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  女「記憶喪失が男子禁制の村で繰り返す死のループを安価で脱したい」【4】

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜   SS 総評   ・*:.。. .。.:*・゜゚・*

       

【まおゆー@管理人】
VIP的ミステリー系ノベルゲー第四弾!果たしてVIP住人はTrueにたどり着けるのか!?
伏線が多すぎて壮大なゲームになりつつある本作。もうYOU!ゲーム化しちゃいなよ!!
ここまで大きなストーリーになるとは予想外。本作も乙でした!
前作
女「記憶喪失が男子禁制の村で繰り返す死のループを安価で脱したい」【1】
女「記憶喪失が男子禁制の村で繰り返す死のループを安価で脱したい」【2】
女「記憶喪失が男子禁制の村で繰り返す死のループを安価で脱したい」【3】


1:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 20:00:03.08 ID:LWIlUCdoO

●●●●〇〇〇●〇〇〇〇〇●〇〇●〇〇〇◆◇◇☆ ■□□□□ ▼

【回収リスト】

・八重歯(ロリ・銀髪)【①〇③】
・ポニテ【①②③】
・黒髪【①〇〇】
・金髪【〇〇〇】
・お嬢(メイド)【①〇〇】

 ※【回収リスト】が埋まっている人物は『変わらない3日間』の公開が可能。


 キャラが出揃ってきたので新しい展開に進めると言いましたが、もう少しノーマル√をクリアしていこうと思います。


 進めていきます。






12:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 20:11:10.07 ID:LWIlUCdoO

『どこか……っ、無いのか……っ!』

 走る。
 逃げ場所は見当たらない。

『女はどこに行った!?』
『ここなら逃げ場所は限られてきます……』

 八重歯が追ってくる――味方だと思っていたのに……。

女「っ!」

 行き止まりだ。
 もう、逃げ場は――…

『見付けましたよ。女さん』

 ――…無い。絶対絶命だ。
 振り返ると、金髪さんがいつもと変わらぬ笑顔で、立っていた。

女「……もう、諦めた方が良さそうですね」
金髪「ええ……逃げられませんよ」


金髪『この鬼ごっこ。私たちの勝利です』ニコ
女「……」ハァ

 そう、これは鬼ごっこ。

 減らない敵から逃げ続ける。終わりの無いゲーム。





15:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 20:21:01.60 ID:LWIlUCdoO

 ここは、金髪さんの屋敷。
 許されている行動範囲が屋敷の一部分のみとはいえ、逃げ隠れするには申し分の無い広さのプレイグラウンドだ。

女「あと少しで逃げきる事が出来たんですが」ハハ

金髪「いえ。窮地に陥ってから、よくこの時間まで逃げられたと思います」ニコ

女「それにしても、広いお屋敷ですね」

金髪「先代や、そのまた先代から受け継がれているものですから……老朽化が進んでいて、雨漏りが目下の悩みですね」

女「それは……修繕が急がれますね」

女「この後は、どうするんですか?」

金髪「そうですね……」
金髪「お昼にしましょうか」ニコ

女「それは……とてもありがたい提案です」

金髪「この鬼ごっこには、時間制限という終わりがあって本当に、良かったです……」

女「?」





18:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 20:30:41.20 ID:LWIlUCdoO

女「終わりの無い鬼ごっこなんて…」
女「……不毛なものですよね、何のためにやるのかすら」

金髪「不毛なものという解釈には賛成しますが」
金髪「やる理由は、あるかもしれませんよ」ニコ

女「はあ…」
女「……よほど身体を動かしたいのかな」
金髪「そのような理由でもいいかもしれませんね」クス

――…

八重歯「だからさ、捕まった人間も鬼になるってどうなんだよ」パク
ロリ「鬼の数が一定よりはスリルがあるんじゃない?」モグ

女「……」パク
女「捕まった人間が鬼になる変わりに、捕まえた鬼が、逃げる側になるのもアリだとは思うが」

金髪「……それは、鬼が裏切るという意味でしょうか」

女「……いえ」
女「鬼が、解放されるという意味の方が合いますね」

女「鬼の呪縛から解き放たれるために…」
女「……それなら、逃げる側にも鬼を解放出来るルールがあれば」

女「鬼を全員救い出す事も……」フム

金髪「……」





22:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 20:42:14.59 ID:LWIlUCdoO

女「鬼ごっこは久しぶりにやりましたよ」

金髪「"鬼事"です」

女「? オニゴト??」

金髪「この村では、そういう名前の遊びなんです」ニコ

女「鬼事……ほう」

金髪「それに、鬼が減っていくルールを仰りましたね」

女「ええ」

金髪「それは… 女「"増え鬼"は、鬼が強すぎるんですよ」

金髪「……」

女「過去に1500人以上で増え鬼をやった事例があるんですが…」
女「……ものの7分で全員が鬼となって、終了しました」

金髪「……鬼は強いもの、否定は出来ません」

女「パワーバランスがおかしいんですよ」
女「それをクリアする方法が、先ほど言った『鬼を救う』というルールに繋がります」

金髪「……」





26:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 20:50:26.45 ID:LWIlUCdoO

金髪「……」
金髪「鬼は、本質から『鬼』なんだと私は思います」

金髪「悪魔は、どうしようもなく……悪魔なんです」

女「……」

金髪「鬼――…悪魔を止めるには、退治するしかありません」
金髪「救い出すというのは少し、理想が強いのでは。と」ニコ

女「……」
女「鬼が、追いかけたくなくて…追いかけているとしたら話は別です」

金髪「…………では」
金髪「女さんは、鬼を救い出すのは可能。だと?」

女「……そうですね」
女『私は……』

①鬼は救える。と言う
②鬼次第。と言う
③考えたが無理。と言う

安価>>30





30:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 20:51:40.20 ID:9dxApL390

1





33:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 20:57:58.23 ID:LWIlUCdoO

女「鬼は、救えます」

金髪「……」

金髪「……鬼が嫌だと言おうと?」

女「鬼のためなら……」

金髪「鬼側の都合は無視ということですね」

女「それは……」
女「たしかに、鬼の 金髪「いいです」

金髪「私は、鬼に変わる気が無い限り心変わりは有り得ないと思います」

女「……ですが」

金髪「いいです。と言いましたよね」
金髪「この話は終わりです」ニコ

女「鬼が…」
女「変わりたいけど、変われない理由があると……?」

金髪「……」ニコ

金髪「それは…鬼にしか、わからないと思います」クス





37:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:13:25.51 ID:LWIlUCdoO

――…

八重歯「お邪魔しました」ペコ
ロリ「最近の八重歯を見てると忘れていたけど、礼儀正しいもんね元々は」

八重歯「……」
ロリ「冗談だよ怒らないでよーもう」

女「八重歯が礼儀正しいのは今もだろ」

八重歯「……そう、かな」

女「ああ、言葉遣いはアレだが……食事中や普段の振る舞いを見ていれば伺える」

八重歯「な、なんだよ」
八重歯「誉めるなよ鳥肌が立つだろう」

ロリ「ニヤけてなに言ってるんだか」
八重歯「うるさい」ムゥ

ロリ「それじゃあ、私はもう少しだけ用事があるから」フリ
女「? 用事??」

金髪「はい。少しだけなので」ニコ

金髪「話が弾めば女さんも…と思いましたが」
金髪「昼間の鬼談義が私の中で引っかかっているので今回は……」ニコ

女「? ……わかりました」





40:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:22:41.57 ID:LWIlUCdoO

――…

トボトボ…

女「ロリの用事ってなんなんだろうな……」

八重歯「そうだな、大した用じゃないみたいだが」

女「そうなのか? まあ、私も中に入れてもらえるみたいな流れだったらしいし」

八重歯「本当は、私たち三人で金髪さんの家に泊まり。という案もあったんだ」

女「……?」
女「私がなにか怒らせたから、無しになった…とか?」

八重歯「そんなんじゃない」
八重歯「金髪さんは繊細とは違うが少し、脆いところがあるから」

女「……八重歯は、私についてくるために泊まりを断ったのか」

八重歯「考えすぎだ」
八重歯「仮にそうだとするなら、私は喜んで女側に付くけどな」

女「……そうか」
女「優しいな、八重歯は」ニコ

八重歯「……鳥肌たつからやめろ」カァ





43:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:31:26.19 ID:LWIlUCdoO

女「……ん?」
女「ポニテさんは、どこに行ったんだ?」

八重歯「……さあ、まだ金髪さんの家にいるんじゃないか?」

女「昼には既に姿が見えなかったから、帰ったんだろうと思っていたんだけど」

八重歯「なら帰ったんだな」ウン

女「……単純すぎないか考えが」

八重歯「物分かりが良いんだよ」
八重歯「明日、ポニテさんの家に行く用があるし。その時にでも聞けばいい」

女「それでいいか……」ウーン

――…

ドンドンッ

八重歯「ポニテさーん」

女「相変わらず、戸を叩いて呼ぶ事に抵抗があるな私は」

八重歯「慣れろ慣れろ。その内、考えなくてもこの村に染まっていくと思うけどな」





45:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:42:23.14 ID:LWIlUCdoO

ガラッ
ポニテ『おはようございます』ニコ

女「お酒をもらう上、お昼ご飯まで誘っていただいて……」

ポニテ「そうかしこまらずに」
ポニテ「中へどうぞ」

―……
八重歯「どうだ? 女」

女「? お酒のことか??」ゴク
女「……前飲んだ時より美味しく感じるな」

八重歯「……そうか」

ポニテ「それは、杜氏として嬉しいです」フフ

女「そうだ。昨日はポニテさん、途中でお帰りになられました?」

ポニテ「……ええ、そうです。急用を思いだしまして」

女「そうでしたか…いや、それだけなので。お気になさらず」

ポニテ「……そうです」
ポニテ「いま、お友達が家に来るのですが……」

女「お友達……?」





47:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:50:06.11 ID:LWIlUCdoO

ガラッ

黒髪『ポニテさん。朗報…』
黒髪「……よ?」チラ

女「……どうも」

黒髪「……」
黒髪「どうしてこの二人がこの場にいるのかしら」

八重歯「なんだよ、ちょっと用事で居座ってるだけだろ」

黒髪「……」
黒髪「用が済んだのなら早急に帰ることね」

八重歯「ずいぶん嫌われてるみたいだな」

黒髪「関心が無いだけよ」

八重歯「なら帰らなくても問題ないだろう」

黒髪「用も無いのに居座るなんて、変な人」

八重歯「よし、喧嘩だな」
女「おい、よせって」

ポニテ「まあまあ。仲良くいきましょう」ニコ

黒髪「……誰のせいだかわかってるのかしら」





49:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:55:03.88 ID:LWIlUCdoO

黒髪「私は大事な用があって来ているの」

女「……」

黒髪「他人には聞かれたくないから、帰っていただけないかしら」

八重歯「……わかったよ」

黒髪「ああ、女さんは居てもいいわ」

女「っ……私が?」

黒髪「ええ」

八重歯「…………」

女『……それは』

①一人だけ残る
②二人で帰る

安価>>53





50:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:55:29.52 ID:9Zg3efQX0

1





51:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:55:45.08 ID:9Zg3efQX0

1





52:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:56:00.96 ID:9Zg3efQX0

1





53:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:56:16.22 ID:9Zg3efQX0

2





54:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:56:17.73 ID:9dxApL390

1





55:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:56:41.18 ID:qrspER1AO

1





56:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:58:41.56 ID:EPQ6Obzu0

1





57:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 21:58:47.89 ID:tSGIkCPe0

ピンポイントワロタ





58:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 22:01:15.89 ID:LWIlUCdoO

女「……いや、帰るよ」

黒髪「そう。残念ね」

女「行こう、八重歯」

八重歯「あ、ああ……」

女「ポニテさん。お酒、ありがとうございました」ペコ

ポニテ「いつでも来ていいですからね」フリ

――…

八重歯「良かったのか?」

女「どうして? 残る理由は無いだろ」

八重歯「それもそうだけど……」

女「昨日は八重歯が私と一緒に帰ってくれただろう」ニコ

八重歯「……ありがとうな」

女「ああ」

八重歯「…………黒髪のやつ…」





60:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 22:05:08.26 ID:9dxApL390

これは正解なのか?





61:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 22:06:05.38 ID:ygsM83I30

一見不正解だよな……





62:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 22:06:06.69 ID:JG9W7Yk30

黒髪の言う『朗報』というのが気になるな





65:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 22:18:42.98 ID:LWIlUCdoO

女「八重歯?」
八重歯「ああ、少し考え事をしただけだ」

――…数日後
カァー カァー

女「……大分、畑仕事にも馴れたな」

女「今日の夕飯は… 『……よ!』

女「?」

村人A『ポニテさんが失踪したみたいよ!』

女「!?」
女「ポニテさんがっ?」

ピーーーーー ピーーーーー ピーーーーー!!!

女「! この音は……サイレン?」

女「サイレンが鳴れば家に戻らないといけない……」
女「……」

女『……よし』

①家に帰る
②ポニテさんを捜す

安価>>70





70:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 22:20:32.64 ID:9dxApL390

1





75:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 22:28:34.90 ID:LWIlUCdoO

女「……いや、帰ろう」
女「サイレンが鳴っているんだ。規則は守らないと」

ピーーーーー ピーーーーー ピーーーーー!!!

女「……」

――…【八重歯 宅】
女「……八重歯、遅いな」

女「……先に寝るか」

――…

チュン… チュン…

女「……ん…」

八重歯「起きたか?」

女「八重歯……」ハッ
女「そうだっ、ポニテさんが!」

八重歯「ポニテさんなら隣の村で発見されたよ」

女「隣の……村で?」

八重歯「ああ、だから安心しろ」ニコ





80:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 22:36:34.17 ID:LWIlUCdoO

女「隣の村まで行ったのか?」

八重歯「金髪さんが、教えてくれたんだ」

女「金髪さんが?」
女「……」

八重歯「見つかったんなら良かったじゃないか」
八重歯「今日も仕事があるんだからな」

女「いや」
女「金髪さんに話を聞きに行く」

八重歯「……今度で良いだろう?」

女「この村から出る手段があるということだろ」
女「隣の村に行けるとわかった以上、後回しになんて出来ない」

八重歯「……」
八重歯「頼む。やめてくれ」

女「八重歯は……なにを隠しているんだ?」

八重歯「……」

女「言えないなら…私も、八重歯の言うことは……聞けない」





87:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 22:52:23.25 ID:LWIlUCdoO

――…【舎務所】
女「金髪さん!」

『……?』

女「ポニテさんの事ですが」
女「隣の村に行ける方法があるんですよね?」

『…………』
女「聞いているんですか!?」

『うーん…』
『……あると言えばあるけど』

女「あるんですよねっ」
女「ならその村までの地図を…ん?」

『?』タユン
女「……金髪、さん?」

『……ああ』

お嬢『予想した確率では…10回に一回くらい、私が勝つんだよ』ニッ

女「……?」
お嬢「地図だったね~、今から書くから」

女「あ、あなたは…」
女「…………だれですか?」
お嬢「……?」ニコ





90:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 22:59:24.60 ID:LWIlUCdoO

八重歯「女!」バンッ

お嬢「あっ、八重歯。おはよー」フリフリ

八重歯「っ」
八重歯「…………え?」

お嬢「酷いなあ、幽霊を見たような顔をして」

八重歯「……だ」
八重歯「だって…」

『……すみません』

女「? 貴方は……」

メイド「この方の保護者です……」
女「保護者?」

メイド「話は、ここまでです……」キョロ
メイド「帰りましょう、お嬢様」

お嬢「どこに帰るんだよ……」ブー
メイド「それは… 『そうですね』

金髪『どこに帰るつもりでいるんですか』ニコ

メイド「っ」ビクッ

女「……?」





92:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 23:05:17.19 ID:LWIlUCdoO

メイド「そ、それは……」

金髪「どこに、帰るんですか?」ニコ

メイド「……」ビク

金髪「普段の貴女らしくない…もう少し堂々とした振る舞いをなされては?」ニコニコ

メイド「……や、屋敷に…」

金髪「誰の?」

メイド「別家の――」
金髪「――…高台の建物、ですよね」ニコ

メイド「あ……」チラ
お嬢「? どうしたの?? お姉さん」

メイド「……」
メイド「…………わかり、ました」ペコ

金髪「ええ……それが賢明です」

――…
金髪「貴女方は……どうかしましたか?」

女「……あっ」
女「そうだ金髪さん! お話があるんです!!」

金髪「? お伺いしましょう」クス





95:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 23:09:22.48 ID:LWIlUCdoO

女「隣の村に行くまでの地図をくださいっ」

金髪「……山道は危険が多いですよ」

女「大丈夫です。体力は付きましたから」

金髪「そうですか…」
金髪「……考え直されては?」

女「変えません」

金髪「そう……残念です」ハァ

金髪「では、地図をお書きしましょう」

――…

女「少しだけ、留守にするよ」

八重歯「……」

女「そういえば、金髪さんにソックリなあの人……誰だったんだろう」フム

八重歯「……」

女「それじゃあ……行ってきます」

八重歯「……」





98:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 23:12:50.94 ID:LWIlUCdoO

――…

女「山道は、急な勾配が続くな……」

女「……ん?」チラ

【古びた建物】

女「あれは……『高台の建物』というやつか」
女「近寄るなって話だよな…」

女「……」

女『中は、どうなってるんだろう』

①高台の建物に入る
②先に進む

安価>>102





102:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 23:13:56.06 ID:2VZCyJqfO







105:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 23:17:31.65 ID:Nr3Us4Zx0

まぁ前回と違うルートだしこれがいいよね





106:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 23:19:15.78 ID:YILEmAVH0

良かった良かった





107:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 23:21:02.79 ID:LWIlUCdoO

女「先に進もう」
女「規則は遵守。暗くならない内に少しでも進みたいし」

――…
ザクッ ザクッ

女「……ふう」

女「大分進んだな…おっ」

ザアァ… ザアァ…

女「川……」
女「ここを通って、村のある下流へ流れていくんだな」

『あれ~? ここでなにをしているの??』

女「っ」
女「……ああ、先ほどの」

お嬢「ここは、立ち入り禁止区域だよ」ニコッ

女「あっ、いや」
女「隣村まで行く通り道ってだけで、この川に近寄るつもりでは… お嬢「ダーメ」

お嬢「ここ、禁止区域。了解?」ニコ





108:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 23:22:12.45 ID:unC79ur70

まさか......





110:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/04(日) 23:22:19.39 ID:GBhDuEpz0

高台の建物と川は近い、か





132:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 00:05:47.86 ID:hj/5YxrJO

女「……了解です」
女「少し横切るだけなので」

お嬢「……あのさあ」
お嬢「わかんないかなあ、次は無いよ?」

女「……舎務所では、地図を書いてくれると言っていましたよね」
女「ここで妨害するならそれは意味の無い事では?」

お嬢「舎務所? なんの事??」

女「忘れたんですか? ついさっきの事ですよ」

お嬢「……うーん、まあいいや」
お嬢「で、帰ってくれるの?」

女「……通らせてください」

お嬢「…………わかったよ」ハァ

女「そうですか」ホッ

お嬢「めんどくさいんだよなー、逃げる人間を捕まえるのって」





136:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 00:15:59.95 ID:hj/5YxrJO

『どうして、こうなるんだ……っ!』

 走る。
 ただひたすらに、隣村へ続く山道を。

ザッ ザッ

お嬢『無駄だって、こっちは一人じゃ無いんだよー?』

女「……」チッ

 止まればどうなるのだろうか、多少は怒られるだろうが……諦めて、村に帰るか――…

お嬢『大丈夫。死にはしないからっ』
お嬢『少し、記憶を弄って子供を産んでもらうだけ』ニコッ

 ――…足は、決して止めてはいけないようだ。
 そもそも私が走り出したのも、あの女が刃物を取り出したからだ。威嚇用には見えなかった、おそらく逃げなければ無傷では済まなかっただろう。

女「……くっ、一体どうなってるんだこの村は……っ!」
ザッザッ

お嬢『お姉さん美人だから、今から楽しみだね』

 そう、これは鬼ごっこ。
 数の把握出来ない敵から逃げ続ける。
 きっと…………結果の決まった、ワンサイドゲーム。


     ‐END‐





139:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 00:21:03.41 ID:imYK76eW0

まぁやはりか
これはもう外に出ようとした時点でアウトだったんだなぁ





144:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 00:29:57.02 ID:hj/5YxrJO

●●●●●〇〇●〇〇〇〇〇●〇〇●〇〇〇◆◇◇☆ ■□□□□ ▼

【回収リスト】

・八重歯(ロリ・銀髪)【①〇③】
・ポニテ【①②③】
・黒髪【①〇〇】
・金髪【〇〇〇】
・お嬢(メイド)【①〇〇】
 ※【回収リスト】が埋まっている人物は『変わらない3日間』の公開が可能。(金髪・お嬢以外を収得し次第、√選択時の項目に反映)

①ノーマル√
②個別√
③‐‐‐

安価>>149





149:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 00:33:22.81 ID:RTsELwMi0

1





155:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 00:41:56.41 ID:hj/5YxrJO

――…

『ねえ、黒髪さん。お話しましょうよ』

黒髪「……」
スタスタ…

『なら私と。美味しいお酒が……』

黒髪「……」
スタスタ…

『黒髪さん、家に遊びに来てよ。御馳走するからさっ』

黒髪「……」フイ
スタスタ…

黒髪「……あら」

女『ん?』

黒髪「そこまで暇なら、一緒に食事でもどうかしら」

女「まだなにも言ってないんだが……」タラ





156:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 00:48:32.99 ID:hj/5YxrJO

――…
女「丁度私もお昼だったんだ」

黒髪「そう」

女「『そう』って…誘っておいてぶっきらぼうだな」

黒髪「……」キョロ

女「周りには誰もいないけど……?」

黒髪「……ようやく二人きりになれたわね」

女「? ああ……??」

黒髪「大事な話があるの……」

女「大事な話……」

黒髪「これは、聞いたら貴女も他人事では済まなくなるけど……聞いてもらえるかしら?」

女「……」

女『……そうだな』

①聞く
②聞かない

安価>>163





163:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 00:52:31.00 ID:TKcwe59w0

1





166:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 01:02:51.45 ID:hj/5YxrJO

女「聞くよ。大事な話なんだろう?」
黒髪「…………そう」
黒髪「それなら、遠慮なく言うわ」

黒髪『私は……貴女と同じ、"漂流者"なの』

女「っ」
女「だって、八重歯に聞いても『違う』って……」

黒髪「知らないでしょうね。これはまな板だって知り得ない情報だもの」

女「……」
女「……そうか…」

黒髪「……どうしたのかしら? まだ驚くところじゃ…」

女「よかった」ニッ
ダキッ
黒髪「っ」

女「探しても他の漂流者が見つからないから……一人ぼっちなのかと思っていたんだよ」
ギュッ

黒髪「……苦しいわ、離して」
女「あっ、ごめん」
パッ

黒髪「……」フゥ
黒髪「それで、重要な話はこれからなのだけど 女「記憶はっ、前にしていた生活の記憶はあるのかっ?」
黒髪「…………」ハァ





167:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 01:08:59.85 ID:hj/5YxrJO

黒髪「記憶なら、あるわ」

女「ここに流れ着く人間は記憶を無くしていると聞いたが……」

黒髪「貴女だって、記憶はあるでしょう?」

女「私は……どうやってここに流れ着いたのかという記憶が一切無くなっている」

黒髪「それでも稀なケースだわ」
黒髪「普通は、殆どの記憶を無くしているみたいだから」

女「殆どの……?」

黒髪「酷い人だと、自分が誰かも忘れているようね」

女「……そうなのか」

黒髪「……」
黒髪「私は、記憶の欠如は一切無いの」

女「それなら、どうやってこの村に流れ着いたんだ?」

黒髪「その前に、記憶の話から順に教えるわ」
黒髪「この村では、故意に記憶を消しているの」

女「!」





169:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 01:16:48.37 ID:hj/5YxrJO

女「この村が……?」

黒髪「記憶を消して、下流の川まで運ぶのよ」

女「……」
女「どうして、記憶を消すんだ? なんのために??」

黒髪「記憶があったらなにかと不都合でしょう?」

女「なんの記憶があれば不都合なんだよ」

黒髪「他の村で生活していた記憶」

女「……っ」

黒髪『この村は……人攫いの村でもあるの』

女「っ、な…」
女「……なにを言って…」

黒髪「……」クス
黒髪「良いわね、その驚愕した表情」

女「こ、こんな時になにを言っているんだよ……」





171:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 01:23:50.15 ID:hj/5YxrJO

黒髪「ごめんなさい」
黒髪「普段から物怖じしない貴女だから……新鮮で」

女「それはともかく、人を攫う理由は?」
女「その……男がいないんだろう?」

女「それなら女ばかり攫う理由が……」

黒髪「攫う理由はあるわ」
黒髪「男を殺すウイルスの弊害……その一つ」

黒髪『この村の女は、相手が同姓…つまり女同士で子を作る事が可能……考えれば単純な話ね』

女「……嘘だ。それは有り得ない」

黒髪「? 事実よ」

女「そんな事があってたまるか……」

黒髪「弊害その2。この地に長くいれば次第に女を好きになっていく」

女「待て、飲み込む前に次から次へと流し込んでくるな」アセ





172:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 01:25:41.02 ID:imYK76eW0

同性でも可能だったのか





173:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 01:25:53.18 ID:QVLYscYK0

好きになるだけじゃなくて生殖機能まで変わっちゃうのか





176:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 01:32:21.19 ID:hj/5YxrJO

女「女を好きになって…」
女「……女同士で、子供が産まれる…」

黒髪「それが、男がいないこの村で子供が産まれる理由よ」
黒髪「ふらっといなくなって、ふらっと戻ってきたら子供を宿している…」

黒髪「……これは、ある場所で記憶を消され、そこで子供を作って帰ってくるから」

女「染色体って知ってるか? 男の持つY染色体が無いと…」

黒髪「知らないのかしら? X染色体だけで、子供が産まれる事を」
黒髪「こっちは、最近の科学でわかった事らしいけど……」

黒髪「それに、片方を殺すウイルス。もう片方に影響があっても不思議はないじゃない」

黒髪「X染色体同士で子を作る。それを可能にしたのも、そのウイルスが染色体を弄くったからよ」

黒髪「本当なら、今すぐにでもこんなところから逃げ出したいところなんだけど」フゥ

女「……」
女「…………」

黒髪「……前にいた漂流者は、賢い人だったらしく。すぐに現状を把握してくれたみたいだけど」ハァ





180:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 01:43:12.83 ID:hj/5YxrJO

黒髪「話はもうやめるかしら」

女「いやっ、続けてほしい」

黒髪「私の見立てなら、貴女も頭が回る方だと思って打ち明けたの」
黒髪「見当違いなら私のミスね。教える毎に驚いて停滞していたら話が進まないもの」

女「……わかった。もう、言われた事は全部あるものだとして聞く」

黒髪「……出来るの?」

女「荒唐無稽な話だけど、嘘をついてるようには見えないし…」
女「……私の見立てでも、貴方は嘘はつかない人間に見えるから」

黒髪「……」
黒髪「良い目をしているわ」

黒髪「なら話を進めるけど」
黒髪「そうね……いつ邪魔が入るとも限らないし」

黒髪「ウイルスの話から…」
黒髪「……それとも、別家について話そうかしら」

女『……』

①ウイルスについて
②別家について

安価>>185





185:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 01:46:28.04 ID:Akv8S4wb0

2





188:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 01:53:02.90 ID:hj/5YxrJO

女「"別家"というのは?」

黒髪「私が居候をしている家での身内間の俗称よ」
黒髪「酒蔵三家の一つ。それが別家なの」

女「そういえば……金髪さんの屋敷と同じくらい大きい家があったな…」

黒髪「別家の主人が、ヒステリックとは姉妹関係にあるわ」

女「ヒステリック……」

黒髪「ヒステリックまな板。金髪の事よ」
黒髪「金髪が姉の、年子ね」

女「一つ違いか……」

黒髪「その主人……お嬢様と呼ばれている子が、金髪と並ぶ曲者でね」

女「……お嬢、様…」





190:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 01:59:28.08 ID:hj/5YxrJO

黒髪「お嬢は、というか……あの家はこの村の『警備』を担当しているの」

女「……警備」

黒髪「それと、こっちが重要なのだけれど」
黒髪『"記憶改竄"これもお嬢が執行しているわ』

女「記憶の改竄…ある場所で行われているって、別家で?」

黒髪「記憶改竄は高台の建物で行われているわ」
黒髪「だから、別家は警備・記憶改竄・高台の建物の管理を任せられている」

黒髪「本当は、一家に複数の権利を渡さないみたいだけど…」
黒髪「……お嬢は、金髪の妹だから。本人が望まぬとも」

女「……一家、ということは」
女「他の家にも何かしらの権利が?」

黒髪「調子が出てきたみたいね。そうよ」
黒髪「酒蔵三家には、"義務"と"権利"が担われている」





193:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 02:07:10.07 ID:hj/5YxrJO

黒髪「別家が『警備』であるように」

女「ポニテさんの家も?」

黒髪「ポニテさんの家は、『諜報』よ。村の内部や、村の外。情報を管理しているわ」

女「と、なると」
女「……ロリの家も、か」

黒髪「ええ」
黒髪「あの家は……『攫い』人を攫ってくる役目を担っている」

黒髪「勿論、手足となって動く人間がどの家にも付いてるけどね」

女「…………ロリも、知っていたのか」

黒髪「ロリさんは……実は、あまり詳しくないみたいで」

女「? どういうことだ??」

黒髪「あそこの母親が大層親ばかみたいでね…」
黒髪「……ロリには暗い部分を見せたくないらしいわよ。それ以上の責任を押し付けているくせにね」

女「それ以上の責任?」





197:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 02:14:50.58 ID:hj/5YxrJO

黒髪「今はお嬢の話が優先」
黒髪「ロリさんについては、八重歯さんに聞いて」

黒髪「『銀髪に会わせろ』と言えばわかるわ」
黒髪「素直に聞くかは別だから、最後の手段だと思ってくれて構わないけど」

女「銀髪……」

黒髪「お嬢のことだけど」
黒髪「お嬢は、この村の悪習を払拭したいと思っている」

女「悪習……先に出た話か」

黒髪「……」コク
黒髪「酒蔵三家は味方につけてあるわ。ポニテさんとロリさん…ロリさんは、表面上だけね。本人には悪いけど」

黒髪「お嬢は、まな板と戦っているわ」

黒髪「近い内に、二人にとって最後となる談合が……ある」

女「……」





200:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 02:25:13.02 ID:hj/5YxrJO

黒髪「それでも、上手くいかない理由があるの」
黒髪「それは…お嬢自身」

女「お嬢、様が……なにか問題が?」

黒髪「お嬢は、約束を守る」
黒髪「絶対に。必ず。間違いなく。異常に、異常だから。」

黒髪「守らないのは、まな板の言い付けだけね」クス
黒髪「でも、村の決まり……『警備』を担当しているだけあって、ソレを破る者は身内や友人でも処罰する」

女「もしかして、それが記憶の改竄」

黒髪「……ご名答」
黒髪「お嬢自身、自らの家のセキュリティを守らないといけない呪いにかかっている」
黒髪「この村をひっくり返すに必要な部屋が別家にはあるのだけど…」

黒髪「……そこには、入れない決まりになっている」
黒髪「入られるのは、お嬢だけ。それ以外が入れば……死」

黒髪「その部屋にお嬢が入っても、お嬢自身は何も出来ない……それが、決まりだから」
黒髪「風習や村の規則を打棄したいお嬢自身が、風習に縛られている。皮肉な話ね」

女「……」





206:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 02:38:50.94 ID:hj/5YxrJO

女「……状況は把握した」
女「どうやら一筋縄ではいかないみたいだな」

黒髪「……話を聞くなら、ロリはお勧めしないわ」

女「どうしてだ? 仲間なんだろう」

黒髪「ロリさんの持つ情報は、いま貴女に教えた事と大差ない」
黒髪「それに……どこでウッカリ口を滑らすかわからないと思うから」

女「……言われてるなあ、ロリ」

女「わかったよ」

女『じゃあ先に……』

①お嬢と話す
②ポニテと話す
③ロリと話す

安価>>210





210:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 02:39:48.55 ID:mhARC88D0

2





212:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 02:41:02.68 ID:imYK76eW0

やっぱここはポニテだな





214:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 02:42:17.82 ID:PUOKjA0y0

ポニテで大丈夫だよな……





218:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 02:46:40.25 ID:hj/5YxrJO

女「ポニテさんに話を聞こうと思う」

黒髪「……そう」

女「一応聞くけど、問題はないよな?」

黒髪「大丈夫よ」フゥ
黒髪「ポニテさんなら懇切丁寧に教えてくれると思うけど…」
黒髪「……てっきりお嬢に会うと言うのかと予想していたから」

女「それも考えた」
女「でもまずは、信頼出来る相手がに聞くのが無難だろう」

黒髪「……間違ってはいないわ」
黒髪「それが…一番の正解かはわからないけれど」

黒髪「ポニテさんには言っておくわ」
黒髪「後日、訪ねるように」

女「……了解」
女「ポニテさんは……『諜報』だよな。」

女「踏み込んだ話が期待出来そうだ……」フム





348:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 20:31:09.03 ID:hj/5YxrJO

――…【ポニテ宅】

ポニテ「……」
女「……」ソワ

ポニテ「落ち着かないようですが、なにか気になる事でも?」

女「あ、いや…」
女「……一人で来るのは初めてなので、八重歯がいないとなにかソワソワして」ハハ

ポニテ「そうですか」クス
ポニテ「リラックスしてください。ここには貴女と私の二人しかいませんから」ニコ

女「……」
女「(……逆に緊張するな)」タラ

ポニテ「今日は、お話があって来てくださったのですよね」

女「あっ、はい」
女「黒髪さんから、ポニテさんが色々と村についての情報を持っていると聞いたので……」

ポニテ「……では、なにから話しましょうか」

女『早速ですみませんが……』

①村の内部について
②村の外について
③女自身について

安価>>355





355:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 20:34:03.69 ID:QADmHKf40







358:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 20:47:48.00 ID:hj/5YxrJO

女「村の内部について、聞かせてください」

ポニテ「内部といいますと…」
ポニテ「……色々とありますね」

女「この村の大まかな仕組みというか、そもそもこの村はなんなんですか?」

ポニテ「『この村は何なのか』……聞かれてみると、意外とこれだという答えが出ませんが」

ポニテ「"仕組み"という言葉が出てきたので、その辺りからご説明します」ニコ

ポニテ「この村は、村長…当主を頂点に置いたピラミッド制……というほどカッチリ定まったカースト制度ではありませんが」
ポニテ「当代当主、金髪さんを長に…酒蔵三家の私・ロリさん・お嬢さんの三家がその下に位置しています」

女「それは……知っています。その下に他の村民が来ると?」

ポニテ「はい。仕組みはこのようになっています」
ポニテ「村の内部について他にはなにかありませんか?」

女『……では』

①金髪さんの若さで当主を務めている理由
②なぜ若い娘しかいないのか
③サイレン・立ち入り禁止区域以外の規則はあるのか
④銀髪さんとは?
⑤他の漂流者は皆一様に記憶が無いのか

安価>>365 >>368





365:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 20:49:49.24 ID:n9dzkUXQ0

1





368:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 20:50:03.42 ID:MK58NMZ+0

3





379:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 20:59:12.17 ID:hj/5YxrJO

女「金髪さんはあの若さで村長という大役を担っているんですよね」
女「どうして彼女が?」

ポニテ「……なるほど」
ポニテ「基本的に、古い村なので村長は世襲制です」

女「……ほう」

ポニテ「村長の子が、次の村長……そうやって続いていきます」

女「では金髪さんの家系は代々、村長を担っていると」

ポニテ「それは、違うんです」
ポニテ「村長の交代には例外があって…」

ポニテ「……村長自身が村の規則を破った時には、村長を担う役目は他の村民に移ります」

女「では、前の村長は……」

ポニテ「村の規則を破ったので、金髪さんに権利を移動させ…お役御免となりました」

女「……前の村長はいまどこに?」

ポニテ「今は……村の目立たない所で隠居なされています」ニコ





380:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 20:59:58.52 ID:ez++pW8x0

銀髪はんか





382:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 21:00:33.07 ID:yDrnk4ie0

銀っぽいな





392:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 21:10:39.88 ID:hj/5YxrJO

女「それと…」
女「……この村には、私が知らない規則がありますよね」

ポニテ「はい」ニコ

女「はっきりと肯定されるんですね」ハァ
女「八重歯や金髪さんに、ある一定の事を聞くとはぐらかされたり、知る必要が無い。などと明らかになにかを隠しているようでしたので」

ポニテ「"三ヶ条"というものがあります」

女「三ヶ条?」

ポニテ「三ヶ条の"いち"『漂流者の所有権は、発見者に依存される』」

女「……」
女「私の所有権は、八重歯が持っている。と」

ポニテ「そういうことになりますね」

女「所有権とは?」
女「家に置いておける権利の事でしょうか?」

ポニテ「……それだけではありません」





403:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 21:20:57.54 ID:hj/5YxrJO

ポニテ「……」
ポニテ『"優先的な子作りの権利"です』

女「……」
女「…………ん?」

ポニテ「聞こえませんでしたか。ゆ う せ ん て き な 女「聞こえていますよっ」

女「ただ、一瞬思考が停止してしまって」

ポニテ「この権利は、漂流者が、何かしらの罰を受けた時に発生します」
ポニテ「例えば、規則を破った時などですね」

女「……また記憶を消され、今度は子供を作らされるということか」

ポニテ「安心してください」
ポニテ「八重歯さんには、その権利を行使する気は少しも無いみたいですから」ニコ

女「……そうですか」

ポニテ「プラトニックといいますか、純粋に女さんを慕っているんですよ」

女「……でも、八重歯が行使しなければどのみち第三者に権利が移るのでは?」

ポニテ「……」
ポニテ「その場合…権利は、別家のお嬢様に移ります」

女「……っ」





410:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 21:34:45.07 ID:hj/5YxrJO

女「お嬢、様……というのは黒髪さんの話では味方ということでしたが」

ポニテ「では、味方であると同時に敵にもなりうるという話もお聞きになったはずです」
ポニテ「お嬢さんは、規則を破った人間に大しては容赦はしません」

ポニテ「スイッチが入るみたいなんです」
ポニテ「こう……カチッと」

女「……その、子作りの権利は」

ポニテ「行使すると思います」
ポニテ「『酒蔵三家の人間は女好き』こんな噂が立つくらいですから」

ポニテ「ましてや女さんはお綺麗ですし、漂流者特有の良い匂いがしますよ」ニコ

女「……匂い?」

ポニテ「ウイルスに染まりきっていない女性は、匂いでわかるんです」
ポニテ「思わず襲いたくなってしまいそうになるほどの、良い匂いが」ニコ

女「……はは」
女「(ポニテさんも、その"女好き"の酒蔵三家の一人だよね…)」アセ





413:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 21:42:18.82 ID:hj/5YxrJO

女「三ヶ条のということは、あと二つあるんですよね」

ポニテ「そうです」
ポニテ「三ヶ条の"に"『村から出すな、広めるな』というものです」

女「出すな……に、広めるな。か」

ポニテ「情報の漏洩を防ぐため、それと単純に村の人口を減らしたくないだけです」
ポニテ「ウイルスだって、他の村に撒き散らすワケにいきませんよね」

女「……そう、ですね」
女「では……」

ポニテ「三ヶ条の"さん"」
ポニテ『村長…当主の言うことは絶対』

女「金髪さんの言うことは、絶対……」

ポニテ「なにも普段から金髪さんの言うことを聞く必要なんてないんです」
ポニテ「金髪さん自身が言いますから。『これは命令だ』と」

女「……破れば…」

ポニテ「勿論、罰が課せられます」フゥ





419:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 21:52:56.20 ID:hj/5YxrJO

――…
女「そろそろ帰ります」

ポニテ「もう夜も深い時間ですね」

女「勉強になりました。感謝します」

ポニテ「いえいえ」ニコ

女「では……お邪魔します」

ポニテ「おやすみなさい」フリ


――…【八重歯 宅】

女「……」
女「色々な事を知った分、更に知らない事が増えたような気がする」フム

女「次は、どうしようか……」
女「そうだ、ロリかお嬢さんの所に話を聞きに行こう」

女『次はどちらにしようか』

①ロリ
②お嬢

安価>>423





423:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 21:53:56.78 ID:PUOKjA0y0

2





437:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 22:30:33.64 ID:hj/5YxrJO

女「お嬢に話を聞こう」
女「アポ無しで訪ねても問題ないのだろうか」ウーン

女「……黒髪やポニテさんに、間に入ってもらうか…」

八重歯『どうかしたか?』

女「!?」
女「や、八重歯……」

八重歯「? 飯だから呼びに来たんだけど……」

女「あ、ありがとういま行くよ」

女「(八重歯には内緒だよな……まだ)」

――…【お嬢 宅】

女「黒髪さんの話では、家政婦さんが迎え入れてくれるハズだけど……」

『いらっしゃいませ』

女「あ、どう…」
女「…………も」チラ

メイド「? お嬢様がお待ちかねです」

女「(メイドさんなんて生で初めて見た……)」アセ





446:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 22:57:50.29 ID:hj/5YxrJO

――…

女「スゴい、鹿の剥製が壁にたくさん……」

メイド「ソチラには、足を踏み入れないようお願いします」

女「? ……わかりましたけど…」

『いらっしゃい』

女「?」クルッ

お嬢『待っていたよ。さあ、上がって上がって』

女「っ」
女「(金髪さんに瓜二つだな……)」

女「はじめまして。女です」ペコ

お嬢「はじめまして? ああ、そうか」
お嬢「はじめまして。呼び方は、お嬢でいいよ」
お嬢「猫廊下の方について来て」

女「猫廊下……」チラ
女「たしかに、こっちの廊下は猫一色だな……猫の置物がたくさんある」フム





455:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 23:12:15.24 ID:hj/5YxrJO

――…

お嬢「」ニコニコ

女「……」

お嬢「どうしたの? 質問とかあるんだよね、色々と」ニコ

女「そう、ですね」

女『では聞きます』

①別家と金髪さんの関係
②どの行為からが処罰の対象なのか
③お嬢自身について

安価>>460





460:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 23:14:26.14 ID:iBOLbXGC0

3





466:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 23:26:48.65 ID:hj/5YxrJO

女「お嬢自身について聞かせてください」

お嬢「私?」
お嬢「胸囲とか??」

女「それは……今度で良いです」

お嬢「よく聞かれるからさー」ハハ
お嬢「そうだなあ……」

お嬢「私は、この村で違反者を取り締まっている」
お嬢「違反者というのは、村の規則を破った者の事だ」

女「……」

お嬢「仕事は、記憶の改竄や…モノによっては残忍な行為も辞さない危険人物です」

女「……」コク

お嬢「それと…」
お嬢「……あっ、そうだ」

お嬢「女さんの記憶を消したのも私だよ」ニコッ

女「っ」





474:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 23:36:50.90 ID:hj/5YxrJO

お嬢「どうして、とかは言えないけど」
お嬢「八重歯だって、三ヶ条の所有権について規制がかかって女さんに教えられなかったでしょ」

お嬢「それと同じようなものだと思っていいから」ニコ

女「……」
女「じゃあ、どんな記憶を消したのか」

お嬢「村で生活した記憶。銀髪さんの事とかは何も覚えていないでしょ?」

女「銀髪さん? ……いや、名前だけ黒髪から聞いたくらいだ」

お嬢「どうやって途中で逃げ出したのかは私も未だに謎なんだけど…今さらどうでもいいか」

お嬢「私自身といえばさー」

お嬢「過去に洗脳されたみたいで、規則は絶対遵守だったり…」
お嬢「……洗脳した人間が下手くそだったのか、情緒不安定だったりするんだよ」

お嬢「端から見れば多重人格者に見えるかもね」

女「……」





486:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 23:50:41.26 ID:hj/5YxrJO

女「今は、何を考えている?」

お嬢「いま?」
お嬢「やっぱり女さん綺麗だなーとか」

女「……やっぱり?」

お嬢「記憶が無いから覚えてないだろうけど」
お嬢「私たち、よく遊んでいたよね」

お嬢「本家と、女さんと、私と。」
お嬢「後は、八重歯がいたり……ポニテとは会ってないよ。今回が初めてだと思う」

女「……」

お嬢「大事な友達の記憶だって弄くるよ。規則が優先なんだ」
お嬢「場合によっては殺したりするだろうし……自分でも嫌になるよ」ハハ

女「黒髪は……?」

お嬢「黒髪は、女さんが高台の建物にいる時にこの村に来たんだ」

女「……」





488:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 23:54:19.30 ID:ZoBalSWD0

高台にいるときってことは、暫く収容されんのか?





490:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 23:54:26.41 ID:5f9hnmKq0

改ざん中に来たのか





491:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/05(月) 23:54:54.15 ID:ZnhbaRCH0

この村に来たってのは漂流のことだよな。





517:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:11:06.34 ID:AGleAFPWO

女「お嬢たちは、村の悪習をどうにかしたいんだろう」
女「それほどまでに規制という枷があって、可能なのか?」

お嬢「確かに、私自身が皆の邪魔をする事態も有り得なくない」
お嬢「だからこそ、協力者が必要なんだよ」

お嬢「この村の人間ではダメだ。規則のしがらみを受けず、信頼出来る他人がいれば成功する確率は上がる」

女「……」

お嬢「……手伝うかどうかは今決めなくても良い」
お嬢「なにか聞きたいことがあれば、また聞きに来てね」ニコ

――…

女「まだ聞きたい事があったんだけど…」
女「……お嬢が帰るように進めたということは、なにか理由があっての事なんだろう」

女「……」

女「すぐには判断出来ないな…」
女「……相談出来る相手がいれば…とは思うな。少々弱気だが」





522:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:22:14.84 ID:AGleAFPWO

――…【集会所】
ザワザワ…

女「騒がしいな」
ロリ「あっ、女さんこっちこっち」

女「なにかあったのか?」

ロリ「それがー、金髪さんと黒髪さんが喧嘩をしているんだよ」

女「黒髪と…金髪さんが?」

金髪「貴女……昨晩、アレを壊しましたね」

黒髪「どうして私の行動を知っているのかしら。もしかしてストーカー?」
黒髪「それに、壊したかどうかなら答えはNOだわ」

金髪「目を合わせて話したらどうですか?」

黒髪「貴女にはわからないだろうけど、女性って胸が大きい分肩が凝るのよね」

金髪「私だって凝る…」
金髪「……ことは無いですが、ええと…」

金髪「って、今は関係ありません!!」バンッ

黒髪「野蛮だわ……早く解放してほしいのだけれど」


女「なにをやってるんだアイツは……」タラ





524:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:26:02.83 ID:VdUuIm/Q0

カメラ(おそらく)は壊した。
こっからだな。





525:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:27:14.08 ID:RraQV1dN0

魚のワナじゃね





530:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:36:05.05 ID:AGleAFPWO

女「すみません、どうかしたんですか?」

金髪「ああ……女さん」
金髪「この人が…」

黒髪「胸が小さいと気も短いのかしら」

金髪「貴女も似たようなものですっ」カァッ

女「黒髪……事情を知らない身からすると、どう見てもお前が悪役なんだが」

黒髪「悪薬? 良薬口に苦しって言うわよね。まな板を除菌してあげようかと思って殺菌作用の強い言葉をかけてしまったわごめんなさい深く反省しています」

金髪「反省の色が見えませんっ」ジダンダ

女「金髪さんも落ち着いて……」

――…

女「ったく、仲裁に入らなかったら今頃どうなっていたことか……」

黒髪「……今日、決行よ」

女「?」

黒髪「直す前に動くわ」





532:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:37:20.28 ID:E7YLSGZr0

カメラだったか





533:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:37:44.07 ID:rPuJrPD50

カメラは上流も下流も壊したのかな





542:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:45:09.38 ID:AGleAFPWO

女「直す? 何をだ」

黒髪「あの女は川に仕掛けてあった変な物の事を言ってるみたいだったけど…」
黒髪「……そろそろ気付かれる頃ね」

女「話が見えないぞ」

黒髪「この村を、脱出するわ」

女「!」

黒髪「脱出経路は川。そこの監視カメラを操っている機械が、別家にあるの」
黒髪「それを多少弄ったわ」

女「……お嬢には気付かれなかったのか?」

黒髪「問題はお嬢ではなく、あの家のメイド。やたら優秀だから、少し弄った程度の機械ならすぐに直してしまうでしょうね」

黒髪「いっそ壊せば良かったのだけれど、それだと音で気付かれる危険があったから」

女「……」

黒髪「貴女は……どうするの?」

女「……」





543:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:46:07.94 ID:rPuJrPD50

わくわく





544:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:47:33.04 ID:I2AXZLaE0

黒髪ハッピーエンド来るか!?





546:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:53:22.76 ID:AGleAFPWO

女「……」

黒髪「無理に、とは言わないわ」
黒髪「本当は前もってやってほしいことがあったんだけど、結局何もしてもらえなかったわ」

女「川は、下流に行くのか?」

黒髪「ええ。上へなんて行ってもすぐに捕まるわ」

女「……」

黒髪「危険を侵さずとも、この村でのんびりやるのも悪くないんじゃないかしら」
黒髪「……」

黒髪「その気があるのなら、"川"で待ってるから。来ることね」
スタスタ…

女「あっ、おい」

女「……」

女『脱出……するのか…?』

①後で川へ行く
②やめておく

安価>>552





552:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:54:57.10 ID:QIJEUrof0

1





561:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:07:11.82 ID:AGleAFPWO

女「後で、川に行こう」
女「とりあえず家に戻るか」

――…

ピーーーーー ピーーーーー ピーーーーー!!!

女「っ!」
女「サイレン!?」

村人A『ポニテさんが失踪したみたいよ!!』

女「ポニテさんがっ?」
女「……そうか、ポニテさんも黒髪に組みしているんだ」

女「……でも」

女「サイレンが鳴ったら、家で待機。が規則だ」

女「……」

女「どうする……川へ、行くか…?」


女「…………いや、川に行くと決めたんだ」

女「……向かうぞ、川に」





566:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:18:55.56 ID:AGleAFPWO

――…【川】 ザザァ…
女「……」キョロ

女「サイレン+立ち入り禁止区域のダブル違反だ」
女「お嬢にバレたら、とんでもない事になるんだろうな……」
女「……」キョロ

女「黒髪は……」

『いたかっ!?』

女「っ」
サッ
女「……今の声…」
女「もしかして、八重 『ポニテさん!!』

女「っ」
女「……あの声は、黒髪っ?」

女「遠くに離れて行くのは…ポニテさんか?」
女「どうして…黒髪はずっと前に川へ行ったはず……なぜまだ川に…」

女「……っ」

(黒髪「……」)
(黒髪「その気があるのなら、"川"で待ってるから。来ることね」)

女「もしかして…」

女『……私を…待って、いたから? そんな……』





570:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:22:15.33 ID:AGleAFPWO

女「……いや、待て」

女「まだ取り返しはきくっ」

女「どうする……っ」

女『私は……』

①今、黒髪を助けに向かう
②ポニテを追う
③捕まった黒髪の後を追う

>>575





575:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:23:18.70 ID:uMAj26R30







577:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:24:03.38 ID:rPuJrPD50

3でいいはずだよな





578:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:25:05.56 ID:Fi6hwHdD0

だよな、1だと一緒に捕まってペナ2END、2はおそらくポニテと脱出のみ、3が正解だと信じたい





580:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:26:06.04 ID:VdUuIm/Q0

捕まったのは黒髪か。
ハッピーが黒髪脱出必須なら3で良い気がする。





581:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:28:46.66 ID:FrDMpfJ4O

ここが俺達の正念場だったな





583:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:30:50.35 ID:AGleAFPWO

女「いま出ていって、黒髪と二人で捕まったらおしまいだ」
女「ポニテさんも気になるけど…」

女「……ごめん。必ず助けるから、今は行けない…」グッ

――…

女「……黒髪は、どこに連れていかれるんだ?」
ザッ

女「……」

女「山を登って…」ザッ ザッ

女「……」

ピタッ
女「………………ここは」

【古びた建物】

女「……高台の、建物…」

バタンッ

女「中に、連れていかれた……」

女「……」

女「どこかに、中を除ける窓でも無いのか……?」





594:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:46:38.22 ID:AGleAFPWO

女「明かりが……点いている」
女「この光は、電気が通っている証拠だ」

女「……ダメだ。高い位置にしか窓が無い…」
女「……かといってあのドアを開けるのは無謀だろう」

女「……」

『捕まっちゃったんだ。黒髪』

女「!」
女「今の声は建物の中から聞こえたぞ」スッ

『見逃してもらえる……ようには見えないわね』

『散々言ってあっただろ、私は規則が優先だ。って』

『……驚いたわ。泣く事があるのね、鬼の状態の貴女が』

『泣いてる? ああ、本当だ』
『今さらだけどさ、黒髪』
『もし、やり直せるのなら……その時は、先に私を救い出してほしい』

『貴女を?』

『そう』

女「……」

『鬼になんかならないように……そうすれば、黒髪。お前が捕まっても――…』





605:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:02:19.03 ID:AGleAFPWO

女「先に、お嬢を……?」
女「けど、お嬢がかかっている洗脳を解けるのなら…既にやっているはず……」

女「……」
女「黒髪っ、黒髪は……」
ダン…
女「五月蝿いな……」

ダン… ダン……
女「なんの音だ?」

『黒髪、この前の談合……あの時だ』
『鹿廊下の「ダン…」で、私が…「ダン…ダン……」』

女「聞こえない……っ」
女「もう、中に乗り込むか」
女「今すぐに村へ行って八重歯達に、金髪さんにお願いすれば……」

『「ダン…」そうだ』
『外にいる女さんも、中に入れないと』

女「っ!?」バッ
ガシッ
メイド『どちらへ向かわれるおつもりでしょうか?』
女「っ」

『黒髪……お前は、悪くない。少しだけなんだ。ほんの少しだけ、ちょっとだけ手順を変えれば…』

ダン…ダンダン……ダンダンダンダン…………ダンダンダンダンダンダンダンダン……………………
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン





609:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:03:50.84 ID:rPuJrPD50

うわあああああああああああああああああああああ





610:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:04:16.93 ID:JULlpukX0

うそだろおおおおおお





612:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:05:14.77 ID:rPuJrPD50

黒髪をその場で助けるべきだったのか…





618:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:11:52.50 ID:v+V4a9Vb0

あああああーーーー!
こっちだったかーー!!





624:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:23:42.46 ID:AGleAFPWO

――――――――…………
『女さんっ』
女「……」

お嬢「可愛い女の子だよ~」
お嬢「髪の色は私で、目鼻立ちは女さん似だね」ニコッ

お嬢「そうだ、黒髪」
黒髪「……」

お嬢「こっちの子はすくすく育っているから」
お嬢「子供は、サッカーが出来るくらい欲しいよね」

女「……」
お嬢「ねえ、女さん」
お嬢「私……女さんと黒髪。二人が一緒にいる部屋にいるのは…ちょっと、刺激が強いかな」
お嬢「だって……部屋に充満する良い匂いに我慢出来なくなっちゃいそうで…」
黒髪「……」

お嬢「大丈夫。安心してよ」
お嬢「甲斐性は、あると思うんだ。私」ニッ

女「……」



女「……」ポロッ…


     ‐END‐





627:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:25:36.79 ID:VdUuIm/Q0

終わったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!





632:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:33:01.65 ID:rPuJrPD50

でも今回で結構要素が拾えたから材料は増えたよな

しかし村の規則に縛られない人間なんてどうするんだ
確か、村の外を選べる安価があったからそこで何かヒントが聞けたのか





635:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:41:56.53 ID:Fi6hwHdD0

たしかに、村の外を聞くのと、あとは黒髪が捕まった時にすぐ助けたらハッピーに行けたか?
無理っぽいけど、今回はどれ選んでもBADに行ってた気がする





637:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:46:13.03 ID:VdUuIm/Q0

というかこんだけの話がある中、ハッピーが先にある話って少ない気がする。
それともどの話も低確率なだけでハッピールートは存在するのか?





638:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:49:28.49 ID:AGleAFPWO

●●●●●〇〇●〇〇〇〇●●〇〇●〇〇〇◆◇◇☆ ■□□□□ ▼
【回収リスト】
・八重歯(ロリ・銀髪)【①〇③】
・ポニテ【①②③】
・黒髪【①②〇】
・金髪【〇〇〇】
・お嬢(メイド)【①〇〇】
 ※【回収リスト】が埋まっている人物は『変わらない3日間』の公開が可能。(金髪・お嬢以外を収得し次第、√選択時の項目に反映)

【BAD END座談会】

八重歯「なんか始まったぞ」

ロリ「余白があるから、ストーリー進行に関係の無い裏話を」
ロリ「あの後ポニテさんはどうなったでしょうか」

八重歯「……捕まった」
ロリ「ちがいまーす」

八重歯「じゃあ、一人で逃げたとか。HAPPY ENDでは黒髪無しでも脱出出来ただろう」
ロリ「ちがいまーす」

ロリ「女さんがいれば可能だったかもしれませんが、ポニテさん一人では脱出は出来ませんでした」

八重歯「…………後味の悪い裏話だな」
ロリ「BAD ENDになると鬱なオマケ話を聞かされるから覚悟しておいてね」キラッ



八重歯『……また女さん、子供産まされてる…』ハァ





639:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:53:37.23 ID:RraQV1dN0

女さん子ども何人いるんだよwwww





642:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:58:06.96 ID:rPuJrPD50

八重歯が何気にひどい





643:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:58:42.48 ID:AGleAFPWO

 今回は、情報収集√と捉えてもらっても良いです。
 ノベルゲーならロードして他の質問を聞くだけで謎が丸裸に出来るのでしょうが、そこはSSならではの難しさですね。
 黒髪をすぐに救うか、後を追うかでは個人的に良い安価だったと思います。
 質問タイムで他の質問をしていれば√は多少変わりましたが、この√では最後にお嬢様の救出法も滲んだ形で捉える事が出来たので、やはり良い安価だったと思います。

 乙です。





644:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:59:44.80 ID:6UmbZ7oyO







649:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 03:14:57.33 ID:+IVnSB+s0

ふーむ…中々熱い展開になってきたな






650:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 03:51:09.52 ID:VdUuIm/Q0

ある程度の情報と目指すべき方向性は見えてきたな。
とても次が待ち遠しい。









  

【 関 連 記 事 】


だいたいのバッドではお嬢が美人さんらしい女を美味しく戴いちゃってるんだろうか
[ 2012/03/13 17:47 ] [ 編集 ]
続きってあるんすかね?
[ 2012/04/02 05:23 ] [ 編集 ]
つづき待ってます
[ 2012/04/27 00:10 ] [ 編集 ]
続き~
[ 2012/05/09 00:49 ] [ 編集 ]
これの続きってどうなってるんですかね?
[ 2012/06/07 05:39 ] [ 編集 ]
続き見たいけどもうやめてしまわれたんだろうか…
[ 2012/07/28 22:40 ] [ 編集 ]
続きあると思ってここまで見ちゃったよ…。
日付的に続きはないんだろうなorz

Bad以外のエンディング全部見たかった(´Д`)
[ 2012/08/31 09:15 ] [ 編集 ]
書き込み出来なくなってから7ヶ月近く経ちましたが、再開した場合、ここまでの内容をぼんやりとでも覚えている人がいるのかわからずスレ立てを尻込みしてしまいます。
[ 2012/11/19 23:07 ] [ 編集 ]
これほどの作品ならば、覚えてる人は多いと思います。少なくとも私は、いつまでも次回を待っていますよ
[ 2012/11/25 15:07 ] [ 編集 ]
#2472はいますか?
[ 2012/11/30 16:56 ] [ 編集 ]
続きが読みたい
ここまで書いたんならやめるなよな
[ 2013/02/12 07:03 ] [ 編集 ]
まだ待ってしまう
[ 2013/02/28 21:47 ] [ 編集 ]
続きが気になる...
[ 2013/05/03 05:48 ] [ 編集 ]
今は同じ人がこれの別バージョン的なSSをSS速報でやってるよ
[ 2013/05/12 23:47 ] [ 編集 ]
ちなみにスレタイは
男「記憶喪失がサイコパスだらけの島で繰り返す死のループを安価で脱したい」
[ 2013/05/12 23:51 ] [ 編集 ]
続きを...
[ 2013/07/21 22:54 ] [ 編集 ]
今でも待っていてくださる方がいる事、嬉しく思います。
機をみて再開したいと思うのでその時はまた、お付き合いいただけると幸いです。
[ 2013/10/03 21:09 ] [ 編集 ]
嬉しい!待ってます。
[ 2014/03/06 22:12 ] [ 編集 ]
当時スレにいましたが、今でも続き待ってます
[ 2014/10/08 00:11 ] [ 編集 ]
まだかよ続きはよしろや
[ 2014/11/14 14:47 ] [ 編集 ]
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