過ぎる」
千早「そんな・・・」
審査員「一言で言えばキモイ」
千早「!」
審査員「もう帰りたまえ」
千早「・・・・・・・・」
千早「・・・・・世界中笑顔になれ」
審査員「?」
65: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:50:54.75 ID:X7GEudvK0
千早「おい」ビキビキ
審査員「え?」
千早「笑顔になれ(命令形)」
審査員「えっ」
千早「世界中笑顔になれえええええええヒャーッハッハッハッハッハー!」
春香「」
67: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 22:53:50.20 ID:X7GEudvK0
千早「スマイル体操?夢見るエクササイズ?」
千早「体操しながら夢見れるわけねーだろくそもやしがッ!」
審査員「ど、どうしたのかね、君!」
千早「絶対ハッピー(命令形)」
審査員「は、はいい!」
春香(『はっきり言いな』って言ったら堕天してるんですがそれは・・・)
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/13(日) 22:54:29.26 ID:wYFkByymo
信じてたんだぞ……俺は>>1を信じてたんだぞ!
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/13(日) 22:55:50.57 ID:TKcCnUEXO
なぜこうなった
71: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 23:00:27.52 ID:X7GEudvK0
審査員「なんだこのアイドル!?」
審査員「いやまて、このギャップ・・・むしろ新しい!」
審査員「なんというパワーだ・・・」
千早「あたしは陽気な幻覚体験者(ゲンキトリッパー)ー!」
千早「HEAR ME UP!(最期まで耳に焼き付けな!)」
春香(帰ろう)
72: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 23:01:10.39 ID:X7GEudvK0
・・・・
春香「ふう・・・もとの世界に帰ってきた」
春香「やっぱり千早ちゃんは千早ちゃんのままでいいや」
春香「・・・・まてよ」
春香(今回、千早ちゃんの頭がやよいになっただけだよね?)
春香(それだけなのに、あの行動って・・・まさか・・・)
ζ*'ヮ')ζ「・・・・・・・・・」
春香(・・・これ以上はよそう、私は何も見なかった・・・)
ζ*'ヮ')ζ「命拾いしましたね・・・」
春香(今何か・・・?)
春香(・・・・気のせいか)
おしまい
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/13(日) 23:03:02.96 ID:QS17VW6N0
おつ
素晴らしい作品だった
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/13(日) 23:04:26.60 ID:x7FrssZbo
おつ
つまりやよいは…
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/13(日) 23:07:45.95 ID:Ne7oLFG50
おつ
やよいは天使…だよね?
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/13(日) 23:05:40.51 ID:nu9nRDKvO
やよいは天使(唯一神と悪魔の人類殺害数的な意味で)
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/13(日) 23:07:27.92 ID:dkzyqxat0
命を拾った、落とさないようにね
80: ◆IOZsi9OLhk:2014/07/13(日) 23:14:26.76 ID:X7GEudvK0
安価は完全に守られました(白目)
最近はほのぼのしてますが楽しかったです
最後まで読んでくれてありがとう
来週のこの時間に、また会いましょう
元スレ:春香「もし千早ちゃんの>>7が>>2なら」【安価は命より重い】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405252800
【 関 連 記 事 】
ずっとこんな感じのやつを書いていればいいのに!!!