*・゜゚・*:.。..。.:*・゜ SS 総評 ・*:.。. .。.:*・゜゚・*
【まおゆー@管理人】
おそろしやおそろしや・・・。この世には知ってはいけない事があるというのに、
この薬は悪魔の如き薬に違いありません。決して知ってはいけない真実乙!
1: ◆lkMzCPWdLc:2014/10/17(金) 15:29:50.36 ID:1Q6JEjfgo
昼 事務所
モバP「気づいてはいけない事を気づいてしまう薬?」
ちひろ「そうです、志希ちゃんが作ってくれたんですけど…」
モバP「はい」
ちひろ「はい」
モバP「飲みました」
ちひろ「なにやってんだ」
2: ◆lkMzCPWdLc:2014/10/17(金) 15:31:57.91 ID:dSvLfd5xo
モバP「いやぁ、もうこれお約束ですし、だから無理矢理飲まされる前にもういっそのことね?」
ちひろ「だからって飲まないでくださいよ、描写もなしに」
モバP「…」
ちひろ「どうしました?いきなり黙って…」
モバP「描写」
ちひろ「えっ?」
モバP「描写ってなんですか?」
ちひろ「…そんなこと言いましたっけ?」
モバP「言いましたよ」
ちひろ「そんなこと言われても…聞き間違いじゃないですか?」
モバP「そうですかね?」
ちひろ「疲れてるんですよ、休憩したらどうです?」
モバP「変な薬飲んだし、そうします」
3: ◆lkMzCPWdLc:2014/10/17(金) 15:33:36.93 ID:+4YmjEVHo
休憩室
モバP「はぁ…よっこいしょ」
モバP「あー、昼とはいえ真っ暗だなここ…よく眠れそうだ…」
凛「そうだね」ヌッ
モバP「!?凛…お前…」
凛「…」フフッ
モバP「なんか擬音出てるぞ」
凛「擬音!?」ガビーン!
モバP「ガビーンとか古すぎるだろ」
4: ◆lkMzCPWdLc:2014/10/17(金) 15:35:34.68 ID:eJ4Gblg8o
凛「ど、どういう事なの擬音って?」ウーン
モバP「いや、見えるんだよ、→にあるのが」
凛「右?」クルッ
モバP「いや、右じゃなくて→」
凛「なにそれ、からかってる?」ムッ
モバP「いやいや、別にからかってないぞ」
凛「ふーん…なら病院に行った方がいいんじゃない?」
モバP「あー、そうだな…いやでも志希の薬の効果だろうし大丈夫だよ」
凛「なんだ、また志希か…そういう事なら解毒剤貰ってくるよ、きっと作ってあるだろうし、待ってて」ダッ
モバP「あ、おい…」
モバP「うーん、別に何か害があるわけじゃないし大丈夫なんだがな…」
5: ◆lkMzCPWdLc:2014/10/17(金) 15:38:07.13 ID:Cugu/Oaoo
モバP「ムニャムニャ…森久保、髪にいもけんぴついてる…」モゾッ
モバP(……ん?何かがお腹の上に乗っている感覚が…)パチッ
蘭子「休息からの帰還、大義であった!(あっ、ようやく目が覚めましたね?)」
モバP「蘭子…お前…」
蘭子「は、腹をまたいでいるのは貴様が起きぬからよ!(かっ、勘違いしないでくださいっ!別にPさんが喜ぶと思ってしたわけじゃ…)」プイッ
モバP「( )ってなんだ」
蘭子「なに?(なんのことです?)」
モバP「いや、なんか蘭子の言葉の中に…翻訳的な( )があるんだが…」
蘭子「もしや覚醒したのか!?(も、もしかしてそういう能力に目覚めたんですか!?)」
モバP「そう…なのか?いや、これもきっと薬のせいだな」
蘭子「忌まわしき魔道具!してそれはいずこに!(薬!そんなものがあるんですか!私も能力に目覚めたいです!)」
モバP「多分頼めば志希が作ってくれると思うが…」
蘭子「ならば往こう!さらばだ我が友よ!緑の天使によろしく頼む!(じゃあ志希さんの所にいってきますね!そういえばちひろさんが呼んでましたよ)」タッタッタッ
モバP「分かったよ、ありがとう蘭子、それじゃあな」
ガチャ バタンッ
モバP「……」
モバP「やわらかかった」
6: ◆lkMzCPWdLc:2014/10/17(金) 15:40:21.64 ID:QmonNys3o
事務所
モバP「さて、ちひろさんが呼んでるからと戻ってきたものの…姿が見当たらないな」
モバP「仕事して待ってるか…」
モバP「よし、結構長い時間寝たから攻コストが溜まってるな!さっそく道場めぐりを…」
モバP「……」
モバP「攻コストってなんだ」
モバP「いや、考えないようにしよう」
モバP「気を取り直して今日はどこの道場にお世話になろうかな」ポチポチ
モバP「……」
モバP「あれ?道場って言ってるけどこれ八百長じゃね?」
モバP「い、いやいや…そんなはずない、きっと大丈夫、若葉さん並みに合法なはずだ」
7: ◆lkMzCPWdLc:2014/10/17(金) 15:43:21.99 ID:hDk1Dxjno
モバP「なんだか症状が悪化してきているような…」
モバP「気を取り直してイベントを…おっ、今はロワイヤルだったな」
モバP「早速やるか」ポチッ
モバP「ほほう、相手は卯月の嫁艦隊か」
モバP「…」
モバP「ん?」
モバP「何で同じ人間が10人も居るんだ」
モバP「そもそもliveバトルってなんだ」
8: ◆lkMzCPWdLc:2014/10/17(金) 15:44:56.04 ID:jly3U7y5o
モバP「なんだか気づいてはいけない事に気づきはじめている気がする」
モバP「スタドリでも飲んで落ち着こう」
モバP「いや、スタドリってなんだ…こんなの現実だったら違法薬物なんじゃ」
モバP「現実?いや、ここが現実だろ?」
モバP「つ、疲れてるんだな…ハハハ」
モバP「スタドリはまた後にしよう」
9: ◆lkMzCPWdLc:2014/10/17(金) 15:47:00.10 ID:oeweh9P8o
モバP「もう凛が解毒剤を持ってきてくれるまで寝ていよう」
モバP「ん?こんな所に手鏡が…」スッ
モバP「…あれ?」
モバP「おかしいな…」
モバP「何で俺の頭はPの形をしてるんだ?」
モバP「おかしいな、目も鼻も口もないし…」
10: ◆lkMzCPWdLc:2014/10/17(金) 15:48:58.61 ID:H2ESV49/o
凛「モバP!持ってきたよ解毒剤!」
モバP「り、凛…?」
凛「これを飲んだらすぐ治るよ!」
モバP「お前…凛なのか…?」
凛「そうだけど…どうしたの?そんな顔して」
モバP「ひっ…く、来るな!」
凛「えっ?なにそれ、それがアイドルに言うこと?」
モバP「こんな目のでかい人間普通じゃない、何で今まで気づかなかったんだ…」ブツブツ
凛「目?何を言って…」
モバP「く、くるなあ!」ダッ
凛「モバP!?そっちは窓…!」
11: ◆lkMzCPWdLc:2014/10/17(金) 15:50:25.48 ID:/wE4vM/6o
モバP「に、逃げないと…!この世界はおかしい!」
モバP「逃げ…!」
バチチッ!
モバP「っ…!」
志希「スタンガン用意しといてよかった~」
モバP「…」バタッ
12: ◆lkMzCPWdLc:2014/10/17(金) 15:52:08.15 ID:8kaXQT+Lo
モバP「…ん?」パチッ
モバP「あれ、寝てたのか…俺」
モバP「んー…何か大事な事を忘れてるような…」
ちひろ「あ、モバPさん起きましたか?」
モバP「ちひろさん、居たんですか」
ちひろ「ええ、お加減はどうです?」
モバP「なんだか体のあちこちが痛む気がしますけど、おおむね大丈夫です」
ちひろ「そうですか、それは良かったです」
13: ◆lkMzCPWdLc:2014/10/17(金) 15:54:35.23 ID:Ryvp5wrjo
モバP「それじゃあ、十分眠りましたし仕事始めましょう」
ちひろ「ですね、終わったら久々に飲みに行きますか?」
モバP「いいですね、後で予約を…」
ガチャ
志希「ちひろちゃーん、新しい薬できたよー!」
ちひろ「あら、ありがとうね、お礼は…」
志希「お礼なんていいよー貴重な実験ができたし!」
モバP「実験って…何やったんだお前」
志希「あっ、覚えてないんだっけ?」
ちひろ「そういえばそうでしたね」
モバP「えっ、俺何かされたのか?」
志希「あ、レッスンの時間だー!」ダッ
ちひろ「あ、電話しなくちゃいけない時間でした!」ダッ
モバP「お、おい!ちひろォ!志希!待て!」ダッ
終わり
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/17(金) 16:00:54.14 ID:4DNeQAYFo
むしろちひろと志希こそ何者だよ?
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/17(金) 16:19:46.93 ID:+JAippaWo
乙です
>>16
女神と神の贈り物、かな・・・
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/17(金) 16:48:41.61 ID:FsD4fAkgO
贈られてこないんですけど
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/17(金) 15:59:01.14 ID:wzlCSKxSo
世にも奇妙なモバマス
乙
元スレ:モバP「ん?これは…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1413527380
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